魔導器

Last-modified: 2024-05-03 (金) 21:26:27

概要

アルカードのアクションを強化したり、変身能力が使えるようになったりする魔法のアイテム。
入手後もメニュー画面の「魔導器」のページでON/OFFの切り替えが可能。
「魔導器」というだけあり、MPを消費するものもいくつかある。

魔導器一覧

並びはゲーム内での表示順に従う。カテゴリ分けは便宜上のもの。

コウモリ変身系

ソウルオブバット

「コウモリに変身する力を得る」

  • 入手場所:蔵書庫(魔導器「ミスト」入手後)

コウモリになって自在に飛行できるようになる。『悪魔城伝説』以来のアルカードの十八番。
この魔導器を入手することで行動範囲がグッと広くなる。
単に飛べるようになるだけではなく、背が低くなるので狭い通路でも進めるようになる。
変身中はMPを1秒ごとに1ずつ消費していく。

飛行速度は一見遅いが、必殺技「ウィングスマッシュ」を使うことで高速飛行が可能。
また、2段ジャンプからの斜め急降下キック直後に変身することで慣性を引き継ぐのでかなり高速で飛び始めることができる。
変身完了後は減速するのですぐにウィングスマッシュに繋げると快適に移動ができる。

コウモリの翼の色はアルカードのマント装備の色に依存する。
「オーダーメイド」を使用している場合はもちろん色設定が適用される。オシャレなコウモリを目指してみよう。

ファイアオブバット

「コウモリ時に火炎を吐ける」

  • 入手場所:時計塔(魔導器「ソウルオブバット」入手後)

コウモリ変身中に攻撃ボタンを押すことで炎のブレスを吐くことができる。
1回につき消費MP10。ブレスは炎属性で、威力はINTに依存する。

コウモリ変身中の貴重な自衛手段だが、あまり威力は高くない。しかも発射の前後は動けなくなり、反動で若干後退してしまう。
使い魔「コウモリ」を召喚している場合は追尾してきている使い魔も一緒にブレスを撃ってくれる。

エコーオブバット

「コウモリ時に暗闇を見通す超音波を出せる」

コウモリ変身中に特殊(バックダッシュ)ボタンを押すことで前方に超音波を発信する。
地下墓地の暗闇の部屋の地形を認識できるようになる、ほぼ攻略に必須の魔導器。
それ以外の使い道は特にないが、後述の「クレイジーエコー」を入手することで攻撃手段としても使えるようになる。

クレイジーエコー

「超音波でも攻撃できるようになる」

上記の「エコーオブバット」の音波発射に攻撃判定が付くようになる。
射程に制限がある代わりに移動を阻害せずに使用できる。ただ使い魔「コウモリ」は一緒に攻撃してくれない。
威力は上記のファイアオブバットとほぼ同等だが属性は物(打撃)属性。やはりINTに依存する。

威力が低いためあまり使い道はないが、一応コウモリ変身時の自衛手段として使える。

オオカミ変身系

ソウルオブウルフ

「狼に変身する力を得る」

アルカードがオオカミに変身できるようになる。
背が非常に低くなり、十字キーの横2回押しでダッシュができる。攻撃ボタンで一応噛みついて攻撃できるが、威力は微々たるもの。
変身中はMPを2秒ごとに1ずつ消費していく。

攻略に必須の場面はなく、移動要員としてもコウモリ+ウィングスマッシュの方が何かと便利だが、
背が低くなることで届きやすくなる足場があったり、坂道でダッシュジャンプすると非常に高く飛べたりと妙なところで器用さを発揮する。
またコウモリ変身からの解除後は何故か急降下キックが出せるので、これを利用して無理矢理高いところに行けなくもない。非常に高難易度だが……。

ちなみに、オオカミ変身中はモンスター「ネメシス」の剣によるダメージが2倍に増えてしまう。
ネメシスは獣人特効の武器「ウェアバスター」を落とすが、実際にこの武器を装備して攻撃しているということである。

パワーオブウルフ

「狼時に速く走れる」

  • 入手場所:城入り口(魔導器「ソウルオブバット」入手後)

オオカミ変身中、十字キー横2回押しのダッシュが時間とともに加速していくようになる。
一定以上の速度になると残像を発するようになり、更に攻撃判定もつく。
ただしこの攻撃判定でダメージを与えた場合はMPを1回につき5消費する。大量の敵に攻撃した場合には一瞬でMPがなくなってしまうのが痛い。

長い地上なら非常に高速に移動出来るようになるため有効だが、そのようなエリアが非常に少ないのがネック。特に逆さ城ではほぼ使い道がない。

スキルオブウルフ

「狼時に必殺技を出せる」(初期・中期版)
「狼時に↓↘→攻撃(右向き)で必殺技を出せる」(後期版)

  • 入手場所:錬金研究棟(魔導器「ソウルオブバット」入手後)

オオカミ変身中、↓↘→+攻撃ボタンで必殺技「アクセルチャージ」が発動可能になる。
「パワーオブウルフ」が有効になっている場合、横キー押しっぱなしでそのまま最速ダッシュ状態になる。

説明文にないが、水中でバックダッシュボタンを押しながらジャンプボタンを押すことで泳ぐこともできるようになる。
天井水脈の一部のマップを埋めるときに便利なので覚えておきたい。

なお、後期版では説明文が変更され、上記のようにコマンドが明記されるようになっている。
SS版では文字数制限の都合で説明文が初期・中期版のものに戻されており、
更にPSP版では他のアイテムやモンスター説明文共々初期版のものに差し戻された。

ミスト変身系

ミスト

「霧に変身する力を得る」

霧に変身し、無敵になる。変身中は一部のエリアにある鉄格子をすり抜けることも可能。
後述の「パワーオブミスト」がない場合は一瞬しか変身できず、またMPも即座に20消費する。
「パワーオブミスト」がある場合は長時間変身でき、MPは1秒につき4ずつ消費する。

PSP版以降ではコウモリ・オオカミ変身ボタンを同時押しすることで発動するように変更されている。
その関係で他の変身共々入力猶予時間が発生しており、僅かに変身にタイムラグが生じるようになった。

パワーオブミスト

「霧に変身できる時間が長くなる」

霧に変身できる時間が長くなり、MP消費の仕様も上記の「ミスト」の項記載のように変更される。
一瞬のみ変身する場合でもかなり燃費が良くなるので、入手次第基本は付けっ放しで問題ない。

基本的に他の変身同様ミスト変身ボタンを押すごとに変身・解除を切り替える形式だが、
PSP版以降では押しっぱなしの間のみ変身するという挙動に変わっている。
上記の同時押しで変身する仕様になった兼ね合いと思われる(もう1回押し直すときに入力がズレると他の変身に変わってしまうため)。

ガスクラウド

「毒の霧になる」

ミスト変身中に毒属性のダメージ判定を発生させる。
威力はINT依存。威力そのものはそれほど高くないが、常に判定を発生させ多段ヒットするので総合的な火力はかなりのもの。
当然アルカードは無敵なので一方的に攻撃が可能。入手条件が裏ボス撃破なだけあり、かなり強力。
毒属性なので、耐性を持っているミイラおとこ、シャフト、ドラキュラには効かない。

見た目が黄色いガスになってしまうのが難点で、見栄えが悪く苦手な人は苦手らしい。
SS版では不評が届いたのか、明るい色と暗い色が明滅する演出に変更されている。

本体強化系

マテライズキューブ

「物品を破壊したときアイテムが出現」
入手場所:城入り口

意図的にスルーしない限りは基本的に最初に手に入る魔導器。
悪魔城各所の燭台などを破壊したときにハートやサブウェポン、お金が出現するようになる。
悪魔城のお約束だが、本作ではあくまでもこの魔導器の効果で出現しているようだ。

基本的にOFFにするメリットはないが、特定のサブウェポンをどうしても保持したいときにはあえてOFFにすることもある。
ただしハートも出現しなくなるので、ハートが最大まで溜まっていて補充が不要なときくらいだろう。お金が出現しなくなるのも痛い。

なお、リヒターやマリア操作のときには魔導器が出現しないが、最初から燭台からアイテムが出るので安心である。

魂のオーブ

「敵に与えたダメージが見える」

敵に与えたダメージの数値が表示される。
気分的には見えた方がいいが、特段必須というわけでもない魔導器。その関係で配置場所もやや寄り道気味のところにある。
モンスターによって与ダメージが変わることによって属性の耐性・弱点の重要さに気づけるかも……?

出現するオブジェクトが増えるので僅かに処理落ちしやすくなる。
ただ、本作で処理落ちするような場面ではそもそもこれがなくても処理落ちする場面ばかりなのであまり体感できないかも。
精々ようとうむらまさの吸血量稼ぎの為にクレイジーオクトパス狩りをしているときにあえてオフにしてみる程度だろう。

なお、アルカードへの被ダメージの方はこの魔導器がなくても最初から見えている。逆に表示をオフにすることもできない。

浮身のブーツ

「↓↑ジャンプでハイジャンプ(通常の5倍)になる」

説明文通り、↓↑+ジャンプボタンで通常の5倍の高さのハイジャンプを繰り出せる。
格ゲーと違って上キーを押したらジャンプするわけでもないので下、上、ジャンプボタンと素早く押せばOK。
なお、蔵書庫ではこのアクションを用いたギミックも存在する。
また、斜め入力でもハイジャンプを出すことができる。
具体的には↙↗+ジャンプボタン、↘↖+ジャンプボタンという風に十字キーの下要素、上要素+ジャンプボタンであれば成立する。

本作では飛び上がっている途中は無敵だが、魔導器による効果でハイジャンプをしているためMPを4消費する。
コウモリ変身よりも縦方向の移動速度に長けており、入手後は何かと頻繁に使うであろうアクション。
天井にぶつかった場合は「ゴン!」という効果音の後にアルカードが受け身を取る。この後は即座にコウモリ変身できる。

本作の癖のあるジャンプの仕様の影響を受けており、空中での状態によってはどうやっても出なくなることがある。
段差から歩いて落ちた後、空中でのオオカミ変身解除後、などは何故か出せない。
他にも天井にぶつかった後の落下時に左右移動が効いたり効かなかったりと、何かと奇妙な挙動が多い。

飛翔石

「二段ジャンプが可能」

空中で再度ジャンプできるようになる。2段目のジャンプは初段より高さが低い。
よく見るとマントをコウモリの翼のように羽ばたかせているのがわかる。やはり魔導器の効果なのだろう。

地上から能動的にジャンプした場合に限り、2段ジャンプ後に↓+ジャンプボタンを押すことで急降下キックが出せる。
足場から歩いて落ちた後の二段ジャンプでは出せないので要注意。
敵を踏みつけた後は再度二段ジャンプができるようになるので、これを駆使して高いところに登ることができる。

なお、足場から歩いて落ちた後に急降下キックを出したい場合は1度オオカミ変身を挟むと良い。変身解除後に何故か急降下キックが出せる。
この場合も再度二段ジャンプをしてしまうと逆に急降下キックが出なくなってしまう。

ホーリーシンボル

「水でダメージを受けない」

  • 入手場所:地下水脈(魔導器「人魚の像」入手後)

説明文通り、水中に入ってもアルカードがダメージを受けなくなる。ゲーム進行に必須ではないがあると便利。
地下水脈の水中には有用なアイテムがちらほらとあるが、水中でのダメージ蓄積は意外と速いためこれを取らずに潜るのはかなり危険。
他にも時計塔の歯車ギミックを解く際に水に脚をつけないと面倒なものがあるため、この時にも役に立つ。

吸血鬼の弱点と言えば日光、十字架、ニンニク、そして流水なので、魔導器の効果でその1つの弱点を克服すると言えばある意味凄い代物。
しかし見た目がシュノーケルにしか見えないことで定評がある。実は単なる酸欠なのだろうか?
なお、他の吸血鬼の弱点に関しては特段アルカードが苦にしている様子はない。やはり人間の血が混ざっているからだろう。

妖精の書

「敵の名前がわかる」

敵に攻撃を当てる、あるいは敵からダメージを受けると画面右下に敵の名称が表示される。
この名称が表示されることが怪物図鑑への登録条件となっている。
初回プレイ時はモンスターの名前を覚えるためにも是非入手しておきたい魔導器。
逆にドロップアイテム狙いの時は表示が競合してしまい入手したアイテムの名前を視認しにくくなる場合があるので、OFFにする場合もある。

なお、本作にはちらほら名前が同じだがステータスや見た目が若干異なる敵が存在し、それらは名称で見分けが付かない。
特に裏闘技場のウェアウルフやミノタウロスは見違えるような強化を遂げているので油断しないように注意。

イベント系

アンロックジュエル

「青い光を放つ扉を開ける鍵」

  • 入手場所:蔵書庫の図書館の主から購入

悪魔城・逆さ城に何か所かある青く光る扉を開くことができるようになる。
ゲーム進行に必須のイベントアイテムに近い存在であり、また必ず購入しなければならない唯一のアイテムでもある。
安価なのでそこまで入手に困ることはないし、もし不足していても蔵書庫内で簡単に稼げるだろう。

人魚の像

「地下水脈のとある場所に渡し守を呼べる」

地下水脈の右側の水路エリアに渡し守を呼ぶことができる魔導器。
魔導器「ホーリーシンボル」の入手に必須だが、ゲーム進行そのものには必須ではない。
なお、回復アイテムに任せて無理矢理水中を進むことも不可能ではないが、最奥部のゲートは渡し守がいないと開かないので無駄足になってしまう。

使い魔召喚系

使い魔は同時に1種類しか召喚できない。
それぞれに経験値とレベルが設定されており、メニューの「使い魔」のページで確認できる。
セリフを持つ使い魔は召喚直後に動かないで居るとセリフを喋る。

なお、説明文の「召還」は原文ママ。意味からすると誤字であり、「召喚」が正しい。

コウモリの素

「この場に使い魔『コウモリ』を召還する」

  • 入手場所:錬金研究棟(魔導器「ソウルオブバット」入手後)

小さなコウモリがアルカードの後ろをついてくる。
移動速度は遅く、アルカードの通常の歩きにも遅れるくらいのろい。
敵を発見すると「!」マークを出して体当たりで攻撃する。威力はレベル依存。

アルカードがコウモリに変身するとハートマークを出して駆け寄ってきて、アルカードの後ろを追尾して飛行する。
更にコウモリのレベルが25,40,70になるとどこからともなく追加のコウモリが寄ってきて、最終的には『グラディウス』さながらのアルカードのコウモリ+使い魔コウモリ4体の編隊を組むようになる。
この状態では能動的には攻撃しないが、アルカードの「ファイアオブバット」の火炎弾を同時に撃ってくれる。威力はアルカードのものと同じ。

全体的に戦闘能力は低くあまり有用な使い魔ではないが、アルカードの後ろをけなげについてくる姿が可愛いとの評価も割と見かける。
レベルを上げれば突進の威力も高くなるので、だんだん馬鹿にできなくはなってくる。

ゴーストの素

「この場に使い魔『ゴースト』を召還する」

骸骨の姿をした亡霊を召喚する。敵に取り憑き継続ダメージを与える。
ダメージを与える頻度はやや低いが、レベルアップ時の攻撃力上昇度がまあまあ高く、高レベルになるとなかなか強力な攻撃性能を持つ。
またLv70以上になると必殺技ソウルスチールと同様のHP回復効果も発生するため、ただ攻撃を任せているだけでHPを回復できる非常に便利な使い魔となる。

コウモリになったアルカードを認識できないようで、暫くキョロキョロして「???」と表示された後に画面から飛び去ってしまう。
コウモリ変身を解除するとまた戻ってくる。

隠し技として、ゴースト召喚状態でアクセサリに「ペンダント」を装備し、更にMPが45%未満の場合に「ドクロの盾」の盾必殺技を発動すると稀にMPを大幅に回復することがある
発動率は約18分の1とかなり低いらしく、狙って出せるものではないが……。

MP回復技実践例
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なお、この情報の出元は海外Castlevania Wiki。よくこんな技を見つけたものである。
https://castlevania.fandom.com/wiki/Ghost_Familiarより。

妖精の素

「この場に使い魔『妖精』を召還する」

  • 入手場所:蔵書庫(魔導器「ソウルオブバット」入手後)

「この私に命をお与えくださったことを心より感謝します。」
妖精を召喚する。アルカードの状態に合わせてアイテムを使用してくれる。
使用するアイテムはポーションなどのHP回復アイテムやセィラムなどの状態異常回復アイテムが中心。
特に石化を回復する「ハンマー」、戦闘不能から復活する「せいめいのれいやく」は妖精と半妖精専用アイテムである。
なお、デュプリケーターを装備していても妖精が使用したアイテムは消費されてしまうので要注意。
攻撃は一切してくれないが、レベルが上がるとアルカードの状態変化への対応が機敏になる。

また、壊せる壁のそばや、地下墓地の暗闇などで攻略のヒントとなるメッセージを喋ってくれることがある。
初見プレイの時は連れて行くと何かと助かることが多いだろう。

子悪魔の素

「この場に使い魔『子悪魔』を召還する」

「初めまして、ご主人様。さあ参りましょう。」
小型の悪魔を召喚する。アルカードには従順なようだ。
攻撃性はかなり高く、またレベルアップごとに攻撃手段がどんどん増えていく。
属性攻撃を多数兼ね備えるのも特徴である。

また、焉道洞窟にある壁の中のスイッチを押して隠し通路を開いてくれる。

レベルアップで成長する技一覧は以下の通り。

  • Lv20:炎属性攻撃(薙ぎ払い)
  • Lv30:斬属性攻撃(連続突き)
  • Lv40:斬属性攻撃(ランダムコンボ)
  • Lv40:氷属性攻撃(一突)
  • Lv60:雷属性攻撃(一突)
  • Lv80:雷属性攻撃(通常攻撃に3本の雷槍付加)

剣魔の素

「この場に使い魔『インテリジェンスソード』を召還する」

「俺を持つ資格はあるのか?」
剣の姿をした魔物「インテリジェンスソード」を召喚する。

最初のうちはアルカードを侮っており上記のような口ぶりだが、Lv50まで育て上げると特殊なエフェクトと共に一旦姿を消し魔導器がOFFになる。
再度召喚すると、「素晴らしい腕だ! 今こそ貴方様を我が主と認め、力を貸しましょう。」と言いアルカードを認める。このタイミングで剣のグラフィックも少し変わる。
また、武器としても「つかい魔の剣」が使用可能になる。Lv=武器攻撃力であり、最終的にLv99=攻撃力99という屈指の性能を誇る武器になる。

最初のうちは敵にゆっくり接近し回転しながら攻撃、といった感じであまりやる気が感じられない。
Lv50を超えるとやや機敏になり、Lv70になると行動が一変し高速で飛行しながら敵を斬り付けたり突いたりと目を瞠るほどに攻撃的になる。
Lv90になると更に剣が眩く光り出す。これが真の姿ということだろう。

また、召喚していると専用必殺技「百なる一の剣」を使用できる。
剣魔にやる気がないLv1の状態でも使えるが、威力は剣魔のレベルに依存するため低レベルのうちはあまり強くない。

育て上げた際の攻撃性能は全使い魔でも随一。
一方でつかい魔の剣もまた非常に強力なので両立できないのが悩みどころとなる。

半妖精の素

「この場に使い魔『半妖精』を召還する」

「卵の時からこの時を待ってたの……。アルカードの為に、ボク頑張る!」
性能は妖精と同じだが見た目が色違いで、口調も異なる。
PS初期・中期版以外は「夜曲」を歌ってくれる。条件はアルカードが椅子に座っていることで、歌う確率は半妖精のレベルに依存する。
SS版では更にアクセサリ「かしカード」を装備していることも条件。

鼻悪魔の素

「この場に使い魔『鼻悪魔』を召還する」

「全国の女子高生の皆さ~ん! あら? あんたがご主人? へ~。私のほうが美形ね。それじゃあ行くわよ~」
性能は子悪魔と同じ。見た目も喋りも大変コミカルで、アルカードを「アルちゃん」呼ばわりすることもある。
某ボ○ッキーにしか聞こえないともっぱらの噂。なお、中の人は同じくKCE東京開発の『実況おしゃべりパロディウス』にも出演していた。

魔導五器

『ドラキュラII 呪いの封印』に登場したドラキュラの5つの遺骸が元ネタになっている5つの魔導器。
これを5つ揃えることが逆さ城中心部のラストバトルへ進む条件となっている。

心臓

「魔導五器の1つ 呪いダメージの無効化」

呪いダメージを一切無効化してくれる優れもの。
逆さ城以降で食らう場面は多くないが、やはりあって困るものではない。

「魔導五器の1つ STR+10」

常時STRを10底上げしてくれる非常に強力な魔導器。
そのため、逆さ城に突入したら逆さ時計塔~異界側外壁と回って真っ先に取りに行きたい魔導器である。
幸い、ボスのフランケンがあまり強くないのがありがたいところ。

なお、本作の攻撃力計算ではSTRが武器攻撃力の数値を超えていない場合、ペナルティとして「STR÷2」が減算されてしまうため、STRの数値が武器攻撃力を超えているか否かは攻撃力に大きく影響する。
この爪のおかげでそれが達成できる場合が多々あるので、攻撃力への貢献度はかなり大きい。

あばら骨

「魔導五器の1つ CON+10」

  • 入手場所:死翼の間でボス「ミイラ男」を倒す

常時CONを10底上げする魔導器。
CONの効果は「2√CON=無装備時の防御力」なのだが、このあばら骨や装備などの装備補正分のCONの数値は別扱いになっているようで詳細不明。
ひとまず実際の防御力は+4程度されると考えていいが、他の防具などで多量にCON補正を受けていると若干効果が落ちる模様。
ただCONが高い防具は大抵高い防御力も備えているため、実際のところは損をすることはないだろう。

指輪

「魔導五器の1つ INT+10」

常時INTを10底上げする魔導器。
必殺技やサブウェポンなどINT依存の攻撃手段を多用するなら非常にありがたい効果。
逆さ城突入後すぐに取りに行けるので、逆さ城最下部にある十字架を使っておおコウモリを倒してしまおう。

目玉

「魔導五器の1つ LCK+10」

  • 入手場所:洞窟でボス「デス」を倒す

常時LCKを10底上げする魔導器。
微少ながらもドロップ率に寄与し、またクリティカルヒットの威力も少し上がるので便利な効果。
ただ逆さ城の深部まで進んでデスを倒さねばならないので、入手時期は大抵他の魔導五器より遅くなるだろう。

なお、PS初期版に限りこの目玉のみフラグチェックから漏れており、入手しなくても逆さ城中心部に進むことができる。

SS版限定

神速の靴

「→→(方向キー2回)でダッシュ可能」

SS版で追加された魔導器。オオカミ変身のように十字キー横の2回入力で通常より速い横移動ができるようになる。
トップスピードこそオオカミのアクセルチャージやコウモリのウィングスマッシュには及ばないものの、変身を挟まなくていいのは大きなメリット。
逆さ城探索におけるアルカードの機動力向上に大きく貢献している。

他機種版に導入しても問題なさそうな魔導器だが、残念ながらPSP版でも逆輸入されず現在に至っている。
ちなみに神速の靴の説明文のボタン表記について、SSのコントローラの十字キーの名称は「方向ボタン」が正しいはずだが、何故かPS基準の「方向キー」となっている。混同を防ぐためだろうか?