甲標的

Last-modified: 2023-06-08 (木) 05:50:19


概要

自艦隊に甲標的 甲型甲標的 丙型を搭載した艦娘がいる場合、敵艦隊に対して甲標的による触接を仕掛けることができ、甲標的が触接している状態で会敵することで砲撃戦フェイズに支援雷撃を受けることができる。
連合艦隊の場合は第1艦隊に甲標的を搭載した艦娘を編成している必要がある。第2艦隊に甲標的搭載艦娘を編成しても、甲標的による発艇および支援雷撃は不可。

大まかな流れは

(索敵フェイズ中) 発艇
         ↓
      目標地点の変更
         ↓
         触接
         ↓
(砲撃戦フェイズ) 支援雷撃

となっている。
なお、敵潜水艦に触接させることはできない

  • 甲標的を装備することができるのは以下の艦に限られる(2023/3/10時点)

発艇/目標地点の変更


マップ移動時(索敵フェイズ中)に

  1. .「甲標的」ボタンをタッチ
  2. .目標地点をタッチ
  3. .「発令」ボタンを押す

という手順で甲標的を発艇させることができる。

  • 中破/大破していても発艇させることは可能である。
  • 「索敵」「航空攻撃」との違いとして、甲標的はゲージがなくなるまでの間、何度でも目標地点の変更が可能である。
    一方で島等に引っかかると止まってしまうため、島等をぐるっと迂回するように目標地点の指示を出す(目標地点をタッチして発令ボタン、を繰り返す)必要がある。
  • 索敵範囲外へ移動させることもできる。触接も可能。
  • ゲージがなくなると自動的に帰還する。ゲージがたまるまで再発艇させることはできない。ゲージは5秒でたまる。
    • ゲージの減り方は、「甲標的が進んでいるか待機しているか」で異なる。進んでいる場合は早く減っていき、MAP上で待機/触接している場合は減り方が遅くなる。最短は15秒程度でゲージがなくなり、最長は50秒程度。
  • 運用にあたって
    • 発艇の演出中は「陣形変更」「索敵機発艦」「航空攻撃」を行うことができない。
      • 甲標的発艇演出は味方偵察機による敵艦隊発見の演出と敵航空隊の航空攻撃によってキャンセルされ、即時発艇する。
      • 索敵中や航空攻撃中と同じく「陣形変更」できないため、航空攻撃可能な敵艦隊が近くにいる場合はタイミングに注意。(対空CI発生率を上げるために陣形変更する場合)
    • 味方偵察機の「敵艦隊発見!」演出中は発艇/目標地点の指示を行うことができない。
    • 「自艦隊が航空攻撃を仕掛けた」「敵艦隊から航空攻撃を受けた」場合は甲標的はその場に停止するため、もう一度目標地点の指示を出す必要がある。
    • 甲標的を触接させた敵艦隊をMAP移動時の航空攻撃で全滅させた場合、甲標的は帰還する。
    • 甲標的を発艇させたあと、発艇させた艦娘が轟沈しても甲標的はMAP上に残っている(帰還演出がどうなるかは未確認)
    • 触接に失敗し戦闘後に甲標的がMAP上に残っている場合、わざと明後日の方向に移動させることでゲージを消費させて帰還させた方が早い。
    • 敵連合艦隊の場合に、A艦隊に甲標的を触接させB艦隊で会敵するように戦闘開始すると、甲標的はA艦隊に攻撃するので装甲持ちの艦隊に送って自艦隊はB艦隊を撃破するという手法もある。

触接

甲標的はMAP上で敵艦隊に近づくと「触接」状態になる。

  • 触接に成功すると「ポーン」というアクティブソナーのような音と「甲標的、敵艦隊へ触接!」の文字がでる。
  • 触接した甲標的は敵艦隊を追尾する。
    • 追尾中も徐々にゲージを消費するため、ゲージギリギリで触接すると接敵するまでの間に帰投してしまうので、ゲージ管理は注意。
  • 運用にあたって
    • 触接判定の範囲は敵艦隊の前方側が広く後方側が狭いため、基本的には前方から接近させるとよい
      (触接判定の範囲については引き続き要検証。敵旗艦の位置ではない模様)

支援雷撃

甲標的が触接している敵艦隊と会敵すると、砲撃戦で甲標的から支援雷撃を受けられる。

  • 支援雷撃は開幕時と約30秒経過後の計2回行われる。甲標的の上に吹き出しで、2回目の支援雷撃までのカウントダウンが表示される。
  • 支援雷撃が命中した場合、甲標的を装備した艦娘の雷撃としてダメージ計算がされる。なお甲標的を装備した艦が中破/大破していても小破以下時の雷装値でダメージ計算される。
  • 「甲標的を装備した艦娘の人数」と「甲標的の装備総数」により、それぞれ下記のような向上効果を得ることができる。
    • 甲標的を装備した艦娘の人数により、同時発射サークル数が増え最大3WAYの魚雷が扇状に敵艦隊へ発射される。
    • 甲標的の装備総数により、支援雷撃の魚雷サークルの速度が上昇する。
      • その場合、魚雷サークルがオーラのようなものをまとうようになる。
    • 装備した艦娘の人数および装備数と、向上効果の関係は下表のとおり。
      装備艦サークル数装備総数
      1~2個3~4個5個以上
      1隻1wayなしオーラ弱火-
      2隻2wayなしオーラ弱火オーラ強火
      3隻以上3way-オーラ弱火オーラ強火
      • オーラ強火の速度上昇はおおよそ1.5倍程度
  • 甲標的の魚雷サークルとタイミングを合わせて自艦隊の雷撃を命中させると「魚雷複数到達を確認!」となり威力が上昇する。
    • 複数到達の判定範囲は

      甲標的の魚雷サークル:半径が近距離最大値の1/2程度、角度が30°~45°程度の扇状、前方向
      自艦隊の魚雷サークル:↑より短く狭い扇状、前方向

      となっており、片方の判定範囲に敵艦隊が入っているときにもう一方の魚雷サークルが敵艦隊に命中した場合に複数到達が発生する。そのため、片方の魚雷サークルが敵艦隊を通り過ぎてしまったら、複数到達は発生しない。
      • 自艦隊の魚雷サークルの複数到達判定範囲はオーラ化させることで広げることができる。オーラ強火で甲標的の魚雷サークルの判定範囲とおなじくらいになる模様。
    • 複数到達が発生した場合、敵艦に与えるダメージは

      1本辺りの雷撃値(雷撃可能艦の雷装値合計÷雷撃可能艦数)×攻撃判定回数(甲標的装備艦数+雷撃可能艦数)

      で算出される。
      (自艦隊のアイコンから敵艦隊のアイコンに向かって放たれる、攻撃目標を表す白い線が多かった敵艦ほどダメージが大きい)
  • 甲標的は敵旗艦との距離を中距離最大値に保つように動いており、そこから敵艦隊の移動方向・速度を加味した方向へ雷撃を行う。
  • 複数艦隊戦において、甲標的は主力艦隊を狙って支援雷撃を行う。自艦隊が目標を随伴艦隊に切り替えても支援雷撃は主力艦隊に向かって放たれる。
    2回目の支援雷撃が発射される前に主力艦隊を撃破した場合は、2回目の支援雷撃は随伴艦隊を狙う(Rev.5より)。
  • 特定の敵艦に対して、甲標的の支援雷撃は雷装値にかかわらず護衛要塞の「庇う」を貫通する効果がある。なお、「浮遊要塞」は貫通できない。対象の敵艦については各海域のページおよび各イベントのページを参照のこと。
    • 上記の貫通について、複数到達を起こした場合、「当たったのが甲標的の魚雷サークルならば貫通するが自艦隊の魚雷サークルだと貫通しない」という現象がある(2017春「南方海域強襲偵察!」南方棲鬼/南方棲戦鬼/南方棲戦姫で確認)

  • 運用にあたって
    • 甲標的の魚雷サークルの持続時間は20秒である。
    • 複数到達は「甲標的の魚雷サークルと敵艦隊の距離」と「自艦隊の魚雷サークルと敵艦隊の距離」にそこそこ差があったとしても発生する。
    • 開幕の支援雷撃は、開始位置や敵艦隊の挙動に左右されて複数到達をねらうことが困難であり、速度が遅く命中させることも難しいため、敵艦隊の誘導につかい基本的には2回目にあわせるように動くとよい。オーラ強火の場合は命中も期待できる。
    • 4隻の艦娘に装備した場合、魚雷サークルは3WAYだが、命中時にはきちんと4発(最大4隻の敵艦に)命中する。
    • 副砲を連射したりしていると、2回目の支援雷撃の演出がキャンセルされることがある。いつのまに発射したの?と思うことがあるので注意が必要。
    • 甲標的は速度が遅いため、自艦隊で敵艦隊を追いかけまわすと甲標的が追いつけず、魚雷到達までの時間にも影響する模様。複数到達をねらう場合は甲標的の位置も気にしたほうがいいかもしれない。

はじめての方へ

「特殊潜航艇母艦・千代田よ。わたしが甲標的の使い方を担当するわ。*1
一番シンプルな使い方は、
敵艦隊を発見したら、甲標的を発艇させたあと、船速を原速まで戻して敵艦隊を避けるように舵をきって、甲標的が触接したら舵を敵艦隊に向けて船速を一杯にして会敵
よ。
甲標的を発艇させている演出の間も自艦隊と敵艦隊は進んでいるの。だから甲標的が触接する前に会敵しちゃうことがあるのよ。
なれるまでは甲標的が触接するまで待ってから会敵するといいわ。
触接させることがなかなかできないっていう提督は、
甲標的は目標地点をタッチして発令ボタンで何回でも目標地点の変更ができるっていうことをうまく使ってみて。
特に、甲標的は水中を進む潜航艇だから空を飛んでいる艦載機とちがって島を通り抜けることはできないの。
止まっちゃっても座礁したワケじゃないから、もう一回、島をよけるように目標地点をタッチして発令ボタンを押してみて。
よろしくねっ♥」

その他

  • 2回目の支援雷撃は甲標的装備艦だけでなく雷撃可能艦全てが支援雷撃に参加する不具合?が確認されている。*2 , *3
    • 発生条件は以下の通り。
      • 自艦隊が連合艦隊であること
      • 当事象を発生させたい敵艦隊にマップ航空攻撃を行っていること
    • ダメージ計算がどうなっているかは不明。

コメント

  • 甲標的が触接した敵艦隊をMAP航空攻撃で全滅させると甲標的が帰還した状態になりました。甲標的触接後に砲雷撃戦に突入して全滅させたのと同じ判定になるようです。 -- 2017-07-20 (木) 00:26:30
    • ありがとうございます、触接できなかった時とは挙動がちがうのですね。 -- 乙女千代田? 2017-07-25 (火) 18:52:41
  • いただきました、「複数到達のときの計算式」「甲標的の位置取り」「複数到達の判定範囲」「触接させた敵艦隊をMAP航空攻撃で全滅させた場合」について記載させていただきました。せっかくいただいた情報がこのまま埋もれてしまうのはとてももったいないとおもいますので、ひとまず載せたいとおもいます。 -- 乙女千代田? 2017-07-25 (火) 19:41:14
  • 甲標的装備艦が戦闘に参加できなくても甲標的は平常運転です。大井改二と伊168で甲標的を運用してて、伊168が戦闘に参加できませんでしたが甲標的の雷撃サークルは2つ出ました。 -- E16A? 2018-02-13 (火) 20:24:57
  • 攻撃力の計算式は、同時到達が発生した場合は全ての雷撃にかかる攻撃力が平均化されるということでよろしいでしょうか?北上改二と潜水艦の甲標的の同時到達で別の艦が対象になり、それぞれのダメージに敵防御力を足して攻撃力を逆算しても答えが同じになる組み合わせが無いケースを普通に引けるので、式は誤りだと思います。 -- E16A? 2018-06-12 (火) 20:41:55
    • 北上改二は甲標的を積まず、潜水艦だけに積んでいます。 -- E16A? 2018-06-12 (火) 20:43:04
  • まるゆじゃなくてまるゆ改ですね。装備可能艦。 -- E16A? 2019-04-15 (月) 22:16:17
  • 装備可能艦の潜水空母の所に伊58が居ますが、記載ミスですかね? -- 2019-04-15 (月) 22:34:50
    • 修正しました。実装順と艦娘名一覧とまるゆの装備スロ考慮と実装毎に直すの難しいか -- 2019-04-15 (月) 23:16:40
  • 書いてなかったので追記。発艇の演出中は「索敵機発艦」「航空攻撃」を行うことができないがその逆は可能。 -- 2019-06-21 (金) 20:08:07
    • これを利用して航空攻撃中に甲標的発艇、航空攻撃演出後に発艇している判定になり発艇迄の時間を短縮できる。 -- 2019-06-21 (金) 20:10:58
  • 何故か南方棲戦姫随伴のたこ焼きに甲標的の雷撃をかばわれたんですが…… -- 2020-01-07 (火) 08:47:45
  • 甲標的を発進させた -- 2020-08-01 (土) 00:13:47
    • 途中送信すいません。甲標的を発進させた艦娘が遅れて戦闘不参加でも、甲標的が触接していれば戦闘に参加します。甲標的の魚雷ダメージも普通通り出てました。 -- 2020-08-01 (土) 00:15:55
      • 「甲標的だけが戦闘に参加します。」と書くべきでした。 -- 2020-08-01 (土) 00:17:21
  • そのうち甲だけで敵沈まれそう。 -- 2021-03-18 (木) 01:01:29

*1 2017/03/23時点で実装されている艦娘の中で、実艦が甲標的を運用したことがある艦
*2 https://twitter.com/AChikari_milaAZ/status/1383702812584935425
*3 https://twitter.com/AChikari_milaAZ/status/1383733859167002627