武器/【投擲武器】

Last-modified: 2024-03-11 (月) 15:54:45

読みは「とうてきぶき」。


シリーズ内でしばしば登場する、投げて使うタイプの武器。
手裏剣円月輪などの武器がこの種類に含まれる。
基本的に後列でもダメージが減少しない武器という位置付けがされている。


普通の武器と同様に装備して使うものと、アビリティの「なげる」で使うものが存在する。
前者はブーメランのように戻ってくるので無限に使用可能。
後者はそれと比較して強力だが、投げた武器は当然なくなってしまうので、量産できるものでなければ使いどころを考えよう。
特にレア物は1つしか手に入らないものもあり、投げたらそれでおしまいなので注意されたし。


いくらでも手に入る武器の例:
手裏剣、風魔手裏剣、その他店で買える物やモンスターから盗める物など。
レアな武器の例:包丁など。


後列でダメージを軽減しながら攻撃できる攻防一体の性能を持つ。
シーフ忍者など隠密系のジョブが得意とする傾向にあり、打たれ弱い彼らにはありがたい。
弓矢と異なり片手武器であるため、場合によっては盾との併用でさらに守りを固められる。

  • 二刀流で使いたいけれど、強い投擲武器が一つしか手に入らず、結局近接武器とセットで前列で使うというパターンはよくある。

現実には殺傷能力がある物が手元に返ってきても、自身に攻撃が返ってくるようなもので危険以外の何物でもない。
敵に当たった時点で普通は推進力を失い止まるか落ちるわけで、その辺はゲームのお約束というやつである。


FF3

シリーズ初登場。全3種類だが、種類ごとに装備できるジョブが異なり、全てを装備できるのは忍者のみ。
最強である手裏剣は、まだ投げるのコマンドが存在しないため、
装備品でありながら使い捨てと言う珍しい特徴を持っている。


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FF3(DS版以降)

チャクラムライジングサンが追加。
また、ブーメランとチャクラムは狩人も装備可能。

  • さすがに威力は弓矢装備時には劣るものの、DS版で狩人に追加された強力なアビリティみだれうちを矢の消費なしで使用できるため、地味に重宝する。

DS版ではシーフ忍者たまねぎ剣士のみが全種類装備可能(手裏剣は除く)。


FC版もそうだが多段ヒットしても攻撃モーションは1回投げるだけ。二刀流なら左右1回ずつ。
使用キャラの能力によらず常に攻撃時間が短いため、稼ぎをする際などに便利(かもしれない)。
攻撃時間で特に差が出やすい手熟練度稼ぎでは大いに活躍してくれる。


手裏剣は装備不可能になり、「投げる」で使用する形となった。
なお本作で「投げる」専用武器はこれのみ。


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FF4

エッジ専用の武器系統として登場。
本作から投げるのコマンドが登場し、手裏剣系の武器は投げるでしか使えないようになった。
ブーメラン円月輪が存在し、投げる専用武器では手裏剣風魔手裏剣、加えて手裏剣系の武器ではないが包丁が登場。
いずれも後列から攻撃可能かつ包丁以外は飛び道具属性を持つ。

  • DS版以外は、投擲武器を片手に装備していればもう片方が通常の武器でも威力が落ちずに攻撃できるという利点がある。
    ただし、SFC版では投擲武器を右手に装備させないと後列攻撃とならない点に注意したい。
    また、実際には後列武器バグの存在によりこの点はほぼメリットとならず、実質的には飛び道具属性のみが特性となる。
    携帯アプリ版は敵の攻撃が非常に厳しいのでこれを使ってエッジを後列に下げたほうが安定する。
    バックアタックだと涙目だが。

ドワーフの斧も投げて使う武器だが、カテゴリとしては投擲武器には含まれない。エッジも装備不可能。


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FF4(GBA版)

さらにGBA版以降ライジングサンが、投げる専用武器では鉄クズが登場。

FF4(DS版)

飛び道具属性が消滅してしまった。
しかも後列武器の筈なのに殴って攻撃してる…


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FF4TA

エッジゲッコウザンゲツイザヨイツキノワが装備可能。


4本編より種類も装備者も増えたが、二刀流を前提としているためか攻撃力はかなり低い。
真価を発揮できるのはエッジとツキノワの2人だけだろう。
飛行系特効を狙うなら、ザンゲツは槍、イザヨイは弓矢の方が強い。


両効きのエッジとツキノワの場合、片手に強力な刀、もう片手に投擲武器という組み合わせが非常に便利。
一方が近接武器であっても、もう一方が遠隔武器なら、それだけで隊列関係なしにダメージを与えられるようになる。


ドワーフの斧は「手斧」という新たな武器カテゴリに仕分けられた。
装備者は斧と同じ。


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FF5

他の武器のようなアイコンが無いのが特徴。
円月輪ライジングサンが該当する。
シーフ忍者ものまね師が装備可能。

  • ライジングサンのみ弓矢や鞭と同じく遠距離カテゴリに分類される武器。
    円月輪は隊列無視なのに近接カテゴリに分類されている。

ダメージ計算時の攻撃力の振れ幅は「+0~3」。
また、「レベル×すばやさ÷128」が奇数の時、攻撃倍率が+1されるという変わった特性がある。
他の武器では短剣忍者刀弓矢 が同じ特性を持つ。


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FF6

ロック専用の系統としてブーメラン円月輪ホークアイとそれらの上位種で構成されている。
ホークアイ系のものは、通常では刀身で斬りつけるというモーションになっており、クリティカル時のみ投げるようになっている。
しかし斬りつけモーションでも後列で攻撃力が落ちない効果はしっかりと発揮されている。謎だ。

  • ホークアイ系(ホークアイ、スナイパー)は「飛剣」と呼ばれる種類であり投擲専用武器ではないためか
    通常時は普通の刀剣と同様に斬りつけ、クリティカル時のみ投げる仕様になっていると思われる。
    • ホークアイ系の元ネタである「ガンストックウォークラブ」は殴り付けて使う近接武器・投げつけて使う投擲武器両方の側面があるのでモーション自体は間違ってはいない。
      おかしいのは殴り付ける時でも隊列無視になっている点。
      ちなみに「飛剣」とは攻略本における投擲武器の呼び名で、その本の中ではホークアイ系に限らず投擲武器全般を指している。
  • 騎士剣ギャンブル武器と同じく属性付の物は存在しない。

ブーメラン系の物は攻撃モーションが若干長いのが難点。
二刀流乱れ撃ちなどするとモーションの長さも8倍に。


本作から「投げる」専用武器が非常に安価で買えるようになった。
このため前作までの「ここぞという時まで温存する最終兵器」という役割から「通常攻撃代わりにバラ撒く便利アイテム」に変化している。
かと言って弱体化したわけでもなく、相変わらず強力なまま格段に使いやすくなっているため利便性は大きく上がっている。


本作ではぬすむときには一瞬敵に取り付き、ぶんどるときは敵に取り付いた際に攻撃するようになったが、これらの武器を装備した状態でぶんどるとホークアイ系以外はご丁寧に取り付いた状態から投擲する。
わざわざこのシチュエーション専用の投擲距離の短い武器モーションも用意されている。
これでもちゃんと隊列無視等も機能する仕様だが、もはや投擲の意味とは。


厳密には別種の武器系統に分類されているが、セッツァー用のギャンブル武器も絵面としては投擲している。
まぁダイスは「投擲」と言うのか微妙ではあるが…。
ただ、ブーメラン等と違ってあちらは敵にまっすぐぶつける(突き刺す)使い方で手元には戻ってこないのだが、なぜか手裏剣のようななげるとは違って無消費投げ放題である。


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FF7

ユフィの武器系統『手裏剣』として登場。

FF9

装備品としては登場せず、サラマンダー投げるでのみ使用可能。
過去のシリーズ作品では手裏剣系の武器が投げる専門だったが、
本作では円月輪系の武器が代わりに投げる専門となっている。
マカロフ投法で攻撃力を上げることができるが、魔石力の消費が激しいので注意。


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FF11

遠隔攻撃に用いる武器の一種。非消費型(ブーメランなど)と消費型(手裏剣など)がある。
前者はレンジウェポンスロット、後者は矢弾スロットに装備して使用する。両立は不可。
どちらも投てきスキルで攻撃を行う。多くのジョブで使えるが最も得意とするのは忍者
なお消費型には能力上昇などの恩恵をもたらすが攻撃が出来ないアクセサリ型(ボムの魂など)と呼ばれる物もある。

  • かつてはアクセサリ型も投げられてしまったため、貴重な装備品であろうとも投げて消失してしまう事故もあった。

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詳細はこちら→投てき

FF12

【ハンディボム】

FF12RW

アーシェ専用にハンドボム
敵専用に投げ斧チャクラムが登場した。

FF14

踊り子の武器。
いわゆる円月輪・チャクラムを彷彿とさせる輪状の物が大半を占め2個一組を片手づつ携える。
一部アクションでは投射と共に手元から武器が消え、キャッチするモーションで武器が戻っているのが分かる。


旧FF14ではFF11のように投擲スロットに装備できる、殆どが消耗品の武器だった。
新生エオルゼアの刷新では他のアイテムと異なり完全削除され、所持していた場合はギルで返還された。


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FFT

文字通り「なげる」専用武器。
忍者で使うもので、飛距離はMoveで広がる。
手裏剣風魔手裏剣柳生の漆黒たま3種と合計6種類。


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FFUSA

ロック専用の風魔手裏剣が登場。なぜか普通の手裏剣はない。
また、ゲーム上の属性分類としては、フェイ専用のロビンフッドの弓も同じく「飛び道具」扱いになる。
他の系統の武器と違い主人公が使用できず、どちらも攻撃力の算出式に素早さが影響しない。

  • パートナー専用の武器系統……と思いきや、アイテム変化技によってザッシュも装備可能になってしまった。

爆弾と同じく消費型武器(MAX99個)。残数0になると素手になってしまうリスクがある。
…筈なのだが、道中の宝箱から湯水のように手に入るせいでまず切れる事は無い。


飛び道具を弱点とするのは主に飛行しているタイプの敵(一部例外あり)。
そのため地耐性も併せ持っていることが多い。また、多くの敵が同時に風属性にも弱い傾向がある。
具体的にはシムルグスパルナコカトリスフェニックスガーゴイルスペクタースカルジャーヴァンパイアガルーダソーサラートリニティアバイパズズズー

  • ただし浮遊しているグラフィックの敵全てに効く訳ではなく、例えばメイジゴーストは弱点になっていない。
  • 逆にスカルジャーやヴァンパイア、トリニティのように、空を飛んでいる訳ではないが飛び道具に弱い敵もいる。

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DFF

武器の一種として登場。装備アビリティもある。
フリオニールオニオンナイトバッツスコールジタンが装備できる。
攻撃力は上がるがBRVは下がるという傾向があり、EXフォース吸収量に影響があるものもある。
ティーダはこの系統に専用武器がある。


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DDFF

ATKが上昇し、BRV、DEFが低下する武器系統。EXフォース吸収量+○%の効果を持つものが多い。
複数のステータスが低下する代わりにATKの上昇量は槍や斧と並びトップクラス。
フリオニール、オニオンナイト、バッツ、ジタン、ティーダ、プリッシュ、ヴァン、暗闇の雲、ギルガメッシュ、アルティミシア、ジェクトが装備可能。
また、ティーダの専用武器はこの系統の能力値。

  • 新規キャラを含め、装備可能なキャラが大幅に増加しているが何気にスコールは装備不可能になっている。
    今作で新たに登場したが装備可能な事を考えると、前作では銃=投擲という扱いだったのかもしれない。

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DFFOO

武器種カテゴリの一つ。
手裏剣ブーメランブリッツボールカード、果ては折り鶴まで、投げる武器はここにカテゴライズされている。
登場済みのキャラクターでは、シャドウセッツァーユフィシスネ風神ワッカホープエースレイルがこの武器種カテゴリに属している。

  • 同カテゴリであれば別キャラの武器も装備できるため、エースが折り鶴を投げたりシャドウがブリッツボールで斬りつけたりする光景はなかなかにシュール。
  • レイルのグラビティボールに至ってはレイル個人の能力であって武器ですらない。

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光の4戦士

手裏剣型のアイコンで表示される武器系統で、「えんげつりん」などが含まれる。
投げるというより手に持って殴っている。
「たたかう」時のターゲットは、種類によって前列優先か後列優先かが異なる。

  • 「シラヌイ」「クナイ」「オボロ」は前列優先。それ以外は後列優先のようだ。

弓のように遠くを攻撃できるイメージの手裏剣だが、前列を狙うものがあるのは、手に持って殴る使い方のためか。


実は武器としての扱いは「」と同じらしく、剣としての武器補正が適用される。
投擲(=剣)の武器補正がAなのは、盗賊、勇者、魔法剣士、ナイト、忍者、暗黒剣士。
補正Bなのは旅人、狩人、踊り子、忍者、記録士、語り部。


ほぼ全てがランダムダンジョンの店で購入できる。
初期攻撃力が高めなので、エクスカリバーなど最強武器を入手するまでの繋ぎに買うのはいいかもしれない。


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FFL

すっぴんメモリスト以外では、シーフレンジャー忍者が装備できる武器。
他の系統の武器と比べて特に数が少なく、
円月輪」「ライジングサン」「スナイパー」「ウィングエッジ」の4種類しかない。
その上どれもショップで販売しておらず、宝箱からしか取れない個数限定の武器なので注意。
すべて風属性が付加されており、装備すると攻撃時に隊列の影響を受けなくなる効果もある。


攻撃力は同時期に登場する他の系統の武器と比べてもさほど見劣りせず、命中率もともに+20%と高めに設定されている。
隊列を無視する効果がある武器の中では、最も安定した性能を持つ武器系統であるといえるだろう。
しかし、同様に風属性を持っていることが裏目に出る場合もある。
戦う相手には気を配ろう。


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PFF

表記は「投擲」
ミスティックウェポン柳生の漆黒
初期のころは手裏剣ブラスターエッジブーメランが別個にあったが投擲でまとめられた。
手裏剣や術の球、ブーメラン、ブリッツボールなどが含まれる。
力以外の強化は武器によりかなり変わる。飛行特効で2.5倍。
属性は割と揃っており、レア武器に闇属性がある。無いのは地属性。


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PFFNE

武器カテゴリの1つ。
他のカテゴリのように低レベル帯での共通装備はなく、最初から専用武器となっている。
ユフィリノアワッカホープがこのカテゴリに属している。


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FFRK

武器の分類の1つとして「投てき」が存在。遠距離攻撃可能な武器。
やはりシーフ系キャラや忍者系キャラの多くが装備可能。
基本的には攻撃力のみ上げる武器だが、魔力が上がるものも存在する。
特に、原作での使用者だったリノアホープが魔法系キャラであるFF8やFF13の投てきは攻撃力よりも魔力の方が高く上がる投てきが多く登場している。
また、ユフィの必殺技付きの投てき武器についても攻撃力よりは低いが魔力も上がる。
忍術アビリティには魔力依存の術もあるため、魔力が上がる投てきとは相性が良い。


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