鍵山雛・永

Last-modified: 2019-04-02 (火) 18:32:07

キャラ紹介文

キャラ紹介文
テーマ曲MISERY GO ROUND~運命のダークサイド或る厄神の唄~厄神様の通り道
二つ名秘神流し雛
能力厄をため込む程度の能力
登場作品『東方風神録』他

概要

  • 典型的な回避型ユニット。地味に(特殊技能を除けば)霊夢と同等の運動性を持つ。
  • 回避性能の高さやP射程の長さを生かして前衛運用が基本。
    • 弾数性の武器が主力なので継戦能力もそれなり。
  • 初期技能は「高速移動」「張り付き」「援護攻撃」と便利なものが揃っているが、生存性を上げる技能を持たないことに注意。
  • 精神コマンドがどれも有用。固有スキルも有用なものばかり。火力が低めなのでボス戦前衛には向かないが、各種サポートで十分活躍できる。
    • バッドフォーチュンによりシールド防御や分身、嘘避けを無効化できるため、それらの技能を持つ敵を弱体化できる。
      • バッドフォーチュンのシールド・分身・嘘避け無効効果は1ターン持続とかなり強力で、それらの特殊効果をもつ難敵のスペカ1ターンブレイクが容易になる。
        強力な援護攻撃布陣にて、固有スキル付加攻撃と高回避力を生かしたPPの攻撃起点とする使い方であれば雛自身の攻撃力の低さは気にならないだろう。
    • 厄流しによるクリティカル固定も狙うとかなり強力。ただし、精神コマンドの『熱血』『激闘』やナズーリンの「齧り鼠」、はたての「隠者の紫」とは重複しないので注意。
    • 回転加速+『突撃』ペインフローや、回転加速+「張り付き」流刑人形は移動距離さえ稼ぐことができれば高火力なので、アタッカー運用も十分可能。
    • 厄返しや身代わり雛も強力なスキルなのだが、低耐久の雛ではいまいち扱いづらい。
      活用しようと思うのなら専用の育成が必要になる。
    • 永では専用精神になっている『捨て身』は雛自身の火力が然程大きくない為悩みどころ。紫と一緒に出撃させて夢で使ってもらうのが一番か。
    • 『直感』『突撃』など前衛として有用な精神を持つが、『集中』を所持していないのが残念。
      • 『加速』『会心』『献身』を持つので、いっそのこと後衛運用してしまうのもあり。『熱血』を持たないアタッカーの後衛にどうぞ。
  • 新武装「流刑人形」が追加され、苦手だった接近戦が強化された。消費MPは大きいが、他にMP武装を持たないためさほど気にならない。
  • コスト2.0、Mサイズ、高い運動性、優秀な精神コマンド、装備スロット3、全地形適応A、高い継戦能力と使いやすいユニット。
    • ユニットの地形適応はオールAだが、武装のブロークンアミュレットのみ水B。前衛時後衛時ともに主力武装なので覚えておこう。

キャラクター性能

顔グラフィック_雛.png

種族
気質冷静
精神コマンド直感加速献身突撃会心捨て身
レベル11113150
消費251530253060
ステータス格闘射撃技量防御回避命中SP
Lv2114214818410120320978
Lv3014715619010722022792
Lv40157165197114235247105
Lv50164174204121253267116
Lv60171183211128271287126
信頼補正補正レベル備考
にとり+2にとり→雛は+2。雛→にとりは+3。

※特に注釈の無い場合は双方向

ユニット性能

ユニット_雛.png

-初期値5段階10段階17段階上昇値
HP4600560066008000200
MP15020025032010
運動性1201451702055
装甲80010001200148040
コスト2.0
移動力(低速)6(3)
地形適応空A 陸A 水A 夜A
サイズM
装備スロット3
特殊能力なし
××
攻撃名称分類属性攻撃力(5・10・17段階)射程霊力弾数パワー命中CT地形適応支援攻撃特性
厄神スピン格闘P/S1900→2400→3100→42001-3---+30+35空A陸A水A夜A
ブロークンアミュレット射撃P2000→2500→3200→43003-5-15-+15+20空A陸A水B夜A
流刑人形射撃P2600→3100→3800→49001-235-110+10+25空A陸A水A夜A
ペインフロー射撃-2950→3450→4150→52503-6-8115+15+30空A陸A水A夜A

固有スキル

能力名称習得Lv区分効果備考
バッドフォーチュン-コマンド次の攻撃に「確率発動効果を1ターン封印」の追加効果を付与。
(使用回数2)
「バッドフォーチュン」のステータス付与
回転加速L1-能力移動距離に応じて回避率、および与ダメージに補正。
厄流し-コマンド次の攻撃に「被弾時クリティカル」の追加効果を付与。(使用回数2)「厄流し」のステータス付与
厄返し27能力自分に攻撃を当てた相手に「被弾時クリティカル」の追加効果を付与。
身代わり雛42コマンド現在位置や地形、スキル「援護防御」の有無に関わらず、指定したユニットの援護防御に入る。
ただし発動時、雛は前衛にいる必要あり。(使用回数2)

バッドフォーチュン

  • 『分身』を封印できるのは大きい。
  • 他には切り払いやシールド防御、嘘避けにも発動する。てゐの嘘避けやキスメのシールド防御対策にも使える。
  • 役に立つのはてゐ、キスメ以外だと36話と40話くらい。
    • 一応53話の天狗も切り払いやシールド防御をしてくるが、わざわざこれを使うよりも普通に攻撃した方が楽。
  • 敵にステータスを付与するスキルなので、「齧り鼠」「寂び」などとは互いに上書きしあってしまうことに注意。

回転加速

  • 「永」にて性能が変更された。総じて、回避力よりは雛自身の火力の向上を目的としたスキルとなっている。
    • 攻撃面は「武器攻撃力が移動前後間距離×30」上昇に変化。10歩も歩けば300もの上昇となり、かなりの火力アップが期待できる。
    • 逆に運動性の上昇は弱体化しており、2歩で3%、4歩で7%、6歩で10%、8歩で14%……と被弾率が減少していく。(回避率補正 = 移動前後間距離×1.75 %)
    • また、持続時間も1ターンからPPでの戦闘1回きりに短縮されており、集中の代わりに使うことはできなくなった。
  • 常に動き回りながら戦えば、PPに限れば(コストアップ前の)霊夢並の回避率を発揮できる。雛は装備スロットが3つある上に加速もあるので、移動力補強アイテムなどで強化すればさらに強力に。
    • 素の移動力6から、技能「高速移動」・精神「加速」・装備「天狗の羽」・移動力1上昇装備2つで移動力14まで伸びる。つまり攻撃力420上昇。
      • これによりペインフローの攻撃力が無強化で3370となり、スーパー秋姉妹キックの3300を抜いてコスト2.0以下では単独トップになる。
        距離補正や格闘・射撃のステータスの関係で実際の余ダメージでは劣るが、こちらは合体攻撃ではないので援護攻撃を乗せることができるという点で勝る。
  • 注意点としては「移動前後間距離」であって、移動歩数ではないということ。移動前の位置からの最短距離が計算に用いられる。
    • 例:雛の目の前にいる敵の真後ろに回っても、歩数4ではなく、最短距離2が用いられる。
  • 雑魚戦を雛前衛で戦うのであれば有力なスキル。怨霊Lなどのタフな雑魚の削りに一役買ってくれる。
    おあつらえ向きに、永にて「流刑人形」と初期技能「張り付き」が追加されており、かなり活かしやすくなっている。
    • 逆にボス戦では、雛はペインフロー砲台になるか僚機に任せることになりやすく、弾幕による移動妨害も相まって活用しづらい。
  • ボスにバッドフォーチュンが必要なく、厄流しがダブつくようであれば、これをつけておくといいだろう。

厄流し

  • 要は次の味方の攻撃を絶対にクリティカルにする効果。SP消費なしで使える他者がけ会心と考えれば結構強力。
  • 「妖」からはクリティカルダメージが1.2倍に低下しているとはいえ、大火力に乗せればそれなりのダメージ増が見込める。
    • 精神の熱血、会心、激闘とは重複しないが、固有スキルの弾幕はパワーや災いの枝などには重ねられる。これらを発動した魔理沙やフランとのシナジーは非常に高い。
    • また、クリティカル発生時のダメージ増加スキルを豊富に持つアリスとのシナジーも高い。技量トップクラスのアリスとはいえ、ボス側の技量も高い場合はそうそう素でクリティカル連発とはいかない。
  • 雛は直感を持ち、長射程のP攻撃もあるので、使いたい時に使えないということが殆どない。回数こそ少ないが、普段はこれをつけておけば安定だろう。
  • 「永」では支援で後衛から狙うことも可能。ただし、効果が現れるのは「次の戦闘」からなので、厄流しを支援で当てる→前衛のメイン攻撃が確定クリティカルとはならない
  • また、効果中に支援攻撃付きで攻撃すると、支援攻撃に発動してしまって効果が切れ、メイン攻撃に発動しない点に注意。
    • 必然的に支援攻撃をオフにすることになるため、クリティカルによるダメージ増よりも支援攻撃のダメージが勝るような状況ではあまり意味がない。
      合体中の三妖精や三姉妹や、支援攻撃が弱い低コストが後衛の場合、支援攻撃の被弾による敵のパワー増加を避けたい場合などに使おう。
  • 「寂び」「床弾幕」「装甲低下」「被ダメージ10%上昇」などの1ターン継続する状態異常を上書きしてしまう。
    大抵の場合は1回のクリティカルよりはこういった継続型の異常を維持したほうが有益なので、これらのスキルを使っている場合は使用を控えたほうが無難。

厄返し

  • こちらから攻撃を当てずとも相手に被クリティカル状態を与えられる。だが、雛は回避系ユニットなので少し扱いづらい。
  • 装備スロットを装甲型にしているなら使える。上手くターゲットを釣れば、厄流しより多くのチャンスを作れる。
  • 永では初期技能から援護防御が削除されたため、装備を装甲型にするメリットも薄くなった。
    永では火力をブーストする手段も豊富なため、あえてこれを活かそうとするのは茨の道。

身代わり雛

  • 効果自体は優秀で、咲夜等の回避、防御に不安の残るリアル系にとっていい保険になる。
  • 惜しむらくは雛自身がそのリアル系であることか。気合避け発動の為に低耐久を維持していればそのまま落ちてしまう。ボス相手は言わずもがな。
  • 他にも雛が前衛でなければ発動されないことも使いづらい要因の一つ。
    • 雛は『鉄壁』や『不屈』を持っておらず1ターン中に何度も被弾できないため、他者への攻撃に加え自分への攻撃まで耐え忍ぶのは難しい。
      (そもそも『集中』もないので、自身が複数回狙われるだけでもきつい)
    • また雛は火力が高い方でないため、雛が前衛では1ターン当たりの味方総ダメージ量が落ちやすい。
  • 一方で、ターン制限ステージや早解きプレイ等で誰かを突出させるケースでなら使いやすいか。
    (この場合、雛は後方(敵の索敵範囲外)から追っていく形になるため、敵のターゲットになりにくい)
    • 他にも雛自身への攻撃は味方の援護防御に頼る等が考えられる。
    • あるいは雛を主力アタッカーとして嫁強化しているのならば、耐久面も与ダメージ面も問題ないだろう。
  • 距離補正は雛の位置のものが反映されるため、敵との位置関係によってはわりと耐える。
    • ダメージの距離補正は距離5を基準にして、1マス離れるごとに3%ずつダメージが低下していく
      (例:距離6なら97%に低下、距離10なら85%に低下)。
      詳細はこちら
      • 10マスちょっと離れたらガードL2と同じくらい、20マスほど離れたら鉄壁と同じくらいの補正がかかる。
        ただし、距離補正無視を所持している相手には無意味なので注意。
    • 距離補正は逆もまた然りなので、援護防御される側よりも雛の方が敵のすぐ近くにいる場合だと、
      距離補正によるダメージ増加によって通常の援護防御よりも被ダメージが大きくなってしまう点に注意。

運用参考例

  • ユニット強化:運動性
    回避タイプの基本。
  • ユニット強化:MP
    通常の運用なら必要ないが、回転加速流刑人形をメインに戦うなら。
  • 初期技能:高速移動
    回転加速との合わせ技。追い風+移動強化パーツ+高速移動技能での浪漫。
    他の固有スキルを使う場合でも、純粋に前衛としての使い勝手を上げてくれる。
  • 技能追加:低速移動
    この技能と「加速」を合わせれば低速移動力が5になり、弾幕内でもそれなりに動けるようになる。回転加速をつけてボス戦のアタッカーに。
  • 技能追加:かすり
    グレイズダメージ1/4。生存性が格段に増す。今作回避系キャラ共通して優先して取りたいスキル。
  • 技能追加:気合避け、見切り
    回避キャラなので。雛は「集中」を持たないため、雑魚戦では素の回避性能が重要になる。
  • 技能追加:信念
    火力不足を補う。
  • 技能追加:サイズ差補正無視
    「直撃」を持たないサイズMのユニットなので、アタッカー運用をしているのなら欲しい。
  • 技能追加:弾数節約
    弾数性武器が主力なので、習得しておくと安心。しかし、よっぽど雛だけに戦闘をさせる場合でもないかぎり弾切れの心配は少ない。
  • 技能追加:援護防御
    厄返しを利用するのなら。
    身代わり雛はこの技能がなくても発動するが、装甲を強化しているのならついでに習得しておくと便利。
  • 装備:天狗の団扇、天狗の羽、天狗の高下駄
    回転加速との相性が良い。
  • 装備:陰陽玉
    移動力と運動性を同時に強化。
  • 装備:予備弾倉
    弾数節約と同様。無くてもなんとかなる場合が多い。
  • 僚機:にとり
    友情の流し雛、または河流れコンビネーション。信頼補正つきのリアル系と援護防御持ちのスーパー系で組む王道の組み合わせ。
    雑魚戦は燃費の良い雛を前にして、にとりは支援武器としては高火力なキューカンバーで支援しつつ、雛の被弾をカバー。
    ボス戦はにとりを前にして援護含めてポロロッカ連射、雛はバッドフォーチュンや厄流しで支援するのが基本。
    しかし雑魚戦でも援護防御が欲しい時はにとりを前にしたり、逆にボス戦でにとりが耐え切れない時に雛が直感使って殴る、
    にとりがガス欠したら雛の献身で回復など、色々と応用が効くタッグ。
  • 僚機:鈍足の主力ユニット
    後衛からの「加速」でサポートする。「会心」「献身」も所持しているので、低コスト精神タンクとしても便利。支援火力が低めなのが残念。
  • 僚機:輝夜
    限定された状況だが、『厄返し』『身代わり雛』をセットした援護防御運用のときに。
    輝夜は固有スキル『仏の御石の鉢』によって自分のペアにも「鉄壁」の効果を与えられるので、耐久上昇精神を持たないという雛の短所を補うことができる。

コメント

  • 攻撃力軽すぎんよ~ -- 2015-07-24 (金) 04:01:15
  • 攻撃よりも固有でカバーするタイプ。バッドフォーチュンで固い敵や避ける敵を封じるといい。 -- 2015-10-28 (水) 13:55:05