【関連項目】
→設定/【土のクリスタル】
→設定/【水のクリスタル】
→設定/【火のクリスタル】
→設定/【風のクリスタル】
→アイテム/【クリスタル】
→モンスター/【クリスタル】→【封印を守る者】
→音楽/【プレリュード】
- 全般
- FF1
- FF2
- FF3
- FF4
- FF5
- FF7&COMPILATION of FF7
- FF9
- FF11
- FF12
- FF13
- FF14
- FF15
- FF16
- FFT
- FFTA
- FFTA2
- FFCC
- FFCCRoF
- FFCCLK
- FFCCEoT
- FFUSA
- 聖剣伝説
- DFF
- DFFAC
- 光の4戦士
- FFL
- FF零式
- FFEX
- SOPFFO
- FFB
- FF:U
- FF LOST STRANGER
- チョコボの不思議なダンジョン2
- ダイスDEチョコボ
- チョコボと魔法の絵本
- チョコボスタリオン
- チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮
- FF外伝(学研)
- スーパーマリオRPG
- MARIO SPORTS MIX
- 余談
全般
名前だけの場合も含めればFFシリーズのほとんどに登場する象徴的存在。
シリーズによって扱いは様々で、FF1,3,5,9,11,14では世界の自然その物を支える存在であり、4のように強力なエネルギー源の場合もあるが、共通点として強大な力を持っている事が挙げられる。
また、クリスタルシリーズ等のように総じて高い能力値をもつ装備としても登場している。
- FFシリーズに欠かせない存在と思われがちだが、クリスタルがストーリー上で重要な意味を持っている作品は意外と少ない。
ナンバリング作品の半数は、クリスタルが登場しない、もしくは重要な意味を持っていない。重要な意味を持っている作品には奇数ナンバーが多い。- FF6以降で作品性の方向転換(クリスタルという縛り)から脱却を図ったため意外と少なくなる。
よって、FC版FF1の時代からのファンにとってはクリスタル=FFである。
- FF6以降で作品性の方向転換(クリスタルという縛り)から脱却を図ったため意外と少なくなる。
ひらたく言うと世界を支える力を持っており、信仰の対象にもなっていたりする。
各シリーズの悪役はこれの破壊、もしくは野望達成のための利用を目的とする。
生活を維持するためにも守るべきなのは分かっているのだが、膨大に存在するシリーズ毎に機能や特徴が違う。
- T氏を悪く言うつもりはないが、「ただの石」ではないことは確か。
- マナの樹の種とかそのようなものにするつもりだったらしい。
- むしろこれと言った意思も無く、創造主から与えられた使命を機械的にこなす存在である13系列の方が、ある意味で「ただの石」に近い気すら…。
- FFシリーズではクリスタルがある場所が「神殿」と呼ばれていることが多々ある。
ファンタジーにおいて曖昧になりがちな「力」の概念をうまく表現できている。
こういう表現の仕方もFFらしさだろう。
クリスタルとは必ずしも水晶(透明な石英)のことばかりを指す単語ではない。
ルビーの鉱石をルビークリスタルと呼ぶし、「結晶」という広い意味もある。
風とか火とかの「結晶」と考えてもいいのだろう。
ラストダンジョンの材質としても大人気。クリスタルっぽい別物である可能性も否定できないが。
3、5共に風のクリスタルが光の戦士を選んでいて、土のクリスタルは敵の手に落ちてたりする。
4も土のクリスタルはダークエルフに強奪されている。
- 戦闘でも地属性は初代から不遇気味。
FF2発売直前の頃に、寺田憲史氏が遠藤雅伸氏との対談で語った話によれば、FFをシリーズ化するにあたってクリスタルを共通のキーワードにしたらどうか、と発案したのは寺田氏だったらしい。
寺田 それで今度は完全に改めて、また別の世界の『ファイナルファンタジー』ということで。ほんとは『2』っていうのはそぐわないかもしれないんですけど。スクウェアのなかでも『2』にするのには、すごく抵抗があったらしいですよ。ぜんぜん関係のないものに『2』ってつけるのは、どうかってね。それで、企画の人ともちょっと話をしたんです。『2』っていうものは、それなりに『1』を見た人が買うわけだから、たとえば『1』であるていど人気のあったものとか、なにかひっかかりのあるものは、残したほうがいいんじゃないかってアイデアを出しまして。で、クリスタルってのはいいんじゃないかと。クリスタルなら、まあ、一応、ファンタジーによく登場するキーワードになるものなんじゃないかということになりましてね。それは、たとえばこの作品が長いシリーズになったとき、そのキーワードを中心にドラマがおこったりして、あるときはそのキーワードが裏切ったり、あるときはその裏切ったキーワードを本道にもどしたりと。そういう面白さでシリーズを作っていったらどうか、なんて考えたんですけどね。
――それで「クリスタルは戦士たちになにをもたらすのか」というサブタイトルがついたわけですね。
(※当時ファミ通に掲載されていたFF2の広告には、「クリスタルの輝きは、4人の戦士に何をもたらすのか……。」というキャッチコピーが書かれていた)
寺田 まあ苦肉のキャッチではありますけどね(笑)。
(『ファミコン通信』1988年9月2日号『対談 遠藤雅伸vs.寺田憲史 超人気RPGの2代目戦争のゆくえ』)
- 「長いシリーズになったとき、そのキーワードを中心にドラマが起こったり」というFF2時点での寺田憲史氏の構想は当たっており、作品によって役割は違えど、事実クリスタルは多くのFFに登場する存在になった。
「あるときはそのキーワードが裏切ったり」という言葉は、シリーズが続いていけばクリスタルが恵みの自然や善の象徴としてでなく、アンチテーゼ的に味方に対立する存在として扱われるストーリーも作られたりするだろう、という予想だと思われるが、なかなか鋭い予想かもしれない。
半熟英雄(SFC)ではストーリーの途中でクリスタルを探すのだが、見つけてみるとクリスさんの作ったタル「クリス樽」だった、というオチがある。
FFでクリスタルが大きな扱いを受けているという前フリあってこそのギャグである。
FF1
地・水・火・風の四つが存在。
それぞれが対応する自然の代表的な力を担っている。
クリスタル自体は光の戦士達がそれぞれ所有し、カオスを倒して元の輝きを取り戻すことが物語の大きな目的となる。
- この4つの属性は古代ギリシア哲学でいう所の四大元素に対応。
後続シリーズ作品版と違い、FF1のクリスタルは小さなガラス玉のような形をしており、4人の戦士が持ち歩いているらしい。
クリスタルに輝きを取り戻すには、それぞれ対応したカオスを倒す必要がある。
「カオスの玉」と呼ばれる宝玉が該当する各ダンジョンにあり、ここからカオスが出現する。
- 各カオスの玉の色は、土がオレンジ、火が青、水が紫、風が緑。
WSC版以降は玉の色がFC版をベースにドス黒くなった。
ステータス画面に表示されるクリスタルはよく見ると影や光沢が1つ1つことなり、結構凝っている。
WFC以降はただの色違い。
- ピクセルリマスターでもガラス玉には戻らず、ただの色違いのまま。
FF1(WSC版以降)
リメイク版では四大の祭壇にも巨大な水晶状のクリスタルが安置されているのが見られる。
WSC版以降では、四人の戦士の持つクリスタルも水晶状の形になった。もちろんハンディサイズです。
- DFFをやれば分かるが、めっちゃハンディサイズです。
- 四人の戦士の持つクリスタルは今回から「クリスタルのかけら」という設定になった。
祭壇に巨大なクリスタルが設置されているのもそのため(祭壇のクリスタルが大元)。
FF1(GBA版以降)
GBA版以降では、カオス神殿にある黒水晶が「闇のクリスタル」という表現になった。
また、後の多くの作品と同様に、GBA版以降は追加防具としてクリスタル製装備が登場。
本作では装備品としての性能も優秀。
FF2
FF2ではストーリーには深い関わりを持っていない。
ミシディアの塔のアルテマの本の周囲に安置され、それぞれステータスを上昇する効果を持っている。
アルテマの本を先に取ってしまうと二度ととることができない。
初期ステータスクリアを狙う場合はスルーすれば問題ない。
ステータスの上昇値は10で、4人のうちランダムで選ばれた1人にしか効果が無い。
これはそもそも何なのだろうか。
確かに役にはたつのだが、いったい何の目的で置かれているのかさっぱりわからない。
- アルテマの本を授けてくれる中央の宝石もクリスタル(つまりクリスタルは全部で5個)。
したがって、アルテマをはじめとする様々な力を封印した結晶体と思われる。 - FF2においてはクリスタルそのものより、それを有している国(文明)が重要なのではないだろうか。
ミシディアは、遥か昔パンデモニウムが出現した際に、それを退けた魔導師達が作った国。
FF2はパラメキア帝国を倒す為に4つの国が力を合わせる物語だが、フィン王の3つの遺言により最後に訪れることになる。
FF1と同じくFF2のクリスタルも球状のものである。FF1と異なり、WSC以降も球状のまま。
FC版ではクリスタルだと気付きにくいかもしれないが、セリフには「クリスタルが こたえた。」と表示されている。
エンディングに登場している水晶もクリスタルではなかろうか?
寺田憲史氏の発言を読むと、FF2の「クリスタル」の存在感が薄い理由は、おそらくFFシリーズとして共通性を持たせようとなかば後付けでクリスタルを登場させた事情があったらしい。
それに比べると、次作FF3は最初からクリスタルを物語の象徴的存在にしようと考えてストーリーを組み立てたことがうかがえる。
FF2(GBA版以降)
どこでもセーブできるGBA版なら、目当てのキャラの能力が上がるまで粘ることも可能。
GBA版以降ではSORでも登場している。
効果は同じくステータス値の上昇である。
- 構造はミシディアの塔と基本的に同じため、アルテマの本を授けてくれるのもクリスタルの1つ。
つまり本編とあわせて合計10個のクリスタルが登場することになる。
FF2夢魔の迷宮(小説)
4本のクリスタルが登場する。司るのは「知」「力」「和」「愛」。
<イルケディアの岩>にて悪意を増幅させて愛を憎しみに変える「悪魔」(人々の悪意の集合体)を封じていた。
いつ誰が封じたかはミン・ウも知らない。
天の声によってその存在が明らかとなった。
悪魔と風の妨害を乗り越えてフリオニール達が4つのクリスタルを合わせると、光が全世界を包み、悪魔をクリスタルの中に吸い込んだ。
- この世界は始めに光と風だけがあった所から始まっている光と風の大地らしい。
しかし暗黒の雲が光を呑み込み世界が闇に包まれたとき、風は悪魔に味方したという。
FF3
FF3では1と似た設定に戻ったが、光側に地水火風の4つ、闇側も地水火風4つの計8つが存在。
光と闇が共にあることで世界のバランスを保っているという設定が付加された。
- 見た目はゼルダのルピーそっくり。以後もこの六角柱型がドット2D時代のFFクリスタルの基本型となる。
光の力と闇の力の崩れたとき、力が氾濫して世界を無に帰す暗闇の雲が生まれる。
1000年前、古代人の超文明は光のクリスタルの力を大きくさせ過ぎて光の氾濫を招いているが、
この時は闇の世界のダーククリスタルに選ばれた闇の4戦士が光の氾濫を食い止めている。
ザンデは光の力で作られたというシルクスの塔で、土のクリスタルの力を悪用して地震を起こし、
3つのクリスタルを地中に引きずり込み、人々を石化させ、世界を海中に沈め、魔物を生み出した。
クリスタルから光が失われることで闇の氾濫を引き起こそうとしている。
水のクリスタルの欠片に残された光によって水のクリスタルに光を取り戻すことで、海中に没した世界は再び姿を現し、人々の石化の呪いも解かれた。
- 人々を石に変えたのは「水のクリスタルがその力でやったこと」とも受け取れる。
DQでいうアストロンみたいなものじゃないのかと。石にされてなかったらみんな溺れ死んでたわけだし。みずのちからに まもられていた ひとびとは
いしにされ たいりくは うみにしずみました。
終盤、暗闇の雲は闇のクリスタルの力で世界を無に帰そうとしている。
しかし闇の4戦士によって闇のクリスタルは力を失ったので、次は光の4戦士を倒し光のクリスタルの力で世界を無に帰そうとしてくる。
基本的にクリスタルは自発的な行動は取らないが、FF3では直接言葉を伝えたり、DS版ではジン撃破後に自分の元に呼び寄せるなど、他シリーズ作品版と比べて明確な意志を持って行動している。
これ以降、従来悪役イメージの強い闇の力も世界を維持する一つの要素ととらえ、新たに絶対悪として『無』が出現することになる。
ファミコン版だとパーティのHP・MPを完全回復してくれる。
死者や石化した者等がいてもお構いなしに治してくれる。
但し、闇の世界のダーククリスタルは回復してくれないので注意。
にせものだが金のクリスタルも登場する。
- こちらはクリスタル装備と同じく、人造のもの。
考えてみれば他のクリスタルはどう生まれたのだろうか。 - 四元素のクリスタルとは異なる物だが、金を実際に生み出しているので、「金のクリスタル」としては本物である。
- だからどうした、と言われればそこまでだが、3に登場するクリスタルのうち「風」を「木」に差し替えると
火・水・木・金・土で五行思想が出来上がる。
光側から闇側まで、本物から偽物まで、様々な数多のクリスタルだけでなくクリスタルのタワーやらクリスタル製の装備まで登場するまさにクリスタルづくし。
- クリスタルソードが登場するのはしばらく後の作品になる。積極的な攻撃性は持たせなかったのかも知れない。
世界の力の象徴の様に登場しているが、その力は決して善に依る物ではなく、むしろ使う者や与えられる者によっては善に染まれば悪に染まる代物として劇中に描写されている。
善玉の主人公達には古の戦士達の力が与えられ、悪玉のザンデは大地震を引き起こして世界を海に沈め、グツコーは醜い怪物へと変貌した。
善にも悪にも染まる部分は後のFFTの聖石を、シリーズ外作品の聖剣伝説3のマナの剣を彷彿とさせる。
悠久の風伝説
超巨大。
ザンデ(超巨大)の下半身が吹き飛んで干渉が弱まったのか、空から降って来てザンデをぶち抜いて倒した。
FF4
青き星には地上と地底でそれぞれ光と闇の計8つが存在する。
自然その物を司る存在ではなく、単なる動力源としての意味合いが強い。
- トロイアの神官いわく、土のクリスタルがないと大地が荒れるとのこと。
自然を司る存在としての役割もあるようだ。
作中では、バブイルの塔の次元エレベーター起動に使用された。
また、ゼムスがバブイルの塔に集められたクリスタルからエネルギーを得て力を増大させたり、クリスタルの力で月の中心核への道を逆に内側から封印したりしている。
魔導船にも飛翔のクリスタルというのがあり、これによって月と青き星を移動する。
それとは別に、月の民の館には8つの月のクリスタルが安置されている。
月のクリスタルは意思を持っており、会話をすることもできる。
ゼムスの待つ月の中心核への通路(ラストダンジョン)へセシル一行を導く役割を果たした。
- 最終決戦でセシルがゴルベーザから託されたクリスタルはゼロムスの正体を暴くのに使われる。
ところでこのクリスタルは元々どこにあったんだろう。
そしてゴルベーザはいつの間にこれを手に入れたんだろう。- 月の民の間では割と簡単に手に入る代物だったのかもしれない。
青き星でいうところのボムのかけらやゼウスの怒り的な物だった…とか?
- 月の民の間では割と簡単に手に入る代物だったのかもしれない。
クリスタルについての描写不足のせいで「実は重要なものではないんじゃ…」と思った人も多いかも。
- 一種の財宝のような扱いであり、これを巡る争奪戦が主なストーリーとなっている。
話の中心には常に存在するが、あくまでガジェットと捉えた方がいいのだろう。
一応、地水火風などと属性も付いているが、その属性に関する力を持っている等の描写は特になし。
- 表のクリスタル(光のクリスタル)
- 裏のクリスタル(闇のクリスタル)
- ゴルベーザ達が入手済み:闇のクリスタル
- ゴルベーザ達が入手済み:闇のクリスタル
- ドワーフの城:闇のクリスタル
- 封印の洞窟:闇のクリスタル
作中では、
- トロイアの神官「このトロイアは我々8人の神官が治めています。土のクリスタルの恵みを授かっていたのですが…」
- トロイアの神官「クリスタルが無くなっちゃうと、荒れた大地に戻っちゃうわ!」
- トロイアの神官「クリスタルを持つ者によって、その力を変えます!邪悪な者が持てば、恐ろしいものに!」
- ダークエルフ「くりすたるサエアレバ…永遠ノ命ガ…グガゲゴ!」
- フースーヤ「その者は、ゼムス…!クリスタルとは我々のエネルギー源。おそらく、バブイルの塔の次元エレベータを作動させる為、クリスタルを集めさせた。」
- 月のクリスタル「我々は月のクリスタル。
青き星に置かれた8つのクリスタルとのバランスで、この月は維持されている。
我ら8つのクリスタルがゼムスを封じ込めている。
恐ろしい男、ゼムス。 大地の奥に封じ込められても、悪しき精神を増大させています。
ゼムスはゴルベーザを使い、青き星のクリスタルを集め、バブイルの塔でそのエネルギーを増大させました。
我々の中心に位置するフロアからゼムスのいる中心核に行けるのですが…。
ゼムスは内側から結界を張り、中心核への道を封印しています。」 - 月のクリスタル「バブイルの塔が破壊され、ゼムスの封印が解けました。これでゼムスの下まで行けるはずです。
ゼムスと我々の思念波の間は、物凄いエネルギーに満ちています。
我々は内側からのゼムスの思念波を中和するのが、精一杯です。」 - ゼロムス「暗黒の道を歩んだお前がクリスタルを使おうが、輝きは戻らぬ。ただ暗黒に回帰するのみだ!」
- そういやこの時兄さんが持っていたクリスタルって一体なんだったんだ?
- 次元エレベータを作動させるために奪った、青き星の地上と地下の8つのクリスタルのセットだと思う。
- そういやこの時兄さんが持っていたクリスタルって一体なんだったんだ?
- ゴルベーザ「我が弟よ! お前に秘められた聖なる力をクリスタルに託すのだ!」
もともとこの星に存在しなかったクリスタルなのに、奪われると大地が荒れたりするって、どれだけ環境の悪い星だったんだ。
- 更には、クリスタルが奪われたせいで魔物が増える。
小説版だと荒廃の様子がもう少し語られ、ミシディアの長老が「クリスタルを戻さないと荒廃は止まらない」的な事を言っている。- そんな大事なものをホイホイ(と書くと語弊があるが)渡すなよ、と。
全滅寸前まで追い詰められ、力尽くで奪われる、とか。破壊さえされなければいいと思ったのかも知れないが。
- そんな大事なものをホイホイ(と書くと語弊があるが)渡すなよ、と。
- もともと荒れた大地だったところを無理やりクリスタルの力で豊かな土地に改変したか、FF7の魔晄炉よろしく大地の力をくみ上げるかしていたのだろう。
- クリスタルが存在する前から青き星は青き星のままであったとするならば、クリスタルがないと人間のようなデリケートな生き物が生きていけない荒々しい自然になったりするのかも。
強大な生物しか生き残れないけれど適応できるとちゃんと生きられる環境みたいな。
小説版だと、ファブールの僧兵がクリスタルの側で瞑想して悟りを開く、などクリスタルの各国での役割が少し説明されている。
大抵のFFではクリスタルを取り戻したり加護を受けたりすることによって話が展開されるのだが、4のみクリスタルが奪われることで話が進んでいく。なんだか哀れ。
- FF5だと壊れていくことで話が進むがな。加護は受けてるけど。
地味に大きさが気になるところである。
- 拾って持ち歩ける大きさ。
- DS版のオープニングムービーで見られる巨大なアレは…?
- CCのFF4では、マップ画面でキャラがクリスタルを手渡したりする時に、クリスタルが表示されるようになった。
キャラの顔より小さい。
DSのは……イメージ映像?
- CCのFF4では、マップ画面でキャラがクリスタルを手渡したりする時に、クリスタルが表示されるようになった。
- DSのファブールに至ってはイベント中は巨大な緑のクリスタルだが、ムービーになると片手サイズの青いクリスタルに変わる。
いいのかこれ…。- TAも同じく。まあ、大き目に描かないと存在感がないから大きさを張してるだけだろう。
FF4TA
TAではクリスタルの役目が星の歴史を記録する物であったという設定が新たに判明している。
クリエイターが言うには、今までクリスタルを回収した星すべてが進化の失敗ということで、真月で星もろとも滅ぼしてきている。
そうなると再生ボスが登場したFF1~3、5と6の世界は、こいつによって滅ぼされてしまったということも考えられる。
ただFF6に関しては元々クリスタルがないので人目に付かないところにあったのか、それとも魔石のどれかがクリスタルの役割を果たしていたのか、謎が多い。
- 攻略本によると
時田 ゲームとしてやりごたえのあるものを考えたときに、 新しく作ったボスキャラが次々と出てくるよりも、 サービス的に知っている敵キャラがいろいろ出てきた方が楽しいかなと思って、 ちょっと禁じ手を使ってしまいました(笑)。
なぜそれが禁じ手なのかは話されていないが、おそらく追加ダンジョンなどのおまけ要素でなく、本編でやってしまった事を言っているのだろう。- さらに意味もなにもないけど、取り敢えず整合性をどうしてもとりたいと言うのなら、滅ぼされたであろう世界は、歴代主人公たちが敗北したifの世界、つまり平行世界だという説を推してみる。
まぁ純粋にファンサービスだと思うほうが楽しいと思うよ、こういうのは。だって史実じゃないんだもん。
- さらに意味もなにもないけど、取り敢えず整合性をどうしてもとりたいと言うのなら、滅ぼされたであろう世界は、歴代主人公たちが敗北したifの世界、つまり平行世界だという説を推してみる。
FF4のクリスタルだけは月の民編で魔導船を呼び寄せる時や、ラストバトルで祈りの力を届ける媒体となった為か、他のクリスタルとは違い自我が生まれた模様。
最もそれ以前に月にある月の民の館に存在するクリスタルも自我を持っていたため、元々特別製だった可能性もある。
青き星で、人々と共にクリスタル自身も進化しているらしい。クルーヤも本望だろう。
かつて戦った敵やら異界のボスやら暗黒セシルやらを再生させてくる。
…この力を使えばテラとか普通の死者の皆様も、FF6の魔石フェニックスのごとくに生き返らせることが出来たのではなかろうか。
- FF6の魔石フェニックスは一時的にしか生き返らせてないんだけど…。
- フェニックスによる蘇生が完全ではなかったのは、魔石にひびが入っていたため。つまり本来なら死者蘇生が出来たハズ。
- もしテラとかが再生されたとしても、あくまで蒐集した情報を元に複製したコピーであって本物ではないんだろう。
ギルとかオルも台詞がカタカナだけになってるし。
月の民の館に置いてあったものはゼロムスの精神を封印していたらしいが、砕け散ってしまった。
理由不明。
状況からすると謎の少女がやったように見えるが、目的が分からない。
ゼロムスマインド関連の事は最後まで謎のままで終わった。
FF5
FF5では風水火土の4つがあり、FF1・3と同じく世界その物を支える存在という位置に戻った。
また、各クリスタルの属性の根源となる4つの心という設定も付加された。この4つの心は幕末にまとめられた『一霊四魂』の考え方に基礎にしたと思われる。
1000年前の人々は「無」を封印するため第三世界を第一世界・第二世界に分割したが、
その方法は、4つのクリスタルをそれぞれ2つずつに割るというものだった。
全てのクリスタルが失われたとき、分割された世界は元の姿(第三世界)に戻る。
エクスデスにより8つのクリスタルは全て砕け散るが、エンディングで復活。
その際は、4つの石板が置かれていた場所に再生している。
古代図書館に書かれていた無の記述が伏線となっていた。
- 「1つは、過去のたましいとともに土に守られ
1つは、島の神殿の中に風に守られ
1つは、海の底よりふかい場所に炎に守られ
1つは、うたれる水のうらがわに水に守られん」
風のクリスタルが砕ければ風が止まって帆船が使えなくなる等、序盤からプレイヤーに分かりやすい形でその重要性が描かれている。
水のクリスタルの力を増幅し清められた水は魔物を寄せ付けず、土のクリスタルの恩恵があれば雨も降らない三日月島でも作物が毎年豊作となっている。
- 力が増幅された土地の住民は皆一様に利便性を説いており、クリスタルの力の強弱は生活の豊かさに直結しているようだ。
第二世界が沼だらけの痩せた土地で凶暴な魔物が多い過酷な環境なのは、向こうのクリスタルの力が封印されていたからだろうか。
砕け散ってすぐに自然活動が完全に停止するわけではなく、徐々に消えていくようである。
流石に似た設定をFF1・3・5と三度もやったからか、以降のシリーズ作品では(従来のような形では)クリスタルが登場しなくなる。
第一世界では、500年前まで栄えたロンカ文明が土のクリスタルを使用して街を空に浮かせていた。
その後シドの発明により、クリスタルの力を明確に人間の生活の中に反映させることができるようになった。
風・水・火の力が増幅されるという形で各国の生活が豊かになっている。
古代図書館の本で、遥か昔はクリスタルの力が現在と比べ物にならない程強かったと読んで、1000年前に割られていることも知らずに、増幅する機械を作ったのだった。
が、それがクリスタルが壊れてしまう原因の1つになっていた。
人間が自然破壊をした結果どうなるか、ということを示しているようにも感じられる。
風の神殿で4人が引き継いだクリスタルの心は、バッツ=風の心「探求」、レナ=水の心「いたわり」、ファリス=炎の心「勇気」、ガラフ=土の心「希望」。
アルケオエイビスは土のクリスタルの力で蘇る。
土のクリスタルの欠片はエクスデスが魔力で支配下に置いたが、タイクーン王が身を呈してクリスタルの欠片に心を取り戻させた。
- 風の心「探求」は、真実を見極め知性を磨くためいつまでも冒険心を忘れないようにという願い。
水の心「いたわり」は、水を命の源として弱者をかばい苦しみを分かち合い純粋な心を与える優しさ。
火の心「勇気」は、不安や恐怖に立ち向かう熱い心を灯して全てを勝利に導く偉大な力。
土の心「希望」は、恵みを与え世界を照らす揺るぐことない平和を願う人々の真の心。 - 『設定資料編』によると増幅には「生体工学の技術を結集した増幅装置」が使われている。
クリスタルの下に植物が茂っているのも生体工学技術による装置の一部だろうか。
第二世界では4つのクリスタルはムーアの大森林の長老の木が封印して守っていた。
エクスデスが狙ってると聞いてバッツたちが先に入手しようと封印を解いたが、エクスデスはクリスタルの心を引き継ぐ4戦士が封印を解くのを待っていた。
エクスデスがクリスタルを従わせ、クリスタルの力を加えた圧倒的な力によりバッツ達は絶体絶命のピンチに陥ったが、ガラフの命掛けの抵抗で1つが砕け散っている。
エクスデス城でエクスデスを倒した直後、クリスタルは3つとも砕けた。
クリスタルの力は、クリスタルに選ばれていなくても使える模様。
暁の四戦士がエクスデスを封印するときにクリスタルの力を使ったが、その後ガラフは土のクリスタルに選ばれているため、封印時点では選ばれていなかったようだ。
- クリスタルの力は日常生活に使われているし、エクスデスも使っている。
選ばれるというのはジョブを使え世界を再生できるということか?
第一世界のクリスタルに比べて、第二世界のクリスタルは1キャラ分のサイズしかなく、えらく貧相に感じてしまう。
第二世界でガラフが1つ壊すが、それが風、水、火、土のどれかは不明。特に壊れた後で世界に影響が出ている描写もない。
- 封印を解かれた瞬間にいともあっさりエクスデスに操られる。
たやすく操れる強大な力を放置しておいたら危険すぎるため封印必須なわけである。 - サイズだけでなく形も異なっており、第一世界のクリスタル(及びエンディングで再生したもの)はお馴染みの六角柱だが、第二世界のものは八面体。
関連項目:セリフ/【かけらに眠る勇者の心……】
FF5(GBA版)
GBA版で追加されたジョブが、どの「クリスタルのかけら」によるものなのかは不明。
海中に沈んだ描写があるのは水と土だが、水はウォルスの塔が離れすぎているので「土」が順当だろうか。
- 無を封じるために、最初にクリスタルを二つに割った際に生じたかけら、とも言われている。
ネクロマンサーについては、かけらの色自体が異なり、込められているのは勇者の心ではなく暗黒の力と表示される。
古代人すらも「禁断の力」と言っているため、これだけは根本的に異質なものなのかも。
FF7&COMPILATION of FF7
クリスタルは登場しないが、代わりにマテリアやライフストリーム(魔晄)が登場。
- なにげにFF7にてセーブクリスタルなるものが出てくるが、少なくともFF1~5と同一の役割を果たすものではない。
- 世界の根幹には係わってこないが、強いて言うならヒュージマテリアが、色や新たな力をもたらしてくれるという点で、それに近い。
FF9
星の中心にある核とも言うべき存在。主な役割は魂の生成と循環の管理。
クリスタルが魂を作り送り出すことで生物が生まれる。
生物の寿命が尽きると魂は生前の記憶を備えた状態でクリスタルに還元される。
クリスタルはその記憶を蓄積することで成長し輝きを増す、
それによりさらに高度な生物の発生を促し星を豊かにしていく。
そして成長の果てに循環による変化が見られなくなったとき
クリスタルの成長は止まり星の衰退を引き起こす。
最後には星と共に宇宙へと還っていく。
【クリスタル】クリスタルから生まれた命は、潜在的に歴代すべての生命の記憶を持つ。
【アビリティ】各キャラクターは潜在能力としてアビリティを持ち、対応した装備品を身につければ、アビリティを引き出して利用できる。
【トランス】身体の一時的な強化現象。すべての魂が潜在的に秘めた能力。
上記説明が20thアルティマニアにあり、クリスタルとシステムが密接な関係があることが想像できる。
また、ストーリーの中心である【召喚獣】も、クリスタルやトランスと深い繋がりがある。
テラにも召喚獣がいたらしいが、ガイアのものとは比較にならないようだが、あのガーディアン等がそれに該当するのかは不明。
- 厳密な言い方をすると、「老いたるテラの召喚獣では若きガイアの召喚獣とは比較にならない」ということ。
最盛期であればガイアのそれと遜色ない力を発揮するものたちがいたのだろうが、現状の老いさらばえたテラのクリスタルでは力が不足しているのだ。
そのために、ガイアと融合しようとしているわけだが。 - 【クリスタル】の記述は20thアルティマニアのバトル編、【アビリティ】【トランス】の記述はシナリオ編に載っている。
ガイアのクリスタルの輝きは青、テラの輝きは赤。
輝く島の光はガイアとテラを繋ぐ次元の狭間から漏れ出したクリスタルの輝きである。
このように、設定の上では旧シリーズに似た系統の流れとなっているのが分かる。
- が、本編では全く触れられず、アルティマニアを読まなければ知ることすら出来ない。
これでは「嘘、大袈裟、紛らわしい」と叩かれても仕方ない。
「クリスタル、再び」というキャッチコピーを引っ提げて再登場を果たすも、登場は最後の最後のみ。
もうちょっと途中から存在を強調する演出があっても良かったかもしれない。
- クリスタルの登場自体は終盤だが、それに起因するものは序盤から描かれている。
「召喚獣」はクリスタルに蓄積された命の記憶が具現化したものであり、クジャはアレクサンダーを手に入れる為に4つの宝珠を求めていた。
また、「霧」により絶えない戦乱が続き文明が発達しなかった。霧機関飛空艇や黒魔道士は「霧」を利用している。様々な「亜人」が存在するのは中途半端な「融合」による。 - 各星の核となるクリスタルと「最初のクリスタル」は別物。
生物や星、宇宙全ての根源でありクジャはこれを破壊しようとした。- 霧とクリスタルの関係は大まかには次の通り。
中途半端な融合により、テラの魂とガイアの魂が並存する状況となってしまった為、ガーランドは魔法樹イーファの樹及びザ・ソウルケージ(魂選別装置)を設置。
それにより、テラの魂だけがクリスタルに還り、ガイアの魂は不要なものとして生命の循環から取り除くことで融合を完成させようとした。
そのガイアの魂が霧の正体であり、生物の精神を乱し争いを誘発する作用を持つため、ガーランドは文明の中心地に集中して霧を送り込ませ、戦乱でガイアの生命が多数死ぬよう仕向けてきた。
だが、リンドブルムの技術の発展が戦争を終結に結びつけたおかげで、一時期滞ることになるが、クジャの独断行動で多大な犠牲により大量の魂がクリスタルに還っていくことになる。- その辺が最後だけじゃなく、途中から段々と説明されてれば「クリスタル再び」な感じが出たんだろうけどね。
魂は本来クリスタルに還るのだが、それが阻害されているとか、テラの存在をネタバレせずとも言えただろうに。 - ↑ガイアの文明は極めて浅い。本編開始時点でやっと蒸気(ジョウキ)産業が着目され始めた程度の文明。
テラの文明はそれとは真逆に魔法も機械も繁栄し切っていてその叡智の行き付いた産物がクリスタルと宇宙の成り立ちの解明・星の寿命の存続方法なので、ガイアの民がテラの者の干渉無しに星にクリスタルが存在することに気付く可能性は無いに等しいだろう。
霧が魂の残りカスで出来ていると自力で気付くことすら困難。
それもそのはず、だいたいガイア上でクリスタルに密接に関わるイーファの樹自体が未開の地扱いだし(エーコに解いてもらうまではバリアが張ってあったし)。
もしガイアの民で星の構造の真理に手が届きそうな人物がいるとすれば回想的にトット先生ぐらいか。
- その辺が最後だけじゃなく、途中から段々と説明されてれば「クリスタル再び」な感じが出たんだろうけどね。
- 霧とクリスタルの関係は大まかには次の通り。
- 地水火風の祠という、従来のクリスタルを思わせるキーワードが出てくるのだから、
そこら辺の設定とクリスタルを関連付けてくれればよかったかも。
ジョブチェンジができるようになればよかったのに。
- ジョブチェンジなんかやったら黒魔道士や召喚士の設定がややこしいことになってしまう。
タイトルロゴにも堂々と登場している…のだが、上述の通り、最終盤で漸く登場する。
ウイユヴェールやテラでは、断片的ながらクリスタルについて言及している場面が一応ある。
但し、クリスタルの性質を理解していないと到底クリスタルとは結び付かないため、周回前提ではあるが。
本作のクリスタルは恐らく「アカシックレコード」が原典。
アカシックレコードはジタンのトランス技のモデルとなるサンスクリットにも深く関係している。
本作に登場する乗り物の多くは霧をエネルギー資源として扱う「霧機関」を主流としている。
この霧とはソウルディバイダーにより本来ガイアクリスタルに転送されるはずのガイア因子が地表に送られた姿である。
因子=魂の情報はクリスタルから新しく生まれる。因子=霧を活用した交通網が発達する…と考えると、FF9世界の乗り物はクリスタルの力で動いていると言っても差し支えない。
関連項目:設定/【最初のクリスタル】
FF11
主に各種合成の材料として使用され、各種産業の基盤、経済の指標と認識されている。
属性ごとにクリスタルは存在している。
上記のクリスタルは本来のクリスタルから放出されたエネルギーが、モンスター内で再結晶化されたものである。
本来のクリスタルは初期FFと同様に世界そのものに関わる重要な物であるが、
これを詳しく語る事自体がネタバレとなる。
詳しくはこちら→クリスタル/ネタバレ
FF12
11同様、クリスタルを用いて合成や錬金に用いられている。
セーブポイントとして再登場。Xなどのセーブポイントと同様、触れればHPMPが全快する。
いわゆる「ルーラ」機能を備えたゲートクリスタルと、セーブ・回復しかできないセーブクリスタルがある。
中には敵として襲ってくる卑怯な奴もいる。
厳密には魔石=クリスタルという扱い。
セーブクリスタル・ゲートクリスタルも「記憶石」という魔石の一種。
魔石の定義が「ミストを含む石」であるため、モンスターが落とす「火の石」などもクリスタルである。
石<魔石<魔晶石とランクが上がり、入手難易度は石によってそれぞれ異なる。
クリスタルはミストの力を取り出され、エネルギー源として人々の暮らしの隅々で活用される。
石油や石炭などの化石燃料のような位置づけになっている。
ストーリーの鍵を握る「破魔石」も魔石の一種であるため、クリスタルである。
物語終盤のダンジョン「クリスタル・グランデ」の奥には巨大な破魔石がある。
そしてその巨大な破魔石がある場所のエリア名は「クリスタル・コア」。
- ヴェーネスがヴェインと融合する際の台詞に「破魔石の歴史は終わった。世界はもはや不滅なる者を必要としない。」とある。
クリスタル・グランデに破魔石があるとしたらストーリーに矛盾が出るのでは?通常の魔石なのでは?- クリスタル・グランデの破魔石は、アルティマニアΩにて「巨大な破魔石」と明言されている。
打倒オキューリアが目標だったが道半ばでヴェインが敗北したため、天陽の繭を砕いたことでとりあえず良しとした。
ファンの間ではこの破魔石は後の伝説の大崩壊への伏線と見られていて、それをにおわせるセリフも存在する。 - 「打倒オキューリアが目標だったが道半ばでヴェインが敗北したため、天陽の繭を砕いたことでとりあえず良しとした。」←ソースは?
- 件のヴェーネスの台詞について補足しておくと全文は「繭は砕け、破魔石の歴史は終わった。」である。
つまりヴェーネスが名指しで言及しているのは天陽の繭であり、他に破魔石があっても何も矛盾はない。
例えばクリスタル・グランデの破魔石の用途が「ギルヴェガンを支える核」という設定だと仮定したら、ヴェーネスの台詞との矛盾は何もない。
用途が不明な以上は、このような解釈はいくらでもできる。
- クリスタル・グランデの破魔石は、アルティマニアΩにて「巨大な破魔石」と明言されている。
- 原作(ゲーム)と補助本(アルティマニア)に矛盾があるのであれば原作を優先して考えるべきではないだろうか。
海外で発売されたFF12では、
火の石や雷の魔石などの上位版おたから「~の魔晶石」はcrystalと翻訳されている。
魔力、すなわちミストを含んだ石の総称。
魔法行使の触媒となる魔法石や飛空艇の浮力となる飛空石、映像や音声を記録する記憶石など様々な種類が存在する。
色や形、大きさは個々で異なるが、石の質には関係ない。
小さくて効力の大きい石もあれば、巨大だがミスト含有量がわずかで使い物にならない石もある。
大半の魔石はミストを放出するのみで、新たに力を蓄えることはできない。
ミストを失った魔石はただの石になる。
長年の研究により、ある程度の力を有する魔石ならば人工的に製造することが可能になってきている。
ライフクリスタル(Life Crystal)という没にされたクリスタルも存在する。
そのクリスタルは、ミリアム遺跡の緑色のクリスタルバグとして出ている。
あるネタバレサイトによると、「※製品版では登場しないがE3体験版には存在したクリスタル。」というものだった。
効果は「HP・MPを回復させる緑色に輝くクリスタル」。
近づくと名称が表示される。
FF12RW
12と同じく魔石=クリスタル。
そのため、基本的に合成などで使われる代物。
単なる石のようなものもあれば、十分力を持つクリスタルもある。
FF13
さまざまな機械や生物を生み出す存在。それによりコクーンは守護されている。
平和の象徴でもあるクリスタルは人を選び、宿命を与え、その意に従わせて世界を導いていた。
そしてライトニングを世界を破滅させる人類の敵として選んだ。
なお、「外なる異物」と呼ばれる存在もこのクリスタルによって誕生した。
- あれ、それってファルシじゃ…?
- FFXIII発表当時は上記の様に、コクーンを守護しライトニング達を選んだのがクリスタルとなっていた。
が、どういうわけか発売が近づくにあたり、その役割はファルシとなった。
この辺り、開発途中にFFversusXIIIとAgitoXIIIとの共通の神話との整合性を保つために変更になったのか、劇中のファルシの活躍(敵として戦う等)から変更になったのかは不明。- ファルシの中にはクリスタルがあるという設定があったような…。
ファルシ=アニマやファルシ=カーバンクルの体内にクリスタルがあるのが確認できる。- ファルシは作品ごとで基本以外の設定が変化するが、今作では神より使命を与えられた「クリスタルを核とする機械」である。
- ひねくれた見方をすると、今作のファルシとは「人間を侮り使い捨てる邪悪な神」といったポジションのため、これがクリスタルそのものだったとすると歴代ファンからはあまり気分のいい話ではない。
運命に逆らうFF13のシナリオ的にも「クリスタルに従って世界を救った過去作の英雄たちは運命に逆らわない馬鹿だった」とも取られかねない話である。
そういったシナリオを踏まえて名称を変更したか、名称を変更したため思い切って今のようなシナリオに変更したかのどちらかと思われる。
- ファルシの中にはクリスタルがあるという設定があったような…。
シリーズ内のクリスタルの中ではかなりアクティブに活動しているようである。
ルシが与えられた使命を果たすと、クリスタルと化す。
形はもとの人間の形を留めており、今までの柱状や球状のクリスタルとは受ける感じが違う。
なお、クリスタルとなった後も、数百年の時を経て復活することが出来る。
コクーンではシ骸化もクリスタル化も死と等しいと思われていたが、
クリスタル化した後も復活したヴァニラとファングの存在は、スノウやライトニング、サッズに希望を与えた。
そしてコクーンを救ったのもやはりクリスタルである。
人の死にファルシやルシが関わるとクリスタルの粒子が舞い散る。といっても人ひとり分はわずかな量であるらしい。
それがヲルバ郷では砂漠のようになっているということは…。
FF13-2
前作での戦いにより、コクーンはヴァニラとファングのクリスタル化によって出現したクリスタルの柱によって支えられている。
今作ではセラがエトロより魔物を操る能力を授かり、モンスターをクリスタル化させる事で仲間に出来る。
仲間となるモンスターはバトルにより到す事で一定の確率でクリスタル化し、それらを複数連れる事も出来るが、バトルではモンスター一体を選択して共に戦う。
モーグリのポンポンは反重力場を発生させているクリスタルであり、これによりモーグリは飛ぶだけでなく、隠された宝物を探し出す事が出来る。
- この頭のクリスタルのためにデミ・ファルシ=アダムからは「お前はファルシなのか?」と問いかけられたことがあるらしい。
EDの描写からしてひょっとするとモーグリはエトロが生み出したファルシなのでは…?とも思える。
小説版ではスノウが出会ったサボテンダーが頭にクリスタルを乗せたサボテンダー型のファルシであった。
最終決戦の後、時詠みの力で命を散らしてしまったセラの魂を混沌の侵食から守るため、ライトニングはクリスタルとなって眠りにつく。
女性キャラばかりクリスタルになった。ついでに、死亡したのも女性キャラが多かっただろうか。
LRFF13
クリスタルとなったライトニングはブーニベルゼによって目覚めさせられ、解放者として生まれ変わる。
ブーニベルゼがライトニングに敗北する際、体からクリスタルが突き出している(FF13でファルシ=アニマが敗北する際もそうであった)。
神にとってのクリスタルは人間にとっての血液のようなものなのかも知れない。
FF14
詳細はこちら→クリスタル
あらゆる物体に宿る生命エネルギー「エーテル」の結晶体。回復薬とは同じ名前だが別。
エーテルは世界中の地脈・風脈・水脈を流れており、これが物質化した場合にクリスタルとなる。
通常のクリスタルは属性に応じた性質を活かし生活に用いられており、プレイヤーも製作作業などで用いる。
光のクリスタル
超える力を持つ者へハイデリンが与えることのある特殊なクリスタル。(絶対ではない)
プレイヤーの持つ物含めほとんどはFF5のような六角柱型。一方で色はシリーズ伝統の青系に限らず複数色が存在。
無数に分け与えているようでプレイヤーが複数入手するほか、水晶の目もその一つ。
マザークリスタル
全てのエーテルの源流である星海に佇む、星の意思「ハイデリン」が宿る巨大なクリスタル。
ソウルクリスタル
それまでの所有者が身につけた、本来は長い年月をかけなければ習得できない秘技・秘術を「覚えた」クリスタル。
プレイヤーは超える力によってこのソウルクリスタルから記憶を引き出すことで「ジョブ」の力を身につけることが可能になっている。
FF15
かつて神々が、光耀の指輪と共に人間に与えた大いなる聖石。
クリスタルの中には、六神の一体「剣神バハムート」が宿っている。
クリスタルと指輪の魔力によって魔法文明が発展した結果、現在のルシス王国が誕生した。
本編から15年前には「真の王」となるべき人物としてノクトを選んだ。
ルシス王家が守護しており、王都インソムニアの王都城で厳重に管理されている。
王家自身もクリスタルの力に守られており、クリスタルの力を生かした能力を駆使する。
インソムニアがニフルハイム帝国軍に襲撃され、ニフルハイム帝都に運び去られてしまう。
最終決戦前には、インソムニア王都城の玉座の間に置かれている。
- 運び去られた後、ニフルハイムのジグナタス要塞の最奥部に厳重に保管してある。
しかし、アラネアいわく「誰も近寄らせてもらえず、皇帝ですらお預けを食らった」らしい。
イドラ皇帝はこのクリスタルの力と指輪で真の王になれることを信じてやまなかったようで、その執着心は人ならざるものになってでも消えないほど。
見た目は紫色に輝くアメジストドームのような形状。卵のような殻の内側にびっしりと水晶が生えている。
- 中身までみると、正直気持ち悪さを感じるデザインである。
作中での立ち位置からしても、聖なる石というよりは邪悪なる石といったほうがしっくりくる感じがする。
ある意味では、アーデンの運命を大きくねじ曲げた元凶の一つ。
かつて、災厄から人々を守るべく、自らの身を犠牲に寄生虫を取り込んでいたアーデンを「不浄な存在」と判断して拒絶、彼の代わりに弟のソムヌスを初代国王に選んだ(六神からも「王位に就くことなく葬られた愚かな男」と呼ばれてしまう)。
その後、アーデンは実の弟に処刑されることになってしまう(不老不死だった為、結局失敗した)。
以後アーデンは、自分を拒絶したクリスタルや六神、ルシス王家を憎むようになってしまう。
クリスタルや六神が、もう少しアーデンを労ってあげれば、彼の運命はまた違ったものになっていたかもしれない。
初代神凪・エイラによると、クリスタル自身に意思はない模様。
王家の者に魔力を与える、星のエネルギー体の固まりのようなものと思われる。
星の病を消滅させるためチェラム一族を生け贄にしようと画策するバハムートにとっては、監視もできるクリスタルの中は恰好の住処となっている。
FF16
ヴァリスゼアの方々に存在するクリスタルの巨塊=「マザークリスタル」が登場。
各国がそれぞれマザークリスタルを保有しており、その加護により各国は栄え、人々は魔法を使えるなどの恩恵を受けている。
一方でマザークリスタルが大地のエーテルを吸収することで黒の一帯 と呼ばれる死の大地が急速に広がっている。
- FF7に登場する魔晄 = エーテルでマザークリスタル = 魔晄炉のようなものだろう。
- もっとも、FF7で魔晄炉を破壊したのはテロリストとその雇われだったのに対し、本作のクライヴは元来ヒーロー気質なので下記のように葛藤や強い覚悟もなくマザークリスタルの破壊活動に向かう様には設定の齟齬を感じてしまう。
ヴァリスゼアの文化は魔法によって支えられているのだが、これはマザークリスタルから産出された小さいクリスタルを使っている。
例えば、煙草に火をつけたり、飲み物を冷やすのに掌大のクリスタルを使う。
井戸などの設備にはやや大きめのクリスタルを使用する。
これらは基本的に使い捨てであり、国から配給され、売買は禁止されている。
- クリスタルの闇取引で財をなす不届き者もいるようだ。
近年では全体的に産出量が減っており、市民生活はかなり圧迫されてきている。
これによりクリスタルなしで魔法を使えるベアラーの価値が上昇してきている(人権的な意味ではなく商品的な意味)。
シドは黒の一帯の原因がマザークリスタルであると独力で気がついており、物語中盤頃からマザークリスタルを砕くために行動するようになる。
シドの死後、その志はクライヴに引き継がれた。
- …なのだが、物語終盤に黒幕やバルナバスにそのことを肯定されるまではマザークリスタルが黒の一帯の原因か本当に正しいかわからない状態でマザークリスタルを砕いていくことになる。
そのくせ黒の一帯の広がりのペースが遅くなったようなプラスになる情報がなく、クリスタルがなくなったことで社会が乱れていくニュースばかり入ってくるため不安になったプレイヤーもいるのでは?- シドの言で「調べれば誰でもわかるが広めると国家に弾圧されるため誰も知れなかった」=「クリスタルを砕くことの是非を誰も知れない」と一応のフォローはされている。
- 隠れ家でクライヴとジルに説明した時にシドの得た確証について説明して欲しかった感はある。
- シドの言で「調べれば誰でもわかるが広めると国家に弾圧されるため誰も知れなかった」=「クリスタルを砕くことの是非を誰も知れない」と一応のフォローはされている。
世界観の根底を形作る存在だが、使い捨てのツールでもあるという大事なんだがそうじゃないんだか絶妙な設定。
その正体は、ヴァリスゼアの人間の創造主であるアルテマの同族が変じた姿。「真あるべき世界」の創世のために必要な完全生命魔法レイズの発動に要する大量のエーテルを大地から吸い上げるのが真の役割である。
アルテマの同胞はマザークリスタルのコアが破壊されることで解放されており、次々と本拠地であるオリジン?に帰還している。
つまり、クライヴ達がマザークリスタルを破壊するのも全てアルテマの計画の内に含まれていたのであった。
- マザークリスタル周辺のエーテルを吸い尽くしたら勝手に消滅をしていたことから、「下等生物の悪あがき乙」といった嘲りと負け惜しみからの発言にも見えるのだが。
- そもそも、アルテマがちゃんと管理していなかったせいで計画が上手くいってなかった可能性…。
FFT
ユニットの魂の結晶。戦闘不能になってから3カウントの後にクリスタルと化す(宝箱になることも)。
クリスタルを取るとHP・MPが全快する。
人間ユニットのクリスタルを取ると、そのユニットが持っているアビリティを継承する事ができる。
(ただし、取る方がそのアビリティを覚えられる状態でなければいけない)
- 正確には、「全回復」か「アビリティ継承」の二者択一。継承を選んだ場合には回復しない。
継承できない場合でも何故か「回復しますか?」とわざわざ問われるが、ここで「いいえ」を選ぶメリットは何もないので必ず回復しておこう。 - 不殺プレイ等のこだわりが無いなら算術士等の育成が面倒でまとまったエンカウントを狙えるジョブはある程度敵のクリスタルでアビリティを継承してから育成するとマスターまでの手間がかなり省ける。他には水平&垂直ジャンプの半端な値を取る意味の薄い竜騎士なんかも先にクリスタルでアビリティを回収すると育成がかなり楽になる。
ホーリーナイトなど固定ジョブのアビリティを得る事は出来ない。
クリスタルになった仲間は二度と帰って来ないので、できるだけ早めに回復させてあげよう。
- (一部だが)クリスタル化しないユニットもいる。只3カウント後も復活可能と言う訳ではない。
- カーソルが表示されるのでよく間違われるが、クリスタルの継承は表示分すべてを覚えることができる。
実際、「以上のアビリティを継承します」と表示はされているのだが。- カーソルが表示されるのはオンラインヘルプを呼び出すためと思われる。
戦闘不能が一般的な昏睡状態だとすると、クリスタル化は死亡と捉えて間違いない。
- 実際、こうなってしまったキャラクターはブレイブストーリーで「戦死」と表記される。
ガフガリオンはクリスタルになるが暗黒剣は覚える事はできない。
期待した人も多いのでは?
- 自己満足だがPSP版ならガフガリオンを倒した時に暗黒騎士へのチェンジ条件を満たすようにすればガフガリオンのジョブを継承した気分になれる。
聖石もクリスタルと呼ばれることがある。
- 本作におけるクリスタルの役割は上記の通り単なる継承アイテムにすぎずストーリーに一切関わらないため、ストーリー上重要な役割を持つこちらの方が魔石やマテリアと並んで「クリスタルではないが近い立場の宝石」の位置にあるといえる。
- 十二宮の紋章が入ったクリスタルを持つ12人の勇者たちがゾディアックブレイブと呼ばれ、その勇者たちが持っていた12個のクリスタルが聖石と呼ばれるようになった。
- ドラクロワ枢機卿が自分の聖石を「ただの大きなクリスタルにしか見えませんが」ってとぼけていたけど、通常のクリスタルは聖石より小さいンだろうか。
- ここでの「クリスタル」は死体から生み出される方ではなく、一般的な意味でのクリスタル(水晶などの鉱物の塊)の方かも知れない。
しっかりキャラを育ててから進む人には回復アイテム、逆にどんどんストーリーを進める人にはJP節約アイテムになる。
敵、及びゲストユニットはこれを取得すると必ず回復を行い、アビリティ継承はしない。
入手しようと思っていたクリスタルをアルガスあたりに横取りされると殺意が湧くこと請け合い。
自ら発光している。
ディープダンジョンは真っ暗で地形が見えないが、マップ上にクリスタルがあるとその数に応じて段々明るくなっていく照明の役割も果たす。
アビリティを継承できないモンスターのクリスタルは放置しておくのも手だが、うっかり敵に取られて回復されないように注意。
青・赤・黄・灰などカラーリングのバリエーションが存在する。
近い位置に複数並べると非常に美しい光景を拝めるが、一つ一つが死体から生み出されたものと考えると……。
- クリスタルの色は人間だと『所属する軍(組織)』で分けられ、モンスターは上・中・下位で分けられる。
タイトルデモの一文、
戦士は剣を手に取り胸に一つの石を抱く
消えゆく記憶をその剣に刻み
鍛えた技をその石に託す
物語は剣より語られ石に継がれる
今、その物語を語ろう……
の『石』がコレ。
FFTA
異世界イヴァリースを維持するための「楔」。全部で5つ存在する。
ただし全てのクリスタルが砕けても、ミュートが望む限り異世界イヴァリースは消滅しない。
神獣が守っていて、それを倒すとクリスタルを砕くことができる。
倒した神獣は対応する種族の「神獣」コマンドで召喚できるようになる。
主人公側がクリスタルを破壊していく立場というのは、FFシリーズを通してみても珍しい。
- 5はある意味、主人公たちが砕いて回ってるようにも見える展開ではあったが……。
欠片にならないとジョブを継承できないし。- そういう話は「名探偵が行く先々で殺人事件の被害者を作っている」と同じ論理だからやめてくれ。
- 明確に意思を持って破壊するのは他のシリーズにはまずない。
しかも、ラスボスもクリスタルと同等の存在。
ラスボスが世界の根源であるクリスタルなのも、他のシリーズではまずありえないシチュエーション。
「世界そのものが幻想」であるFFTAだからこそ、よく合う設定だ。
「楔」として、イヴァリース内というより次元の狭間に置いてある。
クリスタルの力が周辺の土地に影響し水晶の雨が降ったり、川が不思議に輝いていたりして一般的に存在は知られていないが「何かある土地」として場所は知られている。
クリスタルの形はゾディアックストーンと同じ。
形で言えばヴァルゴ、リーブラ、カプリコーン、アクエリアス、パイシーズ。
力の元となっている魔力は人々の何かを望む心より生み出され、神獣や種族を生み出した。
魔力が偏りクリスタルばかりに流れ、神獣が弱くなっている事もある。
FFTA2
ユトランド内に存在するジャッジの元である「白銀の魔石」がこれに当たる。
この事から、FF12は元よりFFTAのジャッジとも根本に違う存在らしい。
このクリスタルの正体はよくわかっていない。
FFCC
世界を覆う毒素・瘴気を中和するフィールドを周囲に纏っている。
瘴気の中では魔物は生きられるが、人種族は生存できない為に、クリスタルの周囲に集落を作り生活している。
この作品ではマナの樹との関係も描かれている。
- 大体は街の中心に置かれているので、自然とその街の象徴のような扱いにもなっている。
クリスタルを見るだけでもその街の特色が見えるのが興味深い。 - 最も大きいのはアルフィタリア城のもので、1画面内に収まらないほど。
一方で最も土地が広いのはファム大農場。これは中くらいのクリスタルが何か所にも置かれているため。
瘴気を払う力を持つクリスタルだが、その効果も永遠に続く訳ではない。
クリスタルの輝きが持続するのは放っておくと1年程度で、それ以降は瘴気を中和できなくなってしまう。
クリスタルの力を持続させるためには、ミルラの木と呼ばれる木から雫を集め、その雫をクリスタルに捧げる必要がある。
ミルラの木は人里から離れた、魔物たちの巣食うダンジョンにばかり生育しているため、この世界の町や村では、それぞれのクリスタルの輝きを保つため、数人の若者たちで構成された『キャラバン』を派遣し、ミルラの雫を持ち帰って貰う。
プレイヤーはこのキャラバンの一員となり、各地のダンジョンでミルラの雫を集め、村を存続させるために活動することになる。
旅人は「ショートクリスタル」と呼ばれる小さいクリスタルの欠片を持って旅をする。
またキャラバンはそれにミルラの雫を入れる籠を付けたクリスタルケージを用いている。
これらにホットスポットで属性を付加することで瘴気ストリームを抜けられる。
この世界観はFFCC独自のものだが、イメージ的には初期ナンバリング作品におけるクリスタルに近い設定である。
街のクリスタルの輝きを保つため欠片を持って旅をするキャラバンは、細部こそ違えど光の戦士といえるだろう。
タイトルからして「クリスタルクロニクル(クリスタル・年代記)」である。
本編シリーズでクリスタルがそもそも登場しなかったりする一方、このシリーズでは一貫して何らかの重要な役割を担っている。
この場合の年代記とはゲーム中で日記をつけて思い出を増やしていく様を指したものでもあり、世界の始まりから存在するクリスタルにまつわる物語と取れるようにもなっている。
特にシリーズ化して以降は後者の意味合いが強いだろうか。
FFCCRoF
前作のFFCCに引き続いて登場するが、全ての時間、世界を記録し、過去や現在、未来までも変え、パラレルワールド(?)に飛ぶことも可能な、全く奇想天外な機能を持つ。
クリスタルの位置づけは緑色の「聖なるクリスタル」と紅き「邪悪なるクリスタル」の2つが登場し、これらの2つのクリスタルが主人公たちに過酷な運命を背負わせるというものである。
FFCCの世界の天地創造がされたとき、緑色の「聖なるクリスタル」の星と紅き「邪悪なるクリスタル」の月とに世界が分かれた。
「月の民」とはそのような紅きクリスタルに魅せられた者たちのことである。
「月の民」自体はクリスタルの本来の力は使えない。
そのためクリスタルに手を加え、更にクリスタル使いと呼ばれる人を生贄にしてクリスタルの力を使う。
紅いクリスタルはクリスタルが何かの手を加えられたことに対して拒否反応を示している。
- ヴァン○ッドのペークシ○プラズマみたいだ。
魔法を使うのにはクリスタルが必要。実用的には力を引き出す→力に意味を与える、とシンプルなのだが
原理的には無限にある並行世界から奇跡の可能性を探し出して無理やり発現する…というようなよくわからんことをやっている。
ファイア程度なら近場の(?)世界で済むが、大きな魔法使ったり本当の意味での奇跡を起こすのは遠い世界を選択するためそれなりに大きな力を必要とする。
魔石との関係は特に示されていない。
魔石無くても魔法は使えるみたいだが、そうすると魔石の存在意義が見えなくなる。作業短縮とかそんなもんだろうか。
大きさは、巨岩並みにでかいものからズボンのポケットに入る小さなものまで様々。
信仰の対象としてもそうだが日用品としての意味合いも強い。
クリスタル採掘は主要産業であり、依存度に関して言えば2D世代の作品や零式並みに強いだろう。
そのため神殿がクリスタル禁止令を出したときは国民や王宮からも批判が続出した。
FFCCLK
CCともRoFともまた違った機能を持ち、この作品では全壊した国を再建するための建築術を主人公に授ける。
主人公はクリスタルの力を借り、国を再建していくことになる。
主人公が治める国のクリスタルには、魔物ダークロードが寄生しており、国造りが軌道に乗り始めた時に出現する。
FFCCEoT
過去にクリスタルの力を利用した文明があったが、その後クリスタルは姿を消し、文明もまた消滅した。
現在は森の奥に一つ、大きなクリスタルが存在するのみ(クリスタルコアと呼ばれている)。
シェルロッタがクリスタルを創造する力を持っているが、「それこそまさに神の領域だな」。
クリスタルコアは他のクリスタルと違い、クリスタルの力を使う機器を逆に使用できなくするという性質があり、欠片程度のものでも不死の者に近づければ浄化する力がある模様。
FFUSA
FFUSAでは地水火風の四つが存在。やはり自然を司る力を持っている。
ダークキングは伝説に記されたこの4つのクリスタルを手下に奪わせ、その力でフォーカスタワーに君臨して世界を手中に収めようとする。
主人公達はそれを止めるため、クリスタルの輝きを取り戻し野望を打ち砕く。
実はタイトル画面には五つのクリスタルが登場している。最後のひとつは…。
聖剣伝説
クリスタルの代わりにマナの樹がその代わりの象徴として登場。
既にここから独自路線は始まっていたと言えるか。
一応アイテムとしては登場はしているが、なんと使い捨て。
石井浩一氏が思い浮かべていた宇宙観は、D&Dの次元界構造のようなかんじになっていて、世界の中心となるマナの樹が存在しており、マナの一族由来のマナの樹が登場する聖剣伝説の世界はアストラル界寄りの領域にある精霊の森のような世界、一方FFシリーズの各世界は物質界寄りの世界、そして世界の中心のマナの樹の種子が結晶化するとFFのシリーズのクリスタルになる、というもの。
DFF
コスモスによって10人の戦士たちそれぞれのクリスタルを集めてね、といわれみんなで探しに行く。
それぞれが何かしらの試練を乗り越えると入手。
それぞれ各作品に因んだ形をしており、魔石やマテリア、スフィアなどの形もある。
それ以外にも素材アクセサリなどでも登場する。
形は各作品に因み、色は各作品のロゴ(1・2・3のはリメイク版)の色のものが多い。
正直これは素直にドット時代ならドット絵踏襲にした方がよかったと思うが…。
6が赤黒くて邪悪な感じがする。
- 魔石、マテリア、スフィアなども呼び名が異なれど、「人の魂や物の記憶を結晶化させたもの」という点で本質的にはクリスタルと同一の存在といえよう。
(余談だがクリスタル消滅のエフェクトは10の幻光虫そっくりだったりする。)
コスモスの戦士10人がみなまぎれもなく「クリスタルの戦士」であることを本作で改めて感じさせられ、感慨深いものがある。
コスモス曰く「世界に残された最後の希望」。
最初はどんなものかもわからず、バッツは二度も「目に見える」クリスタルに引っかかっている。
オニオンナイトも思わずコスモスに詰め寄っている。
しかしクリスタルとは、そんな目に見えるようなものではない。決意の先に輝くものである。
実は、カオス陣営の方がクリスタルについては詳しい。
詳しくは言わないが、正にコスモス、一世一代の大博打であった。
- 確かにほとんどは目に見えるものではなく、試練を乗り越えると突如目の前に出現する(見えるようになったということか?)が、バッツのみもともと持っていたボコの羽がクリスタルだった、という少々他の面々と違う形になっている。
- バッツは原作でずっと欠片を手に旅していたからなのかもしれないが、他と違ったのがちょっとだけ違和感あったな。
ってか、ボコの羽どこいった。 - あえてバッツのフォローをすれば、バッツの世界のクリスタルは目に見えるものだったから、それが記憶の中に残っていたとすれば目に見えるクリスタルを探しても仕方がないかもしれない。
- 決意の先に輝くもの→バッツ「最初から俺は、本気だよ!」ってことで、初めから決意はあった。
取得条件は満たしてたけど、その気がなかったと。 - しかし、セシルやティナやクラウドの様な悩みを抱えているキャラはその悩みを乗り越えることでクリスタルを手に入れることができるが、バッツの様な悩みとは無縁(?)なタイプはカオス勢がちょっかい出してくれなかったら本当にクリスタルを入手できなかったかもしれない。
- 皆がクリスタルって何ぞ?とか言っていたり自分の事で精一杯な中、オニオンはクリスタルには「世界を救える力がある」と言ってコスモスにその在り処を聞き出そうとしているし、バッツはクリスタルを見つける事に全力を尽くしている事から、光の戦士組(記憶喪失なWoLを除いても)はクリスタルをより意識、重要視しているような描写がされている。
この二人は異様なまでに戦いを避けたり仲間を攫われたりと、クリスタル入手前はなかなか難儀していたようだがクリスタル入手後は妙に落ち着いたり何かを悟りだしたような印象があるので、彼らがクリスタルと非常に深い繋がりのある『光の戦士』である事を暗に示しているようにも受け取れる。クリスタルってすごいね。
スコールの手にしたクリスタルの形状が解りづらいらしく、FF8のプレイヤーでも特定できないケースがある模様。
- ガンブレの寄せ集め説、ラグナロク説もたまに見ることが出来るが……どうなんだ。
- FF8タイトルロゴのスコールとリノアの抱き合ったフォルムがモチーフかもしれない。
DDFF
12回目の戦いの序盤で、コスモスが戦士たちに力を分け与える。
ライトニング曰く「戦いを繰り返すことで私たちと馴染み、クリスタルに変わる」という。
13回目でさんざん苦労した“入手法”が最初から明かされているが、ライトニング達の作戦により、クリスタル入手は次回に繰り越しとなった。
12回目ではクリスタルを出現させられた戦士が少なかったのか、13回目ではあえて入手法を秘密にし、コスモスとゴルベーザが導く形となった。
- でもクリスタル入手=コスモス消滅なので、カオス側の戦士も協力している節がある。
- ジェクトはクリスタルを手にする資格があったようだが、ティーダを救うため脱落。
のちにカオスの力で復活し、混沌のクリスタルを生み出す。
皇帝はそれを奪い、神々消滅後も生き延びるつもりだった。
結果は…ウボァー\(^o^)/ - いや、むしろウウゥゥゥボアアァァァー!wwww
「クリスタル鉱石」。
次元のはざまに存在するディシディア世界。この世界にだけ存在する不思議な鉱石。
近づく者の記憶や意志に反応し、その持ち主と同じ姿になろうとする。これをイミテーションと呼ぶ。
作中のザコイミテーションは、記憶定着に失敗した個体。不完全な記憶が他の鉱石にも移り、増殖を繰り返しているらしい。
また、完全に記憶定着できたイミテーションも存在している。
それが作中に登場しているコスモス、カオス、WoLの三人である。
ガーランドは原作世界から直接ディシディアの世界に召喚された人物(即ちご本人)であることが判明。
なお、それ以外の戦士たちに関しては、前者の「完全なイミテーション」なのか、後者の「原作世界から召喚された本人たち」なのかは、全くの不明である。
一応DFFの頃はカオスレポートの記述等で、他の戦士たちもイミテーションなのでは?と推測されてきたが、続編のDDFFによる013部分の改変や、カオスレポートの削除など前作(DFF)までとは色々と事情が異なってしまっている。
DDFFアルティマニアによるとあくまで登場人物の推測レベルの話であり、真相は不明と書かれている。
スタッフのインタビューでは、本物かそうでないかはあくまでプレイヤーの解釈に任せる方針ということになっているようだ。
神々の戦いが終わり、光の戦士はコーネリア城へと向かう。
その手に、光を失ったクリスタルを携えて。
▼NEXT FINAL FANTASY
DFFAC
アーケード筐体の上でクルクルと回っている。
特に意味はない。
- 店舗によっては回っていなかったり撤去されていたりする。だからどうしたという訳でもない。
プレイヤーランクの一つに「クリスタル」が存在する。アップデートにより追加された最高クラスで、それまでは「アダマン」が最高クラスであった。
一番の最高クラスである「クリスタルA」を維持したまま300回勝利を掴むのは相当至難であろう。
光の4戦士
クラウンを授けてくれる存在。
世界樹は魔法の源らしいがこの世界のクリスタルは一体何を担当しているんだろうか。
またクラウンを授けてくれる度にありがたい話をする辺り、明確な意思があるようだ。
神殿とかどこかに安置されている様子はない。
この世界のどこかに実体を持って存在するというより、何か別次元にいるようだ。
「希望」を与える存在であり、過去の英雄に与えた希望をクラウンという形でブランドたちにも与えた。
ラストバトル直前にクリスタルが出現したときはカオスが、「そうか、かつて、われをたおした英雄に、たくした希望が、きさまたちに力を…!」とか言ってた。
どこかにあるものじゃなくて、英雄が世界に遺した希望が光として見えたものがクリスタルだったんじゃないかと。
- 闇の世界のラストバトルでは何故か真っ白だった。
主人公たち4人を、闇に覆われようとする世界を救う希望の子として選び、クラウンの力を与える。
ストーリー上で強敵を倒したりミニゲームで好成績を出すとそのたびにクリスタルが現れ、クラウン授与イベントが行われるのだが…このクラウンの力を与えてくれるペースが非常に小出しで、一度に1つとか2つだけである。
4人に世界を危機から救ってほしいと思ってるんなら、有利に戦えるようクラウンの力を小出しにせず一気に与えればいいという違和感をスタッフも意識したのかは不明だが、次作ブレイブリーデフォルトでは、「アスタリスクというアイテムの所持者を倒すとその人物のジョブが解放される」という設定になった。
北の魔女の屋敷に出現したクリスタルについて、主人公4人は「クリスタルがしゃべった…!?」と言う。
「なにこれ?」とか「なんだこの光る石?」みたいな反応はせず、相手のことをはじめっからクリスタルだと認識しているので、もしかするとこのゲームの世界の住人には「クリスタル」という存在は伝説なりで知られているのかもしれない。
- しかし、4人が住むホルンの町にはクリスタルの存在とか伝説とかを話してくれる人はいない。
ホルンどころか世界中を回ってもクリスタルについて言及する人が全然いないので、クリスタルのことが人々に広く知られているようには見えない。 - ただしロランは、
「クリスタルの啓示をうけたボクは ロランの力をつぐ者として 英雄にまつりあげられたんだ…」
と語っているので少なくともインビディアの住人たちにはクリスタルの存在は知られているはず。
クリスタルが何を考えているのか、どうも理解できない部分が多い。
クリスタルはブランドたち4人を「希望の子」として選び、
闇があふれはじめている危機を語って「さあ、旅立つのです 光の戦士たちよ!」と呼びかけるが、じゃあ具体的に4人がどこで何をすればいいのか全く指示しようとしない。
その後も4人の前にたびたび現れては「恐れてはなりません 人を信じることを…」などとありがたい話をするが、そんなことよりも「ここに行って、これをするのです」みたいな具体的なアドバイスは言えないのだろうか?
クリスタルが人として正しい行いを教示するにしても「ユニータを置いていったらダメ!」とか「対立しないで4人で力を合わせて!」といったことを伝えるほうが実際的で重要だと思うのだが、そういうことは何故か全然言わない。
4人も光の戦士として世界を闇から救おうという決心や行動を示すことはなく、やっている事と言えばホルンの呪いを解く方法を探し回ったり、はぐれた仲間を追ったりしているばかりなのだが、そんな行き当たりばったりな4人の状況を見てもクリスタルは何も言わない。
本当に気になるのだが、何も指示しないクリスタルはいったい4人に何をして欲しかったのだろうか?
スペルビアでは「よくロランの心を開いてくれましたね ありがとう」と言うが、ロランの心を開くことが重要だと思っているなら、最初から「スペルビアに行って閉ざされたロランの心を開いて」と伝えたらいいんじゃ?
ロランが数百年、心の闇を飲み込み続けていることをクリスタルは知っていたんだし…。
- 主人公4人も、希望の子として自分たちを選んでおきながら、その使命についてなんら具体的な説明をしないクリスタルに対して、「どうしろと言うんだ?」みたいな不満を示すことはない。
というか、4人はクリスタルの発言に対して反応しないし、クリスタルについて話し合ったりすることがない。
「あのクリスタルって何なんだろうな?」とか「クリスタルに言われた通りにがんばろう」とか仲間内でも話したりすることがないのは不自然といえば不自然だと思う。 - 他にも、ジュスカがネコをアイレだと誤解して奔走してる時にしても、クリスタルなら「ジュスカ、それはアイレではありません」って教えてあげられるはずだよね?何で教えないの?という疑問が出てきたり…。
クリスタルを、意思を持ってどこへでも現れる超越的存在として描いているために、合理的な行動をなぜか取らないクリスタルには多数のツッコミ所を感じてしまう。
FFL
配信途中の2010年時点ではあまり詳しく語られてはいない。
小国ルクスがアヴァロン帝国と同盟を結ぶことができたのも、ひとえにルクスがクリスタルを所持していたというその一点にある。
クリスタルの異変を調査する目的でソール達が派遣される一方で、クリスタルの力を欲したアヴァロンも極秘裏にクリスタルの強奪を計画しナハト達を派遣していた。
双方が合流したところで守護獣がクリスタルを破壊し、世界は光と闇に分断されてしまった。
クリスタルのかけらの力によって、ソールやナハト達はジョブチェンジができるようになる。
原点回帰を謳っている割には「クリスタルが一つしか登場しない」のも珍しい。
またソールやナハトの行く先々で、特定のものにクリスタルが使われていたり、はたまたいきなり小さなクリスタルになったりして、新たなジョブの力を獲得する。
- クリスタルから光・闇の戦士に選ばれたというのに、それに関する感想は特になし。
主人公の描写が少なめなのが今作の特徴、良く言えば「ファミコン時代のRPGの特徴の再現」とも言える。 - 黄昏の章でミシディアにはでかいクリスタルが2つある。
FF零式
世界にクリスタルがいくつか存在しており、
東方国家群「オリエンス」もクリスタルの加護を受けて繁栄している。
各国はそれぞれクリスタルの力を基盤とした国づくりを行い、政治や軍事にも影響が大きい。
またクリスタルは、それを守護する施設『ペリシティリウム』に保護・管理されており、各国はペリシティリウムを中心に建国されている。
ペリシティリウムの位置づけは各国で異なり、保護機関として以上の役割を背負っている国もあれば、単にエネルギー供給機関として扱う国もある。
主人公達が所属する朱雀魔導院も『朱雀のペリシティリウム』であり、クリスタルの下でアギトを育成するという役目を担っている。
主なクリスタルは、朱雀クリスタル・白虎クリスタル・玄武クリスタル・蒼龍クリスタルの4つ。
だが、実際に存在するクリスタルは上記の4つに青龍クリスタルを加えた5つである。
また、少し違った形ではあるがこんなクリスタルも存在している。
クリスタルはルシを選び、使命を与えては国を作ったりしている。
また世間に混乱を与える使命を与えていた過去もあり、クリスタルの命が平和をもたらすとは限らないようだ。
ペリシティリウム朱雀にとって、クリスタルは魔力の源であり「クリスタルの加護」は魔力供給のことである。
また戦争で死んでも「クリスタルが悲しみを忘れさせてくれる」から死を恐れない、という状況になっている。
- 「悲しみを忘れさせてくれる」とは、つまり「死者の記憶を忘れる」ということである。
これにより、例えば目の前で親友が戦死したとしても、すぐにその親友に関する記憶がなくなり、悲しみに暮れたりするようなことがなくなる。
だが、全ての記憶が消える訳ではなく、「確かこういう奴がいたような気がする」程度であったりする場合もある。 - この現象は朱雀のみに限らずオリエンス四大国全てで起きる。
- 一見するとクリスタルからの恩恵のようであるが、プレイする中で彼らの「死についての認識」のずれを感じるだろう。
また「死者の記憶を失う」=「相手を忘れる」という事実から、誰かの死に対して過度の恐怖を抱く人物も存在する。 - またこれは、軍隊においては「上官が死ぬと命令を忘れてしまう」ことも意味する。
これによって起こった悲劇も作中で描写された。- もっとも戦時では人の死亡など当たり前のように発生するため、そのための対策(万が一上官が死亡した際の対応など)はどの軍隊でも行っているものと思われる。
でなければ命令系統に関する異常が頻発してしまう危険性が多大であるからだ。
上記の悲劇については、あくまで「私用な事柄」であったことが引き金となってしまったところが大きい。
- もっとも戦時では人の死亡など当たり前のように発生するため、そのための対策(万が一上官が死亡した際の対応など)はどの軍隊でも行っているものと思われる。
クリスタルは大いなる力の源であり、オリエンスに暮らす人々にとって欠かせないものとなっている。
ときにその偉大な力は信仰の対象にもなり、特に朱雀民はクリスタルへの信仰が強い。
相手の幸運を祈る時に「クリスタルの加護あれ」と言うのも、それが表れている証拠である。
- その一方で戦争を助長する様な形で力を与えたり(死者を忘れる事も戦争を恐れる気持ちを希薄にさせている。)、ルシや民を使命のために酷使している。
旧シリーズの母なる恵みをもたらす慈母の様な存在とは違う冷酷な面を感じる。- これもオリエンスは「戦争を繰り返して魂を高め、不可視世界への扉を開く」壮大な実験場であるため。結局6億回も繰り返した果てに不可視世界への扉は開かれずじまいだったが…。
- 例にもれず強大な力を持っているが、その力は無限ではなくだんだん弱っている。
クリスタルへの依存度が高いこの世界では、このことも戦争を繰り返す理由になっている。
今作のクリスタルには創造主が明かされている。
それはファルシ=パルスに連なる者、つまり作中に登場した彼女である。
現在オリエンスに存在する4つのクリスタルは彼女が生み出したものであり、彼女の実験の補助を行う存在である。
その実験とは上記してる通り、人々の魂が高まるよう導き、その魂で不可視世界の扉を開くものである。
そのためには戦争が起こるよう仕向けることも、ルシに非情な使命を与えることも辞さない。
つまりクリスタルは人々のためではなく、彼女の実験のためだけにあるといっていい。
しかし人々の多くはそういった真理に気づかず、クリスタルは人々のためにあると思い込んでいる。
作中では何人かの人間しか神々の真意に気づかなかったようである。
魔法や機械のエネルギーの元であったり、ルシの力の源だったりと戦闘面での活躍が多く見える今作だが、クリスタルの力が弱まると大地が痩せるなどの弊害が起こることから、人が生きて行く上での営みにも密接に関係していると思われる。
実際白虎クリスタルの弱体化により、ミリテス皇国は貧窮していると作中で言われていた。
ただしクリスタルがないと人々は生きていけない、とは必ずしもそうではないらしく、クリスタルの力が次第に失われていったエンディング後の世界では、クリスタルの力に頼らずに生きていける方法で人々は進んでいくことになった。
その方法は太陽や大地などの自然の力を生かして恵みを得ることによって生活していくというもので、現実世界の我々からすれば当たり前とも言える方法であった。
それだけオリエンスの人々がクリスタルのもたらす恩恵に依存していた、という裏返しでもある。
FFEX
星のエネルギーを秘めた鉱石で、『FFEX』世界におけるあらゆるエネルギーの根源たる存在。
そのため、人間の文明発展にも無くてはならないものとなっている。
このクリスタルを収集することを生業としているのが、エクスプローラーと呼ばれる冒険者達である。
SOPFFO
世界全体の自然エネルギーを司る4つの聖なる石。
それぞれが風・火・土・水のエネルギーを司っており、世界中の要所要所に安置されている。見た目は光り輝く巨大な球体。
ティアマット、マリリス、リッチ、クラーケンによる4体のカオスに力を阻害され、結果的に世界中の自然が狂う原因となっており、これを解放することがジャック達の旅の目的である。
その実態は、ルフェイン人が世界の光と闇のバランスを保つ手段の1つとして作り出した装置で、人々の正の感情を光のエネルギーとして集める機能がある。
しかし、「光の戦士の出現」というルカーンの予言がコーネリアの人々の希望(正の感情)を著しく活性化させた為、光と闇のバランスが光側に大きく傾いてしまったらしい。
FFB
クリスタルが2つ登場するが片方が冒頭で割れてしまう。
割れたクリスタルの欠片にはアビリティ(様々なFF世界の記憶?)が宿っておりチョコボが拾い集めて持っている。
チョコボを喜ばせるとアビリティとして入手できる。
因みに売ることも出来るが王国に売っているのだろうか。
一周年記念イベントにて幻獣王の力により集められていた欠片が合わさり二つの内一つが復活した。
さらに復活したクリスタルとは別に様々な世界の『時間』を記録しているメモリークリスタルという古いクリスタルが発見され、このクリスタルにタリスマンというアイテムを使うとレジェンドと呼ばれるシリーズのキャラ達を召喚して共に戦える様になる。
FF:U
オメガの各パーツが休眠している状態。力を蓄えると元のオメガの姿に戻る。
オメガの力が秘められているためエネルギー物質として見ることもでき、シドの製作した地下鉄の動力源としても使われていた。
四方八方に突起の張りだした刺々しい結晶のようなデザインで、OP映像にも中心となって登場している。
また、今作では「生き物になったクリスタル」として、クリアが登場している。
- 前述のDFFの「人の魂や物の記憶を結晶化させたもの」という設定であれば、ソイルやミストの方が近いかもしれない。
こちらは作品の大きなカギにもなってきているし、属性などの性質もある。- 「命」という概念や、召喚獣とかかわり深い点もIXの設定に近い(『霧』という概念もあるし)。
もっとも、ソイルの設定はどちらかと言えば幻光虫っぽいが。
- 「命」という概念や、召喚獣とかかわり深い点もIXの設定に近い(『霧』という概念もあるし)。
FF LOST STRANGER
夕子が死亡した後、彼女の体から小さなクリスタルが現出した。
魂の結晶と呼ばれている事からも、恐らくFFTのオマージュと思われる。
シャルル曰く「色濃く澄んでいて、彼女らしい」との事。
そのクリスタルは、後にお守りとして正吾へと譲渡された。
チョコボの不思議なダンジョン2
最初は崖の上のダンジョンにあり後に海底に沈む。力を発揮する時はくるくる回る。
形としてはFF5のものに最も近く、意思があるようで、望みを持っていたグズグズに語りかける。
ダンジョンが崩れて封じられた後、数千年かけてグズグズを進化させた。
ダイスDEチョコボ
モンスター達が暴れ始めた原因として登場する。
アトラがクリスタルを踏んで汚しただけだったのだが、光が陰ったために異変が起きはじまる。
- クリスタルとは関係なしにオメガや神竜は争っていたようだ。
チョコボと魔法の絵本
火、大地、水、光のクリスタルが存在。
フェニックス、ユニコーン、リヴァイアサン、ラムウによって守られている。
チョコボの活躍によって力を取り戻していくが、いずれも魔法ベブズに力を吸収される。
最終決戦ではホッケーゲームのコースター代わりとして使われる。
- 最後の一撃も担当。4属性の光線を浴びせてベブズを再び闇へ封印した。
他にもイルマの所持するブラック・クリスタルがある。
- 魔王ベブズの力そのもののようで、最終決戦前にベブズが吸収した。
FF1、3、5等と同じく、エレメントの象徴。創造主の作り出した4つのクリスタルにより大地や命が生まれている。
ブラッククリスタルは4つの力が生まれる前から存在していたベブズが作り出したもので、4つの力に相反するものである。
- 続編では、ラムウ、タイタン、イフリート、シヴァを倒すとクリスタル…っぽいものに変化する。
色はピンク、緑、赤、青。島の中心にもクリスタルっぽいものが設置されている。
チョコボスタリオン
4月3週に行われるGIレース「クリスタル賞」がある。
4歳牝羽のみ出場できるレースで、元ネタは桜花賞。
チョコボオークス、ミスリル賞と並ぶ、牝羽三冠レースの最初の関門。
トライアルはGIIの密林4歳牝馬特別、GIIIのジェイド賞、オープン特別の紫水晶ステークスの3レース。
重賞ふたつは入着、紫水晶ステークスのみ連対で優先出走権が得られる。
チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮
火、水、光、闇のクリスタルが登場。
それぞれのクリスタルに神獣とそれを司る神官が存在する。
神獣や神官の方は出番があるがクリスタルそのものはあまり出てこない。
火のクリスタル…神獣フェニックス・神官フレイア
水のクリスタル…神獣リヴァイアサン・神官メーア
光のクリスタル…神獣アレクサンダー・神官シロマ
闇のクリスタル…神獣ラファエロ・神官クロマ
DS版のシドベンチャーモードでは、改造素材としてのクリスタルも登場する。
FF外伝(学研)
暗黒魔王ゾーンダークの復活により砕け散り、その欠片が4人の光の戦士を選ぶ。
そして選ばれた1人が主人公の王女メイア。
大賞を受賞した小学生によって執筆された後半では、その欠片を手にする悲劇の少女リアも登場する。
スーパーマリオRPG
隠しボスとして、4つのクリスタルを引き連れたクリスタラーが登場。
- 出会うにはアイテム「ぴかぴかいし」が必要だが、ひょっとするとこれもクリスタルなのかもしれない。
「女の子が花火と交換でくれる」という入手方法だけを見ると、ただの子供の宝物に思えるが……。- クリスタラーの扉は「封印」されているのだが、所持している状態で扉を調べると勝手に反応、「あっけなく」封印は解かれる。
封印された扉に反応するというこの石…明らかに普通の石ではない。
これを持ってる子供もなかなかすごいが、会えるのが炭鉱の町であるため、採鉱された可能性がある。 - この石は所謂「わらしべイベント」のアイテムであり、しかもまだ先がある。
まさかイベント途中のアイテムが重要だなんて、なかなか意地悪だが、クリスタラーがいるところでこの石に関するヒントが聞けたりする。
- クリスタラーの扉は「封印」されているのだが、所持している状態で扉を調べると勝手に反応、「あっけなく」封印は解かれる。
直接的ではないものの本編の根幹である「スターロード」や「スターピース」の設定は明らかにクリスタルを意識している。
「願いのクリスタル」と言い換えればもう完全にFFである。
MARIO SPORTS MIX
オープニングでスポーツの道具が埋め込まれた4つのクリスタルがキノコ王国に落下したことが本作の発端となる。クリスタルを発見したキノピオは、スポーツ大会を企画。バスケットボール(赤)、ホッケー(青)、ドッジボール(黄)、バレーボール(緑)の4つの大会が開催され、クリスタルがはめ込まれたトロフィーをかけて戦う。
- 競技ごとにキノコカップ、フラワーカップ、スターカップの3つで合計12個のトロフィーが登場。
- 競技ごとに全てのトロフィーを集めると一体化した一つの大きいクリスタルに変化し、決勝戦の舞台であったスターシップの装置にセットされる。4色のクリスタルが揃うとそれが一体化して巨大なクリスタルに。しかし、このクリスタルは黒い禍々しい色に染まり、空間に穴を開けてスターカップ決勝の舞台であったスターシップごと優勝チームを謎の空間へ飛ばす。その先で「クリスタルの番人 ベヒーモスfrom FINAL FANTASY」のカットインと共にベヒーモスが登場し、戦うことになる。撃破すると黒いクリスタルは光を取り戻しカラフルに輝くようになる。そのクリスタルの力を受けたスターシップで元の世界に帰還した優勝チームは改めてトロフィーを掲げ、祝福を受けた。
- エンディングを迎えるとカラフルになったクリスタルをかけ、試合ごとに異なる競技で戦うミックススポーツが新たに開催される。こちらでキノコ、フラワー、スターの3つを集めると、再び一体化したクリスタルが黒く光り、キングベヒーモスと戦うことになる。
余談
とりあえず強い力を持った宝石みたいな謎の石=クリスタルと思っておけば良いだろう。
そう当てはめると類似も含めてほぼ全シリーズに登場していると言えなくもない。
ただし最近は別の呼び名が付いていることも多い。
一応、水晶は魔力の媒介としては有効な働きをするようだ。
- この解釈で言えばFF6だと魔石、FF8だと魔導石あたりが当てはまるのだろうか。
- ストーリー・世界観・システムに強い影響力をことが多いんじゃないだろうか。
6=魔石、7=マテリア、10=スフィア、が当てはまるだろうか?
8に関しては5までのFFらしさが薄いため、これ、というのは難しいだろう。
あえていうなら「魔女の力」がポジション的には近いのではないだろうか? - ストーリー・世界観・システムという観点であれば、8は『ジャンクション(接続)』が当てはまるのではないだろうか?
- 8の場合、【大石柱】が当てはまるように思う。
『月と地球の間に強力な「場」を作り「月の涙」と呼ばれるモンスター降下現象を引き起こす結晶体物質。
地球上で生まれたものではなく、その起源は月にあると考えられている。
大石柱は、地上の特定のポイントに反応して強力な指向性の空間波を発することが確認されている。
しかし、原理の完全な解明にはさらなる研究を待たねばならない。(チュートリアル)』
「月の涙」によりモンスターは存在し、これによりセントラ文明が滅び世界に様々な方面で大きな影響を与えている。
準ラスダンであり、アデル復活、サイファーとの最終決着、時間圧縮が行われた地でもある。
18年前に偵察に潜入したラグナが敗走したが為に、ラグナとジュリアは結ばれず、それぞれ子供(スコール・リノア)が生まれ、結果子供同士が結ばれた。 - ストーリー・世界観という点であれば、10では5体の祈り子像も当てはまるように思う。
召喚士の旅の目的はザナルカンドで究極召喚を得ることだが、究極召喚に耐えうるほどに心身を鍛える為に、同地にたどりつくまでに召喚士はスピラ各地にある寺院をまわって祈り子と交感する。- 世界の各地にありそれをめぐることで力を与えられる、時には主人公達を導くという辺りは、こっちの方が当てはまるな。
- 12の開発時期の頃から、FFのシナリオの傾向としてそれがクリスタルと呼ばれていなくても何らかの石がキーアイテムになっているようなシナリオばかりだということに制作陣やファンが気付き始め、6の魔石や7のマテリアなどが逆説的に「6/7のクリスタル」と後付けで扱われ始めた。
6/7制作当時は、無意識レベルでは意識していたのかもしれないながら、公式には魔石やマテリアはクリスタルと無関係の石だという扱いだった。
10のスフィアあたりになると明確に意識していた可能性はあるが。
8にクリスタルらしい石が見当たらないのも、珍しく公約通りにクリスタルの絡まないシナリオが書けただけだったのでは。- 少なくともファンサイドでは当時からFF6の魔石やFF7のマテリア・ヒュージマテリアを名前が違うだけでクリスタル相当の物として解釈する人はそれなりいたはずだけど…。
FF6のは扱いが過去作のクリスタルとそこまで違わないし、参考程度にFFTのクリスタルだってタイトルデモで速攻「石」呼ばわりでクリスタルよりクリスタルらしい聖石はたまにしかクリスタルと呼ばれないし「呼称が違うが実質クリスタル」って解釈はクリスタルと呼ばなくなった当初から珍しい認識ではなかったと思う。 - FFTでは「クリスタル」「聖石」という2種類の不思議な石が存在しており、前者は戦闘システム上の小道具なのに対して、後者はストーリーの主軸となるキーアイテムだが、こちらも登場人物からクリスタルと呼ばれている場面がある。
- 前者のクリスタルもタイトルデモでは重要感が漂っている。聖石はクリスタルの特殊例なだけで全部クリスタルなんじゃないかと思わせるほどに。
- 少なくともファンサイドでは当時からFF6の魔石やFF7のマテリア・ヒュージマテリアを名前が違うだけでクリスタル相当の物として解釈する人はそれなりいたはずだけど…。