イルルカ
イルルカで初登場する特技。消費MPは50。
鎖のような茨で攻撃し、最大HPにダメージを与えて削る。
その戦闘時の一定ターンのみに限るが、最大HPを減らすというかつてないタイプの攻撃である。
これのMP版に【幻魔の獄】がある。似たような効果にDQ11の【呪いの玉】がある。
見た目には分かりにくいが斬撃なので、赤い霧や斬撃封じで封じる事が可能。
同じ相手に限り重ね掛け可能で、最大HPをどんどん減らすことが可能。
一方、最初に使った相手と別の相手に使用した場合は、最初に効いていた方の最大HPがリセットされる。
分かりにくい人のために例を挙げて説明すると、
現在のHPが700で、最大HPが1000の状態でこの技で300のダメージを受けた場合。
最大HPが300減る為、最大HPが700となる
そして、この技により「最大HP<現在のHP」となる場合は、その差額だけ最大HPを減らして同じ値にする。
これは、ベホイマなどで回復を行う相手に、その妨害として使うのに役立つ。
減らしたHP以上に回復する事は無いため、MPを無駄遣いさせることが可能。
ただし、この技はストーリー上のボスなどには効果が無く、ストーリーには不向き。
【ネオ・ドーク】や【名もなき闇の王】などの強敵が使用する。
対戦などでの牽制に使うのもありだが、クセのある効果ゆえに使いどころは難しい。
3枠や4枠のモンスターによく搭載されている【じごくの踊り】のダメージを減らし、
即死を回避する、ということも出来なくはないが。
このように、一見微妙な特技だが、実は【みがわり】や【アタックカンタ】を貫通する上、
【メタルボディ】系の特性によってダメージを軽減されないという特徴がある。
イルルカのメタルボディは「現在HPへのダメージ」はカットするものの「最大HPへのダメージ」には対応できないため、
最大HPは下がっているのに受けるダメージは変わらず、一気にHPを奪うことができるのだ。
ダメージ倍率の方も通常攻撃と同じため、攻撃力のあるメンバーに使わせて
テンションや【バイキルト】を併用すれば、メタル系のHPを一発で1まで削ることも可能。
【つねにアタックカンタ】持ちに対してもHPが低下しているので、回復できない大ダメージを受けて致命傷になる。
効果を非常に大雑把に説明すると『この攻撃で与えたダメージは回復できない』とも言え、
性質としては【幻魔剣】にも似る。…ボスにロクに効かないのも一緒である。
なお、AIは幻魔の獄共々あまり使ってくれない。
ジョーカー3
幻魔の獄共々【ギガボディ】以上の魔物が使用すると全体攻撃になる等の調整が行われた。
シナリオ攻略では【大食王ボーショック】の復活版が多用してくる。
前作では茨で攻撃すると説明されていたが今作では地獄の魔剣で斬りつける特技という設定になった。
星ドラ
エルラスや名もなき闇の王が使用。
軽減不可能の固定100ダメージを与えつつ最大HPを100下げ、最大200まで下げられる。
ウォーク
メガモンスターの異界の捕食者が使用する攻撃、およびその後に展開される領域。
全体に550程度のダメージを与え猛毒を付与、更に領域を展開する。
この領域は回復を阻害し、現在のHP以上の量を回復できなくする。
HPが残り200であれば回復量は200で止まってしまう。におうだち使用後でHPが1の場合は1しか回復できない。
HPが半分以下になりまさに回復が必要な段階になるほど重く、HPが少なくなるほどリカバリーが困難になる。
ターン開始又は終了時の回復は例外だが、それ以外はたとえ道具、それもせかいじゅのしずくだろうと適用される。
状況によっては回復するよりも倒れて蘇生を待ったほうが良い場合も。