【ふくろ】

Last-modified: 2020-02-26 (水) 23:34:38

この頁ではアイテム管理のためのふくろについて述べる。
建物内などにオブジェクトとして存在する袋については【袋】を参照。

概要

【アイテム】を収納するための持ち運び可能な大きな袋で、DQ6から【預かり所】に代わって登場したアイテム管理システム。DQ3以降のリメイク版でも採用された。
ゲーム内では「ふくろ」というひらがな表記にほぼ統一されており、作品によっては「どうぐぶくろ」や「大きなふくろ」とも呼ばれる。
【プレイヤーキャラクター】の改名ができる作品のみ、ふくろの名前を変えられる
 
すべてのアイテムを常に持ち歩く事ができるようになり、世界中の預かり所を【ゴールド銀行】への転業に追い込んだ。
入れることのできるアイテムの種類に制限はなく、鋭い刃先の【武器】【防具】を幾ら入れても絶対に破れたりしない。
凄まじい強度と許容量を誇る謎のふくろ。まるで『ドラえもん』の四次元ポケットのようにも思え、DQ6では「ポケット」「ドラポケ」などと名前を変えた人もいたようだ(当時のファミ通アンケートによる)。なおドラえもんもRPGになったことがあり、そこではDQ6より先にポケットがふくろと同じシステムを担っていた。
そのあり得ない容量からDQシリーズのツッコミ所としてネタにされたり、極例だとDQそのものの矛盾点・批判材料に使う者もいるが、DQ6より以前から武器や防具を含む大量のアイテムを99個レベルで携帯できるゲームは数多く存在したため、DQシリーズだけを槍玉にあげるのは筋違いもいいところである。
大量のアイテムを携帯できる手段をあえて説明しないゲームが多いなか、ふくろだと明言している点がツッコミ所なのかもしれないが。
 
このシステムにより、基本的にカギ等の重要なアイテムは預けることも捨てることも出来なくなった。
まあ、いざという時そういう物は手元に無いと困るのだから当然だが。
また、アイテムを拾ったら持ち物が満杯で、それをあきらめるか何か捨てるかの選択を迫られる、という状況も見られなくなった。
そしてこのシステムにより【やくそう】をFFシリーズのポーションのように大量にストックすることができ、その存在価値が大きく上がることになった。
 
ただし、同じアイテムを入れられる上限が存在し、それ以上は入れることができないという制限がある。
例として上限が99個の場合、やくそうが99個入っている状態で新たにやくそうを入れてもそれ以上は増えず、オーバーした分は自動的に紛失となってしまう。
ただし、消費アイテムがキャラの持ち物に入るような作品では、ふくろにやくそうなどの消費アイテムが上限数まで入っていたとしても、キャラの持ち物欄に空きスペースがあればそのまま入手できる。結果消費アイテムをふくろの限界個数以上所持する事もあり得る。
 
ふくろの中のアイテムを使ったり出し入れしたりできるのは移動中に限られる。
したがって戦闘で使うアイテムは個人の持ち物に入れておく必要がある。逆に戦闘で使わないアイテムは極力ふくろに入れておいたほうが良い。
【ルイーダの酒場】【モンスターじいさん】【フィッシュベル】に仲間を預けたときには、自動的に装備品以外の所持品すべてがふくろに入る。一方イベントで仲間が離脱したときの扱いは作品ごとに異なる。
 
「どうぐせいり」のコマンドを使うと、装備品以外をふくろに入れることができる。
ただしDQ9以外で戦闘中に特定の能力を発動できる武器防具や、持っていると効果を発揮するDQ9の【秘伝書】は、ふくろに入らず個人の持ち物に残る。

DQ3(リメイク版)

DQ6に次いでの登場。最初から所持しており、【どうぐ】の項目を開くと「ふくろ」が最初からある。
名前を変えることも可能。
 
初登場で仕様が練れていなかったDQ6よりも使い勝手が改良され、ふくろの中の【道具】も所持品と同様に、アイテム選択後に【つかう】【わたす】【みせる】【すてる】のサブコマンドが現れるようになり、移動中ならふくろから出さなくても道具を直接使えるようになった。
ふくろ内の自動整列は無くなり、アイテムは格納時に最後尾に追加される形になった。【さくせん】コマンド内に新たに「ふくろせいり」のコマンドが登場して五十音順や種別順でのソートができる。
しかし、1アイテムの最大所持数が99なのはDQ6から変わっていないため、【ちいさなメダル】を100枚以上ふくろに入れるとその記録では二度と110枚手に入らなくなる。
コンプリートしたはずなのに【ゼニスの城】【詩人】に褒められなかったら原因はそれ。だから、ちいさなメダルはこまめにメダルおじさんに預けた方が無難(せめて、最初の11枚以上)。
 
このふくろが登場したことにより、鍵によるアイテム枠の占有問題がなくなったため、アバカムの存在意義が大きく薄れた。

DQ4(リメイク版)

1アイテムの最大収納数は99。

PS版

第五章になってから登場。
山奥の村で剣の師匠から【モンスターずかん】とともに受け取る。この直後の展開を考えると師匠の形見と言え、シリーズで最も重みのある「ふくろ」かもしれない。
四章までの各章ではまだないため、持ち物が満杯の場合はDQ5以前と同様、見つけたアイテムをあきらめるか、持ち物を1つ選んで捨てるかの選択を迫られることになる。

DS版以降

PS版と違って第四章以前にもふくろがある。そのせいで重みが無くなってしまった。
各章でふくろに入れたアイテムは、五章でその章のキャラが全員仲間になった際にふくろに追加される。
これにより、第三章で登場する全アイテムを99個購入し、第五章で【トルネコ】合流直後に売却すれば、第六章の【エビルプリースト】戦まで完全にお金には困らなくなる。
余った金は【カジノ】【コイン】の足しにできる。
ちいさなメダルはアイテム扱いではなくなったのでふくろには入らない。

DQ5(リメイク版)

幼年時代の最初から使える。ただし、青年時代冒頭の奴隷イベント中はふくろが使えない。
モンスターじいさんに頼めば名前を変えることも可能。
1アイテムの最大収納数はPS2版は999、DS版以降は99。DS版以降のちいさなメダルはアイテム扱いではなくなったのでふくろには入らない。
またPS2版のみ、このふくろを使ったアイテム増殖の裏技が存在する。
 
ストーリー上のイベントで仲間キャラと別れたときは、後に復帰するキャラであっても、装備品も含めた全持ち物がふくろに入る。

DQ6

初登場。スタート直後に【ライフコッド村長】から受け取ると使用可能になる。
初期状態では【むらのみんげいひん】が入っている。
 
後の作品とは異なり、従来の預かり所をそのまま携帯可能にしたような感じで、「ふくろ」を選択すると「だす」「いれる」【みる】「やめる」のサブコマンドを選択してからアイテムを選ぶという方式である。「だす」「いれる」はそれぞれ預かり所の「ひきだす」「あずける」に相当する。
また、ふくろの中は自動的にアイテムが種別順にソートされる。
ふくろの中のアイテムを直接使ったりできないという使い勝手がやや悪いシステムで、イベントの後には装備品以外が断りもなくすべて勝手にふくろに入れられてしまうということもある(【ムドーの城】突入後や【ベストドレッサーコンテスト】後など)。
ただ、個人の持ち物からふくろに「わたす」ことで収納することは可能。
「どうぐせいり」は「さくせん」のサブコマンドとして搭載され、これを実行したときは、乗り物アイテム(【マーメイドハープ】【まほうのじゅうたん】【てんまのたづな】)など移動中に使うアイテムはふくろに入らずに残る。
 
1アイテムの最大収納数は99。
100枚以上のちいさなメダルをメダル王に渡さずに全てふくろに回収してしまうと、99枚までしか集められず、【エッチなしたぎ】を貰うことができなくなってしまうという不具合も生じていた。
 
「ふくろ」の名前を変えることも可能だが、本作ではアイテムをふくろに入れた際のメッセージは「どうぐぶくろにいれた」で固定されているため、後の作品のように「ゆうしゃは はがねのつるぎを クチにいれた」などのお遊びメッセージを表示させることはできない。変化するのはルイーダの酒場に仲間を預けた際のメッセージ「そうびしている物 以外は その ふくろに 入れておくわね。」のみである。

リメイク版

SFC版と違って村長に会う前から持っている。
後の作品の仕様に合わせられ、ふくろの中からでもアイテムを使えるようになった。
ちいさなメダルはアイテム扱いではなくなったのでふくろには入らない。
 
またスマホ版では「ふくろせいり」をしたとき、移動中に頻繁に使うことになるマーメイドハープ・まほうのじゅうたん・てんまのたづなはリストの最初に配置されるという親切設計となっている。

DQ7

DQ7以降の作品では、最初からふくろが使えるようになっている。
1アイテムの最大収納数は50。ちいさなメダルは内部で3種類のデータに分かれており、ふくろの内部で50枚・50枚・19枚と収められるようになった。
また各種【ふしぎな石版】【まものせいそく図】は一つ一つが独立したアイテム扱いとなり、まとめて表示はされない。
 
永久離脱となる【キーファ】が離脱したときは、装備品も含めた全持ち物がふくろに入る。
それ以外で仲間が離脱した際は装備品以外のみがふくろに入るが、最終盤で【マリベル】が離脱し【メルビン】が再合流した時には、マリベルの持ち物は本人が所持したままになる。

リメイク版

1アイテムの最大収納数は99。ちいさなメダルはアイテム扱いではなくなったのでふくろには入らない。
 
スマホ版では「ふくろせいり」「どうぐせいり」が「どうぐ」コマンドからでも使用可能になっている。また「ふくろせいり」をすると【モンスターずかん】と魔法のじゅうたんがリストの最初に配置される。

DQ8

1アイテムの最大収納数は999。
「ふくろ整理」「どうぐ整理」が「さくせん」から「どうぐ」コマンドに移っている。
前作まで(リメイク版含む)は、アイテムを手に入れたときは荷物の空いている最も前列のキャラがそれを持ち、全員満杯のときはふくろに入るという仕組みだが、今作とDQ9では優先的にふくろに入れられる(いずれも例外あり)。
 
【ゼシカ】がストーリー途中で一時離脱したときは、装備品も含めた全持ち物がふくろに入る。

DQ9

1アイテムの最大収納数は99。
道具と装備品が別扱いになったことで、ふくろのシステムも変更された。
装備していない装備品はすべて「そうびひんぶくろ」に入れられ、装備の変更は【そうび】コマンドでしかできない。
従来のふくろ(どうぐ→つかうもの→ふくろ)には一般のどうぐのみが入れられ、【だいじなもの】はどうぐとは別に分類されるようになった。
ふくろ整理はセレクトボタンで可能。

DQ10

システムとしてのふくろは登場しないが、装備品所持枠拡張クエストの名前が【そうびぶくろ超整理術】のように、装備品を「そうびぶくろ」に入れていることが説明されている。
道具所持枠の拡張が新しくどうぐかばんを作るのに対して、装備品所持枠の拡張は収納方法の改善や四次元ポケットのような魔術で空きスペースを作るという形をとっている。
このほか、【さかな】を入れる「さかなぶくろ」、【ふくびきけん】などが入る「おまとめぶくろ」が存在する。
さかなぶくろについては、【ジンベイザメ】など人間よりも巨大な魚でも何匹も入ることや、小魚も巨大魚も同じスペースを取ることは、【みちくさ冒険ガイド】でもネタにされた。

DQ11

1アイテムの最大収納数は99。
装備品を「どうぐ」コマンドでも見られる仕様に戻ったが、ふくろは「どうぐぶくろ」「そうびぶくろ」に分かれており、どうぐならどうぐぶくろ、装備品ならそうびぶくろに自動的に分別される。
「だいじなもの」はDQ9と同じく別管理である。ちいさなメダルと【うちなおしの宝珠】はアイテム扱いではないのでふくろには入らない。
 
「そうび」コマンドでもふくろの中に入っているアイテムがリストで表示され、着用の際は自動的に取り出して装備するようになった。
これは戦闘中でも同様。さすがに、ふくろの中身をそのまま使うことはできないが。
個人の所有物が満杯の場合はふくろの中身と入れ替えるので、装備を取り出して新しい装備にする→今まで装備していた使用効果のある装備品を手元に残しておくといったことができない。
道具として使いたい装備品はちゃんとキャラに配分しておく必要がある。
 
ふくろに名前は付けられないが、【忘れられた塔】では「悠久の金庫」という表現がなされている。
また、ふくろ自体は最初から所持しており、基本的になくなる事はないが、ストーリー序盤の【デルカダール城】で地下牢に放り込まれると、一時的に没収されてしまう。すぐに謎の青年が取り返してくれるので心配は無用。
 
世界に異変が起きた時過ぎ去りし時を求める時に仲間達が離脱する際は、全仲間キャラの装備品も含めた全持ち物が強制的にふくろに入る。
この時も、ふくろの上限を超えてしまう消費アイテムなどは事前通告なしに強制的に消失してしまう。この為、ストーリーの節目を迎える前に手動で持ち物をふくろに入れるなどして整理しておけば安心である。
逆に世界に異変が起きた後の【クレイモラン城下町】でカミュが一時離脱する際は、彼の持ち物はふくろには入らない。
その為、彼が持っていたアイテムは一時的に消失してしまう事になるが、すぐに復帰しアイテムも戻って来るので心配は無用。
 
PS4版ではDQ8などと同じく、入手したアイテムはふくろに入れられる。
一方、3DS版ではアイテムを入手した際、戦闘中に使用できる道具は荷物の空いている最も前列のキャラがそれを持ち、全員満杯のときはふくろに入る(ただし【ぬすむ】で入手した場合は状況問わずふくろに入る)。鍛冶素材など使っても何も起こらない道具はどうぐぶくろ、装備品はそうびぶくろに入れられる。

DQ11S

異変が起きた時点では仲間の持ち物はふくろに入らず、各キャラが保持・装備したままとなるように変更された。
異変の直後に挿入される仲間シナリオでは、直前の命の大樹での持ち物がそのまま引き継がれて利用できるが、「ふくろ」の中身は一部を除いて引き継がれない。このためシナリオで必要と思われるものは予め個人に持たせておくと良い。
逆に持たせておいたアイテムは、主人公の本編に戻るとそのキャラが合流するまで使用できなくなることにも注意。なお【ベロニカ】の持ち物は、【セーニャ】がベロニカの能力を引き継ぐイベントと同時にふくろに入れられる。

DQB2

【モンゾーラ島】にてストーリーを進めると、【チャコ】達が作ったものを受け取ることが出来る。
前作における【大倉庫】に相当する大型の収納スペースであり、発売当初のバージョンでは最大で300スタック分のアイテムを収納することが出来る。1種類のアイテムは基本的には999個までが1スタックとなる。1,000個を超えると複数スタックとして持つことになる。
前作の大倉庫が128スタック、知られざる大倉庫が192スタックであったことを考えると更にスペースは増えており、1スタックも前作の99から999まで持っているようになったため収納力は大きく増えているはずなのだが、遅くとも【ビルダーハンマー】を入手してしまうとやはりスペースが足りなくなってくるのはお約束である。
2019/5/30のアップデートで120スタック容量が増えて420スタックまで収納可能となった。もっとも、有料DLCでアイテムが増えているのでこれでも足りないと言われることもお約束である。色んなアイテムを収集している人であればビルダーハンマーを入手するまでに埋まることも。
 
手持ちのアイテムが一杯になっている状態で新たにアイテムを取得した場合には自動的にふくろに入れられる。また、手持ちが空いている場合であっても既にふくろに入っているアイテムを入手した場合には優先的にふくろに入れられる。
ふくろに入ったアイテムは【作業台】等で利用する際にはそのまま使う事が出来るが、料理の場合は手持ちのアイテムしか使えないので直接使うことはできない。
設計図や住人の食事・作業のために【収納箱】系統にアイテムを入れるときも直接ふくろの中からしまうことができる。
なお、本作ではふくろの中のアイテムはそのまま削除することが出来るようになっている。不要なアイテムをどこかに投げ捨てる必要がないので便利。
 
ちなみにこれ、【主人公(DQB2)】の力をもってしても複製できないのはもちろん、作った当人達すらも何故これほどの収納力があるのかよく分からないという不可思議な代物だが、なんと素材は【ドルトン】のヒゲが8割なんだそうであり、【ポンペ】からは関係を疑われている。
もう一個作って欲しいと思ったプレイヤーも多いのでは?