→アビリティ/【改造】
→ゲームシステムではないデータ改造は その他/【プロアクションリプレイ】 を参照。
- ゲーム内に「改造」というシステムを盛り込むことで、
ネットでの検索時に「ゲーム内のシステムとしての改造」が上位に表示され、
「外部機器を用いてのゲームデータ自体の改造」を検索結果として表示させにくくすることができる。
……という話を聞いてなるほどと思った。
FF8 
ジャンク屋に特定のアイテムを持っていくことで、メンバーの武器を改造してもらえる。
装備品の概念がないFF8において、武器を強化する唯一の手段である。
ただ、苦労して貴重なアイテムを集め、最強の武器に改造しても、武器の攻撃力自体はほとんど上がらない。
8において仲間を強化するのはあくまでジャンクションなのである。
スコール(武器を改造することで特殊技が強化される)とセルフィ(最強武器のみ命中が255に上がる)以外の仲間の武器は、
初期装備のまま放っておいても大して影響はない。
ただ装備のグラフィックは変わるので、それを楽しみたいなら頑張って改造しよう。
ゼルとかすげえわかりづらいけど。
性能は武器ごとに決まっており、どのような順番で改造しても変動することはない。
いきなり最強武器に改造しても性能は変わらない。
最強武器ではない武器に改造することは、アイテムの無駄と言える。
強い武器に改造した後、それより弱い武器へと再改造することも可能。
実利的には特に意味がない行為だが、先述の通りスコールとセルフィ以外の武器は改造の有無で大きな差はないため。
見た目が気に入らないならば弱い武器に戻すのもありだろう。
FF10 
幻光河でリュックが加入し、グアドサラム訪問時からメニューコマンドとして使用可能。
システム概要
- 武具の空きスロットに、アイテムを使用してアビリティを付加するシステム。
- 改造を行うと、その装備品のアビリティ構成によっては、その装備品の名前やグラフィックも変化する。
- 改造にしか使えないアイテムも存在する。
- 有用なアビリティは総じてコストが高いので行き当たりばったり的な改造は禁物。完成品を想定した上で計画的に改造するべし。
- セットされているアビリティを外したり、スロットを増やすといったことはできない。
- アビリティはセットした順番に並ぶ。こだわるなら注意が必要。
- 七曜の武器とフラタニティはイベントでのみ強化されるため改造は不可能。
- APなしとほかくは改造ではセットできない。
○○+○系(例:【物理攻撃+○%】)は同じ系統のアビリティと効果が重複する。ただし同じアビリティを同じ武器にセット(例:「物理攻撃+3%」を一つの武器に複数つけるなど)することはできない。
一部のアビリティには優先順位が設定されており、上位のアビリティをセットしていると下位のアビリティがセットできなくなる。
例えば、
- 完全暗闇防御をセットしていると,暗闇防御がセットできない。
- 炎吸収をセットしていると,ピンチにバファイがセットできない。
なお、下位のアビリティからセットすれば上位のアビリティと一緒にセットできる。
下位のアビリティの効果が発動しないので意味はないが。
例外として、ピンチにバ○○○は上位のアビリティをセットしていても発動する。
改造の目的
- シナリオ攻略を有利に進める為の改造、攻略に対する知識が必要になるので上級者向き。
- 訓練場攻略を目的とした改造、やりこみプレイヤー向き
- レベル上げや金策を目的とした改造。
シナリオ攻略を有利に進める為の改造(雷平原~ベベル攻略まで)
アビリティ名 | カテゴリー | 改造時期 | 改造用アイテム | アイテム入手手段 | 備考 |
先制 | 武器 | 雷平原 | チョコボの尾×6 | サボテンダー系(盗む) | *1 |
雷無効 | 防具 | 雷平原 | 落雷石×8 | グアドサラム異界入口の宝箱 | *2 |
炎無効 | 防具 | アルベドホーム | ボムの魂×8 | 盗む(ボム) | *3 |
- *1.先制を防ぐこともできる非常に優秀なアビリティ、リュックの初期武器にでもつけておこう。
- *2.雷平原の旅行公司前でサンダーシールド(雷無効,-)が拾える。キマイラ系の敵に対して【挑発】と【雷無効】で無力化できる為、ティーダの常用防具。
- 異界入口の宝箱から【雷無効】改造分だけの落雷玉が手に入るので、雷平原用で改造すると良い
- *3.アルベドホームからベベル,ナギ平原,ガガゼト山と炎系攻撃の敵が多く適当な防具に付けるだけでも効果が高い。上位互換で【炎吸収】もあるがコスパと性能から鑑みるに【炎無効】で十分。
- 主に炎系の攻撃が多く無力化できる敵
- ボム系(ボム,グレネイド,ピュロボルス)きのこ系(ソーン,アンテサンサン)炎のブレス(アダマンタイマイ,グレンデル,ヴァラーハ,ニーズヘッグ)霊堂僧兵の火炎放射器,フレイムプリンのファイガ
- 主に炎系の攻撃が多く無力化できる敵
シナリオ攻略を有利に進める為の改造(ナギ平原~ザナルカンド攻略まで)
- シナリオを進めながら捕獲もしていく想定の改造ですが、捕獲武器でなくても構わない。
- *4.ガガゼト山途中で買えるルールーの武器ブースト・サボテンとの相性は抜群。
- チョコボレースが苦手なプレイヤーは訓練場のアースイーターの出現条件を満たしても良い。
- *5.改造が容易で【石化】【即死】が効かない相手でも有効な敵が多い、ナギ平原のヘッジバイパーやクァールの捕獲やアイテムを盗む時の無力化に重宝する。
- 【スリプルバスター】と【睡眠攻撃改】のコンボでマスタートンベリを無力化することも出来る為、ワッカの捕獲武器におすすめ。
- *6*7.瞬殺系のアビリティである為、物理ダメージの少ないキャラでも非常に効果が高い。リュック,キマリ,ユウナの捕獲武器におすすめ。
- ぶんどるを覚えるリュックには、ステータス異常を追加する武器を改造で作って装備させると良い。
- *8.単体物理攻撃をすべて回避できるので、ある意味『最強の防具』。【挑発】や【かばう】と併用するとほぼノーダメで攻略できる場面も多数ある。アーロン,ティーダにおすすめ。
- 【挑発】と【回避カウンター】で封殺できる敵(ナギ平原以降)
- モルボル,ベヒーモス,グラッド(タネマシンガン),魔天のガーディアン,ウルフラマイター,キングベヒーモス,バルバトゥース,他多数
- 【挑発】と【回避カウンター】で封殺できる敵(ナギ平原以降)
- *9.キマリの単独バトルイベント(キマリは通さない)で最大4個、入手できるので改造にはこまらない。【とんずら】【挑発】と併用するのでティーダにおすすめ。
- 足の遅いアーロンやルールーを先手に行動させるために付けることも可能。
訓練場対策の改造についてはこちら→最強防具の改造
- 状態異常に関しては、インターナショナルに登場するリボン以外では完全に防ぐ手段が無いので注意。
経験値稼ぎを目的とした改造
『ドライブをAPに』を利用してAPを稼ぎます。
アビリティ名 | 改造用アイテム | 備考 |
ドライブをAPに | 明日への扉×10 | オーバードライブをAPに転換する |
AP2倍 | ラストエリクサー×20 | 手に入るAPが2倍 |
AP3倍 | 未知への翼×50 | 手に入るAPが3倍 |
ピンチにドライブ | 勝負師の魂×20 | ピンチのときゲージの上がりが2倍 |
ダブルドライブ | 逆転のカギ×30 | オーバードライブゲージの上がり方が2倍 |
トリプルドライブ | 勝利の方程式×30 | オーバードライブゲージの上がり方が3倍 |
改造を利用した錬金術もある。
→金稼ぎ
もっとも、訓練場を利用できる頃にならないと多用できないので、わいろと心づけ程度の用途しかないが。
実行する場合は手間と効率の兼ね合いから回避カウンター(テレポスフィア1個/ネムリダケのドロップ)とピンチにリジェネ(回復の泉12個/闘鬼のドロップ)が利用されることが多い。
これらをビサイド村の空スロット3の武器防具(450ギル)か
ポルト=キーリカのスロット4でアビリティが2ついた空スロット2(防具はアビリティが1ついた空スロット3)の武器防具をベースに改造して売る。
- 元となる武器は、ビサイド村とポルト=キーリカで購入可能。(どちらも飛空艇入手後に限る。)
ビサイド村まで買いに行くのはかなり面倒なので、ポルト=キーリカで買うといい。
(金銭利益的には後者の方が高値で売れる)
価格レート
(アビリティ価格+50)X(スロット数と空きスロットの数による価格倍率)
- 空きスロット4つの場合は10万ギル
- 空きパネルがない時と、1つの時の価格倍率は同じになっている。
そのため、空きパネルが1つの装備に適当なアビリティをセットしてから売ると、セットする前より高く売れる。
また、アビリティパネルが3つ以下で、すべて空きパネルの装備も同じようにすると、高く売れる。
武器には回避カウンター、防具にはHPまたはMP+30%もしくはピンチにリジェネをセットするのがオススメ。
なお、貫通・ギル2倍・○○限界突破は、アビリティの価格が0なので、売値は増えない。 - 高額のアビリティをいくつもつけて売却しても価格倍率が落ちて売値があまり増えないので注意。
名前のバリエーションは膨大で、過去作の装備品と同じ名前のものもあり、グラフィックも数パターン用意されているなど、なかなか凝っている。
しかしほぼ使われることがない、ほぼ改造で作られる機会がない装備も結構存在するのが何とも勿体ない。
また最終的には、有用な装備の名前およびグラフィックはほんのわずかな種類のパターンに固定されがちで、それ以外の名前およびグラフィックの装備を作ったり使うことはほぼなくなる。
以下は、ほぼ日の目を見る機会が無さそうな装備の例。
・ユウナやルールーの「物理攻撃+○○%」や「攻撃属性」が付いた武器
・「MP消費1/2」が付いた武器
・「ギル2倍」が付いた武器(ゴッドハンド以外で)
・4種類の「攻撃属性」が全て付いた武器
・4種類の「属性耐性」が全て付いた防具
・「ピンチに○○」系全般が付いた防具、および複数の「ピンチに○○」系が付いた防具
・「オートプロテス」「オートシェル」「オートリフレク」「オートリジェネ」が全て付いた防具
・「レアアイテム入手」が付いた防具
これらの装備は使われる機会があるのだろうか?
FF13 
4章に入ると解禁され、セーブポイントで装備品の改造ができるようになる。
このゲームでの改造は素材アイテムを装備品に与えることで装備品をパワーアップさせるというもの。
装備品には名前の末尾に「~LV.1」というようにレベルが付記されており、
素材アイテムを使うと装備品に経験値が与えられ、経験値が一定に達するとレベルアップし、装備品についているアビリティの効果が上昇する。
装備品の最高レベルは★で、このとき特定の素材アイテムで改造すると別の名前の装備品に変化することがある。
経験値を与える際に選んだ素材アイテムによっては、次に得る経験値を倍にするボーナスが付く場合もある。
やることは純粋にレベル上げのみのため、FF10に比べてあまりカスタマイズし甲斐の無いシステムになっている気がする。
生体素材が経験値ボーナスが多いが、得られる経験値は低い。機械素材は経験値ボーナスは低いが、得られる経験値が高い。
- 基本的に、機械素材は値段の高いものほど経験値が高いが費用対策としても元々の値段が高いもののほうがよい傾向にある。そのため高い素材を買った方がいいのだが時々それを逆手に取った罠素材も存在しているのが腹立たしい。
以下の点から使いにくいシステムとなっている。
・安価の素材アイテムではほとんどレベルが上がらない。
・ショップ以外でまとまった数の素材アイテムが手に入らない。
・アイテムチェンジに使う素材が非常に高価。
あまりに評判が悪かったためか、続編のFF13-2では採用されなかった。
- FF13では金稼ぎも面倒で金欠になりやすい。
その上機械素材は得られる経験値が高いものほどものすごく高くなるため、武器のレベル上げはかなりの時間を要する。 - 素材アイテムの入手先が実質的にショップのみなので、ほとんど素材アイテムが使い道の無い死にアイテムとなっている。
- 万遍なく改造するより、改造対象を絞った方が効果的なのだが、
逆にいえば分散して改造すると効果を得られず失敗を取り戻しにくいというのも問題点の一つ。
結局CP稼ぎによるレベル上げに頼った方が早いということに。 - ちょっとした問題として一回の改造で素材を99個与えてしまうことができるためもしも、経験値MAXになるとオーバー分の経験値は丸々無駄になってしまう点がある。
- FF13-2では、ギルとアイテムを消費して別のアイテムを購入するという、DFFのトレードと同じシステムが採用されている。
今作は手数の多さが特徴のため、少し武器を改造するだけでも戦闘はかなり楽になる。
おそらく、スタッフの意図としてはストーリー中は適当に改造して進むと進行が少し楽になり、本格的な改造はクリア後に楽しんでもらうというものだったと思われる。しかし、システム自体がストレスフルで一気にやっても適当にやっても無駄を生みやすい上、改造素材自体が高価で手に入りにくいものであったためユーザーからの評価は低め。
せめてクリア後はもっと手軽に改造素材が手に入ったら評価は違ったと思うのだが…
LRFF13 
クリア後2周目から鍛冶屋で可能。
13と比べると簡略化され、素材さえあれば雑魚もギルを落とすのでガンガンしていける。
最上級の素材はおそらく敵ドロップのみで、武器・盾の改造回数は違うが、同じカテゴリの強化限界数値は同じ模様。
尚、全ての項目を限界まで改造することは出来ないようになっている。(たとえ改造回数が多くても同じ)
見た目が気にならないなら、全て最下位武器でもOK。
ただし材料が途方もなく必要になるが。
FF15 
一部の武器を改造可能。対象となるものには、アイコンにわかりやすくマークがついている。
対象となる武器と材料アイテムをシドに渡した後、クエストをいくつかクリアしてから宿泊することで完成する。
- 発売前に武器改造があると聞いていたので過去作程度の事は可能だろうと思っていたが改造できる武器があまりにも少なくて驚いた。
今作は武器ごとに特性があるので、できれば特性を引き継いで攻撃力を上げることくらいは全武器で可能にして欲しい。
また、レガリアも改造というかカスタマイズができるが、そちらは孫のシドニーに頼むことになる。
オンライン拡張パック:戦友 
本編と同じくシドが行ってくれる。
こだわりを捨てたのかどんな武器でも改造してくれるようになった。
物々交換に近かった本編と異なり、プレイヤー強化のために重要なシステムとなっている。
クエストで手に入れたトレジャーを消費して武器のレベルを上げてくれる。更にトレジャーごとにステータス補正が着く。
また、素材によってはアビリティを付加させることもできる
武器のレベルがMAXになった際に特定のステータスが一定以上だと更に強い武器に変化しすることがある。
レベル上限も上がり武器によってはアビリティが習得できることも。
- どのステータスを上げればいいかは、武器のステータス欄にゲージがついているのでそれを上げればいい。
最強を目指すのであれば、なるべく経験値を貯めずにステータスを上げる必要がある。
経験値をパラメーター上昇値で割ったものが少ないものを選ぼう。
また、シドの料理のバフがかかっているときだと効率が遥かに変わるため、バフがかかっているときにしたい。
- レベルマックスにしたときに溢れる経験値も内部で蓄積されているので、経験値が大きいアイテムを締めに使っても変化や限界突破させたときにレベルが過剰に上がってしまう恐れがある。
武器が4つ装備できて、その全ての武器のパラメーター上昇の恩恵が受けられる今作ではぶっちゃけレベルより遥かに重要。