概要
シアトリズムファイナルファンタジーから始まったFF音ゲーことシアトリズムシリーズの第4弾。
2023年2月16日発売予定。ちなみに初代シアトリズムと同じ発売日である。
公式サイト
通常版、追加楽曲のあるデジタルデラックスエディション、DLC楽曲も全入りしたプレミアムデジタルデラックスエディションの3種類を発売。
- 因みに通常版もアップグレードでデジタルデラックスエディション相当にできるため、パッケージ派の方もご安心を。
全作から新曲が160曲以上追加され、385曲を収録。
DLC等を含めると500曲を超える大ボリュームとなる予定。
- なお、楽曲は基本的に原曲だが、リマスター準拠の曲の場合はそちらに準拠しているとのこと。
- しかし、人気の高い「ザナルカンドにて」や「Melodies Of Life~Final Fantasy」、「Eyes On Me」などはデジタルデラックスエディション限定である。
これは少し阿漕なような…- 主題歌に関しては権利的な事情も考えられるため、ある程度仕方ないか。「ザナルカンドにて」もACには収録されておらず、色々大人の事情がありそうである。
- 少なくとも「Eyes On Me」に関しては、交渉に一年かけてなんとか入れられたとファミ通.comのインタビューで明かされている。
使用キャラも最新作15や外伝作まで含め100人以上が登場。
今作ではシリーズクエストで選んだシリーズの味方キャラクターは選んだ時点ですべて仲間になる仕様となった。ガーランドやギルガメッシュなどの敵キャラクターはそのシリーズの曲をすべてクリアすると仲間にできる。
- すべてのキャラクターに別々の固有アビリティが設定されており、個性が出るようになった。
タイトルの“ファイナルバーライン”というのは音楽用語で、譜表を縦に区切る2本の線のことらしい。
つまり、今作で最終作を目指したとのこと。カーテンコールの時も同じこと言ってなかったか?
- カーテンコールで最後のつもりだったが上の連中に「売れるから続編作れ作れ」と命じられた説。
- 開発者インタビューによれば、開発立ち上げで野村哲也に相談した際、やはりカーテンコールの件にツッコミが入ったらしい。
開発担当はシリーズでお馴染みインディーズ・ゼロ。
- なお、今作の前には『シアトリズム ドラゴンクエスト』や『キングダムハーツ メロディ オブ メモリー』などのSQEXシリーズの音ゲーも開発していた。
30曲遊べ、キャラの成長が本編に引き継げる体験版も配信中。
バトルシステムにも状態異常や属性の概念が追加され、RPG的な要素が増えた。
- ただ、バランス調子の結果原作で属性がなかったのに属性付きにされた技や原作で覚えないしイメージでもない技を覚えてしまうといった要素も増えてしまった。
ミュージックステージはいつもの3つ。
- FMS(フィールドミュージックステージ)
- 従来と比べて4人全員登場するようになり戦闘も発生するなどかなり変化している。
- BMS(バトルミュージックステージ)
- ほぼ従来通り。FMSにもあるホールドミッドポイントがBMSにも登場するようになったのが主な変更点。
- EMS(イベントミュージックステージ)
- トリガーが上から下に流れるようになっている。『KHMOM』に影響されてこうなったとのこと。
ゲームモードは「シリーズクエスト」「ミュージックモード」「マルチバトル」の3つに分かれている。
- シリーズクエスト
- 初代でいうシリーズ。キャラクターや楽曲の獲得はここで行う。曲数の増加に伴い、シリーズごとの曲も大幅に増えている。シアトリズムファイナルファンタジーシリーズをクリアすると初代シアトリズムでいうカオス神殿に匹敵するようなやりこみモードの「エンドレスワールド」が解禁される。
各々の曲にはクエストが設定されており、これをクリアするとボーナスがもらえる。
- 初代でいうシリーズ。キャラクターや楽曲の獲得はここで行う。曲数の増加に伴い、シリーズごとの曲も大幅に増えている。シアトリズムファイナルファンタジーシリーズをクリアすると初代シアトリズムでいうカオス神殿に匹敵するようなやりこみモードの「エンドレスワールド」が解禁される。
- ミュージックセレクト
- 好きな曲を単独でプレイできる。本日のオススメもここからわかる。
- マルチバトル
- ネット対戦モード。最大4人でネット対戦を行え、一定数成功するとバースト技が発動し対戦相手に様々なデメリット効果を与えることができる。なお、シリーズお馴染みのプロフィカ交換は本作では主にネット対戦後に行うこととなる。
歴代のコレカ集めや実績、レコードなどの要素もきちんと残っている。
もちろんミュージックプレイヤーも実装。
体験版の時点でもかなり難しい作品。
従来のシアトリズムシリーズは音ゲー未経験者でも楽しめるようになっていたのだが、今作ではガチゲーマー向けの難易度もプレイできるようになった。
タッチ操作が無くなったことでボタンを複数同時に押す必要がある場面が大幅に増えており、中にはスティック操作を2つ同時に行う、ボタン押すと同時に別のボタンは離す、ホールドしつつ別の操作を要求など混乱しそうな要素がかなり多くなった。
加えて、難易度にも究極を超える「超絶」が追加されており、生半可な気持ちでは最後までプレイすることもできない。
- なまじ「何のボタンを押しても反応しますよ!」っていう仕様なだけに「2つ同時押しして片方はホールドしつつ、もう片方の手はコンボを続ける」みたいな場面だと、「あれ、どっちの手を放したらいいんだ??」などと混乱しやすい…
- 一応難易度超絶に関してはスタッフも無理にクリアすることはない難易度として挙げている。
タイトルに「ファンタジー」を冠さない珍しい作品。
- 電撃オンラインの記事によれば『シアトリズム ファイナルファンタジー ファイナルバーライン』にすると長すぎるうえにファイナルが二回になってしまうので避けたようだ。(上記の通り「ファイナルバーライン」で一つの語句なので「ファイナルファンタジーバーライン」にはできない)
- 既にFFに囚われないシリーズ展開を成し遂げている“シアトリズム”であるが、今回FFの冠が外れているのはあくまで上に述べた事情によるものであり、作中の各要素は従来通りFFが中心。DLCの楽曲もスクウェア側寄りのラインナップのようだ。