全般
HPの残量にかかわらず、与ダメージの概念を省略して、直接的に対象を即死に至らせる魔法。
そのため、たとえ最大HPをMAX値まで上げたとしても、耐性がない限りは、受けると一定確率で死亡してしまう危険な魔法である。
名前の由来は英語のdeath(死)。また死神(大鎌を振るう骸骨)の意味もあり、エフェクトにも反映されている。
成功率に至っては、高い作品から低い作品まであるが、いずれにしても、主人公側にとってこの魔法が攻撃の軸になることは少ない。
理由として、
- 即死耐性持ちの敵が多いこと(アンデッド系は逆にHPを回復させてしまうことがある)
- 不確実性が高く、戦術が立てにくい。確実に武器で倒すほうが被ダメージの見積もりがしやすく、パターン化しやすい。
- 雑魚敵相手なら単体対象のこれを各個に使うより、全体攻撃で一掃する方が手間は少ない。
- 成功率が高い作品では、最高ランクの位置づけになり、MPの消費量がかさむ。
- 不成功だった場合の消費MPが埋没コストとなる。
が挙げられる。
一方で、敵から使われると脅威となる。
理由として、
- 即死耐性を付けられる装備品はゲーム後半に登場する。
- 成功率は低くても、即死への恐怖はプレイヤーにストレスを与える。
- 即全滅の可能性は少ないにしても、ゼロではない。
が挙げられる。
類似魔法として、FF5以降にレベル5デスが登場しており、ややお株を奪われがちになっている。
DQシリーズにおいては、敵が使った場合の成功率と主人公側が使った場合の成功率が別になっているという配慮がなされているが、FFシリーズには特にそういった配慮はなされていない。
ボスクラスの敵は基本的に即死耐性を持っており、こういった一撃必殺系の魔法は通用しない。
仮に通用してしまったら、最終戦があまりに容易で陳腐なものになってしまうというゲーム性としての不都合や、ボスがたった1つの魔法で倒れてしまうと「デスが使える者なら誰でも世界平和にできたんじゃないか?」という身も蓋も無い結論が導かれてしまい、強大なボスもそれを苦労して倒した主人公たちも威厳が無くなってしまう。
そのため、一撃必殺系の魔法はボスには通用しないというのが、制作者側とプレイヤー側において暗黙の周知となっている。
FF1
レベル6の黒魔法として登場。
MP回復の手段が少ないFF1において、確実に効くとは限らない魔法が役に立つとは考えにくい。
- 数あるFF1の即死魔法のうち成功率が最も低い上に対象単体。耐性がなくても魔法防御173あれば効かなくなる。
- かといって成功率が高いなら高いで、今度は下記のアストス戦の難易度が上昇するという問題が発生しそう。
ダークエルフの王であるアストスの必殺技。
1ターン目にこれを唱えられて誰かが即死→リセットの流れを経験したプレイヤーは多い。
- FC版ではダークエルフの同類であるダークウィザードも開幕でこれをぶっぱなしてくる。
4体以上出てきたらほぼ終了。- それでもリメイク版のファイガよりは生存率が高そうな気はする。
- レベルアップを揃えたい几帳面なプレイヤーには厄介。
- FC版はそこまで難しいゲームではなく、リメイクでエンカウント率や逃走率が改悪されてる事を知らずに難しいと思い込んでる人が多い。
戦闘バランスが調整された版でレベル横並びプレイを遂行できたプレイヤーがどれだけいるかは微妙なところ。
- それでもリメイク版のファイガよりは生存率が高そうな気はする。
WSC版以降のエフェクトは死神が対象の魂を鎌で叩き潰す(?)感じ。
次作FF2でもそうだが、命中率の低さ以上に死属性であるのが最大のデメリット。
目の上のたんこぶであるデジョンは時空属性なのだが、
時空属性に耐性を持つモンスターはラスボスのカオスのみ。
GBA版追加のモンスターを含めても追加ボス勢が増えるだけである。
一方死属性は、アンデッドを始め多くのモンスターが耐性を持つ。
魔法防御が極めて低い一部のモンスターを除いては、決して命中することはないのである。
一応FC版なら魔法クリティカルで無理矢理ぶち当てることも可能だが、それは他の即死魔法でも条件は同じである。
その場合は、むしろアイテムで無限使用できるレイズサーベル(クラウダ)の方がはるかに便利。
FF3以降は「使いづらいが、使えなくはない」レベルとなるのだが、
FF1・2では正真正銘「使いようがない」魔法だった、と言っても過言ではないだろう。
散々な言われようだが、一応同じレベル6のスタンよりはまだ役に立つ可能性がある。
大半のプレイヤーからはただ魔法枠を3つ埋めるためだけに買って覚えさせただけでクリアまで一度も出番なしという扱いを受けることになるが、そもそも覚えてすらもらえないよりはマシである。
「レベル6はサンガー以外不要で金の無駄だからどのみち買わない」というプレイヤーもかなり多いだろう。
FF1(GBA版以降)
アイテムとして使用するとこれが発動する剣デスブリンガーの追加により、黒魔本人にこの魔法を覚えさせる必要が全くなくなってしまったが、その代わりに黒魔以外でもこの魔法を無制限に使用可能になった。
…のだが、あいかわらずこの魔法自体の性能が微妙なままなので、残念ながら誰でも無制限に使用可能だろうと使われることはほぼない。
FF2
- 本作では全ての魔法が全体がけ・単体がけどちらも可能なので、単体だけでなく全体化もできる。
FF2では多数の即死魔法が存在するが、その中で唯一の死属性を持つ(他は全て変化属性)。
だが、死属性よりも変化属性への耐性を持たない敵の方が多く、
変化属性を防ぐが死属性は防げないという敵も見当たらない。
おまけに命中率はテレポに次ぐ低さ(GBA版では堂々の最下位)。ものすごい冷遇である。
- そのテレポはリメイク作品では最高の即死魔法に「転生」。「FF2のデス」は「敵の技」扱いともいえる。
数ある即死魔法の中でもっとも入手が遅いのに、肝心の性能が低い。
魔法熟練度を上げてまで使うのは、もはや「趣味の領域」と言えるであろう。
アンデッド判定魔法。 コイツ吸収する敵は精神・神経耐性で皇帝の呪いとパンデモ皇帝以外は炎弱点。
モンスターではソーサラー、皇帝の呪い、アスタロートなどが使用する。
死属性への耐性を得られる防具は少なく、全員分を確保できるようになる時期も遅い。
使用する敵こそ少ないが、使われれば2~3人があっさりやられることもある。
ラミアクィーンからリボンか守りの指輪を何とか入手し、万が一の全滅を防止しておきたい。
- ソーサラはデス6、こうていののろいはデス8を使うが、アスタロートのものはなんとデス16と最高レベルのため、魔法回避レベルをある程度鍛えていても死耐性がないと非常に危険。
ファミコン版では赤いバッテンが表示されたと思ったら敵が消滅したり味方がバッタリ倒れたりする。
エフェクトはブレイクと同等レベルで短い。
ドラゴンやギガースが耐性を持っていないが、だからといってわざわざデスに頼る必要もない。
FF2(WSC版以降)
WSC版以降ではでかい骸骨が紫色の致死毒ガスを吐く感じ。
単体でも全体でもさしてエフェクトは変わらない。
FF2(GBA版以降)
GBA版以降の追加シナリオSOR内ではデスの本が入手できないため、使いたい場合はあらかじめ本編でリチャードに覚えさせておく必要があるが、性能が性能なだけに別になくても困らない。
- 上のほうにもある通り、ゲーム攻略の面でもSOR内で覚えられない即死魔法を覚えさせるならこれよりもテレポを選んだ方が良い。
SORのモンスターもサタナジュニア(デス6)、オルカト(デス8)、ルシファー(デス16)の3体が使用してくる。
本編と同様、こちらが使うよりも敵が使ってくる厄介な魔法の印象が強い魔法といえる。
- おまけにデスに耐性を得られる守りの指輪をSORで落とすのがよりによってデス8を使ってくるこのオルカト自身という有様。
一応守りの指輪は宝箱からも1個だけは入手できるため、対策用に回復役に忘れずに装備させておくこと。
FF2(ピクセルリマスター版)
命中率が上がり、耐性持ちorアンデッドでなければ少し鍛えるだけでそこそこに使える魔法になった。
ブレイクの本は1冊しか入手できないので2人以上で雑魚散らしするならデスでも覚えてみる?
- クアールの群れを一掃できるのが大きい。ソーサラーを狩って、早めに覚えてしまおう。
- 過去のFF2作品と違い、先制で敵を全滅させるのが最善手になっているので、デスやブレイクはまさにそのスタイルにうってつけの魔法だ。
まだリフレクが存在しない頃の作品なので、耐性を知らなくとも初手で全体掛けしてみるのは有効である。 - アンデッド以外のザコだとアビスウォーム・デスライダー(死吸収、変化は効く)に吸収されてしまう。終盤での使い勝手はブレイク等の変化魔法より一枚落ちる。
デス自体の命中率が上がり味方が使っても便利になった反面、敵に使われた際にもより恐ろしい魔法に。
デスの本を落とすソーサラー自身も使うため(デス6)、狩ってデスの本を入手するつもりが逆に以前より命中率の上がったデス6をこちら全員が喰らい全滅する羽目になることも。
FF3
クラス8の黒魔法として登場。単体を即死させる。
入手経路がエウレカの魔法屋だけというのが厳しい。値段も60000ギルと他のクラス8の魔法に引けをとらない高値。
それ以前にカタストがあるので、ますます存在意義が疑われる。
実際使ってみた感じカタスト(合体)は成功率が厳しいけど。
個人的にはデジョンやブレクガの方がデスの株を奪ってると思う。
- むしろ、ほぼ同時に賢者ジョブが手に入る=デスと同レベルで、ほとんどの雑魚キャラを即死させる
合体バハムルが使えるようになる、という理由の方が大きいのでは。
成功率は非常に高いのだが、ザコ相手に貴重なクラス8のMPを費やしたいかと言うと悩ましい。
そしてもちろんのこと、ボスには効かない。アンデッドにも効かない。対象も拡大できず単体で固定。
ライバルの白魔法ならクラス2のMPで即死魔法を連発できると思うと切なくなる。
- 仕様上終盤の賢者ならトードもミニマムも十分当たるからね。
一応デスはほぼ必中といっていい使い勝手だけれど。
でっかい×印のエフェクトが特徴的。
クムクムからいきなりやられる事が多いのが印象的。
- グラシャラボラスに使うと、股間に×が命中する。
- シンプルかつインパクトの強いエフェクトと、単純かつ不気味な効果音と相まって、プレイヤーの心臓にも多大なダメージを与える。
- 効果音もなんだか、「バツーーン」と聞こえる。
- ×印のエフェクトは前作のFC版もそうなのだが、一瞬出てすぐ消えるあちらと比べてこちらは表示時間が長い。
そして散々言われてるがデカい。ついでに不気味な効果音のオマケ付き。
- ×印のエフェクトは前作のFC版もそうなのだが、一瞬出てすぐ消えるあちらと比べてこちらは表示時間が長い。
- 効果音もなんだか、「バツーーン」と聞こえる。
賢者に覚えさせる魔法としては選考の余地がある。
一つはアレイズで決まりだし、バハムルがあればホーリー・フレア・メテオは不要、
残るはトルネドだが瀕死にするくらいなら一撃死のほうが手っ取り早い…という非常に遠回りな考え方で。
- 賢者にはミニマム、トード、テレポ、デジョン、ブレクガと一発魔法の選択肢も多いので難しいところ。
- 時期的に長いクリスタルタワーをいかに乗り切るかがメインなため、攻撃手段はあれば
- HP10000のザンデクローンになら使ってもいいかも。
あちらは先制攻撃・バックアタックの危険がある上に全体魔法が脅威なので、それを高確率で仕留められるメリットは少なくない。- 闇の世界のクィーンスキュラにも使っていた。
- このように散々言われているが、一応命中率はほぼ100%。使いどころはある魔法で性能自体は申し分無い。問題は強い競合相手が多い事。
- 「生死を司る魔法」としてアレイズとセットで覚えさせるのも
中二病的でカッコいい。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
さらに影が薄くなった。
闇の世界でエキドナが使用してくるが、
たいていのパーティは全員リボン装備で挑んでいるのでまず効かない。
このエキドナ戦以外ではエフェクトすら見る事もないであろう。
- 一応3D系リメイクでもクムクムはデスを使う。
ただ、使用条件が「HPが60%以下の際に20%の確率で使用」というものになっている(らしい)ため使われる機会がほぼなくなり、大抵の原作経験者からはリメイクされて使わなくなったと思われているようだ。
敵側で使うのは上述のクムクム(HP減少時)・エキドナとエウレカのボスの内の1体のジェネラルのわずか3体のみ。
そもそも最上級魔法なのにデジョンよりも成功率が低いため、わざわざこれを使うメリットは全くない。
- 「どうしてもDS版FF3で即死技を使いたい!」なんていうプレイヤーにとっても。「どうしてもDS版FF3で即死技を使いたい!」なんていうプレイヤーにとっても、単体対象ならデジョン、全体対象なら合体カタストの斬鉄剣。
どちらもレベル6魔法で、デスよりMPの消費効率も良い。 - 黒の香り+アイテム増殖という手もある。
- 黒魔法での雑魚掃除がキルの方が便利なのが残念。
- レベル8のMPがFC版より低いジョブがほとんどというのも厄介なところ。しかもFC版は上記の通り命中率が非常に高いため、コストの高さに見合う性能は一応確保されていた。
DS版の敵は出現数が少なく、代わりに単体スペックが高くなっているためそれに合わせてのデスの弱体化なのだろうが、それにしてもやりすぎである。
重量は10。
リリスロッドをアイテム使用しても発動する。
マスターアイテムなので簡単には入手できない。
FF3(ピクセルリマスター版)
巨大なバッテンではなく5のようにドクロがスゴゴゴゴと魂を吸い取るものに変更。
- 正直これは改変してほしくなかった......。
FF4
黒魔法。消費MP35、命中率60%、待ち時間5。
リディアはレベル52、パロムはレベル46で修得可能。
フースーヤは初期修得している。
FF4では即死攻撃の手段がやや少なめで、これ自体の命中率も60%となかなか高い。
だがブレイクがあれば事足りたり、詠唱時間が長く、対象が単体だったりと、やはり不遇。
- レアアイテム狩りにアレイズ技を使いたい場合はブレイクは使えない上、詠唱時間が長くローザまでコマンド入力を回しやすいデスを使うとやりやすかったりもする。
中盤でテラが使えればまた違う印象だったかも知れない(※意外だがテラは試練の山イベント後でも修得不可)。 - SFC・PS・GBA版系列でなら「思い出す」で発動することがある。しかも敵全体が対象。
なのに試練の山のイベントでは使えるようにならない。謎過ぎる。 - デスが効いてブレイクが効かない敵がいない上に、デスの習得レベル>ブレイクの習得レベルなのが需要が低い理由。
血液を凝固させて殺す。一瞬で即死させるので安楽死。DQのザキ系と同じ原理である。
PSP版ではリアルな半透明の死神が現れる。
ターゲットの敵の元に現れるのではなく、使い手の背後に現れて即死で援護する感じ。
大きさも含めて、まるで召喚魔法にも見える。
クアールの髭を使用しても発動する。
FF4イージータイプ
リディアの習得レベルが52→49に下がった。
FF4(DS版)
DSでは幻獣の洞窟にいる敵が多用してきて結構泣かされる。はっはっはっはっ。
骸骨に取りつかれるといった感じで、非常にヤな感じである。
DS版でも特に使うことは無い。待機時間は4に下がったが、命中率が30%と低い上、消費MPも40と高め。
おまけに大人リディアはレベル55と修得がますます遅くなってしまっている。
ブラッディレッドに使われると厄介なので印象に残らないわけではない。
噂だとリバースガス中に使えばアレイズの効果らしいが、デスの習得時期が遅すぎてまず覚えていない。
もっと習得が早ければルゲイエ戦唯一の蘇生手段として輝けたかもしれない。
- 残念ながらこれやクアールの髭で実践しようにも、戦闘不能状態のキャラには選択できない。
行動を素早く先読みして対象が戦闘不能になる直前に使ったとしても、ターゲット強制変更されて結局使えない。
ライバルのブレイクに完全にお株を奪われている。
何しろデスが有効な敵にはアサルトドアーを除いて全てブレイクが効いてしまう。
逆にブレイクが有効でもデスが効かない、なんていう敵は多く存在する。
なんとDS版では、アンデッドだろうとなんであろうと即死させることができる。
ミスバンパイアに効いたのを確認。
だが習得も遅い上、その用途で使うならレイズで充分。
おまけに通用するアンデッドはミスバンパイアとドラキュレディだけ。
FF4TA
前作と同じく、リディア(Lv55)、パロム(Lv46)、フースーヤ(初期修得)が使える。
本作の新加入キャラは誰も覚えない。
FF5
黒魔道士の習得アビリティ『くろまほうLV6』に分類される黒魔法。
消費MPは29で、敵単体を即死させる。
終盤の蜃気楼の町の魔法屋で10000ギル支払えれば購入できる。
基本命中率80%。リフレク反射可。
当然ながら「デス系の即死」であり、アンデッドに使うと全回復してしまう。
アンデッドに吸収される場合はエリクサーやケアルガと同じく必中で回復させる。
デス系によるアンデッドの全回復はMPまでは回復させずあくまでHPのみ。
登場があまりにも遅い為、「敵側の魔法」という印象が強い。
FF5ではレベル5デスの存在感はかなり大きいが、本家デスの方は影が薄い。
命中率は即死魔法にしては非常に高いのだが、FF5では他にも即死攻撃が多数存在し、黒魔法自体が後半別の攻撃手段に取って代わられがち。
一応、黒魔法唯一の即死魔法ではある。
即死させる手段としてはブレイクのほうが魔法剣としても使えるので融通が利く。
- デスは魔法剣では使えない。魔法剣LV6の座はホーリーに取られてしまっている。
ボーンメイル装備者のHPを全回復できるが、ボーンメイルは第二世界中盤に手に入るのであまりお世話になる機会がない。
ボーンメイルを装備したキャラの蘇生には使えない。
- レイズ→デスと連続魔で使用しても、「HPは全快だけど戦闘不能」になるだけで意味がない。
デス単体で使っても同様。 - 旧スマホ版ではデスが戦闘不能者を対象にせず一つ下のキャラにズレるので、やはり蘇生できない。
戦闘不能者が一番下だと詠唱者自身がデスの対象となる。
ピクセルリマスター版でもデスの対象がズレてしまう。
第一世界は風の神殿のマニウィザード、第二世界ではケルブ周辺のアクアソーンを「はなつ」と使える。
対象は敵ランダム一体である点に注意。
第一世界のボスではラムウなどに効く事がある。
キマイラブレインや飛竜草など、第一・第二世界のボスにデスが有効であるケースが意外と多い。
これは、魔法のデスの初登場が第三世界であるため、この段階でデスを使うことが想定されていないのだと思われる。
- このため、デスシックルを第一世界で入手すると猛威を振るう。入手できることに気づきにくい事と、装備可能なジョブがバーサーカーとすっぴんしかいないのはバランス調整か、はたまた上記のように想定外なのか。
- 想定外ではなく気付いた人へのご褒美的な意味だと思う。別属性だけどグラビデも入手が容易にも拘らず中盤まで効くボスがやたら多い。
プレイヤーの先入観への挑戦…的な?
FF5のデスは、プレイヤーにとってはアサシンダガー等の追加効果の為にだけ存在するようにすら思える。
まともなプレイの場合、自らの意思でデスという魔法を使用するような時期には、大抵魔法デスに頼る必要性が無い。
確実性も無く、たかが1体の雑魚敵を葬るのに29ものMPを消費するのが勿体無い。
- 回復魔法の回復量がMP消費量のわりに低い本作では、攻撃に回すMPが他のFF作品より貴重に感じる。
何と言っても購入出来る時期が遅過ぎる。
「入手が早い割に成功率が不安」か、FF3のように「入手は遅いが成功率はとても高い」かのどちらかであれば報われたかもしれない。
- 一応、基本成功率80%というのは即死魔法としては「とても高い」の範疇に入るといってもいいだろう。
使ってみれば「大体当たる」位の成功率はあるとわかるはず。だが所詮は単体攻撃でしかない。 - レベル差や相手の魔法回避率の影響も受けるため、額面通りの命中率80%を享受できる場面は想像以上に少ない。
単体攻撃である以上普通にHPを削るのに難儀するような強敵に使いたいものだが、そういう敵に限って高レベルかつ高魔法回避率だったりするのである。
突如現れた骸骨に魂を吸い取られるかのようなエフェクト。効果音は「ずーん ごごごごごごごご」。
FF5(GBA版以降)
追加ボスとして、デスベホマ戦法を使用してくるアルケオデーモンが登場する。
プレイヤー側も追加ジョブ「ネクロマンサー」のジョブ特性「アンデッド」により、ボーンメイルとは別の方法でデスを吸収できるようになった。
アルケオデーモンが亡者の巣窟で再登場するのも含め、黒魔法版のデスを目にする機会が増えたと言える。
GBA版ではSFC版の迫力あるSEとは打って変わって、ぴょい~ん、とか、びよよ~ん、と表現できそうな音になってしまった。
レベル5デスで敵を瞬殺すると、なんかコントのように見えてしまう。
FF5(iOS/Android版)
旧スマホ版ではSFC版のSEがブラッシュアップされ、地鳴りと共にSEの最後に「はっはっは」という死神の低い笑い声のSEが追加されている。
FF5(ピクセルリマスター版)
初期verではデスのドクロの解像度がぼやけていたが、ver1.0.7から鮮明なものに修正された。
FF6
単体を即死させるというおなじみの効果の攻撃魔法。消費MP35。ヒット値95。経験値はしっかり入る。
SFC・PS版のみ存在するバニシュデスが非常に有用なため、他シリーズ作品に比べると評価は高い。
実は魔石カトブレパス(×2)からしか習得できないレアな魔法。
習得時期もゲーム中盤と早く、基本命中率もまあまあ高い(目安として魔法回避0なら命中率94%)。
まだまだ火力の足りないゲーム中盤ではバニシュ+デス方式でなくとも、普通に有用な攻撃手段のひとつ。
即死魔法系は敵の体力によって失敗判定が追加されるため、HPの高い敵はたとえ魔法回避が0でもヒット値から計算される命中率以上に失敗する場合がある。
詳しくは体力の項目を参照。
これまでの骸骨ではなく、「死神に魂を抜き取られる」ような感じ。
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ……。
ソウルセイバー、死神のカードでも25%の確率で追加効果で発動する。
これらはアンデッド相手には確実に発動してしまうので、厳密には魔法のデスとは異なる。
いずれも強力だが、アンデッドの敵を確実に完全復活させてしまう効果の方が厄介だったり。
あばれるではフォーパー、ネクロマンサー、マーハディーバ、ウェアドドラゴン、デスマシーンで使用可能。
サボテンダー狩りの際にスラッグクロウラが出現したらデスの出番。
デジョンの方が修得は容易いが、消費MP面でデスに軍配が上がる(向こうは消費MP53)。
- 即死魔法としてもアンデッドには逆効果&敵単体にしか効果はないが、崩壊前に習得できるのも強み。
FF6は敵の魔法回避が0である事がほとんどなので頼りになるが、連戦すると外れる事も当然ある。
本作では味方が即死耐性を付けづらいので、敵のデスもかなり怖い。ゲーム終盤戦でも要注意。
アクセサリでは装備キャラ限定の形見の指輪か、貴重で量産の手間がかかるセーフティビットでしか耐性を付けられない。
ねむれるしし狩りのお供。
- 実際は特技版メテオが反撃で飛んでくるので、HPが低いうちはガウのあばれる→ムーの落とし穴に頼った方がいい。
機械のデスマシーンにも有効。
スリースターズ目当てのコロシアムでのデスマシーン⇔ガリュプデスでのループで、
「敵が使うのをリフレクトリングではね返す」形で頻繁に見ることになる。
- コロシアムの重要アイテム戦で頻出するウェアドドラゴンもデスをコロシアムで使ってくるが、即死耐性がなく反射で楽勝。
FF6(GBA版)
バニシュデスが使えなくなったため、オリジナル版ほどの有用性はない。
デスのヒット値は95と非必中なので、スラッグクロウラなど「即死耐性がない敵」を確実に即死させたい場合はGBA版以降もバニシュ+デスは有効。
素で使うと魔法回避0の相手でもデスが外れたりする。それでもよく命中するので、他作品のデスよりはずっと有用である。
追加モンスターではデスライダーも使用する。
即死攻撃を繰り出す敵が飛躍的に多くなったものの、(ブラスター等に存在を食われたのか)その中でこれが使える連中は殆どいない。
FF6(ピクセルリマスター版)
死神が魂を抜き取る演出から鬼火がまとわりつくような描写に変更された。
体力の失敗判定が削除されているため、従来よりも高確率でヒットする。
魔法回避0・体力39のスラッグクロウラは従来はデスを使うと体力込みで命中率64%だったが、
ピクセルリマスター版ならば素で使っても9割以上の確率で当たる。
- ver1.0.6で実際に試行して確認。
FF7
魔法マテリア「しょうめつ」★3のアビリティ。敵単体を即死させる。
支援マテリア「ついかこうか」と併せて武器にセットされることが多いため、
この魔法自体はあまり使われない。
- 使用可能になるAPが10000~なのも後押ししている。
使用すると死神が出現し、鎌で相手の命を刈り取る。
全体化すると鎌の効果が及ぶ範囲が広がり、なかなかカッコいい。
- 同時期のサガフロにも見た目そっくりの術が登場する。
味方が使えるのは単体版のみだが、あるラスボスが特定の条件で全体版を使用してくる。南無。- 厳密にはそのラスボスのお供が登場した時、その術を繰り出した時に時折その効果が発動する。
消費MP30。
BCFF7
魔法マテリア「デス」を装備すると使用できる。
効果は1マスで、レイブンが使う際はスリップ、プレイヤーが使う際は一定確率で即死の効果がある。
基本消費MPは40で、マテリアLv6以上はLvUP毎に消費MPが10%ずつ減少していく。
マテリア要請時にデスを選択し、自身の装備含め4つ揃うとオーディンが召喚される。
チョコボレースでチョコボに装備させる場合は、必要なかしこさ400、消費MP70で、
低確率で対象チョコボのスタミナに致命的なダメージを与える効果がある。
チョコボレースでは食らった瞬間に根性の走りが発動することもあるので、稀に勝利に繋がることも。
CCFF7
魔法マテリア「デス」を装備すると使用できる。
消費MP18。敵を一撃で倒す効果があるが、ストーリ上のボスには無効。
また、再戦系や宝条系ミッションでも無効の敵が多い。
- こちらが一人なので、耐性が無い状態で敵に使われるとマズい魔法。
デスを使う敵が現れる頃までには、ステータス異常対策はしっかりしておきたい。
FF8
生命魔法として登場。
敵単体を即死させる。アンデッドタイプには無効。前作とは異なりアンデッドを回復させる効果はない。
ジャンクションする場合は精神J(58up/100個-7位/49種)か運J(38up/100個-4位/49種)がいいだろう。
ST攻撃Jの素材として強力であり、100個付ければ耐性の無い敵は大概一撃で沈む。
特にプロパゲーター狩りではお世話になる。
また、ST防御Jに付ければレベル5デスを無効化できる。
エフェクトは地面から死神が現れて鎌を振り下ろすというもの。
ギューン、ズドォォォン!!
ST攻撃で発動すると突然に「ズギャン!」という音と共に赤くなりながら消滅する。
1匹だけHP0と同様の倒れ方をした気がするが。
- ベヒーモスだな。あと消滅音は「ボーン」な気がする
デスストーンから1:1、ノコギリの刃から1:10、死者の魂から1:20、ほうちょうから1:30の割合で精製できる。
ノコギリの刃はベルヘルメルヘルから入手可能なので、最速入手はティンバー脱出後か。
- ベルヘルメルヘルのカードからノコギリの刃、トンベリのカードからほうちょうを精製できるため、カードを集めていればディアボロス入手時点で300個集める事も可能
- 上記の通りデスはST魔法ではなく生命魔法扱いなので、実際はセイレーン入手時点で精製可能となる。
- デスストーンはエルヴィオレのカードで調達できるので、単純な使用効果だけならゲーム開始から程なくして利用可能。
敵からはライフフォビドン、クリープス、ドラゴンイゾルデ、オイルシッパー(LV30以上)、クアール、トンベリ、トンベリキング、オーディン(全LV)からドロー可能。
FF9
ビビのアクションアビリティ『黒魔法』『W黒魔法』で使える。
消費MPは20で、敵単体を即死させる。基本命中率35%。
修得には「黒頭巾」とAP45が必要。
敵では「アーモデュラハン」「ホエールゾンビ」「オズマ」「アッシュ」「リッチ」「デスゲイズ」が使ってくる。
敵の使用するデスはいずれも消費MP26/基本命中率88%。
他にも行動不能にされる状態異常はあるが即死防御が無いので使用されると高確率で死ぬ。
エフェクトは地面から死神が現れて鎌を振り下ろすというもの。
死神にしては珍しく白っぽいローブを着ている。
- 25thアルティマニアで記されている当初のFF9のラスボスはなんとこの死神だった。紆余曲折あってアイツになったが。
アンデッドやゾンビ状態の味方に当てるとHPが全回復する。
FF10
ルールー「これで…サヨナラね!」
スフィア盤のルールーエリア後半で修得可能な「黒魔法」の1つ。通常版ではガ系黒魔法の脇道にあるため、ちょっと寄り道する必要がある。
単体を80%の確率で即死させる。消費MP20。
消費MPは従来よりも少なめに設定されているが、そもそも10の戦闘バランスは相性が良いキャラクターで攻撃すれば一撃で倒せるように調整されており、
中盤辺りの店では「石化攻撃」「即死攻撃」のオートアビリティが付いた武器も売られている。
その気になれば改造でほぼ上位互換の石化攻撃改まで作れるため、敢えてこの魔法に頼る機会は殆どないだろう。
しかも単体で出現する大型のモンスターには基本効かないことが多い。これなら基本成功率をもっと上げる方が良かったのでは…。
エフェクトは対象から抜き出した魂を死神が手で握りつぶす感じのもの。失敗の場合は魂が出てこない。
世界観を反映してか、ちょっとアジアンテイストな死神。
死の宣告のカウントがゼロになった時にも、通常とは異なる「デス」が発動する。
このデスの演出では死神は出現しない。
即死効果が無効の敵も確実に即死させる。
即死という性質上、オーバーキルを狙えないのも痛い。
相手の弱点に合わせて属性魔法を使っていたほうがよほど効果的である。
テンプテーションで使用しても効果(成功率)が低下しない珍しい魔法。
とはいえ、利用価値が限りなく低いことに変わりは無いが。
強いて使い道があるとすれば、本作ではパーティーアタックが失敗しやすいため、この魔法で即死させるというやり方だろう。それでも20%で失敗してしまうため、異界の影が手に入ったらそっちの方が良いが。
ルールーが初めて黒魔法を使うときのセリフはカッコいいものが多いが、これも例外ではない。魔物に慈悲などなく、一蹴させる感じがする。
FF10-2
ドレスフィア「ダークナイト」のコマンドアビリティ「妖術」で使用できる魔法の一つ。
敵1体を即死させる。死神が標的の体の中に直接手を入れ、魂を抜き取って握り潰してしまう。
この魔法を覚えると、「暗黒の空」が派生する。
アクセサリ「死の衝撃」を装備しても使用可能。
リザルトプレート「別れの宣告」の装備特典でもある。
FF11
黒魔道士が使える黒魔法。暗黒魔法に分類される。
ただし、PC側が使えるデスと敵側のデスで仕様が異なる、という異例の事態となっている。
<PC側のデス>
当初は敵専用魔法であったが、後年になって追加された。その際に効果が「現在保有しているMPを全消費し、雑魚敵なら即死効果を、即死完全耐性持ちの相手には闇属性ダメージを与える」というものに変更された。
雑魚敵に使うにはもったいなさすぎるので専らボス相手に使われるのだが、闇属性が通る相手ならばマジックバーストデスでカンストダメージを狙える。そのためシリーズ中でも1、2を争う有用なデスと言える。
<敵側のデス>
こちらはこれまで同様即死効果となっている。システム周りの仕様上(レイズ系の消費MPが高い、蘇生後は「衰弱」状態となり、戦闘力がガタ落ちする、魔法命中率が極めて高いうえに分身等を貫通する)、非常に凶悪な魔法となっているが、使うのはボス敵だけで、しかも何らかのギミックに関わっていることが多いので、「いかに使わせないか」が重要となる。
詳細はこちら→デス
FF12
裏魔法の一つ。『裏魔法5』(IZJS版では『裏魔法2』)のライセンス習得で使用可能。
単体を即死させる(アンデッドにはHP全快、セーフティには無効)。消費MP30、基本命中率35%。
魔法チャージとターミネートチャージの効果が発揮されない。
HP満タン魔力UPで2倍、フェイスで1.5倍、重複で3倍の命中率にできる。
「インディゴ藍」で基本命中率を100%にすることもできる。
基本命中率が低いおかげで魔法命中率マイナス技も利用しやすい。
セーフティやアンデッドなど耐性のある敵は多いものの、効く敵には面白いように命中する。
- ニホパラオア+フェニックスの尾と並び、即死を巻き散らせる強力攻撃手段として知られる。
- シェルがかかっている相手には命中率が半分になる。
初期ステータスでシェル状態の敵もいるので、その場合は先にデスペルをしたほうがいい。
プレイヤー側に即死耐性を得る手段がない事と活力無視の存在から、
敵に使われると非常に恐ろしい魔法。
MP消費はさほどでもないがMP回収オプションが働かない。
強力ではあるが乱用するとMPが切れやすい。
MPさえ維持できれば極めて有用。
上記の通り命中率を強化する手段が多い。
邪魔なアンデッドもガンビットの設定で個別に対処できる。
FF13
ヴァニラのジャマー固有アビリティとして使用可能。
ATBゲージを全て使用し、敵一体に即死+魔法ダメージを与える。
相変わらず命中率は悪いのだが、ジャマーロールを利用し、
更に強化魔法、妨害魔法をかければ、それなりに命中率を上げることができる。
加えて、敵のHPが何百万あろうが一撃で葬ることができるので
タイマイやネオチュー狩りでお世話になったプレイヤーも多いのではないだろうか。
基本成功率は1%。
前述の成功率アップを併用しない限り、即死魔法としての信頼性は著しく低い。
- ブレイク状態限定だがオーファン(第2形態)に効く。
- スタッフ曰く、「チェーンソー・リスペクト」(アルティマニア内のインタビューにて)
魔法ダメージ部分は魔法攻撃力の約4倍のダメージ。
即死部分が失敗しても結構なダメージを与えることができる。条件が合わさると単発とは思えない威力になる。
他のキャラ固有アビリティ同様、物理にも魔法にも属さず両無効状態を貫通してダメージを与える。
逆に言うと最終ダンジョンでサクリファイスの集団に連発されると
シェルを貫通して大ダメージを受けるので即死せずともとっても痛い。
即死効果もそうだが単純にダメージ魔法としても高威力を持つ。
本作最強の敵であるロングイはデス無効だが、そのダメージで倒すといった手法が存在する程。
ベラドンナワンドでヴァニラのデスの成功率はアップする。
また、アクセサリーのダッシューズを装備させる、状態異常を5つ付与する事でも、デスの成功率がアップする。
ベラドンナワンドの上位、モルボルワンド系(弱体系成功率UP改)がBestとなる。
オーファン(第2形態)がたまにデスを使用してくる。
デス対策として、天使の冠から改造できる聖霊の冠★が耐性装備として有効。
敵に状態異常が5個以上付与されていると、ヴァニラのセリフが変化する。
「応えて見せる!」⇒「希望を捨てないで!」
「いくよ!」⇒「ちゃーんとやるからねっ!」
「死なせなきゃ!」⇒「誰も死なせない!」
「皆のために!」⇒「もう、迷うもんか!」
FF14
主に敵が使用する魔法。
喰らえば問答無用で即死する。ただし、基本的には対処手段がある。
本作では、恐ろしいことに「ジャ」系(デスジャ)まで存在している。
- 基本的に範囲魔法(留まると即死する)
禁断の地エウレカ:ピューロス編から登場したロゴスアクションとして実装。
対象を戦闘不能にする。対象のHPが少ないほど成功率が上昇する。
全ジョブで使用可能で、普通の魔法より詠唱時間が長い。
特に成功エフェクトもなく敵のHPゲージがいきなり消滅するため、公式放送でたびたび利用される敵を即死させるデバッグコマンドのようにも見える。
さらに「南方ボズヤ戦線」でもロストアクションの魔法として実装。
性能はエウレカで登場したものと同一だが、司祭の薬を使う事で成功率が更に上昇する。
フェイスのウリエンジェもサイオンズ・デスの名称でまれに使用する。
こちらもしっかり即死させてくれるが、残りHPわずかのザコモンスターにしか使わないためそこまでバランスブレイカーにはなっていない。
- 敵グループの殲滅が遅い(一定時間以上撃破するのにかかっている)と使用する仕組みな為、プレイヤーの与えるダメージが低い場合、HP半分くらいでも使う事があり、その場合は割と強力。
- もっともこの場合、プレイヤーの攻撃力が低すぎるという事でもあるので、デスで1体分の戦闘時間が短縮されても、全体の攻略時間が長くなる事に変わりはないのだが……
- なお、一部のザコモンスター(1体だけで現れて行く手を遮る中ボス的なザコ)にはレジストされる。
FF15
ノクトが光耀の指輪を装備することで使えるリング魔法として登場。
使用中、ターゲットにしたモンスターの体が徐々に萎んでいき、最終的に消滅するという恐ろしい魔法。
敵の強さによって萎む速度(死ぬまでの速度)が異なる。
使用中はMPが減っていくので、先にMPが切れると敵は消滅しない。無事消滅させるとHPが回復する。
- MPを全部使い切っても消滅させられないような敵の場合、オルタナが有効であれば、
MP全消費のオルタナを使用した方が、MP効率が良いという逆転現象が起きる。
シリーズでも珍しい有能なデス。
意外に通用する相手が多く、中ボスクラスやモブハント対象も即死させられることがある。
生身のモンスターどころか、機械である魔導兵や魔導アーマーすら全体が細くなって消滅する。
- 因みに細くなっている途中でデス以外の要因で死ぬと死体も細くなったまま。なんだか、ものすごく悪いことをしたような気分になる。
- 消滅さえしなければ細くなった状態でも普通に動き回るのがシュール。ガリガリにやせ細った鉄巨人などは必見。
マップシフトで高台に登ったり、ロックオン出来るギリギリの遠さから狙うと安全。
なお、発動中は光耀の指輪の設定どおり、生命力を削っているらしく、
ノクトの肉体が朽ちていくのが見える(腕を見ると分かりやすいが、徐々に皮膚が灰になって散っていく)。
Ver1.07のアップデートで強化され詠唱中にダメージも与えるようになった。これにより失敗してもダメージは与えられるためある程度気軽に使えるようになった。
ダメージは耐性が高いと少なくなるようなのでやはり効きにくい敵にはオルタナを使った方がよいだろう。
- また、有効な敵が増えアダマンタイマイすら消滅させられるように。ヨボヨボに萎んだ姿は一見の価値あり。
アプデで敵とのレベル差に応じてキルタイムが縮む様になった。
30ぐらい差があると鉄巨人だろうと一撃死する。
FFT
命に飢えた死神達よ、汝らに その者の身を委ねん・・・ デス!
黒魔道士のアクションアビリティ『黒魔法』で使える魔法。
消費MPは24で、SPは10。射程4内にいる対象を戦闘不能にする。
また、アンデッド系の対象に使用した場合はHPが全回復する。
効果範囲は1。習得にはJp600が必要。
- 『MPすりかえ』を付けている相手にヒットして且つ『MPすりかえ』が発動すると、戦闘不能になった上にMPまで減らされる。
これはデス自体の仕様が即死効果を付与するだけでなく、
即死が有効な対象に対して現在HP分の割合ダメージを与えるという処理がある所為で、
この仕様そのものは上にもあるようにアンデッド系の対象に使用した際のHP回復効果を再現するためのものと思われる。 - この魔法のターゲットになっているユニットはAIの攻撃対象から外れる(成功すれば死ぬので、余計な攻撃を加えようとしなくなる)のを利用して、敵の誘導なんかもできる。
例によってあまり使われる機会はないが、今作では彼我がフェイス状態になることでほぼ必中にできる。
算術と併用すればそれなりに強力。
FFTA
錬金術士のジョブコマンド「錬金術」に属する魔法。習得は生命の錫杖から。
対象としたユニット一体を戦闘不能にする。射程は3で、消費MPは36。
アサシンの息根止の陰に隠れて目立たないが、十分実用に耐える魔法。
精神統一との併用はできないものの、動きを封じた敵に必中なのは同じ。
ダメージ系のロウに触れないのが嬉しい。
その代わり「術禁止」には注意。
「MPターボ」でも命中率が上昇するのでMPに余裕があるならセットしておくといい。
死神の笑い声がとても印象的。ウッヘッヘッハッハッハッホッホ
エフェクトは「死神が相手の魂を(笑いながら)抜き出し、消し去る」というもの。
FFTA2
裏魔道士の「裏魔法」になった。習得はヘレティックから。
射程3の単体対象。消費MP16。
開幕MP0と状態異常命中低下の割をモロに食っている。
ロウもそれほど厳しくなくなったので出番は少ない。
- 消費MPが16に減ったので、消費MP半減をつければ毎ターン使えるのは利点。
仕様としては「戦闘不能の悪性ステータスを与える」というものなので、命中率はST回避を用いて計算する。
グラビデのような「たたかう」の半分を命中率とするものと違い、カムダンの効果を30%そのまま受けられるため使い勝手がいい。
この魔法のせいで同じ裏魔法のグラビデとグラビガの出番が全く無い。
- デスがめちゃくちゃ使いやすいというわけではないのだが、それ以上にグラビデとグラビガが使いづらすぎる。
- まあ、デスが無かったとしてグラビデ系が使われていたかというとNOな気がするが…。
エフェクトは「相手から抜き出した魂を死神(?)が奪い去っていく」というもの。
前作とはまた違った独特の笑い声が聞ける。
光の4戦士
闇魔法。敵単体を即死させる。
入手時期遅い、消費AP多い、命中率低い、耐性持った敵多い、と非常に使えない。
ただ海賊のアジトで必ず1個手に入る。
呪術師を使っているなら全体がけデスを狙ってみるのも一興かもしれない。
FFL
レベル7の黒魔法。単体を即死させる。消費MPは39。
黄昏の章後半、ミシディアとルフェインで他のレベル7白・黒魔法と共に購入できるようになる。
終盤は即死耐性を持つ敵は少なからずいるが、即死攻撃の少ない光の戦士側では重宝する。
- エフェクトはドクロが現れるタイプ。
FF零式
特殊魔法のひとつとして登場。
実戦演習「アミター制圧戦」であるS.O.クリア報酬。
追尾弾を放ち、当たった敵一体をキルサイトにする魔法。
初期消費MPは255、全魔力75以上で使用可能。
魔法の効果として、ダメージだけでなく状態異常をおこさせる、ということは 古くから理論として確立しており、そのうち【キルサイト】の効果を持つ魔法として開発された。
従来のデスとは違い、魔法によって敵を一撃死させると言った効果ではない。
とどめは自分の手で、と思うとアビリティでキルサイト付加する方が有用性ある気もしない。
消費MPの多さも扱い辛い点のひとつ。
有用性を探すなら、状態異常キルサイト時の攻撃によって大きく態勢を崩す敵へは効果的か。
強い敵に対しては、キルサイト攻撃でブレイクサイトダメージを与えるのだが、
このブレイク時のひるみを利用した敵を逃がさぬ追撃方法。
つまるところ、
デス→キルサイト攻撃(=ブレイクサイト)→相手ひるむ→ひるみ中に再度デス→キルサイト攻撃→……、
と言った感じの無限ループの事。
これが通用するのは主にベヒーモス系。強敵に有効でしょ?
- 低レベル時に王様に使ってもダメージは1%だし、ガス欠が早い……肉や角を落としてくれるのは幸いだがw
まぁそこまでやるなら、強力な魔法で速攻かけたほうが時間かからなくていいかもしれないけど。
アルトクリスタリウムで強化可能なのは以下の四つ。
- MP効率
- 詠唱時間
- 射程距離
- 速度
各項目を最大まで強化できればそこそこ使いやすくなるが、
それだけファントマが必要なので、デス好きなら検討しては?程度の勧め方にしておく。
FFEX
黒魔法の1つ。
対象に魔法球を放ち、当たった相手を確率で即死させる。
高難易度では雑魚のHPも半端なく高くなるので、スルーするか即死を利用して少ない手数で散らすのが常套手段となる。
得意武器のアビリティブーストで即死を利用した方がコスト的に安いため、この魔法自体はあまり扱われず不遇。
- プレイヤーはあまり使わないが敵が使ってくるとかなり厄介な魔法、という認識が強いのはもはや通例か。
FFRK
レア4の黒魔法アビリティ。敵単体に高確率で即死を付与する。
生成に必要なオーブ(大)は黒5個、氷3個、闇3個。
高確率なのは魅力ではあるが、ほとんどのボスが即死耐性持ちであるため、使い所はかなり限られる。
精錬してまで使うのはもったいない。
DFFOO
表記は「デスver. XIII」。
EX武器「虎爪のフレイル【XIII】」またはパッシブ「終焉へ導く力」を装備したヴァニラが使用できるEXアビリティ。
3HIT魔法BRV攻撃+HP攻撃。リキャスト時間はややはやい。
奪ったBRVを最大BRVを超えて加算する。上限は自身の最大BRVの150%。
攻撃対象に1ACITONの弱体効果「惑乱の嵐」を付与。
- 弱体効果「惑乱の嵐」は、効果期間終了時に対象へ魔法BRVダメージを与える。
また、対象に弱体効果が付いている場合、より大きなBRVダメージを与える。
チョコボの不思議なダンジョン2
難しい本により発動。
難しい本により発動する魔法は7種類あるが、デスのハネを持っていなければ任意に選択することはできない。
敵単体に即死効果。耐性のある相手には無効。
- 正確には「現在HPと同等のダメージ」。故に、ダメージ数値が表示される。相手のHPを調べるのにも使えるか?
- そのため、現在HPがマイナスになっているとマイナスのダメージ(回復と違って最大値を超えられる)になる。
リフレクで反射可能なので、HPがマイナスになっている敵にデスをかけて反射させると、チョコボの現在HPがオーバーフローしてマイナスになってしまうことがある。
- そのため、現在HPがマイナスになっているとマイナスのダメージ(回復と違って最大値を超えられる)になる。
不思議なハネは、うらみのクラ(修正値+1~5) 気合のツメ(修正値+6~)を壊す、
黒魔道士研究所の所長のサブイベントで小難しい本用のハネを貰う+総ターン数が18000ターンに達する+ダンジョンに入って戻って来た時発生するイベントで任意に貰う、
復活ダンジョン(山岳ダンジョン)かひみつのダンジョンクリア時にランダムで入手できる。
復活ダンジョン攻略時のシロマとクルクルはこのハネを初期所持している。
チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と五人の勇者
幻想絵本アルヴァニカ第二巻で使える魔法。
直線状に黒い霧を放ち、それに触れたノーマル魔石を全てドクロ魔石に変える。敵に命中するとダメージ。
敵側ではトンベリの「うしのこくまいり」が同じ効果を持つ。