概要 
ジョーカー2以降のモンスターズシリーズに登場する特性。
1体で3枠を占めてしまう非常に巨大な【モンスター】が所有している。
ジョーカー2では「巨大モンスター」としてこのギガボディをウリにしており、初めて「モンスターの大きさ」がシステムとして本格的に導入された。
ギガボディ以上の【サイズ】のモンスターが敵として出てきた場合、戦闘開始前に当該モンスターごとに異なる特殊な演出が入る。
中には凝ったカメラワークでモンスターを見せてくれることもあり、一見の価値あり。
イルルカでは2枠以下の全てのモンスターをギガボディにできるため、この演出が入るのはデフォルトでこの特性を持つモンスターのみ。
なお、DQMJ3ではサイズの縮小も可能になった為か演出はなくなってしまった。【超ギガボディ】も同様。
テリワンSPでは再びこの演出が復活。【メルトア】や【大魔王ウルノーガ】といった新規登場組はもちろんの事、【ガルビルス】や【大魔王マデュラージャ】といったDQMJ3(P)からの続投組にも新規の演出が用意されている。
野生の3枠との戦闘BGMはボス戦と同じだがイルルカ以降は通常のBGMになった。
特徴 
DQMJ2・DQMJ2P 
1体で全枠を占めてしまうため他のモンスターとは組めず、1体しか出す事が出来ない。
タイラントワームやブオーンなど各地のヌシの他、あんこくの魔神やエスタークなどが該当。
通常攻撃や【斬撃】の【特技】が全体攻撃になり、その他の特技のダメージが1.5倍になる。
ステータスの傾向は【HP】は非常に高くなる一方その他の能力は総じて中途半端。
特に【攻撃力】に関してはほとんどが600~700前後で打ち止めになってしまう。
また、エスタークなど一部を除いて杖しか装備できないという共通点があり、 【武器】の恩恵を受けにくいという弱点も存在する。
ただ、それを踏まえてもなお圧倒的な強さを持つ存在である事には変わりなく、出せるのが1体だけという特性上レベルアップも早いので強くしていきやすい。
手に入れたらガンガン育てて、他を圧倒してやろう。
なお、ゲーム上はわかりにくいが、レベルアップ時の能力値の上昇量が2倍になる効果もある。
攻略本等に書かれている上昇量は1枠の上昇量なので勘違いしないように(ちなみにテリワン3D以降の攻略本では、2、3枠は最初から補正込みの数値で書かれている)。
プロフェッショナルでは【AI○回行動】と統合されて「ギガボディ○○回」と表示され、この特性を持つ全てのモンスターが複数回行動できるようになった。
なお、ジョーカー2(プロ含む)では、一度シナリオをクリアしてスカウトリングがパワーアップするまで、戦うことはできても仲間にすることはできない。
通信交換などで入手したとしても、編成画面では「?」と表示され、配合でもやっぱり「?」と表示され作ることができない。
この旨は通信時にも警告メッセージとして表示される。
テリワン3D 
パーティ枠が4匹になったので、スタンダードボディのモンスターと【パーティ】を組めるように。
しかし一部の全体物理攻撃は3ヒットするのでこれらの被ダメージはバカにならず、ここに守備力低下やら【バイキルト】込みの【ギガキラー】が乗った日には……。
ちなみに3ヒットするのは、鞭による通常攻撃、【さみだれ斬り】【しんらばんしょう斬】【てんいむほう斬】【まわしげり】(ただしまわしげりはイルルカから)。
また、完全にモンスター3匹分として扱われているので1匹で戦っても獲得経験値が3分割される。
必然的にメガボディよりも成長が遅いので、さらに【経験値】を稼がねばならず、晩成型なのもあってレベル上げがしにくい。
肉が容易に手に入るため、中盤でも肉とリセットの繰り返しで粘れば仲間にすることができる。
ただし、ギガボディのモンスターがいるマップではセーブができないという地味に意地悪な仕様がある。
AI○回行動とは再び分けられ、ギガボディなのに完全1回行動のギガハンドが誕生した。
そしてこの辺りから「何故こいつがギガボディなのか?」と言いたくなる輩が登場し始めた。
なお特技のダメージや回復の増加量が1.3倍に下がっているので注意。
イルルカ 
ギガボディより大きい【超ギガボディ】のモンスターが登場した。
また、【新生配合】によって1枠・2枠のモンスターをギガボディ化することも可能となった。
サイズアップで特性が増えるとはいえ、対戦で実用性があるのはマジンガとドレアムとセバスチャンぐらい。
一方で戦闘面ではさらに弱体化し、カウンター系の特性の発動率が1/2に減ってしまった。
そして異常耐性が3段階アップにとどまっているので素で無効化できるモンスター激減。
サイズアップ組は特に顕著で、系統ごと(もしくは武器強化)の耐性上乗せか「こうどう おそい」とか「全ガード+」辺りがないと精々激減止まり。
SSランクでもザキ耐性すら激減止まりの連中が多い。
耐性をつけようにも前作で筆頭だった「VS踊り」は耐性が減らされ(代わりに通常版と「最強VS踊り」でカバー範囲が違う)、一気に広範囲の耐性が得られる「○○ガードSP」(ウルトラ、スーパー、ミラクル)は配信限定なのでおいそれと入手や量産はできず、ならばと初登場した武器素材もどの効果に素材がどれでいくつ必要なのかを把握しておかないと混乱必至。
しかもオーブ集めがめんどくさい上にどの素材がどの効果なのかはミリッタ鍛冶屋でチェックする必要があり、ゲーム内のアイテム説明文には載ってない。
とりあえず状態異常耐性に必要なものだけ挙げておくので、あとは攻略サイトでも見よう。
つく耐性 | 必要なオーブ | その他素材 |
ザキ系 | パープルオーブ | げんませき、小さな貝がら×5 |
マインド系 | じょうぶな枝&かがみ石×5 | |
ハック系 | いかずちのたま×3、よごれたほうたい×5 | |
毒系 | グリーンオーブ | どくどくヘドロ&よごれたほうたい×5 |
マホトラ系 | まりょくの土&かがみ石×5 | |
眠り | ブルーオーブ | ひかりの石×3、まじゅうの皮×5 |
呪い系 | あまつゆの糸&せいじゃのはい×5 | |
混乱 | レッドオーブ | ひかりの石×3、あやかしそう×5 |
マヒ系 | イエローオーブ | かがやきの樹液&うるわしキノコ×5 |
ちなみにサイズアップ組は通常攻撃や斬撃でも体技モーションになる。なのでデフォ3枠やDQMBの合体モンスターのようなダイナミックな光景は無理。
DQMJ3 
ダメージや回復の増加量が1.25倍とさらに弱体化し、カウンターの発動率は下がらないものの、発動時に与えるダメージが1/2に減ってしまった。
また、野生でギガボディに巨大化した個体が出現するようになった。
特に、大空ライドで行ける上空には【ましょうぐも】や【スターキメラ】など多数の巨大化モンスターが漂っている。
グラフィック上では過去作と比べて全体的に小さくなっており、かつてのメガボディとあまり変わらない大きさのものもいる。超ギガボディもこの煽りを受けており、実際の大きさは従来のギガボディ程度と言っても差し支えない。ライドでフィールドを自由に移動できる仕様故の調整か。
ギガボディのモンスター一覧 
DQMJ2初出 
DQMJ2P初出 
テリワン3D初出 
イルルカ初出 
DQMJ3初出 
【青飛竜】
【赤飛竜】
【アスタロト】
【エメラルドーン】
【オーシャンボーン】
【おにこんぼう】
【ガマキャノン】
【ガルビルス】
【カンダタセブン】
【ギーグハンマー】
【キースドラゴン】
【ギガデーモン】
【黄飛竜】
【キャノンキング】
【凶エスターク】
【凶おおみみず】
【凶ダークプラネット】
【凶なげきムーン】
【凶ぬしさま】
【凶マーズフェイス】
【凶レオン・ビュブロ】
【キングホイミスライム】
【グレートノチョーラZ】
【黒飛竜】
【ゴールデンゴーレム】
【ゴールドノチョーラZ】
【シャイニング】
【ジャハガロス】
【シルバリヌス】
【真・災厄の王】
【スピンサタン】
【セルゲイナス】
【創造神マデサゴーラ】
【ダークプラネット】
【ダースガルマ】
【ダースドラゴン】
【だいおうクジラ】
【デザートタンク】
【ドラゴン】
【なげきムーン】
【バルザック】
【プラチナノチョーラZ】
【ヘルプラネット】
【マーズフェイス】
【魔勇者アンルシア】
【闇の王ヴラート】
【闇竜シャムダ】
【レオン・ビュブロ】
DQMJ3P初出 
テリワンSP初出 
イルルカSP初出 
関連項目 
【スモールボディ】
【スタンダードボディ】【ノーマルボディ】
【メガボディ】
【超ギガボディ】
【ギガパワー】