【精素】/精素現象

Last-modified: 2023-02-12 (日) 06:05:49

アルファベット表記:Etherical Phenomenon
読み:しょうそげんしょう
分類:現象
発案者:tocoma110
Tag: 精素 精素技術 精素現象 発案:tocoma110


概要

文字通り、精素によって引き起こされる何らかの現象の総称。
純粋な「力」を動かすものから、通常では起こりえない特異な事象を引き起こすもの、あるいは精素同士の反応そのものなど、多様な形で現出する。
ただ精素があるだけでは精素現象は起こらず、そこには必ず波音による干渉が存在する。逆説的な言い方をすれば、波音なくして一切の精素現象は起こらない。

  • ただし、精素化合に関しては例外的な形となる。
    物質に浸透・親和した状態の精素は「存在がもつ“波”」に反応し、変化を起こす。そのため、波音がなくとも物質に変質を促すのだ。
    とはいえ、これは一般的に語られる精素現象と比べ、精素一つが発揮する力は微々たるものであり、出力に大きな差異がある。また、生体の内部で発生する微弱な波音に反応することもあり、化合に関わる精素現象は波音術系の常識からは外れるものも珍しくない。

なお、広義には精素化合なども含む形で用いられる。

 

詳細

精素現象とそうでない現象を見分ける方法として、精光反応の有無が挙げられる。
自然的に起こる現象であっても、規模の大きなものには必ず精光反応が(普通は)見られるものである。そのため、精素による現象が起これば、すぐにそれとわかる。
一部に例外はあるものも、それらはあくまで「精光反応が見えない/見えづらい場所・形で起きている」だけでしなく、発生しないわけではない。
 
また精光反応以外にも、精素現象に呼応して周辺大気の精素が連鎖発光を起こすこともある。
この場合は対象ないし起きた現象そのものにまとわりつくように現れる。そのため、精素現象の渦中にある者には何らかの精素干渉があったことは明白である。


干渉する精素の量が多いほどにその規模・影響は大きく、また精素が多いほどに現象自体が起こりやすくなる。そのため、高濃度に精素が集まる場所では些細なことから連鎖的に精素現象が起こってしまう。
逆に、精素濃度が低い環境では精素現象自体が起こりにくく、精術を扱うことは難しくなってしまう。


精素現象は起きてしまえば単なる物理世界での出来事に過ぎないが、同時に常世界法則そのものの力ではない。
そのため、常世界法則による一般物理現象で対抗可能な場合と、そうでない場合が存在する。

 

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