逆さ城/禁書保管庫

Last-modified: 2024-04-16 (火) 19:29:31

マップ

逆さ城 禁書保管庫.png

マップの座標は(横,縦)の順に表示します。

攻略

黒魔術、悪魔召喚術など、禁書指定された書物の数々が収められた保管庫。
おとぎ話の姿を模した魔物たちがここに近づくことを許さない。

蔵書庫とは異なり、爺もいないしボスも居ないエリア。
攻略に必須のアイテムも一切ないため、実のところ攻略上来る必要はないエリアである。

が、多くのプレイヤーはこのエリアに入り浸る。
それはこのエリアに登場する敵が例外なくレアドロップを持っているから
むしろ逆さ城で一番プレイ時間が長いエリアになる、なんてことも珍しくない。
それを見計らってかPS4版では本エリアでしか取れないトロフィーが2つもある。

本エリアに登場する敵は「キュウ」を除いて「オズの魔法使い」をモチーフにしており、「スケアクロウ」「ライオン」「ティンマン」を全て倒すことでPS4版ではトロフィーが入手できる

マップ上では(11,03)と(11,04)は繋がっていないが、実際は縦穴が繋がっている。
蔵書庫同様、(11,01)の左の本棚は動かすことができる。奥には「バルザイのえん月刀」が置かれている。
このバルザイのえん月刀はプレイ時間に応じて攻撃力が強化される特性がある。……が、同じ片手剣カテゴリの「つかい魔の剣」の方が容易に最大攻撃力まで上げられてしまうので、正直趣味の領域の武器。

最奥部、ミスト変身で潜った奥の(12,04)には「STAUROLITE」が置かれている。日本語訳すると「十字石」になる。
名前の通り、サブウェポン「十字架」の威力が2倍になる特殊なアクセサリ。
アルカードの十字架はいわゆる「グランドクロス」を放つが、ハート100個の消費に対してやや威力が物足りないのが重大な欠点。
これを装備することでようやく消費に見合った威力になってくれるという寸法である。
ハートの消費が非常に激しいのでロマン気味だが、「光のむねあて」や「血染めのマント」を駆使して特化してみるのも面白いかもしれない。実はラスボスくらいなら問題なく倒せたりする。

レアドロップ品紹介

「ヴァルマンウェ」(キュウ)

後のドラキュラHDでも伝説を築き上げ、PS4版は入手するだけでトロフィーが獲得でき、『スマブラSP』に出張したアルカードも装備していた疾風の刃
間違いなく月下の夜想曲で最も有名な武器であろう。

武器について説明すると、

  • 一瞬で4連撃の前方超広範囲の切断属性攻撃を放ち、
  • 一切アルカードの挙動を邪魔しないため歩きながら攻撃することができ
  • 攻撃力が変動しない片手剣カテゴリでは3位の攻撃力を持ち(1発当たりの話である)、
  • 微量ながら防御力補正も付く

という完全無欠のスーパーチート武器。入手したが最後、逆さ城のボスはあっという間に細切れにできる。
唯一の弱点は切断属性無効・吸収の敵だけはどうにもできないということ。ちなみに半減耐性程度なら余裕で押し切れる
二刀流するのが有名だが、正直1本でも完全なバランスブレイカーである

落とす敵はこの禁書保管庫のあちこちに飛んでいる「キュウ」。
HPが50しかないのでアルカート装備+ラウリンの指輪でも一撃。
頭数も多いので、狩ることにおいてはかなりやりやすい相手である。
個人的なオススメは(09,04)の部屋。左から入ると画面右から2体突っ込んでくるので、タイミングを合わせて斬るだけ。
ついでにスケアクロウも処理しよう。大体2発で倒せるので、キュウ1体目→スケアクロウ2発→キュウ2体目とテンポ良く殴ると良い感じ。
処理を怠ると、稀にドロップを確認したのにノックバックで部屋から追い出されて哀しい目に遭うこともある。

「ようとうむらまさ」(スケアクロウ)

血を吸って成長する妖刀。常時ダークメタモルフォーゼ状態になる他、相手に呪い効果を付与することがある。
刀系武器の例に漏れず攻撃範囲も恐ろしく広い。武器必殺技がないのは欠点。

前述のヴァルマンウェが即戦力としての最強ならば、こちらは超大器晩成型の最強武器
というのも、本作にはプレイ内容によって攻撃力が変動する武器が「つかい魔の剣」「バルザイのえん月刀」、そしてこの「ようとうむらまさ」の3種存在するのだが、
前者2本が攻撃力+99が上限なのに対しこの「ようとうむらまさ」のみ攻撃力+999が上限なのである
とはいえ、初期値はなんと「-5」。成長速度もマイナスをプラスに変えるくらいならすぐだが、それ以降はかなり鈍い。
まさに超大器晩成、究極のやり込み武器と言えるだろう。

なお、厳密には装備時に発動する自動ダークメタモルフォーゼ状態で回復することが成長条件。サブウェポンの投げナイフで発生する血しぶきでも同様に成長するので、そちらの方が効率は良い。
というか、ようとうむらまさの攻撃範囲が広すぎて血しぶきを浴びられないことが多々ある。普通に斬るにせよ、投げナイフを使うにせよ、密着することを意識しよう。
オススメの育成場所は天井水脈にある「クレイジーオクトパス」大量発生部屋。

なお、普通の攻略で使う分には異端礼拝堂で紹介している「まさむね」の方が数段強い。攻撃力+90に加え、消費MP0の武器必殺技まで兼ね備える。
そのため、通常攻略でようとうむらまさを使うなら、呪い付与の方がメインになるかもしれない。

スケアクロウも禁書保管庫のあちこちにいる。運が良ければ上記のヴァルマンウェのためのキュウ狩りのついでに手に入ることもあるだろう。
なお、悪魔城の時計塔に現れる「アラストール」も落とすが、ヴィクトリーアーマーから変化する都合上頭数が少なくエリア切り替えも面倒な配置なのがネック。代わりに確率は少しだけ向こうの方が高い。
SS版では更に魂の牢獄に登場するレイスも落とすようになった。

「オリハルコン」(ライオン)

拳系の最強武器。防御力+5の効果も持ち、並みの盾よりも高い防御性能をも持ち合わせる。
2種の武器必殺技を持ち、←→+攻撃ではその場で目にも留まらぬ連続攻撃。「その場で」は文字通りで、空中発動してもそのまま浮遊し続けながら攻撃する
↓↘→+攻撃では気弾を発射する。……言うまでもなく、某有名格ゲーが元ネタであろう。
もちろん拳らしく速い攻撃速度も備える逸品。物理(打撃)属性の武器では最強である。切断属性に強い鎧系の敵には無類の強さを誇るだろう。

ライオンもあちこちにいるが、上記のキュウやスケアクロウと比べると頭数が少ない傾向にあり、出現場所もエリア中央付近になりがちでやや回転率が悪い。
代わりにドロップ率自体は上記2種よりはかなり高いようなので、地道に撃破を重ねよう。
禁書保管庫へ入って最初の部屋が一番効率が良いと思われる。

「やみのむねあて」(ティンマン)

胴装備。アルカードの必殺技の威力を約1.5倍に強化する。
説明文に「魔術」と記載されているが必殺技は全て対象である。
この段階まで来るとソウルスチールですら回復要員に留まりがちだが、これで一応実用ラインの強さにはなる。INT増加装備と組み合わせると侮れない威力を発揮する。
代わりの効かない効果なので、狙いに行く価値は十分にあるだろう。

ティンマンもあちこちに湧くが、どちらかというと禁書保管庫後半のエリアの方が良く出てくる。
エリアチェンジが面倒な場所にいることが多いのが厄介ではある。