紅美鈴・永

キャラ紹介文

概要

• 硬い・強い・遅いと三拍子揃ったお手本の様なスーパー系。後衛に置けば前衛をガッチリ守る盾となる。
• 『鉄壁』『必中』『不屈』『熱血』とアタッカーに必要な精神を完備しているため、前衛でボスを削りつつ周囲の味方を庇う布陣の要としても活躍できる。
• 追加スキルの「紅魔の龍」は『閃き』や『不屈』を持たないor他にSPを回したい味方の援護に最適。盾役として見た場合のアイデンティティとなる。
  • 閃き不屈のない咲夜、フラン、輝夜などが主なパートナー候補。
• 武装面での追加要素は無く、攻撃範囲の狭さは相変わらず。普段の移動は相方に任せてボスへの接近用に低速移動を上げておくと便利。
  • 攻撃力も数字上は低めだが、高い格闘ステータスとサイズL補正によってそこまで低く感じられないのは救い。
  • 唯一射程5の彩雨は空B・射撃属性・移動後使用不可・低命中率・CT+0・悪燃費と全くいいところ無し。
    装備で空適正を補ったとしても味方最低クラスの射撃値のせいで火力が出ない。せめて弾数制であれば…
• 前衛キャラとして用いる場合は上述通り表示攻撃力以上にダメージは出る上精神が優秀なので点と愛を惜しまなければ硬い上に高火力なユニットになる。
  ただ一点、（彩雨を除いて考えると）最大射程が4である事だけが厳しいので装備で補いたい。

キャラクター性能

※特に注釈の無い場合は双方向

ユニット性能

固有スキル

背水の陣

• 底力の防御のみ版と言えるスキルで、とりあえずデメリットはなく、HPさえ減れば確実に効果は現れる。美鈴は援護防御などでHPが消耗しやすく相性は良い。
• 背水の陣の補正値

  パラメータ	残りHP
  	50%	40%	30%	20%	10%	5%
  防御	+5	+9	+13	+17	+21	+25

  • HP50%以下から防御が増加し、HP5%以下の時の+25が最大の補正値となる。
• 技能「底力」との相乗効果を望める。しかし全体的に敵の攻撃力が上がった永でこの増加値では焼け石に水である。底力で考えるとHP50％から発動するLv2と言った所か。
  • WPを振らないのであれば携帯型スキマは必須か。雑魚に対しては無類の強さを手に入れることができる。
    ただし、これに各種防御スキルやWPを振ってもスーパー系ボス敵の攻撃を無効化することは不可能である。

硬気功

• 攻撃時に確率でシールド防御を行う。妖で存在した「防御/援護防御時の被ダメージ-10%」の効果はなくなった。
  • したがって一般的な盾持ちユニットとは異なり、シールド防御発動時の軽減率も通常ユニットの防御軽減率と同じ0.5倍のまま。
• 妖から一転して完全なギャンブルスキルとなった。
  • 中断してロードを何度もすることを厭わないプレイスタイルなら、理論上はあらゆる攻撃をシールド防御できるが…
• 前衛で攻撃/反撃を仕掛けないと全く機能しない。後衛（援護攻撃役）で運用する場合は他のスキルを選ぼう。

門番

• ペアユニットシステムの導入により更に有効活用し易くなった。
• 援護防御役としての機能を重視する場合にお勧め。
  • 紅魔の龍のインパクトの強さに隠れがちだが、多数の味方への攻撃を的確に援護防御で引き受けることができれば、その驚異的な固さにより味方全体の安定性が飛躍的に増大する。

震脚

• 陸に立てば間違いなく強化はされる。具体的には被ダメージ量の減少、命中率と回避率の向上。
  • 武器適応は変わらないので注意。
• 問題はここが幻想郷ゆえに味方が空を飛んでいることが多く、メインの仕事である援護防御がやりづらくなってしまうことである。
  • 「坤神」諏訪子や橙等の地上適応Sユニットの後衛を務めるといった限定的な条件下では一考の価値あり。

集気法

• 小町の「拓落失路」に比べて効果が弱いがデメリットは無い。
• 元が堅いので雑魚の攻撃程度なら毎ターンフルで援護防御に入っても回復要らずな鉄壁ぶりを発揮できるが、ボス相手だと焼け石に水なことも。

紅魔の龍

• 閃きや不屈を持たないキャラでも高火力・高命中のボスに安心して攻撃ができるようになる。他に代えの利かないスキルであり、今作の美鈴のアイデンティティの一つであると言える。
  • 似た効果のスキルとしてリグルの「虫の知らせサービス」がある。
• 援護攻撃の代わりに援護防御に入ることになるため、援護攻撃との二択になることに注意。
  • 虫の知らせサービスと違って対象の味方は無傷でいられるが、代わりに火力を伸ばすことができない。
    つまり紅魔の龍は虫の知らせサービスよりも更に防御特化のスキルであると言える。
• 美鈴自身が援護攻撃を覚えている場合、援護攻撃が優先的に選択される模様。その場合はきちんと援護内容を選択する必要がある。
• コマンド型ではないが使用回数に制限があり、1シナリオ3回まで。前半から調子に乗ってPP援護防御を使っていると最後の最後で使えなくなることもあるので注意。
  • 防御可能ならば最初から使用が選択されているため、戦闘データウィンドウでよく確認せずに戦闘に移行すると意図せず使用してしまいやすい。
• あくまで「自身の1ターン内の援護防御回数」を使用して援防に入るので、当然そのターン内の援護防御回数は消費される。
  • 極端な話、援護防御をスキル欄から外す＝援防回数0回の場合、全く役に立たなくなる。
• 虫の知らせサービスと比較すると、対象の味方と隣接・あるいはペアを組む必要があり、援護攻撃ができなくなるが、
  美鈴が攻撃を引き受けるため味方の残りHPを気にせず攻撃を仕掛けることができる。使用回数に関してはどっこいどっこい。
  • 相手の攻撃力と自軍の布陣を考慮して「虫の知らせサービス」と使い分けると良いだろう。

    	紅魔の龍	虫の知らせサービス
    軽減ダメージの被弾者	美鈴	対象の味方
    使用回数	3回	2回
    対象との位置関係	隣接必須	任意
    援護攻撃との併用	不可能	可能
    強化の特殊ステータスと競合	しない	する
    必要となる他のスキル	美鈴の援護防御習得が必須	特になし

運用参考例

前衛型

• 美鈴自身が前衛でボスを削りつつ周囲の味方を庇う型。要は前作と同様の運用方法。
• 周囲に配置する味方のペアに融通が利くのが利点。攻撃偏重のリアル系ペアだろうが鉄壁たる彼女が庇えば問題ない。
  • 反面、美鈴の最強武器が射程1のため、周囲の味方には射程2からの攻撃という制約が課せられる。
• 美鈴へダメージが集中するためがっつり強化する必要がある、どちらかと言えば嫁の人向け。
  • なのだが、強化して大活躍させようにも移動力の低さがネックになる。高速移動まで手を伸ばすのは枠が厳しいので、装備で補うことになるか。
• 陣形の中心に位置するため、どうせなら援護攻撃も取って置くと便利。
• 固有スキルはどれでも相応に役に立つ。
  • 硬気功ならば、ギャンブルではあるが、大ダメージを食らいやすい攻撃/反撃時にダメージを軽減できる可能性が生まれる。
  • 集気法ならば、しっかり強化すれば雑魚戦は回復いらず。回復に精神を使わなくてよくなる。
  • 紅魔の龍ならば、閃き不屈のないアタッカーを隣接させることで安心してボスに仕掛けられる。
• 攻防共に単体で完成しているため、僚機は他のチームとの兼ね合いで好きに選ぶと良い。

後衛型

• 今作スーパー系の基本となる後衛援護防御特化型。
• どの固有スキルも魅力的だが、他のキャラでは真似できない「紅魔の龍」が特にお勧め。
  • その場合、『閃き』や『不屈』を持たない高火力アタッカー（フラン、咲夜等）と優先的に組ませたい。
• 元々硬いのでそこまで気合入れて強化しなくてもそこそこ使えるのも利点。
• 射程的に援護攻撃には向いていないが、MPを持て余しがちになるため、取得しておくと前衛の負担を軽減できる。
• 実のところ、取得すべき技能が前衛型と大差ない。
  前衛型で鍛えておけば、装備と固有スキルの付け替えだけで前後どちらの運用にも対応でき、さらにはMAP中で前後入れ替わりながら戦うという器用な運用も可能である。

コメント

• 紅魔の龍の回数回復してたのか・・・気付かなかった -- 2015-02-11 (水) 04:47:43
• こっちの環境（同じVer1.1.2）だと紅魔の龍は説明文どおりの挙動をするのだけど編集した人の環境ではどんな状況で回復したの？ -- 2015-02-12 (木) 15:45:41
• ver1.1.2で確認してきた。53話で美鈴の周りに回避できない3ユニットを置き鴉たちにつつかれた結果、やはり紅魔の龍の使用回数は回復せず1シナリオ3回のみ。
  書いた人はverが古いかバグか勘違いの可能性高い -- 2015-02-12 (木) 17:34:52
• 一応実験内容:美鈴に蓬莱の枝持たせて援防3回にした上で、にとり・慧音・ルーミアを隣接させて近づいてきた鴉に2PPで攻撃、美鈴に援防させる。
  2PPで慧音先生の切り払い1回出てしまったが、紅魔の龍2回消費し使用回数1/3、援防回数も1/3。3PPで援護防御の回数は3回に戻るが紅魔龍は1/3のまま。
  にとりに攻撃させてPP援防させたら0/3になり、援防回数が2回残っているにもかかわらずPP援防不可に。 -- 2015-02-12 (木) 17:39:02
• 編集した者です。こちらで改めて確認してみたところ、確かに使用回数が回復しておりませんでした。どうやら検証中に見間違えたようです。申し訳ありません。 -- 2015-02-12 (木) 18:30:45
• イケメン担当。アフターフォローの効く紅魔の龍のおかげでフランが真っ先に攻撃を仕掛けやすくなる。 -- 2015-11-04 (水) 02:23:07
• 硬気功の防御/援護防御時のダメージ軽減（盾持ちと同等の効果）は「永」では無くなっていますよ -- 2015-12-19 (土) 17:50:25
• ↑確認および文章修正しました。 -- 2015-12-20 (日) 01:39:24