FF10-2
カモメ団が使用する飛空艇。
アニキとダチが発見したらしい。
名前は摂氏を意味し、シドのファーレンハイト(華氏)と対になっている。
機体の前部に二つの車輪のようなものがあることからバイクをイメージしたものと思われるが、赤いカラーリングからザリガニに見えるという声もしばしば。
- 個人的には何となく暴走族のバイクのようにも見える。
- アルティマニア曰く、アニキのヤンキーな風貌からまさに暴走族をイメージしてデザインされたらしい。
- 操縦桿もバイクのハンドル風。ラストミッションではパインも握るが、あのファッションの彼女に違和感は感じられない。
ファーレンハイトと同様、元々は1000年前の機械文明時代につくられたもの。
氷の海に沈んでいたが、アニキとダチが決死の大冒険を経て入手。改造を施して自身のアジトにした。
「カモメ団」の名前はこの時のエピソ-ドに由来する。
アニキ本人も、シドとのイベントでこの船は俺のものだ、と言っているところからもアニキの船に対する責任感は強いらしい。
ただ、船自体はアニキがいなくても自動操縦で動くため、アニキの立場がない。アニキがんばれ。
この話はネタにされることになるのだが…。
なお、後半のストーリーレベルで居候することになるシドはこの自動操縦システム及び船のカラーリング、装飾が気に入らないらしい。
それも含めアニキやリュックと親子ゲンカすることになるが、アニキ「俺たちの船だ、俺たちに任せろ」リュック「オヤジは考え古すぎ」と一蹴され、最終的には「もう知らねえ、勝手にしやがれってんだ」と居住区でふて腐れてしまうのであった。
各フロアへの移動はすべてエレベーターで行う。
飛空艇内を一々走り回る必要があった前作と比べ、だいぶ移動しやすくなった。
移動範囲はブリッジ・甲板・居住区・動力室。
- ブリッジにて目的地設定やセーブ、シンラ君関連のイベントが行える。
- シンラ君の周りは大分カスタムされている模様。小型クレーンまで設置してある。
- 甲板は主にイベントの舞台用。それ以外であまり行かないため、ひっそりと発生しているイベントを忘れることも。
- 舞台照明が備わっており、ライブの際に使われる。舞台に立つのはユウナだけではなく…。
- 船首にはカモメの像が鎮座している。後付けかどうかは不明だが、よく見るとアルベド族のゴーグルをかけている。
自殺飛び降りの名所。
- 居住区はマスターと呼ばれるハイペロ族がバー兼ショップを営んでいる。二階ではひとやすみも出来る。
- シナリオで乗せたキャラは基本ここにいる……が、ヒクリやクラスコと共にチョコボまでそこに置くのはどうだろう。
- しかもSlv4で更に2羽追加できる。
乗せたからといって何か貰える訳でなし、それどころかシリアスな場面でクエックエッ騒がしいわ、カウンター前にいるのはドアップで映り込む位置に陣取るわ、暫くすると出口を塞ぐように移動するわと、居住性を著しく下げてくれる。
- 動力室には宝箱が4個置かれており、各ストーリー開始時に補充される。中身はポーション等の消耗品。
- 入った踊り場の下にいかにもな通路があるが、どのタイミングにおいても通行不能。
- ルブラン一味が乗り込んだ際動力室にいた事から、恐らく着陸時の出口だろうか。
これらを繋ぐエレベーターだが、何故かブリッジより下にある居住区へ行こうとすると上へ昇っていく。
一体どういうルートを通っているのか。
いかにも魔法的な力で推力を得ていたファーレンハイトと比べて、ずいぶん機械的な外観をしている。
恐らくメインエンジンかと思われる回転リングがファーレンハイトは大きな物が1つに対して、セルシウスは小ぶりではあるが4つもある。
セルシウスのほうが推力が高いのかもしれない。