アルファベット表記:Mua Gan
読み:ムァガン
区分:肌人
発案者:tocoma110
【Tag: 人種 肌人 闇嵐の民 同盟種 楪州 綴州 発案:tocoma110 】
概要
楪州・綴州にその起こりを持つ、元洞窟民族。
強欲であくどい商売を好む人種として知られるが、同時に飽くなき探究心と利益のために努力を惜しまぬ精神を持ち続ける傾向にある。
そのため、各地で精力的に活動し、良くも悪くも変革を促す傾向にある。
実際、秘境開拓組合の規模拡大に寄与しており、一概に性悪と片づけることの出来ない、多彩な顔を持つ種族といえる。
- 身内に対しての結束が強い傾向にあり、それ故に広い意味での社会的な規範をないがしろにしがち。無法者も多く、冒険者崩れになるものも珍しくない。
分布
形態
概ねの点で開拓の民に近しい形態を持っており、極めて近似種にあると言える。
ただし、やはり別人種に分類される通り差異がある。
- 色素の薄い体毛に黒い肌、大きく長い耳、尖った鼻を特徴としている。
洞窟暮らしだった祖先の名残なのか、目は瞳が大きく一見する限りでは白目が見えづらい。
また、体躯は細身で頭身も一般的な開拓の民より高い。平均して8~10頭身ほどでかなり小顔。
手指も長く器用に動かせる。
生態
元々暗所で生活していたこともあり、音に敏感。
エコーロケーションによって外界把握をする傾向にあり、他者の判断も聴覚によるところが少なくない。音声は勿論、形態把握まで可能とする精度は肌人の中でも屈指のもの。
また祖先はともかく外界に出てからの歴史も長いため、視力もある程度日中に順応している。
基本的には暗視能力に優れているのため、日差しの強い場所は不得手ではある。そのため、日中な活動する際は何らかのフィルター(主に色眼鏡など)を活用し、光の量を調節する必要がある。
基本的な形状が近似するため、開拓の民の文化になじみやすい。
夜行性ではあるが他種との交流の歴史も長く、大陸秘境開拓時代ともなると個人差が出る程度には変化が生じている。
一般には夕方ごろから活動を開始することが多い。
なお、肌人人種にしては珍しく一度に2~3人を出産する。
代わりに出産は生涯に1度~2度に収まることが多い。
文化
家族レベルより大きな、氏族社会的関係性(血族など)のつながりを重視する。
前述の通り双子・三つ子が主流のため、身内間での上下は親と子の縦軸のみで、子は横の結束でつながる。
長い間洞窟で暮らしていた名残で眼球が強い光に弱く、素顔を隠す文化を持つため色ガラスを使ったアイマスクを着けている。
アイマスクはいずれも見事な装飾を施される傾向にあり、ある程度アイデンティティとしても大きな意味を持っている。そのため専門の職人が存在するほか、自作する者も多い。
洞窟暮らしかつ暗所での生活が中心だったはずの彼らが、何故視覚性の強い文化を持つに至ったかは諸説あるが、現在、明確な理由は記録として残っていない。
鋭い聴覚と音による空間認識力が高いため、もっぱら聴覚でものを判断する傾向にある。
文化的にも音に関する語彙が豊富で、また細やかな言い回しを好む。
音そのものを活用した表現として歌、音楽も愛好しており、転じて波音術?に関しての適性も高い。
民族固有武装として、腕に装着するスティンガードアーム?と呼ばれる武装を持つ。
籠手と一体になった変形・装着型武装であり、彼らがかつて洞窟に暮らしていた頃から続く、伝統的な武装形態である。
携行性にも優れることからか、今でも愛好者は珍しくない。
- ほか、ギラール?という品種改良された有鱗類を飼育・繁殖している。
これは開拓の民で言う「犬」に相当する生物であり、戦闘用から守り番、果ては愛玩用まで幅広い目的で飼いならされている。
名前について
現在は開拓の民と同様になっている。詳細はこちらを参照。
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