全般
FF5で初登場した装備分類。FF4までの腕装備に当たった部分が変化したもの。
通常の防具のように防御力・回避率などのステータスを上げるよりも、アビリティや有効ステータスなど特殊な能力を付加するものが多い。
FF5の段階では、FF4までの腕装備とほぼ同様に、アクセサリの中に防御力を上げるのみの小手や腕輪が含まれていたりして、区分に曖昧な部分があった。
- 装備する場所が同じにも拘らず腕装備とアクセサリを分けて紹介する攻略サイトが散見される。
FF6以降は特殊能力を付加する効果にほぼ特化した。
FF4までは腕装備として指輪、腕輪、小手ぐらいしか登場させることが出来なかったが、アクセサリとして名を変える事によって靴、お守り、マント、香水など様々な種類のアイテムを装備品として登場させる事が出来るようになった。
FF9では腕装備とアクセサリが別扱い。
FF10-2、CCFF7、FF13等では防具がアクセサリしかないなど、作品により位置づけがやや異なる。
防具がアクセサリしかない作品は数種類装備できる。
例としてCCFF7では最大4つ装備可能になる。
アクセサリ/【腕輪】、アクセサリ/【小手】、アクセサリ/【指輪】、アクセサリ/【靴】
FF5
初出。腕装備の名残か特別な効果の無い小手や腕輪類も混じっている。
まだ(特殊効果の多い)防具カテゴリの一種といった立ち位置。さいきょうでも防御力を参照し自動で装備が選ばれる。
押すと必ず呪いの指輪が選ばれてしまい困ったプレイヤーも多いのではないだろうか?
FF6
装備枠が2つに増加し、装備画面は武器・防具と別となった。
今作から全てのアクセサリに何らかの特殊効果が実装されている。
一方で攻撃力や防御などは無いかあっても微弱で、あくまで特殊効果のための枠という扱いが強まっている。
また、コマンドを変化させるものや戦闘外でのみ効果をもたらすものなどが登場。
ほとんどは全員が装備できるが、コマンド変化系は該当コマンドを使えないと装備できない。
ほかにはプリンセスリング、形見の指輪とモルルのお守りが該当。
さらにウーマロは専用装備が多い代わりに幾つかの物が装備できない。装備変更やコマンド操作が出来ない影響と思われる。
ちなみに靴と思われる装備が複数あるが、それらを同時に装備することも可能。片方ずつなのか重ね履きなのか……。
FF7
1枠に戻った。武器防具と異なりマテリア穴はなく一線を画した扱い。全てを全員が装備可能。
コマンド変化系などマテリアが扱うようになった効果が多く、種類は6と比べかなり少なくなった。
また、防具が腕輪であるためか小手系の装備が無くなっている。
FF9
1枠存在し、防御性能が微弱な代わりにアビリティの豊富さや能力値・属性補正を持つ物の多さが特徴。
髪飾りや香水、化粧品などが女性用で、これらとアンクレット以外は全員が装備可能。
宝石やフェニックスの羽のように消耗品であると同時にアクセサリというアイテムは他作品でもあまり見ない物だろう。
装備品による能力補正は他作品では通常装備している間だけの固定値であるが、なぜかFF9では装備品による能力値補正がレベルアップボーナスにも反映される。
それが重要になるのがアクセサリで、特に戦士系が早さのステータスを育てたい場合はアクセサリ頼みになる。
FF10-2
武器と防具の概念が無い10-2では、攻撃力や防御力を上げる役割をアクセサリが担っている。
それに伴ってか装備枠は2枠になり、アクセサリ自体も総数100を超える大増量となった。
種類は小手やベルト、冠や香水など多岐にわたる。中にはどういう形状なのかさっぱり不明な物も。
また、HPアップならバングル、MPアップなら腕輪など、能力上昇効果によって種類が統一されているのも特徴である。
過去作に登場したアクセサリも多数復活しているので、懐かしい気分になったプレイヤーも多いだろう。
FF11
詳細はこちら→アクセサリ
変更してもグラフィックに変化のない部位の装備がアクセサリと認識されることがある。
該当するのは耳・首・背・腰・指。このうち耳と指は左右があるため2スロット存在し計7スロット。
防御力は低いが、特殊効果やステータスブーストなどで効果を発揮する物が多い。
そのほか投げられない投てきはアクセサリと役割が近く、同様の物と見なされることがある。
FF14
耳・首・腕・右指・左指・ソウルクリスタルの6スロットが該当。
特殊な扱いのソウルクリスタル以外は装備画面の表示から「右側(装備)」という俗称もある。
基本的に防御力は1でステータス値も武器や防具より低めだが、入手はそれらより容易な位置づけ。
全てに装備グラフィックがあるものの、防具で上書きされ非表示になることも多い。
関連リンク→公式データベース(アクセサリ一覧)
FFT
アクセサリと一括りにされているが、その中でも指輪・腕輪・小手・マント・靴・香水と6種類に細分化されている。
普通にプレイするには特に気にする必要はない事だが、レーゼ(ドラグナー)のみ指輪と腕輪と香水しか装備できない事は留意しておきたい。
- リメイク版で追加されたティンカーリップは本来は口紅だが、少々強引ながら香水として扱われており、その際にカテゴリーも「香水」から「香水・口紅」と変えている。
なお、レーゼのドラグナーは指輪と腕輪しか装備できない(香水は装備できる)。
FFCC
表記は「アクセサリー」。1枠装備可能。シェラの里か実家のさいほう屋で製作できる。
主には「全員が装備可能で耐性を上げるもの」と「種族専用でそれぞれの長所を伸ばすもの」が存在。
- 前者はダンジョン入手以外にもシェラの里でレシピを購入できる。
素材も雑魚モンスターなどで済むので作りやすい。
ただしクリスタルリングとフォースリングは入手手段が異なってくる。 - 後者はシーフエンブレムやエレメントソウルなど、長所を伸ばす強力なもの揃い。
それだけにボスドロップを複数狙う必要があるなど製作に苦労するものも多い。
DFF・DDFF
基本アクセサリ・条件アクセサリ・独立アクセサリ・素材アクセサリの4種類が存在する。
基本アクセサリはその名の通りアクセサリの基本となる物で、装備者を強化するが単一での効果は低い。
条件アクセサリは、上記の基本アクセサリの効果を倍率という形で引き上げるもの。
独立アクセサリは条件アクセサリの効果を得られない代わりに、強い効果を持っているものが多い。
素材アクセサリは上の3つとは使用方法が違い、主にショップのトレード品として使う。
その種類・数ともに歴代最高峰。アクセサリを上手く活用することは対戦においてとても重要である。
アクセサリ装備数が、最大10個まで装備可能になっている点も他作品との大きな違い。
またこれらアクセサリ装備は装備品(アイテム)とは独立していることもあって、他作品に比べて選択の余地が大幅に上昇している。
- 素材アクセサリは、素材と名の付いている通りその多くがアクセサリ(装飾品)とは思えない素材物で占められている。
素材アクセサリによっては説明文も面白く、DDFFではさらにネタ成分が増している。
FF零式
防具にあたるものが全てアクセサリになっており、DFF並みのボリュームに。
こちらは最大装備数が2個までなのでより吟味する必要がある。
FFEX
装備の一つ。
特定の素材を集めて鍛冶屋で作成することができ、その際固定効果とランダム効果がそれぞれ付与される。
- どれに何が付与される可能性があるかは、一覧参照。
- 運が悪いと固定効果のみのこともある。
- 運が良ければ、固定効果もサポート効果も全取りできることもある。
装備は一人一つまで。
対峙する敵の特性や耐性にあわせて付け替えられるよう、色々作っておくのが望ましい。