レアアイテムのドロップを狙っている時、プレイヤーから発せられている物欲を感知する超高機能センサー。
物欲が強ければ強いほどアイテムの入手確率は下がる。世に言う「マーフィの法則」である。
逆に無欲な人間程レアアイテムを簡単に入手することが出来る。
古今東西あらゆるゲームにも搭載されており、どんなアイテムを狙うときにも稼動しているらしい。
物欲以外の欲にも反応するらしい。
- このセンサーの存在を知っている者は努めて無欲であろうとする。
「俺は別にピンクのしっぽが欲しいとかじゃなくて、純粋にプリンプリンセスと戦いたいだけなんだ」
しかし欲はそう簡単に消せるものではない。
今この瞬間も確率を呪う多くプレイヤーが時間を浪費し続けている。 - ツンデレっぽいが、余りに健気だな。
- そのゲームを初めてプレイしている時なんかもいいアイテムが出たりするような気がする。
チョコボの不思議なダンジョンのチュートリアルダンジョンで、
どういう訳かエリクサーをゲットしたことが…。 - 逆に確率の高いアイテムをサクッと取ろうとして、無駄にレアなアイテムを入手してしまうこともある。しかもそれが前に諦めたアイテムだと嬉しいんだかどうなんだかよくわからなくなる。
アイテムの例・(FF3)オニオングッズ関連、(FF4)アダマンアーマー関連、(FF8)ロゼッタ石
欲の例・エンカウント欲、敵の攻撃回避欲、FF8のランダムハンドのカード欲
- ランダムハンドはただ単に自分側のカードの引きがいいのを祈るだけだから、リアルラックに属するのでは?
- (FF2)「俺は別にエクスカリバーが欲しいんじゃなくて、
テツキョジンとエンカウントして純粋に戦いを楽しみたいだけなんだ」
…と言っていると『エンカウント欲センサー』が稼動するらしい。- このエンカウント欲センサーはかなり強力で、会いたくないような敵ばかりよく出現するのはこのため。
- オニオングッズは射幸心が煽られるしな。
FF2(FC版)のアルテマの本に超強力な物欲センサーが搭載されている気がする。
宝くじやコンプガチャにも導入されているらしい。
チョコダン時忘れDSのシドベンチャーでは、ラスボスがアホみたいに強く、手に入れにくい素材を
大量に消費して作るような装備がほぼ必須なので、クリアするために物欲センサーと戦わなくてはならない。
ゲームは乱数に支配されており、理屈上の確率は平等だが実際の機会は平等にやって来るものでもない。
一度リセットして確率変動を起こす手段もある。
1回1回が一定確率における独立試行であるのだから、確率とは恐ろしいものであるといえる。
だが、無欲では手に入らないのも事実。欲がある限り可能性もあるが、無欲では可能性すらない。
いつかやってくる幸せを信じてがんばろう。
- ???「そもそも買わなきゃ、当たらない」
12でアイテムを集めていると、どうしても%の壁に阻まれることが多い。
- 12はライセンスにより全員が同じ装備にできるため、レアアイテムも当然ながら最低3つ(=バトルメンバー全員分)集めることになるのだが、
2つ目まではすぐにドロップするのに3つ目が100チェイン以上戦ってもなかなか出なかったり、目当ての装備の入ったトレジャーが複数ある場合にどれか1つだけ全然出なかったり…と、
物欲センサーがまるでこちらの意図を見透かしているかのような、非常に嫌らしい妨害をしてくる。
バルハイム地下道やセロビ台地をマラソンしているとよく起こる。
>物欲以外の欲にも反応するらしい。
本当にそう。DFF系でもアイテムに限らず、行いたい行為さえキャッチされる。
コロシアムやラビリンスで目的のジョブカードが欲しい時に限って出ないことが多い。
特に白魔導士、吟遊詩人、風水師さらにはテント、コテージまで必要なときに出にくい困り物。
そういうときに限って、魔獣使いや赤魔導士みたいな厄介なものが来るのもお約束。
DDFFでは一段と進化し、ラビリンスの準備欲や修復欲、脱出欲にも的確に反応するようになった。
アイテムドロップ率が上がったらしいと言う情報や、ドロップ率を上げるアクセサリを過信すると発動することが多い
…のかもしれない。まぁドロップ率上昇効果がないよりマシと考え、
欲しいと思ったアイテムは気長に、かつ根気よく粘ろう。いつかは報われる…と思う。
- オンラインゲームのレア確率に比べれば序の口である。
FFに限らず、あまりに低確率な場合、デマが出る事が良くある
特に昔は多かった。最近はネットで情報を確認出来るのでそれ程でもなくなったが…
アイテムに関連するものだけでも
「特定の条件下で出現する隠しモンスター(実在しない)が高確率で落とす」
「1分以内に倒すと確率が上がる」
「味方が全滅寸前の状態で勝つと確率が上がる」
「タイミングよく特定のボタンを押すと(もしくは連打すると)確率が上がる」
「コントローラーの温度を感知している」
などなど…
- >ネットで情報を
それもあるだろうけど、昔に比べて一般人がROM解析に触れる機会が多くなったことも大きな要因の一つだと思う。今では初心者でもプログラミングができる環境が整っているし。
「物欲センサー」という単語の初出作品は諸説あるが、国内のオンラインゲーム初の成功作とされる「ファンタシースターオンライン」の頃から既に使われていたとする説が有力。
急速に普及させたのは「モンスターハンター」シリーズで間違いないだろう。
そう、どこのオンラインゲームにも物欲センサーは存在するのだ。
- 実際、モンハン大辞典wikiの物欲センサーの記事の充実度には目を見張るものがある。
エルムドア、俺は別に源氏シリーズが欲しいわけじゃないぞ?ただお前をひん剥いてやりたいだけなんだ!(FFT)
- …当然の事だが「不可能な事は起こらない」というのもまた絶対の真理である。
ゴブリンからラグナロクを盗めないのと同じく、エルムドアをひん剥く事もまた出来ないのだ。- うごごごご
- ただし、海外版ならエルムドアを引ん剥くことが可能らしい。
物欲センサーの正体はいわゆる「マーフィーの法則」。「意識して失敗した場合に強く印象が残る」と言う心理的要因によるものである。
- 例えば、レアアイテムを落とす敵をそうと知らずに倒してドロップ無しだった場合、それは記憶には残らない。しかし、レアアイテムを狙って同じ敵を倒し、ドロップ無しだった場合、強く記憶に残る。「物欲があるとアイテムが出ない」のではなく「物欲があると、アイテムが出ない時にショックが大きい」と言うのが正しい訳である。
- 大体の人はそういう事だと何となくは理解はしているのだろう。
しかし、「こんなにも自分がアイテムが手に入らないのは(エンカウントしないのは)誰かに妨害されているからだ!」と思う事で、一切の意志の無い運ではなく、悪意ある他者や何かに、怒りの矛先を向けたいからなのだろう。
- 大体の人はそういう事だと何となくは理解はしているのだろう。
マーフィーの法則以前の問題である場合もある。
例えば20種類のアイテムをコンプリートしようとすると、最初の1種は何が落ちても100%該当する。一方最後の1種類は5%。この時点で最後の1種類は物理的に言っても出にくい。そうは言っても20回くらいチャレンジしたら出るでしょ?と思いがちだが、5%のアイテムが20回やって出ない確率は35%以上ある。分かりやすく言えば同じチャレンジを3人がやったら1人は出ないと嘆くのである。物欲センサーが信仰されるのも無理はない割合ではないだろうか。
- FFでは敵が変身する際にバトルが終わらない作品が多いので、「特定の姿のときに倒す(盗む)」などアイテムの入手に条件があることも多く、これの見落としも物欲センサーの誤解を受けたりする。
ランダムとはいえ、デジタルに支配されたゲームの世界には限界がある。
そこで、限界を目指すプレーヤーはエンカウントテーブル調査、
乱数解析、乱数操作など、ありとあらゆる手段でセンサーを乗り越えようとする。
- それを乗り越えた先に君臨するのがTASさんである。
レベルアップ時の吟味中に限ってセンサーが仕事を放棄するのもよくある話。
FF4で能力マイナスを引いてしまった時にアルテミスの弓が出ましたよ、ええ。
- こういう事態を避けるために、能力吟味中にはレアアイテム持ちのモンスターとは戦わない方が無難。
例えばFF4の月の地下渓谷ではレベルアップ兼レアアイテム探しのメッカとして知られているが
月のフィールド上では殆ど居ないので、一旦脱出してそこで行うのが吉。
ソーシャル系タイトルではガチャ排出においてこの言葉が引き合いに出される。
DFFOOで例えれば「推しのキャラの武器(BT・FRなど)は天井入手まで行ってしまうのにそうでないキャラの武器は無料10連で引き当てる」など。
ただし運営サイドによって確率やテーブルが実際の表示と異なるものに操作されるなど、一概に物欲センサーの所為には出来ないケースも存在する。これらはユーザーに対する優良誤認行為であるためほぼ例外なく炎上案件となる。FFソシャゲにおいてはFFBEやFFBE幻影戦争にて上記のような優良誤認問題が発生している。
→関連項目:【リアルラック】・【レアアイテム(アビリティ)】・【レアモンスター】