地名・地形/【ジグナタス要塞】

Last-modified: 2025-03-31 (月) 23:37:05

ニフルハイム帝国軍の旗艦となる巨大な移動要塞。第13章で潜入する。
内部ではアーデンの主導でシガイ研究が行われており、最上部ではルシスから奪ったクリスタルを保管している。
ルシス王家の武器召喚魔法を妨害する装置を設置している。


本作のトラウマとして評判な第13章のメインダンジョン。
非常に長く複雑なダンジョン、頼りない装備、ホラーな雰囲気、仲間も無し。
ガッツリ精神を削りにくる。

  • 何ヶ所かに傭兵待機室があり、そこでは通常の宿屋と同様に休むことができる。
    また、グラディオラスルートが追加された現在では傭兵待機室などでルートを変更することができる。
    ただしアンブラを呼んで過去に戻ることについては武器召喚の力の封印を解除しなければ無理。
  • さらに道具および武器用の自販機もあり、お金を払ってそれらを買うこともできれば売ることもできる。
    • 帝国兵が使用している銃や斧がたくさん置いてある武器庫のような部屋もある。
  • あちこちにラジオがあり、デイヴによる世界に対してのレスタルムへの避難勧告、イザニアのハンター募集インタビュー、シガイ研究所、帝都グラレアおよび帝国鉄道の様子の3種類の内容が報じられている。

内部は闇に包まれており、シガイと暴走状態の魔導兵が蔓延っている。
人の気配は無く、あちこちに死体と残骸が散乱している。
また着ていた人間が消えてしまったかのように、衣服だけが散乱している光景も見られる。
中には皇帝の衣服も…。
各所の資料を調べると、ニフルハイムに起こった事件とシガイ、散乱する衣服の関係性が見えてくる。


王家の力が封印されるので、道中は厳しい戦闘を強いられる。
序盤は手に入った光耀の指輪によるリング魔法のデスオルタナでシガイを蹴散らしながら進む。
中盤は唐突にステルスゲームが始まる。中に隠れる隙間があるので、未発見状態になるまでやり過ごす。
面倒なら敵をホーリーで転ばすか、オルタナで消し去るといい。
終盤には父王の剣が手に入るので、封印前に近い戦いができるようになる。
だがシフトブレイクや魔法などは使えないままなので、厳しい戦いを迫られるのは変わらない。
また、強敵フォラスに追い掛け回されるようになる。


攻略中はアーデンが小バカにするようなセリフをかけてくる。
ノクティスも「ほんとにシュミも性格もサイテーだな」と毒づいている。
また、ここでシガイの真実を明確に教えたり、クリスタルの間では自身の正体を明かしたりと、ここでようやく彼の目的が判明してくる。


敵の最重要拠点が、実際に訪れてみたらすでに壊滅状態にあるというのは珍しいのではないだろうか…

  • 帝国もまた、アーデンにとって駒の一つに過ぎなかったのだろう。

内部の小部屋には地味に王都以外では唯一テレビがある(王都以外のルシス領やテネブラエではラジオが主流)。帝国は機械文明の国であるため、テレビが普及していたのだろう。
ただし、薄型テレビの王都とは異なり、ブラウン管である。帝国の科学力をもってしても薄型テレビは作れないのか....。

  • 液晶モニターと思しきものは存在してるため、まず軍用として用いていたと思われるが、おそらくコストと量産の問題があったのだろう。
    もしニフルハイムが滅びずに10年ほど存続していたら液晶テレビが普及していただろうと思われる。
    • さらに言えば実は立体映像も実用化済みである。牢屋のあるエリアの会議室にジグナタスの立体映像がある。

プロンプトを救出し四人揃って一致団結といいたいところだが、13章クリアまでは仲間の戦闘やフィールド時のセリフは10章以降に準じているので、全体的に戦闘終了後のセリフがそっけないものだったり、魔法で巻き込むと怒られたりしてしまう。
気になる人は気になってしまうかもしれない。


第13章のグラディオラス編でもここが舞台になる。
ラジオ放送では本編とは別の内容の放送が流れており、治安管理局の避難放送と帝都防衛軍の市民外出禁止放送があるが、印象的なのはシガイ化が目前に近いと思われる帝国兵(魔道兵じゃない人間の兵士。ぶっちゃけ准将以下では初めて描写されたのではないか)が「俺はもうダメだ」と嘆く放送である。

  • ちなみにノクティスが攻略する際とは道が異なっている。
    傭兵待機室等に入れなかったり宿泊のアイコンが表示されなかったりするので、休憩することは不可能。
  • 治安管理局の避難放送も最初が「複数の研究地区で異常が発生しています」、後が「帝都全域で異常が確認されています」になっているのもポイント。
    帝国が徐々にやばい状況に陥ってるという描写を暗にしていると思う。
    しかも帝国兵の放送では最期に「おい、クレクス、聞いてるか。お前の勝ちだ、チップはもう払え…」と言って息耐えてる。
    このクレクスとはなんとあのビッグスのラストネームと同じ。
    この帝国兵の言う「クレクス」とビッグスは同一人物ではなかろうか。
  • とすると、「俺もついてきゃよかったな…」というのはアラネア達傭兵部隊の事を指すのだろう。
    彼女達は少し前に帝国軍を抜けてテネブラエにいるので、寄生虫から逃れられている。

「エピソード・イグニス」のいわゆるifルートでも舞台となる。
だが、行けるのは格納庫からクリスタルのある部屋だけ。
道中はシガイが出てくるが、それほど苦戦はしないだろう。
クリスタルの部屋でイグニスは満身創痍となりながらも、アーデンと戦うことになる。