システム/【さいきょう】

Last-modified: 2023-06-25 (日) 12:38:35

全般

FF5が初出。装備出来るものの中から、文字通り自動的に最強の物(攻撃力、防御力の最も高い物)を装備するコマンド。
買い物で装備品をそろえた場合などはいちいち選びなおさなくていいので重宝する。
7以降は装備システムが特殊になったり、防具の種類が減ったりしたため削除された。9や12では復活。
1・2・4などのリメイク作品にもついているが、なぜかDS版FF3にはついていなかった。


装備交換の煩わしさを解消した画期的なシステム。

  • FF3をプレイした方なら、ジョブチェンジ時の装備の付け外しが如何に面倒かがわかるはず。
  • FF5はこれを採用しなかったらプレイの手間が増大し、評価も変わっていたと思われる。
    • それなのに悪評が多いのはやはりエクスカリパーに代表されるマイナスアイテムのせいだったり、
      FFシリーズ自体が単純な強さよりも戦術がものを言うゲームバランスだったりするのが理由かもしれない。
  • FF9では数値だけ強いマイナスアイテムがないので、アビリティを重視する人が多い事もあって比較的使われないのでは。

作人によってはエクスカリパーや茨の冠などデメリット付き武具の登場や、数値は低いが特殊効果を持つアクセサリが手に入る事により、ゲーム後半になると結局装備交換の煩わしさは相変わらないものもある。

  • 例えばFF5にはFF3の様にアイテムを預けてくれるデブチョコボも居ないから、
    これらマイナス装備を捨てたり売ったりする事はコレクターにとってはあまりにも酷。
    結局は当機能をOFF(「ぜんぶはずす」)にしてジョブチェンジしたら一から全部自分で付け直すプレイヤーも居る。
  • OFFにすると「そうびしてください」というメッセージが出て、装備画面に自動的に移行される。よって、OFFにする事で今度は装備を忘れて敵と戦ってしまうという懸念を巧くカバーしている。
    • 「装備できないものだけ外してくれる便利機能」に関してはFFTが解決している。

「最強」という名前が興味を惹きつけるが、所詮はコンピュータが勝手に選ぶのである。過信してはいけないということだ。

  • 攻撃力や防御力だけで決めており、性能は無関係であるが、特殊効果や追加効果はプレイヤー側の戦術で適宜カスタマイズするものであり、
    総合的な性能はコンピュータが単純に比較できるものではないんだろう。
    • このように比較の尺度が定めにくい問題や、尺度を決められたにしても処理が複雑化して容量を圧迫しうる問題を考えれば、
      どうしても攻撃力や防御力といった「共通パラメータ」で比べるしかないのかもしれない。
  • そして昔のRPGでは装備の耐性や追加効果といった固有能力が確認し辛く、
    (攻略本が当時500円程度(SFC時代でも1000円程度)とはいえ子供には高い買い物であり、インターネットもなかったため武器・防具の耐性などろくに考慮せずプレイしていた)
    結局攻撃力・防御力優先の装備にしてしまう風潮があった事を忘れてはならない。
    今ならゲーム内でも親切に耐性や追加効果を説明してくれるので気づかないかもしれないが…。

内部処理としては、現在の装備を一旦全て外してから改めて最強装備を身につけている仕様。
そのため最大HP・MPに補正のある装備(例:FF6のグリーンベレーなど)が最強装備として選ばれた場合、「さいきょう」を選ぶ前から装備していると「外してHP減少→再装備で最大HPのみ増加(現在HPは減ったまま)」といったデメリットが発生することになる。
また一度装備を外す必要があるため、所持アイテム数に上限のある作品ではアイテムを持ちすぎているとこのコマンドの選択が不可能になることも。

FF1(WSC版以降)

WSC版以降のリメイク版に追加。攻撃力、防御力の高いものが優先される。
高レベルのモンクスーパーモンクは武器や防具をつけると弱くなるが、
「さいきょう」ではたとえ数値が下がることになろうとも何かしら装備させられてしまう。


耐性などは考慮されないので、皮の帽子を装備したままさいきょうを選んでも、リボンは装備されない。
でも、重量は考慮されるのか、黒のローブを装備したままさいきょうを選ぶと、ちゃんとルビーの腕輪が装備される。

FF2(WSC版以降)

WSC版以降のリメイク版に「さいきょう」と「ぼうぎょさいきょう」が追加。
「さいきょう」では武器は熟練度の高いものを利き手に装備するよう優先され、防具は防御力優先。
「ぼうぎょさいきょう」武器、盾以外の防御力の高いものが優先される。


「ぼうぎょさいきょう」というのもあるが、役に立たない。
せめて「かいひさいこう」なら役に立っただろうに…。

  • ただ、同じ防御力の装備だった場合、装備の重量が軽い装備を優先して装備してくれるので、そこまで使えない訳ではない。
    重い装備は売り払ってしまえば勝手に装備されることもないし。
  • でも、「かいひさいこう」なんてあったら、公式で鎧などの重装備は使えないもの、と明言してるようなものだし、初期装備が重装備のキャラの立場がない。
    何より、攻略のヒントがモロバレだから、それはゲームとしてはつまらないものとなっただろう。

リメイク版FF2のものは単に防御力が一番高いもの(=)を選ぶので、軽装備で回避率重視が一番のFF2では役にたたない。

  • 更に、熟練度が最も高い武器の最強武器が装備されるので、装備したい系統の武器を手動で装備しなければならない点でも、使いづらいコマンドだろう。
  • 一応、FF1同様、重量が軽いものが選ばれる。ブロンズアーマー銅の胸当ての場合は、銅の胸当てが優先される。

FF3(ピクセルリマスター版)

漸くFF3にも実装された。


防具類は序盤~中盤は大抵は基本スペックの高いものを装備していけば良い(ていうかそれくらいしか装備するものが無い)ので、必然的にお世話になりやすい。
武器の方は属性や特殊効果云々で手動でちょこちょこ替える事があるかもしれない。
ただし、終盤で守りの指輪とリボンを装備させたい場合はスペックの高い小手や兜が優先されるので、重戦士系は付け直す煩わしさが付きまとう。


不具合か仕様かはわからないが、素手の攻撃力には対応していない。
どういう事かというと、モンクや空手家が熟練度の関係でそれぞれの最強武器を装備した時の攻撃力より素手の攻撃力の方が高くなった状態でも、勝手に武器を装備してしまう。
よって、素手が武器の攻撃力を超えた状態で「さいきょう」を利用した際、武器を取り外すのは忘れない様にしよう。

FF4(GBA版以降)

GBA版以降「さいきょう」が追加。


優先順位は攻撃力>防御力のようで、弓矢や両手武器を装備できるキャラの場合、そちらの方が攻撃力が高くなる場合は盾は外される。


攻撃力が同じ場合は命中率の高い方が優先される。
一例としては虎徹円月輪では虎徹が優先。
また二刀流がデフォルトのヤンエッジの場合英雄の盾は外されるが、これは英雄の盾が「攻撃力0・命中率50%の武器」と判定されるため(ちなみに攻撃力・命中率の同じ妖精の爪とでは妖精の爪優先)。

FF4(携帯版)

チョコボシールドも英雄の盾同様に二刀流キャラにとって優先順位は最低となる。

FF5

シリーズ初出のシステム。
これで装備が楽になるはずだったのだが…。


ジョブ・アビリティ変更後の自動装備システム。
単に攻撃力・防御力の数値「だけ」を見てるため、呪いの指輪茨の冠ボーンメイルなど、ありがたくないアイテムを強制装備させられ嫌な思いをするプレイヤーが続出。この為、後半になるとあまり当てにならないことも多い。

  • 前半でも、誰か1人だけに強い装備が集中してしまいがち(店売りの武器防具を律儀に人数分買おうとすると金が足りなくなりがち)なので、やはりパーティ全体のバランスを取るためにも最強は使いづらい。

エクスカリパーの罠がある。

  • FF5の「さいきょうそうび」はむしろエクスカリパーや茨の冠の存在を前提に用意されたものだと思う。

攻撃力・防御力だけを見て強いかどうかを判断する。
そのため序盤はともかく、特殊な性能の装備品を多数所持している中盤以降からは使う機会が少なくなる。

  • バル城の道具屋にいる老人が、
    「さいきょう」では防御力の低いエルフのマント金の髪飾りが外れてしまう事、
    しかし、それらは特殊な効果がある事を教えてくれる。
    • 初プレイ+事前情報無しだろうと、こういう台詞を聞いてきちんと考えて実行できるかどうかでFF5の難度が大きく変わると言っても過言ではない。

ジョブチェンジする度に勝手に行われるこのシステムはゲーム中盤以降邪魔くさくなってくる。
ボーンメイルを装備している事を確認せずにジョブチェンジ直後の戦闘でPT全体回復魔法をかけて、ダメージを食らうプレイヤーが続出。
デメリット付きアイテムはコレクターでないなら売ってしまっていいだろう。

  • 最初は凄い便利だと思っていたがボーンメイルや茨の冠やエクスカリパー等をウッカリ装備して酷い目にあったので、このシステムを捨てた。
  • 一応、ジョブチェンジ時に「さいきょう」「すべてはずす」のどちらかをコンフィグで選べる。

右手・左手・頭・体・アクセサリーの全部位を付け直す事態はそうそう訪れない。
茨の冠のスリップや呪いの指輪で時間切れで死んだり、ボーンメイル装備者が回復が必要なほど瀕死になるような事態も雑魚相手には滅多にないだろう。
結局何だかんだ言いつつも、エクスカリパーだけ替えればいいやという人にはありがたいシステムであったりする。

  • 雑魚相手でも万が一死んでしまったりミールストームなどで瀕死になったり全体攻撃を食らうなどして全体回復を図りたい時とかもあるので、
    人によってはやはりボーンメイルは邪魔だったりする。
  • 防御力の数値だけを見ずに耐性や特殊効果、パラメータUP等の装備特典を重視するプレイヤーにとっては、逆にありがたくないシステムであったりする。

本作の場合、攻撃力の数値がダミーでしかない武器も多数あるので尚のこと面倒。
数値が同値の場合はアイテム欄で上にあるアイテムが選ばれる。
そのため、序盤でアクセサリに銀縁眼鏡革の靴しかない場合に先に入手した革の靴の方が選ばれがち。
それが最初に感じるさいきょうシステムへの不満かもしれない。

  • 革の靴が優先されることから、隠しパラメータである魔法回避率は最強装備に考慮されていないことがわかる(銀縁眼鏡の方が魔法回避率は上)。

FF5(iOS/Android版以降)

旧スマホ版・ピクセルリマスター版では、エクスカリパーや茨の冠、呪いの指輪など、デメリット付き装備は最強装備の対象外となった。
アビリティ付け替えの際、装備に影響しない変更である限り装備が維持される仕様と併せて、既存機種に比べ大幅に快適になった。

FF6

アルテマウェポンブラッドソードソウルセイバーカッパ装備などは装備されない。

  • おそらく攻撃力が特殊な武器は除外しているのだろう。
    これでFF5のエクスカリパーの様な悲劇が少なくなった。
  • アルテマウェポンなどの性能が変動するもの、茨の冠のようなデメリットがある物は選択されない。

よく確認せず装備画面を閉じてしまうと、
フレイムシールド+メルトン使って攻撃+回復のはずがクリスタルの盾になってて全滅など悲しい体験も。


本作ではむしろ別の目的で利用する方が多いかも(例外あり)。


本作ではイベント等でパーティから外れたメンバーの装備品は全て外される。
崩壊前であれば再び加入してもそのままだが、崩壊後になると2つの例外が出てくる。
まず1つはフィガロ城地下での触手戦に加わるエドガー
そしてもう1つはモブリズに於ける最後のフンババ戦に加わるティナ
この2名は戦闘に際しこのシステムの要領で自動的に最強装備が施されるのだ。但し、アクセサリだけは装備されないので注意。
特にエドガーはそのおかげでしょっちゅう触手に捕まる。

FF6ピクセルリマスター版

アルテマウェポン等の特殊武器が最強装備の対象となったので注意。

CCFF7

マテリア・アクセサリを一括して変更できる「最強」がある。
物理攻撃重視の「攻撃」、魔法攻撃重視の「魔法」、防御重視の「防御」の三種を選択可能で
便利そうに見えるのだが、使えるのは序盤くらい。
パラメータ調整や限界突破アクセサリを付け直し等、結局自分で変更が必要になってしまったり、
HP+等の付けはずしで回復し直さなければいけなくなったり。
魔法攻撃重視だと、稀にエネルギースーツ2個装備でHP1・AP0になっているなんて罠もある。

FF8

魔法を自動でジャンクションするためのコマンド。
ジャンクションするG.F.を選んで終了するとコマンドが現れ、「たたかう」「まほう」「ぼうぎょ」の3タイプのうち、選択したものに特化した魔法のジャンクションを、自動で行ってくれる。
ただし、力・魔力などのパラメータ部分だけでなく、属性攻撃防御ST攻撃防御のところも自動的に変更されてしまうので、
特別な意味のあるジャンクションをしたいなどの場合は、後から手動で直す必要がある。
特に、うっかりST防御が変わっていたことに気付かないままモルボルクアールあたりと戦うと、地獄を見ることになる。

  • 基本的に、魔法そのものが持つ上昇率と個数から割り出されるパラメータの上昇値のみで、割り当てられる魔法が決められる。
    なので、HPを例にすると、ケアルガを持っていても、ケアルの方が多ければ、ケアルがHPにジャンクションされる、ということもある。
  • さいきょうでは属性攻撃が厄介で、属性魔法が勝手に付けられるため気づかずに通常攻撃をして半減・無効・吸収される事態になる。
    このコマンドに頼る場合、属性攻撃Jは習得させない方が効率的という場合さえある。

FF8は小数点の部分もしっかり計算されており
上昇値が同じ複数の魔法があっても小数点まで含めた最も数値が大きい魔法が選ばれる。
小数点まで同じ魔法がある場合は、魔法IDが一番小さいのが選ばれる。

FF9

特に罠はない。攻撃力、防御力等の値が高いものが装備される。
しかし、属性、追加効果、アビリティなどが、武器や防具によって個性があるため、前述にあるとおり、「さいきょう」=ベスト装備とはいえない。

  • エクスカリバーII入手のためのプレイでは後半、アビリティの習得が困難になるため有用なアビリティや耐性を持つ装備に的確に変えていかなければならないので、これを使うよりは自分で装備した方が無駄手間にならない。
    • さいきょう選択後に必要箇所を装備変更したほうが早いことも多い。
      装備一覧を開くことなくワンボタンで装備変更できる点はやはり優秀。

正確には数値を見ているわけではなく、装備一覧のなかで一番下にあるものが装備される。
武器は威力順に並んでいる。
防具もおおよそ数値順に並んでいるものの、強いのに上に配置されている防具もいくつかある。
厳密な並び順の法則はないようで、性能が一長一短になりやすい後半の装備ほど適当に並んでいる。


習得中のサポートアビリティをセットしている場合は注意が必要。
装備が変わってセットしていたアビリティが外れてしまうことがある。


マーカスやベアトリクスの場合、面倒だからといってこれに頼っていると離脱時に(その時点では)貴重な武器や防具、アクセサリを持ち逃げされてしまう可能性も出てくる。
面倒でも離脱前に装備を市販品に付け替えておこう(特に戦闘終了後メニューを開く間もなく離脱するベアトリクス)。

FF12

名称は「最強装備」。
武器は攻撃(弓・ボウガン・両手銃・ハンディボムの場合はアロー・シャフト・バレット・ボムも含む)、
盾の回避(片手武器が選択された場合のみ)、
頭防具は魔法防御、体防具は防御の高いものが装備される。
アクセサリは変更されない。
しかし武器の特性、追加効果、重装備、軽装備、魔装備などさまざまな要素があり
最強装備がベストになることはあまりなく、戦闘中にも装備変更が可能なこともあり
状況に応じて切り替えていく必要がある。

  • 装備にもライセンスが必要なのでライセンス未習得の装備は選ばれない。
    役割を意識してライセンスを習得していれば最強装備がベストになりやすい。

FF13-2

「オートセレクト」の名で登場。
HP特化・物理攻撃力特化・魔法攻撃力特化の3パターンがあり、
武器およびアクセサリが装備可能な範囲でセットされる。
毎作の例に漏れず特化するパラメータのために一切の副作用を度外視するため、
雷光十字章連隊軍曹バッジが選ばれる。

FF14

パッチ3.3で実装。名称はそのまま「さいきょう」。
所持品の中から現在のクラス/ジョブに適した、レベルの最も高い装備が選択される。
ただし、Lv60までは複数ロールで装備可能な物があり、不適切な装備になることも多い。
(戦闘職なのに非戦闘職の防具を、STRが必要なジョブでINTが上がるアクセサリを選ぶなど)
装備品の量が膨大かつ装備更新速度も早いため、ありがたい機能なのだが注意が必要である。

FFT

店でアクセサリー以外の各部位の最強の装備(商品)をセットアップしてもらう「最強試着」と通常の編成画面で使える「最強装備」があるが結論から先に言ってしまうと使えねえ
理由は単純で、基本的にこのコマンドで選ばれるのは『強さ』でソートした時の上から順に選ばれる。
具体的には
武器 : 攻撃力(Wep.Power)が高いもの
盾 : 物理回避の高いもの
頭・体 : HP上昇量が多いもの
アクセ : ごちゃごちゃ(『強さ』の基準が不明)
 
別にコマンドを使わなくてジョブチェンジをすると自動的に「最強」装備をセットされてしまうのでお目にかかる事が多い。

  • 『○○装備可能』『格闘』『二刀流』『両手持ち』をセット・解除した場合も最強装備される。

武器の問題はFFTをやった人なら知っているように、バッグは見かけ上の攻撃力が高く、優先されがちなのが一番の問題だと言える。(女性キャラの場合は、だが)
確かに見かけ上の攻撃力はその時点で手に入るほかの武器に比べても高めだったり遜色なかったりするが
ダメージ計算式がと同じで「武器攻撃力×(1~使用キャラの物理AT)」なのでその見かけ上の攻撃力を発揮する事はまずなく、しかもその上値段がやたら高い(ブランド品なので)。
間違って購入してしまったプレイヤーもいるんじゃないだろうか。
バッグ以外でも基本的に見かけ上の攻撃力が優先されるため、斧やらやら使えない武器が優先してセットされてしまう。
またジョブがなんであろうと攻撃力優先で選ぶため、魔道士系のジョブであってもステータスアップ系の武器より攻撃力優先で選んでしまう。
当然、武器の射程も考慮されない。

  • このゲームには防御力と言う概念がなく、防具は基本的にHP・MPの上昇値と言う形になっているが「最強」コマンドで優先されるのはとにかくHP上昇量が一番大きい防具である。
    ステータス付加などは当然考慮されず、また後衛系のジョブであってもMP上昇量よりHP上昇量の方が優先される。
  • アクセサリーについては言うまでもなく、ソートでの『強さ』の基準が不明なため手動でセットしないとほぼ役にたたない。
    攻撃力やHP上昇量が同じものが複数種類ある場合は『分類』で上にくる種類から装備される。

結局は自分で装備をセットしなおす羽目になる事の方が圧倒的に多いのでいらん物は早々に売っ払い、
店では必要な物だけ買ってあんまり最強試着をしない方が良いのかもしれない。

  • ちなみにここで言っている「見かけ上の攻撃力」とはゲーム中に表示される武器の攻撃力(W.P)の値の事である。
    このゲームでは武器毎に違うダメージ計算式が使用されているので(装備一覧参照)あまりアテにならない。
    攻撃力が高い武器を装備しているのに思ったほどダメージが出ない場合は計算式を見直してみると原因が分かるかもしれない。
  • せっかく買ったものを売るのがもったいないと感じる人は毛皮骨肉店に売れば同額で買い戻すことも出来るのでオススメ。

オプションで「ジョブチェンジ時の最強装備」をOFFにしてもFF5の様に装備がリセット(何も装備してない状態)されるわけではなく、
チェンジ前のジョブで装備していた品がチェンジ後のジョブでも装備可能である場合はそのまま装備してくれている状態になる。
いちいち最初から装備しなおすのが手間だと思う人にとっては、FF5よりは少し便利になっている。

  • 「ジョブチェンジ時」となっているが『○○装備可能』などをセットしても最強装備されなくなる。

最強試着は武器増殖バグでお世話になる。


『二刀流』がセットされている場合、二刀流不可の武器は優先度が下がる。
『格闘』をセットすると両手とも素手が優先される。
『両手持ち』をセットすると両手可能・両手専用の優先度が上がり、当然盾は優先度が下がる。

DFF・DDFF

本作でも「最強装備」という名前で登場。
やはりHPやBRVなどの能力値でしか評価されず、特殊効果やコンビネーションを発動するアイテムもお構いなしに選択されるため、カスタマイズはその都度必要。
優先順位としてはATK(DEF)、BRV、HPの順番か。

FFB

アビリティと武器全てを一括で最強装備する。
攻撃力優先だが、ジョブによるアビリティ・武器補正後数値での優先になっている。
またジョブチェンジ時に、最強装備するか否かが選べる。
とにかく「攻撃力優先」のため、幻獣攻撃ボーナスが欲しければ自分で修正する必要がある。
ただアビリティと武器を多数装備する手間を考えると、最強装備がそう悪いともとれない。
ボーナス欲しい人は最強にした後、ボーナス判定のあるメインアビリティと武器を変える感じだろう。


攻撃力優先ではなさそう。
変化のロッド項目で書いたけども、
最強装備をした際に、装備に変化より攻撃力の強い炎のロッドが選ばれなかったので
攻撃+防御の合計で「最強」を選んでいるかと思われる。もちろんそれにジョブ補正も加わる。

FFRK

「おまかせ編成」という形で存在する。(コマンドは「おまかせ」だが、ヘルプ表記では「おまかせ編成」。)
メンバー、装備、アビリティ、必殺技、マテリア(レジェンドマテリア、レコードマテリア)、魔石が対象で、
パーティ編成画面の「おまかせ」を行うと、
装備は共鳴込みの最強ステータスのもので上書き、装備以外は未設定箇所を補完する形で自動で設定される。
なお、装備、アビリティ、必殺技、マテリア、魔石は各変更画面にも「おまかせ」があり、個別で実行可能。