FF8
FF8での魔法収集方法。
G.Fのアビリティ「○○魔法精製」を用いて、アイテムなどから各種の魔法を作り出す。
一気に20個、30個単位で魔法が手に入る上、上手く使えば序盤から強力な魔法が大量に集まる。
8のプレイの上では欠かせないアビリティなのだが、あまりにドローばかり取り上げられていたせいで、
精製の有用性に気付かない人も多かった。
- ドローと違い多少APを稼がないと使えないことが多く、また序盤では他にも選択肢が多いので
うっかりこれを習得せずに進んでしまう人が続出。
ジャンクション用の魔法も頑張ればドロー1本で集められてしまうので後回しになり、
結果として魔法が少ない時に精製を使うという習慣ができないまま終盤に……。
などという例もあったと思われる。
FF8での魔法は後述の通り他作品における「武器」「防具」「アクセサリ」に相当する部分も担っているため、
これを使わないということはいわば「消費アイテム以外全部盗み(ドロー)でそろえる縛り」
という縛りプレイをしているにも等しいといえる。
それまで、店売りや宝箱、敵からのドロップで装備を手に入れるのが主流であったFFにおいて、
「敵から手に入れたアイテムを変化させて戦力強化」というシステムを初めて導入したのが、
ジャンクションとこの精製であろう。
FF10の改造、FF12の交易品、CCFF7のマテリア合成、
KHBbSのコマンド合成などはこのシステムの派生・改良とも言え、何気に後の作品に大きく影響している。
直接関係はないと思うが、某怪物狩人のシステムもこれに似ている。
アイテムやカードを利用して、効率よく魔法を収集するための手段。
簡単に手に入るアイテムから、それなりに効率の良い魔法が
簡単に手に入ったりするため、ジャンクションを上手に利用する上ではかかせない。
しかし、当時はドローを新システムとして大々的に宣伝していたため、
チュートリアルを見ない人で、これに気がつく人は少なかったらしい。
システム周りを作っている者と、広報の者の考え方に問題でも有ったのだろうか?
そのため、知らなかった人は「ドローだるい、LVに意味ねぇよ!」、
知ってる人は「どっちみちヌルゲー」と当時から評価が真っ二つに分かれていた。
序盤からケアルガ×100とかが簡単に手に入ってしまう事からも、
上手く自制しながら精製を使っていかないと適度な難易度にならず、
ジャンクションと同じくバランスに問題があった。
- G.F.のアビリティ欄を見れば「~精製」の文字が目に入ると思うんだけどなぁ
- 雷魔法精製とかみても「どうせ序盤はサンダーとかしか作れないんだろ?」と思ってたな。
それに10個20個と纏めて精製出来るとも思ってなかった。
テント1個からケアルガ×10とか想像出来んて…歴代白魔導師涙目過ぎだろう- 使ってみないとわからんところはあるよね。
中級雷魔法精製とか上級雷魔法精製とかありそうだもん。
- 使ってみないとわからんところはあるよね。
- というより「デフォルトで習得していない」というのが気付かれにくい最大の遠因だと思う。
どのアビリティから習得するか複数の選択肢を用意しておいて、実用面での優先度はアビリティ毎に大きな開きがある、というのは罠としか言いようがない。
- 雷魔法精製とかみても「どうせ序盤はサンダーとかしか作れないんだろ?」と思ってたな。
アイテムから魔法を精製できることは、発売前に制作者から明かされていた。
ただしこのインタビューを見逃した人は知らないし、見た人でもプレイ時には忘れていた可能性も高い
(インタビュ-が行われたのは、FF8発売約2週間前の1998年1月29日)。
魔法をアイテムに戻すことはできない。
改造や青魔法の習得などに使うアイテムはよく考えてから精製に使おう。
レビテト、ライブラ、アポカリプスの3種は精製できない。しかしレビテトとライブラはジャンクション効果も低く大量に入手するようなものではなく、アポカリプスはラスボス最終形態からしかドローできないため、精製が重要な役割を持つことに変わりはない。
魔法精製リスト
関連項目:【アイテム精製】
FF15
FF8と同じく魔法が個数制であり、メニュー内で魔法精製を行う。
材料となるエレメント、入れ物のマジックボトルが必要。
これにアイテム(回復薬、食材、その他トレジャー)を加えると、威力がアップしたり特殊効果を付加できる。
詳しくは【魔法】#FF15を参照。