【歴史】/大陸秘境開拓時代

Last-modified: 2023-09-02 (土) 19:18:08

アルファベット表記:Age of the Break to Unbalance Zone
読み:たいりくひきょうかいたくじだい
分類:年代
年代:大陸歴1300年代終盤~1700年代後半
該当地方:大陸全域
発案者:tocoma110
Tag: 歴史 時代 年代 秘境開拓 秘境開拓者 発案:tocoma110


概要

エルネセトア大陸で起こった、秘境開拓ムーヴメント。
 
第二次魔北大戦終結後、大陸にて精術研究が盛んになるにつれ、精術研究や時代後半の工業化の流れに伴う精素燃焼機関?利用のための精素結晶需要の拡大、それ以外にも秘境内固有の資源需要に伴う各種採集物の取得、流通のため、本格的な秘境開拓がはじまった時代。

  • 技術革新、工業化の発芽、各種歴史研究、大陸間交流の再会・拡張など、様々な変化が起こった時代として、後世からも激動の時代であったと語られている。

 

沿革

第二次魔北大戦時に精素技術全般が広く開示・研究されたことで、その利用が広く普及し、社会一般での需要が高まってきたことがきっかけ。
 
そこから秘境開拓組合が本腰を入れて組織を拡大、1430年代には現在とほぼ同等の体制を確立する。
以降、採集物を元に研究が行われ恐るべき速さで技術革新が起こり、さらに強大な秘境へ挑む、というサイクルが形成されていく。

 

特徴

大陸各地の秘境が開拓され、中には完全踏破を成功させるものまでで来るなど、大陸地図が大きく変動することとなる。
また、前述の通り技術・学問など様々な分野に新風が吹き、数百年の間に凄まじい進歩を見せることとなる。


商人以外に秘境開拓者など様々な人間が大陸中を行き来するようになり、国際交流も盛んとなる。

  • 大陸同盟が本格的な国際組織として機能を始めたこともあり、様々な制度が整えられていき、九大州という括りが大きな意味を持つようになる。
  • 同時に、国際交流による各地方の内部変化も大きく、一部では思想変化や情勢変化に伴う大きな戦争などが起こったりもしている。

さらに、大陸歴1550年代から飛空艇の実験的開発も進み始める。
動力機関の関係上、個人~数名程度で登場するような小型艇は難しいが、大型艇は実験的なものであれば、1600年頃には一部国家・大陸同盟などの間で運用されるようになっている。

  • この時点での飛空艇は飛距離が非常に短い。
    数度にわたり乗り継ぐ形でしか運用出来ないものがほとんどで、超古代文明の遺産ほど優秀なものは極めて限定される。
    加えて、動力機関も技術的問題から大型かつ、低出力なものとなってしまっている。また動力源も精素結晶に限定されており、大気中の精素も併せて活用する仕組みもまだ未成立。そのため一般活用されるほどの普及はおろか、商業・軍事問わず輸送手段として用いるにも難がある。
    そのため、基本的には「火急の用の際に最短距離で飛び抜けるための緊急手段」、という形で運用される。
    • なお、超古代文明の遺物飛空艇に関しては、この時点では秘境開拓組合が厳格に管理し、基本的に研究・所有は許されていない。
      しかしながら秘密裏に保有・研究する国家は多数存在していることは、半ば公然の秘密と言っていい。

 

評価

後世から見ても、非常に重要な時代だったとされている。
様々な技術革新や、現代に通じる大陸間関係の強化、人類種の生息域・活動域の拡大につながっている点で長く語り継がれている。


なお、1800年代以降も秘境開拓が行なわれなくなったわけではない。
資源も秘境も残ってはいるが、開拓出来そうな秘境の開拓とその限界*1が見えてきたこともあり、一旦ブームが落ち着きだした、というのが実情である。以降も大陸内秘境を開拓する事業・開拓者は依然存在するが、よりロマンと冒険を求める手合いは別天地に興味を抱くようになり始める。
その中。長距離移動手段が確立され始め、南方大陸桜連鋼の大陸?など外大陸への進出が本格化したなどもあり、そちらへの関心が強くなったことも要因である。

 

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相談コメント欄

  • 飛空艇についての追記 -- tocoma110? 2023-08-21 (月) 02:42:45

*1 具体的にはA級以上の秘境の攻略進行度の低迷が目立つようになってきたことなど。