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登場人物

Last-modified: 2019-07-29 (月) 08:39:01

ヘンリー(Henry) Edit

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我らが主人公。スカーリッツ住民。
無敵の戦士にするもよし、言葉巧みな策士にするもよし、冷酷な暗殺者にするもよし、君がヘンリーだ!
鍛冶屋の父であるマーティンの元で見習いをしながら、友人のフリッツ、マシューや恋人のビアンカらと共に穏やかに暮らしていた。
しかし、ハンガリー王ジギスムント配下のマークヴァート(Markvart von Auliz)指揮するクマン人の軍に村を襲撃される。この襲撃でヘンリーの両親含めスカーリッツの住民の多くが虐殺された。
ヘンリーは敵の馬を盗み脱出して、タルンベルグのディヴィシュ卿のもとに逃げ込み、その後紆余曲折を経て、元スカーリッツ領主ラジック・コビラ卿(Sir Radzig Kobyla)の従者になる。

ただの鍛冶屋の息子なので初期能力は非常に低く、序盤は何をしても上手くいかない。育てるパラメータの種類は多いが、それは一度にすべてを上げることを想定したものではなく、ロールプレイに幅をもたせるためのものなので、ゲームクリアのためだけなら、全く上げる必要のないパラメータも幾つか存在する。自分の好みに合ったものを選んで程よく効率的に育てていこう。
当然、善人プレイで窃盗技能を上げるのは至難だし、悪人プレイでは街の評判は犠牲になる。

ラジック卿(Sir Radzig Kobyla) Edit

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歴史に実在するボヘミア王軍の司令官。
ヴァーツラフ王にスカーリッツ銀山を任されていた。クマン軍にスカーリッツを略奪された後は、スカーリッツの残った家臣と難民を連れてラッタイの街に逃れる。リーパ家のハヌシュ卿(Sir Hanush)よりラッタイ下層のピルクシュタイン城を借り受け滞在中。
各地で起こる問題の指揮を取るためにマップ内を転々と飛び回るフットワークの軽い御仁である。報告しろ、という指令が出たときに、会いに行く場所が毎回異なるのでよく確認しよう。
ヴァーツラフ4世直属の王軍の指揮官として、身贔屓されて成り上がった新興貴族なので、他の古参の貴族には敵が多い。
王とのコネを利用してディヴィシュ卿の解放に尽力したので、タルンベルクとの仲は良好ということになっているようだ。主人公の父親マーティンとの間に因縁があり、ラジック卿は彼に借りがあるため、ヘンリーの身柄はラジック卿に預けられている。

テレサ(Theresa ) Edit

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スカーリッツの住人。スカーリッツ襲撃後にヘンリーが、野盗のラント一味に襲われ殺されかけているところを、ロバード卿と共に救出しラッタイ近くの叔父ペシェクの製粉所へ連れていき看病する。
最後のDLCでは彼女を女性主人公として操作できるようになった。
なぜ彼女が崩壊したスカーリッツにいたのか。絶対絶命のピンチからどうやって逃れたかなどの謎もDLCで明らかになった。
彼女はラッテイに移る前から粉ひき所の娘で、他の粉ひき所同様父親もちょっと裏の世界と繋がっていたり、母はおらず粉ひき所で働く兄と鉱山で働く弟がいた。

DLCなしだと正統ヒロインのハズなのだが、いかんせん只の村娘であり、時代背景からしてなかなか活躍しにくいこともあって、メインシナリオにもあまり絡むことが出来ないので、やや影が薄い。
一連のサブクエストが終了した後は、何事もなかったかのように日常の塩対応に戻ってしまっていたが、DLCで大幅にイベントやセリフが増えた。もう増えすぎなほど増えた。多数のデートなども用意されていてやっと正ヒロイン免除と呼べる所までにはなった。ついでに粉ひき所の娘としての逞しさなども明らかとなり、鍵開けなどもできたりする。

マット Edit

テレサDLCと同時に実装された犬の相棒。名前には「雑種犬」の意味合いがあるので、「ワン公」「ノラ」といった類のネーミングである。
スカーリッツ襲撃までは村の肉屋に飼われていたが、瀕死のヘンリーと共にテレサに引き取られてラッテイまでついてきた。
幾つかの命令を覚えさせることで、物を探したり獲物を狩ったり敵と戦わせたり出来るようになる。

マシュー&フリッツ Edit

ヘンリーと愉快な仲間たち。スカーリッツ鉱山で働く大工で、そこそこ腕は立つようなのだが、サボリ癖のある上に悪戯にのみ機転の回るマシューと何事にも考えが足りず乱暴なフリッツのコンビは村で悪評が高い。よく酒場で飲んだくれている。
スカーリッツ襲撃後はサーザヴァ、レデチコ、森の広場亭、そしてDLCのプリビスラヴィッツと、転々と居場所を変え、各地で揉め事を起こしながら暮らしていた。
コミカルな描かれ方をしているものの、先の展開によっては、ハードな選択を迫られることになるため、彼らのイベントを進めるに当たってはそれなりの覚悟が必要となる。リアルDQNのクラスメートの凋落を見ているようで、なかなか心に刺さるものがある。友情ってなんだろう。

スカーリッツ村では、フリッツは貴重なロックピックの供給源である。村が滅びるまで他に入手手段がないので、村と共に消滅する幾つかの箱を開けるためには、関連イベントの順番を調整してフリッツから受け取る必要がある。

ヨハンカ Edit

正ヒロインではなくモブ顔で恋愛イベントもない(恋人が別にいる)くせに、異様なまでの存在感を誇るスカーリッツ幼馴染組の娘。
本編時代から関連クエストの難易度の高さから、女性NPCの影が薄いこのゲームの中でもかなり目立つ部類だったが、テレサDLCにおいて、ヒロインテレサを差し置いて、半分以上をヨハンカ関係のクエで蹂躙したことから、一人飛び抜けて描写の濃い女性キャラクターとなった。
テレサの主張が基本的にマイルドで、ヘンリーの対立軸になることが少ないのに対して、ヨハンカの主張は(道徳的ではあるが)かなり過激で、たびたびヘンリーを振り回すことになる。かなり厳しい言葉で叱られることも多いので、プレイヤーによっては好き嫌いのわかれることであろう。しかし、女性キャラの活躍が薄い中、一人猛然と奮戦しているのは間違いない。

マティアス Edit

マシューやフリッツとつるんでいるスカーリッツ幼馴染組。どちらかというと、フリッツ(ジャイ○ン)とマシュー(ス○夫)に対する○び太ポジ。テレサDLCの前はヨハンカに片思いしているように見えたが、なんとヨハンカの方がマティアスに惚れていたことが明らかになった。設定変わった?
スカーリッツを離れた後は、マシ&フリと離れて一時期マーハジェドの牧場で真面目に働いていた。本編ストーリーの進行によってやがてヨハンカのいるサーザヴァへ移動する。
本編にもDLCにも関わる重要な人物ではあるのだが、役どころが地味過ぎて印象は薄い。DLCでの登場がなければ完全にモブだっただろう。

ハヌシュ卿(Sir Hanush of Leipa) Edit

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歴史に実在するボヘミア貴族。
ラッタイ領の次期領主カポン卿の後見人で現ラッタイ統治者。ラジック卿やディヴィシュ卿とは旧知の仲。
スカーリッツ襲撃後、ラジック卿やその家臣・難民の為、ラッタイに避難所を提供している。

ものすごく口が悪く辛辣に人を煽り罵るが、基本的にその発言内容自体はゲーム内屈指の常識人。治安維持に難民側の仲介役を起用したり、喧嘩の罰が共同作業だったり、外見に似合わず細かな心配りが各方面に行き届いている。脳筋の部下も我儘な甥も辛抱強く面倒を見ており、叱るときは一番にとことん貶すが、褒めるときは一番に手放しで祝ってくれる。
リーパはチェコ有数の大貴族の家系であり、直接の当主ではなく傍系の一時的な管理者ではあるが、ラッタイはゲーム中でGNPが盛られていることもあって、ゲーム内のNPCではトップレベルに影響力が高い。文献によっては立場に矛盾した記述のあるらしい謎の多い人物だが、ラジック卿を匿ったことは史実なので、友好関係があったことは間違いない。
ちなみに、この顔のモデルはゲームの開発者である。

カポン卿(Sir Hans Capon) Edit

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多少名前にアレンジが加わっているが歴史に実在するボヘミア貴族。
ラッタイ次期領主。父である(リーパの)ヘンリー卿が急死した後、王の不在で相続関係の手続きが停止しているため、ハヌシュ卿が後見を務めている。

イヤミなお坊ちゃん役で、主人公を少女漫画のようにいびってくれるが、叱られた内容は納得して受け止める素直な一面も持つ(ただし一晩かかる)。負けず嫌いで事あるごとに勝負を持ちかけ、色々と面倒な人物ではあるが、貴族らしく太っ腹で対価もその都度それなりに払ってはくれるので、態度がデカいのをスルーできれば意外と仲良くなれる。
ちなみに、序盤にカポン卿との弓対決と剣対決に勝つとカポン卿のハンティングボウが貰える。
酒と女と狩りに明け暮れているので、ハヌシュ卿からは度々説教を受けている。母親はポルナ[ボヘミア南部の街]にいるらしい。ただし、会いに行くと人形のように着飾らせて結婚させられるので嫌な様子。
DLC第二弾では彼を中心にストーリーが展開する。

バーナード隊長(Captain Bernard) Edit

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ラッタイ守備隊長。ヘンリーに剣術などの指南をしてくれる。
下級貴族の一員で、ウォルフリンとミロタという従兄弟がいるが、すごく仲が悪い。
ゲーム内では常に悪い知らせをハヌシュ卿に伝える役回りで、恐縮ばかりしているような描写が目立つが、本来は強面の頑固オヤジである。

典型的な脳筋ゴリラで、根本から体育会系の人。初対面で命令違反を複数かましているヘンリーの印象は良くない。バーナードに捜査を任せると全部拷問になる、と遠くの街まで噂になっている。斥候がどんな報告を持ち帰っても突撃の命令を出す。容疑者を連れ帰ると、ヒャッハーと殴りかかって殺してしまう。など、その手の現象が頻発する。

しかし、戦闘訓練の指導は非常に懇切丁寧。村の酔っぱらいにボコボコにされていた鍛冶屋の息子でも、一騎当千の猛者に仕立て上げてくれる。彼の教えるマスターストライクが強すぎるせいで戦闘バランスが崩れているとの声も。
戦闘に勝てないときは、バーナード隊長に会いに行け、がみんなの合言葉。

ディヴィシュ卿(Sir Divish) Edit

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歴史に実在するタルンベルク領主。
スカーリッツ襲撃直後に逃げ込んできたヘンリーを一時的に保護する。主人公の父親にも面識があり、ラジック卿と彼の関係を知っていた。ゲーム内で智将・策略家といった役割を振られている割には各方面で受難が多く、かといって目に見えるシーンでは特に失策を打つこともなく出来るオーラを放っているので、やはり凶悪な運勢の星回りなのだろうと思われる苦労人。妻はステファニー(Lady Stephanie)。
プラハ城伯の肩書を持つ。この時代、ローマが天皇(教皇)のいる京都と考えるとプラハは将軍(皇帝)のいる江戸。そこの防衛を任される城伯なのだから、つまり身分的には先の副将軍の御老公のような立場の人。ただし、お家騒動で焼き討ちにあい、長年幽閉された上に解放の身代金も支払ったので、今実家に戻って必死に復興作業中である。家格ではややリーパに負けるかも知れないが、それでも古い貴族の当主本人であり、自身に役職も付いているので、身分的には妻も含めて他から頭一つ飛び抜けて偉い。
ただ背負った不幸の星のせいで財政的に困窮しているので、影響力では裕福なハヌシュ卿に一歩劣るようだ。

ロバード卿(Sir Robard) Edit

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タルンベルクの守備隊隊長。ヘンリーがタルンベルクに着いた際、クマン軍から受けた矢を抜いてくれた。
ディヴィシュ卿が幽閉された時、残された若きステファニーを連れて避難。囚われた主人を助けるために嫁いだばかりの姫を連れて国中を旅して回った騎士という、小説の主人公のような過去を持つ男。死にかけのヘンリーを間一髪で助けに来たり、チュートリアル後のオープニングシーンで長尺のアップになったりと、出番が少なくても見せ場を心得ているのはやはり前作主人公的な属性か。
奥様が目をつけた若い男には当然良い顔はしていないが、それでも奥様の自由にさせているあたり、やはり7年の苦楽を共にした情があるのかも知れない。

ステファニー夫人(Lady Stephanie) Edit

歴史に実在するタルンベルク領主夫人。
このゲームでは女性NPCの扱いが雑だが、それでもゲーム内に登場する女性NPCの中では他を遠く引き離して頂点に君臨する身分の高さを誇る。
ゲーム内描写からはちょっとふわふわした感じの言動が目立つが、それなりに波乱万丈の人生を送っている。ディヴィシュとの結婚直後にタルンベルクが襲撃され、ロバードと共に夫を解放するため国内を駆け回って協力者を集めた。古参貴族に不人気なはずのラジック卿との関係も、この辺りの形振り構わぬ夫人の行動が縁になっているのかもしれない。
ゲーム内では流産したことによって子はいないことになっているが、史実のディヴィシュ卿には数名息子がいて跡を継いでいる。先妻や妾の子という可能性もあるが、ディヴィシュの死後、タルンベルクは一旦ステファニーに相続され、その後息子に渡されるのはゲーム時代から数えて15年ほど後なので、遅く出来た息子の成人待ちだったということも有り得る。
つまり、XXXの息子である可能性が微レ存?

ゴドウィン神父 Edit

ウズヒッツにある聖マリアン教会の教区司祭。本来は脇役モブの立ち位置のハズだが、オリジナルボイス&顔モデル&エロイベントムービーが用意された優遇キャラである。DLCのカポン君ですら本番シーンは声だけなのに。その言動のインパクトで彼のイベントがゲーム内でもっとも印象深かったと言う人も多い。
初見では僧服を着て木刀で素振りをしている、一見ただ者ではないオーラをまとった爺さんだが、本当にただ者ではない。
ただし、彼のイベントはメインストーリーで彼の説得に失敗するところから始まるので、彼に出会う前にレベルを上げすぎていると見過ごしてしまうこともある。件のイベント以外では、基本的にとてもまともな態度しか見せないので、見逃したか否かで彼の印象は大きく変わることだろう。

ニコデモス修道士 Edit

サーザヴァ修道院の診療所の責任者。モブ顔ではあるが、製作者側はかなり気に入っているようで、なかなか重要な役どころで渋い活躍を見せる。
ヨハンカを助手にしてひたすらスカーリッツ負傷者の手当てをしたり、各地に出張して診察や治療を行ったりしている。
プレイヤーから見ても、なかなか重要な便利キャラであり、修道院自体の立地、ファストトラベルポイントや錬金設備からの距離に加えて、全ての種類のアイテムを買い取ることが出来るため、非常に重宝する。在庫のトランクも診療所内にあるので、夜の間に鍵を開けて適当なゴミを詰め込んでおけば、勝手に換金してくれるので簡単。

ペシェク Edit

テレサの叔父。ラッテイ水車の粉挽き。通称ジャムおじさん。パン屋ではない。
ゲームのチュートリアルを終えて、まともに生きていこうとするプレイヤーたちを、いきなり悪の道へ引きずり込むワルい大人。
相棒のヴォイツェックのイベントが没になって出番がかなり減ってしまった。しかし、自由行動開始直後の盗品買い取り、ファストトラベル位置に近い無料拠点、手取り腰取り丁寧な犯罪指導、そしてほぼ専用ともいえる胡散臭いBGMによって、プレイヤーたちに強烈な印象を残していく。
トーナメントのイベントも、没データのセリフを見る限り、出場者の中から優勝しそうな選手を選んで賭ける形式だったらしい。いろいろと目立たせるネタはあったが、運に恵まれなかったようだ。

アンドリュー Edit

森の広場亭の主人。ゴドウィンと違ってエロイベントはないが、オリジナルボイス&顔モデルの持ち主。影の薄いマティアスを蹴り落として、マシュー&フリッツと共に愉快な仲間たちトリオを形成している。マシ&フリのイベントを進める前から、既に単体で胡散臭い波動を放っているが、三人が揃ったときは、非常に大掛かりかつ薄汚い外道クエストを繰り広げてくれる。
金だけとってアイテムを渡さないバグや、絞首刑になっても何事もなかったかのように復活するバグなどで、悪名を轟かせていたが、最近少しずつ訂正された上に、昼メシをタダで奢ってくれるオプションまでついたので、やや角が取れて人柄が丸くなったように思える。ちなみにタダ飯の条件は、彼の誘いに乗ってマシューとフリッツを殺すことである。あ、丸くなってねーわ。

ペテン師 Edit

カポンDLCの第二の主役。ペシェクやアンドリューとは違った方向性の胡散臭い言動が制作陣のお気に入りらしく、本名すら不明なのにやたら露出が多い上、彼のみが扱っている効果のない謎アイテムが非常に多い。そのほとんどは、ゲーム中に何一つも利用価値がないフレーバーアイテム。彼一人の演出のために非常に多くのリソースが割り振られている。
DLC以前にも主役を張るサブクエストがあり、屋台の荷車だけを持って世界を放浪していると言いながら、サーザヴァではかなりの豪邸に住んでいる。サブイベント中にレデチコへと移動し、以降マップ中央の立地で怪しい商売を続けるようになる。

トビアス・フェイファー Edit

スカーリッツ鉱山の機械技師。スカーリッツの民間人の中では一番の金持ち。独身。
チュートリアル中のスカーリッツ内では、主人公ヘンリーの両親・恋人・友人・師匠に加えて、このトビアスが攻撃不能のVIP扱いをされていたにも関わらず特にイベントもなかったので謎の人物だったが、物語後半になると、主人公の知識・技術的な面でのサポート役として活躍する。またテレサDLCでもなかなか大きな役割を与えられており、単なる背景描写だった村のダンスや、なぜあの日スカーリッツの酒場にいる必要があったのか等、物語を織りなす糸に密接に関わっていたことが分かる。

コンラート・キーザー Edit

オリジナルボイス&顔モデルが用意されているが、あまり出番はない。なぜに?と思ったら、本国でそこそこ有名な俳優さんらしい。ゲスト出演的な。
キャラクター的には史実に実在した兵器学者で、中世の戦争機械についてまとめた「ベリフォルティス」という本の著者。平賀源内くらいに思っておけばよいと思われる。多分。
彼が「ロケット」について言及している部分があるが、ロケットの発明及び名付け自体は彼ではなくイタリアの科学者のものである。だが、ボヘミアまで普及してはいなくとも、彼の時代に既に発明されていたこと自体は間違いないので、「キーザーも専門家だから最先端の情報をいち早く入手していた」という設定で言わせてみたのだろう。

ラント(Runt) Edit

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スカリッツ襲撃後に死体あさりをしていた野盗のボス。両親を埋葬しに戻ったヘンリーを襲い、ヘンリーの父の最後の作品であるラジック卿の剣を奪う。
プリビスラヴィッツの廃村を拠点に、各地でゲリラ活動をしている。
物語中盤で必ず再戦することになる。実はこのゲームではこの男以外は(自分の手で)殺さずにクリアすることが可能である。実績解除の条件でもラントだけ例外、となっているが、かと言って戦闘を回避し続けているとラントに勝てないので、しっかりと訓練をしておこう。

マークヴァート・フォン・オーリッツ(Markvart von Auliz) Edit

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ジギスムント配下の騎士。クマン軍を率いてスカーリッツを襲撃した。
主人公ヘンリーの両親の仇である。

ジギスムント(Sigismund) Edit

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後の神聖ローマ帝国ルクセンブルク家第3代の皇帝(在位:1433年 - 1437年)
ルクセンブルク公(在位:1378年 - 1388年)
ブランデンブルク選帝侯(在位:1378年 - 1388年、1411年 - 1415年)
ハンガリー王(在位:1387年 - 1437年)
第4代ローマ王(在位:1410年 - 1437年)
ボヘミア王(在位:1419年 - 1437年)

事の発端を起こした後のHRE皇帝様。ボヘミア人には「レッドフォックス」と呼ばれていたらしい。

ヨーロッパ全域を支配した元祖ローマ帝国は緩やかに東西に分裂したが、この時代には、西半分は既にゲルマン系王朝の連合体に乗っ取られ、神聖ローマ帝国と名を変えている。残った東半分は急激に成長してきたイスラム教のオスマン帝国(トルコ周辺)に攻め込まれ、滅亡の危機に瀕している。

神聖ローマ皇帝兼ボヘミア王ヴァーツラフの異母弟ジギスムントは、婿養子としてハンガリーの王となり、眼前に迫るオスマン帝国と睨み合っている。滅びに瀕した東ローマからイスラム勢力を追い払う為、七年前に『ニコポリスの戦い』で神聖ローマ帝国軍の総大将として最前線で戦ったが、ローマ側連合軍の足並みが揃わず大敗した。ちなみにヴァーツラフは同じ頃、賄賂人事のスキャンダルで炎上して、弟に助けを求めている(当然ジギスムントはそれどころではない)。よって、ジギスムントはオスマンの逆襲に備えるため、役に立たない兄を排除して帝国内の権力を掌握することを狙っている。

ジギスムントが雇用するクマン人部隊は、一つ時代が昔のチンギス・ハン率いるタタール人のモンゴル帝国に国を滅ぼされハンガリーに流れてきたキプチャク(カザフスタン周辺)難民の子孫。ゲーム内で彼らが話している言語はキプチャクのものではなくハンガリー語である。ジギスムントは国内に溢れた難民をまとめて安く雇用し、政敵の土地へ特攻させて口減らしを兼ねているのである。実際にモンゴル帝国に征服されてタタール軍にもキプチャクが組み込まれているので、ローマ帝国内では区別の付いていない者も多い。魔王チンギス様があまりの暴虐で有名なので、馬に乗って攻めてきた謎の軍を、序盤の主人公がタタールではないかと推測しているのもそのせい。

この後、ジギスムントは分裂した教会の権威をまとめるためにヤン・フスの処刑に関わったことで、プロテスタントの先駆けともなるフス戦争の泥沼に足を踏み入れることになる。史実では、ジギスムントが帝国の覇権を握った後も、彼のやり口に怒り心頭のボヘミア国内勢力はゲリラ戦を延々と続けてまとまらず、東ローマ帝国はオスマン帝国にトドメをさされて完全に滅亡し、古代ローマの系統は途絶えた。

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ヴァーツラフ Edit

主人公軍の王様だが、弟であるジギスムントに捕縛されているのでゲーム中で姿を見せることはない。
ラジック卿を贔屓して王軍指揮官の地位につけたが、そのため古参の有力貴族からは反感を買った。
昔は真面目に王様をやろうとしたこともあったらしいが、足の引っ張りに嫌気が差して投げ出してしまい、遊び呆けていた。
ゲームの基盤となる大騒動の原因となった人物である。
余談だが、wikipediaではヴェンツェルおよびヴァーツラフ、PC版日本語訳ではヴァーツラフだがセリフではヴェンツェスラウス
PS4日本語版ではヴェンツェスラウス(ベンツェスラウス)と名前の表記が一貫しないせいで検索しにくい。

ヨープスト Edit

ジギスムントとヴァーツラフの従兄弟。ボヘミアの隣のモラヴィア辺境伯。ボヘミアとモラヴィアを足したのが大体今のチェコである。
あっちについたりこっちについたりフラフラしながら、二人の抗争を煽り立てている。野心あふれる謀略家で、被害者も各方面に多数。
専用の役者を立ててオリジナルボイス&顔モデルが用意されているが、エピローグにちょろっとしか出てこない。
ゲームがシナリオの途中で分割されてしまったおかげだろう。次回作での活躍に期待。