【人種】/非加盟種

Last-modified: 2022-11-29 (火) 03:33:37

アルファベット表記:Race of the Non Alliance
読み:ひかめいしゅ
区分:人種
発案者:tocoma110
Tag: 人種 非加盟種 発案:tocoma110


概要

大陸同盟構成種族として登録されていない文明保有種族の総称。
対を成す概念である同盟種同様に、「大陸同盟に種族が登録されているか否か」が基準であり、文化や文明の方向性・発展度・性質は問われない。
そのため種族によっては極めて理性的な種も存在するが、大抵は他種族に対して何らかの問題的な態度を取りやすい種族で構成される。

  • 同盟種からは一般的に「同盟に参加しない・出来ない危険な存在」として認知されているのが実情。
    そのため、「蛮族」「亜人」という蔑称で呼ばれやすい。

未知未開の地域に住む人種の場合、交流が持たれるまでは同盟種扱いされず、保留(友好的非加盟種認定)扱いとなる。
そのため、一概に非加盟種=攻撃的あるいは野蛮な文化・知性の種族というわけではない。
また、高い知性を持つが大陸同盟に属さない種族として真竜類が存在するが、彼らは文明を作らないため非加盟種扱いされていない。


なお、稀に特例措置として、「非加盟種だが友好的な個人・集落」が大陸同盟に所属・庇護下に置かれる場合もある。
こうした個人が都市部などに居を構える例は少ないが、全くないわけではなく、中には社会的地位・成功を収めている例も存在する。特に大陸秘境開拓時代以降はその例が顕著であり、徐々に友和を深めていった種族もいる。

 

分布

九大州全域。
便宜上、大陸外にあるアルニア諸島桜連などの人種も該当することになる。

 

文化

種族によって様々だが大陸内部の種に限ると、多くの場合、他種族に対して攻撃的ないし高圧的
単純な話、利害や倫理で他種族と上手いこと擦り合わせていけるような種族ならば、大陸同盟に属さないメリットが少ないためである。
だが、非加盟種に属する種族の多くはそうした連帯・連携を強く嫌う傾向にある。また、大陸同盟以外で種族的連帯を持つこともあるが、それらは極めて危うい関係性であることが多く、結んだ協定内での対立・解散・戦争もそれほど珍しい話ではない。

  • 他方、大陸同盟ほどの規模ではないが、そうした友好関係を築き続けることもあり、決してそうした関係性を作れないわけではない。

大陸同盟と反目する関係上、一般的な「人里」には住んでいない。
多くの場合、辺境の野山や秘境と呼ばれる環境に集落・国家を構え、彼らが実質支配する同盟種的無法地帯を形成する。

  • こうした環境形成も種族によって理由は様々。
    長年の闘争から本来の住処を追われたこともあれば、彼らが占拠したことで実質的秘境認定を受ける場所もあり、その種族の文化・文明・勢力によって様々である。

いくつかの種族は同盟種内の無法者と結託することがある。
地方の武装盗賊・秘盗程度のものから、黒竜商会七頭の蛇といった大規模犯罪組織まで様々。稀に、国家転覆を狙う者たちが報酬を用意し利用することもあるという。


対立の理由は種族的特性に由来することが多いが、中には同盟種や大陸同盟の落ち度から断絶関係を築く場合もある。
特に開拓の民に由来する問題から離反・対立する種族は多く、時に対立の末に絶滅にまで追いやってしまった例も少なくない。

  • また、「同盟種になければ人に非ず」という思想も根強く存在し、非加盟種に苛烈な弾圧を強いる国や集団は珍しくない。

 

主だった種族

著名なものとしては暗鬼の民邪鱗の民が挙げられる。
共に好戦的かつ自種族に対する矜持の強さから、独自の道を歩む文化・風習が極めて強い。
他の種族についてはタグ:非加盟種を参照。

  • なお、魔北種族はこれに該当しないが、これは竜種のそれに近い特別扱いである。*1

 

関連するもの

 


相談コメント欄


*1 意思疎通以前の問題のため。