FF4
テラ「ミシディアの こどもたちか。
ギルバートや リディアは
どうした?
『バロンへむかうとちゅう リヴァイアサンに
おそわれて‥‥
テラ「‥‥しにおったか!
『ええ‥‥
ローザも ゴルベーザのてに‥‥
(2015.03.20追記)
- 上記の通り 「ええ」ではなく「ええ・・・」であり、全然意味が違ってくるのだからこの項目自体間違っていると言わざるを得ない。
この全文が無い時に、殆どが本当に「ええ」だけだと思って書き込まれたものだろう。- 「‥‥」の有無で印象が全然変わりますね
- これ見るともう、下に書いてある元々の部分が全部必要ない議論になってるな
- この画面を出して下と同じような事書いてるプレイ記事も見た事あるから中には本気だった人も居たのだろう。いわゆる「昔のゲームは表現が少ない分想像の余地がある」が悪い方に働いた例だと思う。
試練の山でテラと再会した時の、セシルの微妙に酷いセリフ。
リヴァイアサンに襲われて海に投げ出され、消息不明となった
ギルバートとリディアの安否について訊ねられてこう答える。
なんというか、その、反応に困るセリフである。
良くいえば理性的、普通にいえばドライ、悪くいえば冷酷…
特にリディアについては「守らせてくれないか」とまで言ってのけていたのに。
- 「残念ながら…」とか「僕の力が及ばなかったばかりに…」ならともかく「ええ」の一言は確かに酷い
- 自分はしっかり生き残ったのに、他の全員の生存を諦めているあたりひどいな。
せめて「わかりません」とか、「生きてると信じてます」とかなら…。
まぁ、テラの「しにおったか!」も十分ひどいけどなw- この会話だけ抜き取れば、まるで時代劇で暗殺成功を確認する悪代官と、それに頷く配下のよう。
- しにおったか!は (命を粗末にしよって馬鹿者め!)っていうどうしようもない感情を
吐き出してぶつけてるように見えた俺は可笑しいかったのか… - ううん、俺もそう思ってるよ。
- アンナ&ギルバートについても「娘はあの男を愛しおった」と言っている。単にテラが多用する言い回しだった可能性もある。
- 人が死んだという深刻な話をしているのに、その辺は完全にスルーで、
「きっと恋人だぜ!」とだけ反応するパロムも結構ひどい気がする。- それもそのはずで、この時点での双子の立場は「セシル(村の仇)の見張り」。
セシルやその仲間に同情したり哀れんだりする義理はなかったりする。
- それもそのはずで、この時点での双子の立場は「セシル(村の仇)の見張り」。
- けっきょく みんな はくじょうってことだね!
- まあ死におったかと聞かれ「ええ……」と答えるのは
確かに仲間の生存を諦めてて薄情、とは言われるかもしれないが
仲間を失って悲しんでるセシルの心境は
「・・・・」と沈黙してる部分からちゃんと感じ取れると思う。
これが「ドライ、冷酷」だというのは違うんじゃ?
- まあ死におったかと聞かれ「ええ……」と答えるのは
しかし最終的に死亡確認されるのが唯一テラだけなのがなんともはや。
- パーティキャラではないが、彼の愛娘であるアンナも亡くなっていたりする。
なんて幸薄い父娘なんだ。
プレイヤー視点での裏読みはともかく、あの状況なら死んだと思うのも無理はない。
セシルの性格的にはきっと、罪悪感が深かったからこそ多くを語らなかったのだろう。
特にリディアの犠牲について。
……というか、むしろどうやって生きてたんだヤンとギルバート。
リディアは襲撃者である幻獣王自身が保護していたからともかくとして。
- そんな事言ったら、一番沈みそうな格好をしていたセシルが 一番元気だった事実は……。
- ヤンについては幻獣王が手近な海岸に送った可能性もなくはない。
- だとしたら敵陣のド真ん中に放り込んでくれる幻獣王様も相当気が利かないな。
あの船の航行ルートから察するにリヴァイアサンに襲われたのは
ミシディアのちょうど北あたりだと推測できる。ここならバロン城も割と近い位置にあるので
ヤンとセシルが流れ着いたのははまあ、不思議ではない。問題はギルバート。
あの位置からトロイアへ流れ着くには最短でもバロン城がある半島を南に沿って大回りしなければならず、
他の二人とは比べ物にならない苦汁の漂流生活を強いられる。もはや生きてる方が奇跡に近い。
- だからあんなに衰弱していたのか。納得。
- リヴァイアサンがトロイア近くで降ろしてくれた。
…と信じたい。 - 小説版のギルバートは、ファブール戦とゴルベーザに食らった一撃で体が限界になっている。それで漂流なんかした日には、ゲーム中ずっと療養生活を送らざるを得ないだろう。
- 途中でトロイア行きの船にでも拾われたんじゃないだろうか。
で、大掛かりな治療が必要だからトロイアに連れて行かれたと。
実際はおそらく容量削減のためにこんな簡素なやりとりになったのだろう。
- テキスト部分で数行(どころか数文字)削った程度じゃほぼ意味がない。
実際ここでセシルが過剰に悔やんだりしてたら
後でネタになってしまうからなあ…。結局生きてたわけだし。
この一言で続くだろう会話をバッサリと断ち切っている。
実際には感情や声のトーンの違いもあるだろうから、なおさらそのことを聞きづらいだろうと思う。
大人なら聞かないのがマナーだけど。
- そこをあえて「死におったか!」と事実を確認するあたりにテラの賢者・知識人としての性格が
現れていると言える。人の感情より事実の確認を重要視するわけである。
そしてこのタイプの人間が要求する答えは気休めや言い訳ではなく、「はい」か「いいえ」である。 - つまり、その要求通りに(見かけ上とはいえ)答えたセシルも同類ということだ。
まあ、真面目に答えると、それは偏見が過ぎるだろう。一括りはよろしくない。- テラという知識人系の性格を理解したうえで、それに合わせた対応をしたのかも。
- いや、ギルバートを殴っちゃう程の体育会系だし、あながち遠くもない。
事実関係の確認が必要なのは軍人も同じである。- 殴っちゃうのって体育会系なのか?と突っ込んでみる。賢者も軍人も事実関係の有無を確認する時は素気ないの?。
テラのそれはどちらかと言えば人間性だと思うが。
- 殴っちゃうのって体育会系なのか?と突っ込んでみる。賢者も軍人も事実関係の有無を確認する時は素気ないの?。
- こういう時に根拠のない楽観視に走らないところが、セシルのキャラクターを表現してると思うなあ。
テラ「しにおったか wwwwww」
セシル「ええwwwww」
じゃないだけマシである。
- パロム「きっと恋人だぜwwwwww」
ポロム「テラワロスwwwwww」- テラ「‥‥しにおったか!(直球)
セシル「えぇ…(ドン引き)
- テラ「‥‥しにおったか!(直球)
FF4(DS版)
3D化されたDS版においてこの場面は、セシルの説明から二人の運命を察したテラが
首を横に振ってやりきれない様子を見せた後「…死におったか!」と発言し、
セシルはうつむいて沈んだ様子で「ええ… ローザもゴルベーザの手に…」と答えている。
SFC版と特にセリフの変更は無いが、この時のセシルとテラの感情がわかりやすくなったのではないだろうか。