概要
- 第一艦隊および第二艦隊の(最大)合計12隻を一つの艦隊と見なして出撃し、戦闘を行なうシステム。
- 戦闘システムは通常艦隊時とは少々異なったものとなる。ゲーム内では詳しく解説されないため、事前に把握しておくことが望ましい。
- 連合艦隊は構成艦種によって3種類に大別される。選択は出来ず海域によって出撃可能な連合艦隊が決まっている。
- 水上打撃部隊:軽巡/重巡(航巡)/戦艦(航戦)を中心とした水上部隊と随伴艦隊から構成される連合艦隊
- 空母機動部隊:空母を中心とした機動部隊と随伴艦隊から構成される連合艦隊
- 輸送護衛部隊:軽巡・駆逐などを中心とした輸送部隊と警戒部隊から構成される連合艦隊。大型艦は一部を除き組み込めない。
連合艦隊早見表
出撃制限
- 出撃制限は以下の通り。出撃制限を満たしていない状態で出撃しようとすると警告音と共に出撃制限が表示される。
- 第二艦隊の出撃制限は水上打撃と空母機動で共通、輸送護衛のみ異なる。
- ブラウザ版と違い、潜水艦・潜水母艦は編成不可。
水上打撃部隊
- 第一艦隊
艦種 下限 上限 備考 戦 ・航戦 2 4 2隻必須 重巡・航巡 軽巡・雷巡 6 航 ・装母 0 1 軽母と同時編成不可 軽母 2 航・装母と同時編成不可 その他 0 4 駆逐・練巡・水母・潜母艦・揚陸・工・補給 出撃不可 潜・潜母 - 第二艦隊
艦種 下限 上限 備考 軽巡 1 1 1隻固定 駆逐 2 5 2隻必須 軽母 0 1 水母 0 1 戦艦 0 2 速力:高速(例外:Гангут/Октябрьская революция) 重巡・航巡 0 2 その他 0 3 雷巡・練巡・潜母艦・揚陸・工・補給 出撃不可 航・装母・戦(速力:低速)・航戦・潜・潜母
空母機動部隊
- 第一艦隊
艦種 下限 上限 備考 航・装母・軽母 2 4 2隻必須 戦・航戦 0 2 その他 0 4 駆逐・軽巡・雷巡・練巡・重巡・航巡・水母・潜母艦・揚陸・工・補給 出撃不可 潜・潜母 - 第二艦隊
艦種 下限 上限 備考 軽巡 1 1 1隻固定 駆逐 2 5 2隻必須 軽母 0 1 水母 0 1 戦艦 0 2 速力:高速(例外:Гангут/Октябрьская революция) 重巡・航巡 0 2 その他 0 3 雷巡・練巡・潜母艦・揚陸・工・補給 出撃不可 航・装母・戦(速力:低速)・航戦・潜・潜母
輸送護衛部隊
- 第一艦隊
- 第二艦隊
艦種 下限 上限 備考 軽巡・練巡 1 2 1隻必須。旗艦軽巡(練巡不可) 駆逐 3 5 3隻必須 重巡・航巡 0 2 出撃不可 航・装母・軽母・戦・雷巡・潜・潜母・水母・航戦・潜母艦・揚陸・工・補給
編成に関する注意
- 連合艦隊に対応する海域が出現している時にのみ第二艦隊を編成することができる。
- 艦隊ウィンドウに第一艦隊を表示している時、艦隊パレットから第二艦隊に編成している艦をドラッグ&ドロップすると艦を入れ替えることができる。逆も可能。
- 最低5隻で組むことは可能。(第一艦隊2隻、第二艦隊3隻)
- 第二艦隊に高速戦艦や軽母・水母を3隻投入することも可能。なお空母は航空戦に参加できないので注意(砲撃戦時の航空攻撃は可能)。
- 連合艦隊に一度に補給をすることはできない。第一艦隊・第二艦隊にそれぞれ行う必要がある。
出撃・戦闘に関して
- 連合艦隊は、連合艦隊専用の海域(イベント時)にしか出撃できない。
- 連合艦隊専用海域の海域バナーには「連合艦隊出撃」のアイコンが表示されている。
- 第二艦隊を編成していても、連合艦隊に対応していない海域や演習に出撃できるのは第一艦隊のみである。
- 戦闘後のMVP評価及び経験値取得は、第一艦隊と第二艦隊でそれぞれ別に評価される。(MVP判定に関して)
MAP画面の仕様
- 移動や各種アイコン操作は第一艦隊のみを操作する。そのため陣形は通常艦隊と同様。
- 会敵による戦闘後にMAP画面に戻ると、戦闘中の陣形に関わらず単縦陣になる。
- 索敵について
- 第一艦隊に水偵を装備していないと使用不可。(第二艦隊に装備している艦娘がいても使用できない)
- 夜戦MAPの場合、上記条件に加えて九八式水上偵察機(夜偵)を装備している必要あり。
- 航空攻撃について
- 第一艦隊に攻撃機(艦爆・艦攻・水爆)を装備していないと使用不可。(第二艦隊に装備している艦娘がいても使用できない)
- 航空戦参加部隊は第一艦隊のみ(制空値等も全て)。
- 第二艦隊は参加しないため、制空値や触接判定に影響を与えず、また撃墜もされない。
- 敵の対空カットイン判定、及び、敵の航空攻撃によるダメージを受けるのも第一艦隊のみ。
- 航空攻撃にて敵艦隊を全滅させると、その時に行った航空攻撃の回数1回につき疲労ゲージが最大の1/6増加される。
- 甲標的について
- 第一艦隊に甲標的を装備していないと使用不可。(第二艦隊に装備している艦娘がいても使用できない)
- 戦闘時に参照される装備個数・装備艦数も第一艦隊分のみ。
戦闘時の仕様
- 戦闘画面に移行すると、第二艦隊が合流して連合艦隊を形成する。
- 砲撃・雷撃・航空攻撃の操作は第一艦隊・第二艦隊の区別なく行う。
- 通常艦隊の単縦陣より更に縦に長くなり、縦に移動すると後ろの艦隊(第一艦隊)の全員を画面内に収めれないため、意識して攻撃しないと射程外になって攻撃できない。
- 距離について
- 昼戦開始時の敵艦隊との距離は、第一艦隊と敵艦隊を参照して決まる。
- 空母機動部隊の場合、第一艦隊に必ず空母が編成されているので長射程の外側から戦闘開始になる(空母が落伍していた場合は要検証)。
- 砲撃について
- 第一・第二艦隊同時に砲撃した時にSP砲撃が発生すると、通常艦隊とは異なる特殊なSP砲撃となる。(俗称・砲撃ダブルカットイン)
- 砲撃演出担当になるのは第一艦隊、第二艦隊からそれぞれ1隻。
- 装甲ゲージを一撃で破砕する効果はカットインの担当になった2隻それぞれに付与される。
- 砲撃演出が後になっている方のターゲットのみ連打ダメージの対象となる。
- 連打ダメージ上限は100。
- 自軍ダメージについて
- 第一艦隊と第二艦隊の艦娘が同時に攻撃を受けることはない。
- 対空カットインの判定は狙われた艦隊側で行われる。第二艦隊がターゲットになった時に第一艦隊の艦娘が対空カットインを行うことはない。
- 夜戦について
- 第一艦隊はエリア外へ退避し、第二艦隊のみを操作する(仕様は通常艦隊での夜戦と同様)。
- 第一艦隊は夜戦開始時に照準を行い、自動でエリア外から支援砲撃のみ行う。砲撃可能艦が大破している場合は支援砲撃しない。
- 開幕夜戦も同様になるため、夜戦MAPだと連合艦隊を形成しない。
- 轟沈について
- 通常艦隊での戦闘と同様で、第一艦隊も第二艦隊も旗艦以外に発生しうる。
- システム上、旗艦は轟沈しない(第一艦隊、第二艦隊問わず旗艦が大破するとブラウザ版とは違い強制帰投となるため)。
- ブラウザ版の仕様(アーケードでは要検証)
- 通常艦隊と比べて命中が低下する。(特に輸送護衛艦隊)
- アーケードでは大幅緩和されているらしく、回避が特に高い駆逐棲姫への砲撃や超長射程などのアンフィット砲などの砲撃でもない限り、体感的に普通に当たる様になっている。
- 但し、疲労による命中低下は別。命中低下中はフィット砲装備で命中高い砲を装備していても外す時は外す。
- 通常艦隊と比べて命中が低下する。(特に輸送護衛艦隊)
戦闘時の陣形
- 戦闘時の陣形は通常のものとは違い、連合艦隊専用の陣形【警戒航行序列】が3つ用意されている。
- ブラウザ版にあった第一警戒航行序列(対潜警戒)は未実装。現在までに連合艦隊マップで敵潜水艦は未出現。
特殊陣形 通常対応陣形 オススメ運用 編成条件(第2艦隊の人数) 第二警戒航行序列(前方警戒) 複縦 命中重視? ?(要検証) 第三警戒航行序列(輪形陣) 輪形 敵航空攻撃、空襲、対空カットイン発動率 ?(要検証) 第四警戒航行序列(戦闘隊形) 単縦 通常使用 ?(要検証) - 開幕夜戦マスの場合はこの特殊陣形ではなく、通常の6つ(単縦陣~警戒陣)より選択する。
- 会敵直前の陣形で開戦直後の陣形が変化する。
- 単縦陣→第四警戒航行序列
- 複縦陣→第二警戒航行序列
- 輪形陣→第三警戒航行序列
- 梯形陣→第四警戒航行序列
- 単横陣→?(要検証)
- 警戒陣→?(要検証)
- 陣形変更時の挙動が通常艦隊時と異なる。
- 陣形変更のカットが入り、残り時間減少停止中に変更が完了する。
- 艦隊速度が落ちない。
- そのためMAP移動を輪形陣にし、戦闘開始直後に第四警戒に変更するという手法が使える。(但し戦闘後に単縦陣に戻るため注意)
- 陣形変更後、一定時間陣形を変更できなくなる(5秒程度?)。
- 護衛退避した場合や元から人数が少ない場合、通常陣形と同じく左下の陣形が部分部分で欠ける。
- 陣形の配置は通常艦隊と全然違うので注意が必要。
- 第一艦隊:①②③④⑤⑥
- 第二艦隊:1⃣2⃣3⃣4⃣5⃣6⃣
- 第二警戒航行序列(前方警戒)
3⃣ 1⃣ 4⃣
2⃣
5⃣ 6⃣
① ②
③ ④
⑤ ⑥ - 第三警戒航行序列(輪形陣)
1⃣
2⃣ 3⃣
⑤ ⑥
① ②
③ ④
4⃣ 5⃣
6⃣ - 第四警戒航行序列(戦闘隊形)
1⃣
2⃣ 4⃣ 3⃣
5⃣ 6⃣
⑤
⑥
① ②
③ ④
- 第二警戒航行序列(前方警戒)
護衛退避
艦隊司令部施設による護衛退避は以下の条件で使用可能です。
・第一艦隊の旗艦に「艦隊司令部施設」を装備している
・連合艦隊全体で、駆逐艦2隻と、軽巡洋艦もしくは水上機母艦1隻が編成されている
https://kancolle-a.sega.jp/players/information/200917_1.html
以上の条件を満たし、旗艦以外で大破艦が発生した場合、リザルト画面と「進撃 or 撤退」画面の間に「離脱判定(意見具申)」画面が出てくる。
ここで「退避」を選択すると、大破艦を戦線から離脱させることができる。
「護衛退避が出ない」=「誰も大破していない」ではない。勘違いで大破進軍することの無いよう注意されたし。
- 一度の戦闘で2隻以上大破した艦艇が出ても、1隻しか離脱できない。
- 艦隊司令部施設を装備しているのが第一艦隊旗艦ではない場合も当然ながら護衛退避できない。隊列をこまめに弄る場合はこの点にも注意。
MVP判定に関して
連合艦隊のMVPは以下のように決定されます。
- MVPは第一・第二艦隊それぞれで一番ダメージを与えた艦娘が選ばれる。
- 通常艦隊と同様に、同点の場合は並び順で上の艦が優先される。
- その戦闘で全くダメージを与えなかった艦隊は、全員0点で同点なので旗艦がMVPとなる。
- 開幕夜戦の場合、第一艦隊は支援砲撃で最もダメージを与えた艦がMVPとなる。
- 航空戦のみで敵艦隊を撃滅した場合、第二艦隊はリザルトが表示されず、MVP判定も無く経験値も得られない。
要検証項目
未検証の内容もいまだ多い。
順不同で羅列。
伊良湖二重取り(第拾回期間限定海域で確認)
- 伊良湖(疲労回復アイテム)を取得し、回復の効果が発揮される前に主力艦隊以外の敵艦隊と会敵する。
- 会敵後に疲労が回復する。
- リザルト画面になる前に回復のSEが鳴り、索敵マップに戻ると再度回復の効果が発揮される。
甲標的二射目に第二艦隊も雷撃
- 接敵する敵艦隊に甲標的を触接させ、複数艦隊戦にする。
- 甲標的の二射目が命中する前に、随伴艦隊となった敵艦隊を、雷撃を命中させた上で撃滅する。
- 甲標的の二射目が接敵した敵艦隊に命中すると、第一艦隊の甲標的に加えて、第二艦隊の雷撃可能艦の雷撃も発生する。
攻撃演出の優先順位がおかしい時がある
- 通常は
1. SP砲撃(カットイン砲撃)が発生した
2. 砲撃によって「かばい」が発生した
3. 撃沈/破壊すると戦闘が終了する敵艦を撃沈/破壊した
4. 3.以外の敵艦を撃沈/破壊した
5. 敵艦を中破させた/損害状態にした
6. ダメージを与えただけ
の順に攻撃演出が選択されるが*4、連合艦隊では時々3~5の順位が狂う。