逆さ城/裏闘技場

Last-modified: 2024-04-16 (火) 20:15:11

マップ

逆さ城 裏闘技場.png

マップの座標は(横,縦)の順に表示します。

攻略

逆さ城に控える、もうひとつの裏・闘技場。
訪れた挑戦者をかつての仲間の紛い物が迎え撃つ。

異端礼拝堂」から訪れた場合は(14,03)、「死翼の間」から訪れた場合は(02,03)に出現する。
異端礼拝堂側はミノタウロスが、死翼の間側にはウェアウルフが多数出現する。元ボスからの降格組の敵にしては珍しくステータスが明確に異なっており、怪物図鑑でも同名の別種扱い。
説明文によると「魔界で新たな力を得た」らしい。それだけに攻撃力がかなり高く、特に右側のセーブルームから飛び降りると大抵ミノタウロスの斧に当たって手痛いダメージを負うことになる。
どちらもドロップアイテムが設定されているが、ウェアウルフの方は明確な目玉商品がある。詳細は後述。

闘技場同様、左右対称の多層構造なので迷う心配は少ない。
やはり2階(逆さなので最下部)から順番に解説していこう。

(06,02)の部屋は透明剣士の「ブーロー」が登場する。
動き出すまで当たり判定が出現せず、武器の持ち手付近しか当たり判定がない嫌な敵。攻撃力も恐ろしく高い。
1発殴るごとに吹っ飛ぶが、ぶっ飛び方向が向きに依存しているので登場直後の左を向いている状態に右から殴り掛かると吹っ飛んだ剣に当たって逆にダメージを負うことになる。
ドロップ品は通常・レア共に非常に有用性が高い。詳細は後述。

なお、この部屋の床は壊せる。壊した床の先には「いかりのむねあて」が置かれている。
ただし、ブーローのドロップを狙う場合は壊すのは後回しにした方がいい。
床の穴にドロップが落ちてしまうと回収不可能になってしまう。

1階の中央ではボス戦だが、解説は後回しにする。

地下1階と2階ではスピンヘッドが飛び回っている。
見た目が異なるが、怪物図鑑上では異界側外壁などの個体とは同一扱いになるようだ。

地下1階左側の(04,04)には「ハートマックスアップ」2つ、「ライフマックスアップ」1つが置かれている。
地下1階中央の(08,04)はウェアウルフとミノタウロスが大量にいるので要注意。

1階の中央ではボス「ラルフ・フェイク&サイファ・フェイク&グラント・フェイク」戦。
いずれも『悪魔城伝説』の主人公たちを模している。かつての友の姿を冒瀆されたアルカードの心境は如何に……。

三位一体の攻撃を仕掛けてくるうえ、数を減らすごとに行動が強化されるため、逆さ城のボスの中でも特に強敵。心して掛かろう。
なお、骸骨から形成されるが特に聖属性が有効ではなく、弱点属性はない。それどころか聖属性攻撃も行ってくる。

行動解説

ラルフ・フェイクの行動は以下の通り。
普段は地上にいる。残り1人になるとプレイヤーの被弾に反応して追撃に強化サブウェポンを投げてくる。

  • 鞭攻撃
    基本的には立って攻撃してくるが、ジャンプしたりしゃがんで攻撃してくることもある。
    リーチは長いが隙もそこそこあるのでヒットアンドアウェイ。
  • クロス
    骨を組み合わせた黒いオーラと血を纏った十字ブーメラン。もちろん聖属性なわけがなく闇属性。
    盾でも防げないので素直にジャンプするかしゃがむか距離を取って避けよう。
    残り1人になると強化版の巨大十字ブーメランも追加され、しゃがんでも避けられなくなる。
  • 投げナイフ
    遠距離時に使用してくる投げナイフ。破壊可能で盾でも防げる。
    通常はしゃがんでも避けられるが、残り1人になると下段投げも追加される。
    更に上下段を連続で投げてくることもある。リヒターのナイフのアイテムクラッシュ「サウザンドエッジ」によく似ている。
  • 聖水
    投げた瓶から炎をまき散らしてくる攻撃。青黒い見た目だがしっかり聖属性になっている。
    強化版は存在しないが2連続で投げてくることもある。

サイファ・フェイクの行動は以下の通り。
普段は空中を浮遊している。

  • 氷魔法
    下方向に広範囲の氷属性魔法を放つ。被弾すると一瞬凍結してしまう。
    範囲の広さが半端ではなく、サイファの下部にいるのは極めて危険。
    持っていれば「せい玉石のサークレット」で無効化できるが、入手先が空中墓地のフローズンハーフからなのでたいていの場合はこの時点では持っていないだろう。
  • 炎魔法
    残り2人になると使用。前方に高威力の炎魔法を放つ。
    アルカードが中~遠距離にいると使用してくる傾向にある。
  • ライトニング
    残り1人になると使用。3つに分かれた追尾弾を放ってくる。雷ではなく聖属性攻撃。
    かなり避けにくいが、「ぎんのサークレット」があれば吸収できるのでカモ。
  • ラルフ・ゾンビ召喚
    残り1人になると使用。
    倒れたラルフ・フェイクをゾンビにして召喚する。触れると呪われるので注意。ある程度ダメージを与えると倒せる。
    怪物図鑑には載らないので粘る必要はない。

グラント・フェイクの行動は以下の通り。
普段は天井に張り付いている。

  • 天井ナイフ投げ
    天井から真下にナイフを投げてくる。横に動けば回避可能。
  • 落下斬撃
    残り2人になると使用。落下しながら斬り付けてくる。威力がやや高いので要注意。
    軸があったグラントが一瞬光るのが目印。
  • 地上ナイフ投げ
    残り1人になると使用。地上に降りてきてナイフを2本投げてくる。
    盾で防げるので対処は楽。

様々な属性攻撃を行ってくるので、防具は高い防御力を持ち3属性軽減の「アルカードメイル」か、特に避けにくいラルフ・フェイクのクロスを無効化出来る「邪なむねあて」がオススメ。
頭防具は持っていれば「せい玉石のサークレット」だが、入手時期の関係上持っていない可能性が高いので好きなものを装備しよう。サイファ・フェイクを最後に残すなら「ぎんのサークレット」を用意しておくといい。

ラルフを残りひとりにするとサブウェポンが大幅に強化され、かなり厳しくなる。
地上に居ることもあり、最初にムーンロッドの必殺技で遠距離から一気に倒してしまうのがオススメ。

最後に残すのはグラントかサイファのどちらかだが、グラントの方が行動が易しいので基本的にはこちらがオススメ。
サイファは残り1人になると最優先でゾンビ召喚を行うので、これを速攻で倒せる火力があるならハメ技が成立する。また、「ぎんのサークレット」があればライトニングを吸収できるのでカモ。

討伐例動画・サイファ残しパターン
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ラルフはムーンロッドで速攻撃破。グラントは地上落下にだけ気をつければ問題ない。
最後のサイファは動画では「ぎんのサークレット」でライトニングを吸収しているが、召喚されたラルフ・ゾンビを瞬殺できる火力があれば不要。

武器はせっかくなのでこのエリアで手に入る「モーンブレード」を採用。
一番簡単なパターンなので、自由な武器で攻略できる。

討伐例動画・グラント残しパターン
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武器は「ヘブンズルーン」(入手先は逆さ城入り口)。他に使えそうなボス戦がなかったので採用したがラルフパターンの方が良かったか……。
別にサイファを倒すのにヘブンズルーンのリーチが必要というわけではない。魔法後の隙があるのでどの武器でも問題なく攻撃できるだろう。

討伐例動画・ラルフ残しパターン
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とにかく火力が欲しいので武器は「まさむね」。クロスを凌ぐために胴装備は「邪なむねあて」。
まずノーダメージでラルフを生かしたままサイファとグラントを倒すのがキツい。
なんとかふたりを倒しても、ノーダメージでは強化サブウェポンは拝めない。まさむねの武器必殺技で速攻撃破した。

レアドロップ品紹介

「やすつな」(ウェアウルフ)

刀系の両手剣。派手なエフェクトが付くが、見た目ほどの攻撃範囲はない。攻撃力は+60とかなり高い。
他の刀系武器と異なり、歩きながら武器を振れるという大きな強みがある。
似た性質を持つヴァルマンウェと比べると性能は劣るが、ヴァルマンウェのバランスブレイカー感が苦手であればこちらを使ってみるのもオススメ。防御力-20のデメリットもそれらしい雰囲気が出ている。
後のドラキュラHDでも同様の活躍を見せたことから通称「やすカード」と呼ばれている。

ウェアウルフは死翼の間側から入ってきた部屋に多数いる。セーブルームも近く、撃破数を稼ぐのには困らないだろう。

「メギンギョルズ」/「モーンブレード」(ブーロー)

通常ドロップ・レアドロップが共に極めて有用な例。
「メギンギョルズ」はSTRを15も上げる強力なアクセサリ。
「モーンブレード」は斬り付けた際に必殺技ソウルスチール同様の8ポイントのHP回復を発生させる片手剣。攻撃力はまあまあ高い。
説明文だと「敵の魂を吸い取る魔剣」(PS初期版、PSP版以降)、「敵の生命力を持ち主に与える魔剣」(PS中期版以降、SS版、Xbox360版)とされているが、実際は倒せないスピンヘッドやただの燭台にも反応する。サブ武器に仕込んでおくと道中にちまちまHP回復ができる便利品である。

ブーローは2階の部屋に(06,02)に登場。床を壊すとドロップが落ちてしまうことがあるので、ドロップを狙うつもりなら壊さない方が良い。