【超常存在】/“偉龍”イシュヴァール

Last-modified: 2022-10-16 (日) 19:43:08

アルファベット表記:Grand Dragon Ysh'val
読み:いりゅういしゅヴぁーる
分類:
現存地方・国家:華州奉龍山
発案者:tocoma110
Tag: 超常存在 華州 “龍”信仰 発案:tocoma110


概要

現状、エルネセトア大陸で実際に目にすることが出来る唯一の
華州奉龍山の最奥に眠る姿を目にすることが可能で、後述の歴史から華州における龍信仰?の要であり、大いなる偉珠婆羅神その者?であるとされている。
そのため、歴代皇帝は帝位継承の後、必ずその神体に見え報告することが責務とされている。


龍信仰においては龍の実在証明の最大の証拠として語られている。

 

外見・形状

極めて長大な蛇に似た怪物。
形状としては“雲仙”に酷似した華州竜の典型であるが、四肢を備えずより蛇に近い印象を抱かせる。また頭部には開く口・顎がなく、目には瞼・瞳の類もない。目覚める時のみ光を灯し、そうでなければ光を失っているだけとされる。

  • なお、口先というべき部位からは無数の触手が伸びている。
    それらはまるで長いひげのように風に揺蕩い、また自在に動くとも伝わっている。

頭部には枝分かれした稲妻のような結晶状の角が一対と、無数の緑の曲線的な角が生えている。


全体の質感は動物より植物・鉱物に近く、いかなる真竜と比しても異質に映るという。
表面の多くはエメラルドに酷似した透明の結晶鱗が覆い、その中を細く淡い焔の奔流のようなものが走るという。また、鱗は一枚一枚が葉脈のようなものを持ってもいるようで、無機質さに反した有機的な質感・外観も備える。
腹面は大理石じみた不透明結晶の蛇腹、背骨のラインに当たる部分には植物様の体毛じみたものが隆起線として走る。


常にとぐろを巻いて眠るため、その全容はわかっておらず、全長も不明。
だが、少なく見積もっても1万5000mはあると目される。

 

能力・特性

不明。
伝承に則るならば、この世界を作り出した張本人ということになる。
そこまでの能力を持つかは不明だが、この存在の活動は大地(大陸)に大きな影響を与え、地盤の振動や土壌性質の変化、地下水脈を改造するなど様々な影響を与えていると目されている。過去に一度この存在が目覚めかけた(とされる)時には、エルネセトア全域で地震が観測されたこともある。
故に、地神とあがめられるに相応の力を持つと考えられている。


少なくとも、“雲仙”筆頭に数多の華州竜がその姿を模倣したと思しい姿を持つ。
故に、莫大な影響を与えたことは確実視されている。

 

歴史

少なくとも華丹帝国発足時には奉龍山周辺地域以外の地域でも認知され、信仰されていた。
その存在感は絶大であり、帝偉思想が確立してなお信仰は残り、今日の帝宮の王位継承の儀式などにも取り入れられている。
しかし、本個体がここ数千年間で活動したことは一度もなく、それ故にただひたすらに眠り続ける姿だけが記録されている。

 

関連するもの

  • 【信仰・宗教】/偉珠婆羅神?
     

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