マップ全体像
このマップ画面はXbox360版のもの。セガサターン版の追加エリアは表示されていない。
逆さ城の攻略目的
アルカードはリヒターを操っていた黒幕を追い、逆さ城に降り立つ。
逆さ城では逃げた暗黒神官シャフトを追うことになるが、その目的地は逆さ城中心部。
逆さ城中心部は悪魔城中心部のように大時計の仕掛けを解かないと進めないようになっており、そのためには以下のボスが所持している「魔導五器」を揃える必要がある。
なお、これらのボスからは「ライフマックスアップ」を入手できない。
いずれも初代『悪魔城ドラキュラ』から登場している古参ボスキャラクターたちばかりである。
そして魔導五器を集めるのは『ドラキュラII 呪いの封印』のドラキュラの遺骸集めをモチーフにしている。
ドラキュラシリーズファンならニヤリとするだろう。
なお、PS初回版に限り「目玉」がチェックから漏れており、実際は入手しなくても逆さ城中心部に進むことができる。
逆さ城について
逆さ城は悪魔城がほぼそのままひっくり返った形をしている。
「ほぼ」と書いたのは、以下の点が異なるから。
- 「スイッチを押して開けるタイプ」の仕掛けは逆さ時計塔・洞窟の隠し部屋を除いて存在しない。
そのため各エリアの行き来は自由になっている。 - ワープルーム、セーブルーム、壊せる壁、燭台の中身などは悪魔城と同じ配置になっているが、燭台から出るお金に関しては増量されている場合がある。
- 敵の配置は全く異なる。当然ながら悪魔城より強力な敵が登場する。
- 天井水脈のマップの形状が悪魔城と一部異なる(有名なマップの最大パーセント「200.6%」の端数分はこれが原因)。
またSS版でも他機種版と一部異なっている。 - 一部機能しないギミックがある(異界側外壁の昇降機など)
- 新しいエリアに入ったときにエリア名が表示されない
各エリアの名称はセーブデータから参照できる。セーブルームがない逆さ時計塔については少々ややこしい事情があるので個別ページを参照のこと。
城がそのままひっくり返っている都合上、悪魔城と比べると全体的に足場が悪い。
そのため地上をオオカミで駆け回るのは難しく、よりコウモリでの飛行が重要となる。
一方、アルカードの移動能力に制限はなく、上記の通り各エリアを隔てる仕掛けもなくなっているので攻略順は完全に自由。
敵の強さも空中墓地を除けば悪魔城ほどエリアによる大きな格差はないため、逆さ城各所の強力な装備品を拾いながら進めていけば自由に攻略できる。
ゲーム開始直後に死神に奪われた装備もこの逆さ城各所に隠されているので、是非探していこう。
また、月下の夜想曲名物と言っていいレアドロップ集めも逆さ城から本格化する。
ドロップ率は低めで骨は折れるが、ゲームバランスを破壊するような強力な装備品が多く仕込まれている。
本攻略ではそれらのレアドロップ品も一部だが紹介していく。
逆さ城攻略モデルコース
逆さ城の攻略ルートは完全に自由なのでプレイヤー次第。
ここで紹介するルートはある程度レアドロップを狙うことが前提のルートである。
というのも逆さ城突入後はレベル不足になりがちであり、ある程度レアドロップ狙いの狩りを行うことでレベリングを兼ねることができるというのが理由。
当然ながら一例なので、これに従う必要は全くない。
レアドロップ狩りの作業が苦手ならばやらないのも十分アリな選択肢である。
- 逆さ城最下部
即座にマジカルチケットを使用して悪魔城・蔵書庫の爺の部屋へ。この段階で爺を下からハイジャンプで突き上げることで「ドラキュラの服」を入手できる。逆さ城突入直後としては破格の性能なので、必ず入手しておきたい。
逆さ城に再突入したら必ずワープルーム(獅子)を開通しておく。これを忘れると痛い目を見る。 - 異端礼拝堂
ブラックパンサーから「まさむね」を狙う。初っ端だが両手剣では最強クラスの武器である。
ブラックパンサーはレベル・EXP共に逆さ城突入直後としては破格の高さ。特にPS中期版以降・SS版・Xbox360版ではEXPが2倍に増えている。Lv37程度まではすぐに上がるだろう。
ある程度稼いだら(まさむねが取れていなくても良い)、ボス「メディウサ」を倒す。弱いので悪魔城の武器でも全く問題ないはず。魔導五器「心臓」を入手。
この後は異端礼拝堂~黒魔術研究棟と進んで「レアリング」を取りに行っても良いのだが、この区間は本作屈指の難所。
いったん逆さ城最下部に戻り、逆さ時計塔に進もう。 - 逆さ時計塔
入って早々にボス「おおコウモリ」戦。飛び回って厄介だがブラックパンサーでレベリングしていれば問題ないはず。魔導五器「指輪」を入手。
途中の隠し部屋で「ムーンロッド」を回収。↓↘→+攻撃ボタンの武器必殺技が極めて強力。
時計塔内は黄色のメディウサヘッドとフライングアーマーが大量発生する難所。仕掛けを解くのは後回しにしてもいい。
ミラーキュイラスを装備して石化を無効化し、ミスト変身なども駆使してなんとか乗り切ろう。
大部屋の左下で「エギルのかぶと」を回収し、異界側外壁へ。 - 異界側外壁
ワープルーム(蠍)を開通。昇降機は使えないので、スピンヘッドの間を縫って禁書保管庫へ。
もう少し進んでボス「フランケン」を先に倒して魔導五器「爪」を取っておいてもいいかもしれない。 - 禁書保管庫
言わずと知れた狩りのメッカ。ここはレアドロップを落とす敵が大量発生する名所である。
どの敵も魅力的なドロップを落とすが、一番の狙い目はそこらを飛び回っている「キュウ」が落とす「ヴァルマンウェ」。恐らく月下の夜想曲で一番有名な武器であろう*1。
前方広範囲に4連続の斬撃、歩きながら攻撃可能、高い攻撃力、微量ながら防御力プラス補正付きとあまりに非の打ち所がない性能で、切断属性無効の敵以外は全てこれで解決すると言っても良いレベル。
二刀流するのが有名だが、正直1本でも十分。切断無効の敵が唯一の弱点なのでむしろそれを逆手側でカバーした方が良いと思われる。 - 卑鉱石の廊下
ヴァルマンウェさえあれば、もうどうにでもなる。大時計周辺にいる最強の雑魚敵「ファイナル・ガード」ですらシールド張りを利用してハメられるレベルの強さなので、これを狩ってLv50前後まで育ててしまえばもう十分だろう。
ここから先は死翼の間でボス「ミイラ男」を倒し魔導五器「あばら骨」を入手。
卑鉱石の廊下に戻り、天井水脈から洞窟に向かいボス「デス」を倒して魔導五器「目玉」を入手し、これで魔導五器の全てが揃う。
あまりに身も蓋もないモデルコースだが、楽に攻略するならこの上ないルートではないかと思う。もっともレアドロップ狙いが「楽」かどうかには個人差があろうと思われるが。
もちろんレアドロップなしでも拾える装備品には強力なものも多い。各エリア攻略ではその手のアイテムも紹介して行けたらと思う。