影の国

Last-modified: 2020-06-21 (日) 19:39:06

影の国は、物語の舞台となる世界「狭の大地」の内陸に位置し、火の山を中心に広がる土地。国境は峩々たる山脈「外輪山」に囲まれている。ほかの土地ではめったに見られない魑魅魍魎が数多く跋扈している。巨鬼トロル?戦鬼オーガ?小鬼ゴブリン?はもちろん、魔狼ワーグ?や吸血蝙蝠、獰猛な野生馬である夜馬?、さらには巨人までもが荒々しい自然の中で好き勝手に暮らす。



さまざまな魚や水の怪物が暮らす内海や、将棋盤の目のように四角く区切られた密林や砂漠、猿猴のこもる水簾洞などもある。また外輪山には影の国の盟邦である黒小人?の匠国もある。



影の国は、悪しき女神である闇の女王?によって拓かれた。善き神々である光の諸王闇の女王?を討ってからは、女王の股肱の臣であった黒の乗り手が太守として治めている。そうしたいきさつから、光の諸王を奉じる西方諸国とはきわめて険悪な関係にあり、干戈が絶えない。



一方、闇の地と呼ばれる東方や南方の諸国、北方の巨人国とは固い絆で結ばれている。