サー・ハンデルのけびょう

Last-modified: 2019-01-28 (月) 21:34:41

「うーん、気持ちが悪いよ~・・・。」
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日本版タイトルサー・ハンデルのけびょう
英語版タイトルTrucks!/Rusty Helps Peter Sam
脚本ウィルバート・オードリー
対応原作・第14巻『小さなふるい機関車』(第1話『あっ、貨車が!/ピーター・サムとラスティー』)
放送日・1994年7月26日(英国)
・1996年5月1日(オーストラリア)
・1996年10月14日(米国)
・1998年1月23日(ドイツ)
・2009年7月27日(ハンガリー)
話数94
この話の主役サー・ハンデル
登場キャラクターAゴードンサー・ハンデルピーター・サムラスティーハロルド狭軌のスレート貨車(タイプ1)
登場キャラクターBスカーロイ鉄道の青い客車?
登場キャラクターCトーマスパーシーデュークレニアス
登場人物Aトップハム・ハット卿ラスティーの機関士
登場人物Bピーター・サムの機関士トップハム・ハット卿の付き人ジェレマイア・ジョブリングスカーロイ駅長スカーロイ駅の駅員
登場人物Cサー・ハンデルの機関士サー・ハンデルの機関助手ピーター・サムの整備員?スカーロイ鉄道のスレート採石場の作業員?
登場人物
(原作のみ)
サー・ハンデル・ブラウン一世
登場スポットスカーロイ駅
レニアス高架橋
崖淵の線路?
スカーロイ鉄道の機関庫
スカーロイ鉄道のスレート採石場
あらすじ貨車牽引したくないサー・ハンデルは、仮病の使い方をゴードンに教わり、早速仕事をずる休みしてピーター・サムに交代して貰う。だが、その所為でピーター・サム石切場貨車達と激突し傷だらけになり…。
メモラスティーピーター・サムの整備員?、初登場。
ハロルド、初めてラスティーと会話する。
サー・ハンデル前々回に続いてゴードンと会話する。
龍田直樹さんと里内信夫さん、3話連続の共演となる。
トーマスデュークレニアスがカメオ出演している。
・一部の台詞で、何故か名前を伏せられているハロルドラスティー
・初めて、体調不良になるピーター・サム
・珍しく中島千里さんが貨車の声を担当する。
・修理中の筈のレニアスが列車を牽引している*1
・ラストでハロルドに自分に言った台詞をそのままそっくり返すラスティー
・未公開シーンが多数存在する*2
ジェームス続き、他人に仕事を押し付けるサー・ハンデル
サー・ハンデルピーター・サムを大怪我させた事よりも、仮病を使った事を説教するトップハム・ハット卿
・この話は次回の『なつかしのわがや』に続く。
・米国版では、貨車がロープを切り離すシーンからピーター・サムの事故シーンまでのBGMが流れず、ピーター・サムの汽笛が差し替えられている*3
ゴードンサー・ハンデルは会話シーンはこの話から暫くの間はお預けとなる。
台詞ナレーター「何時もの路線を機関車達が走っていると、爽やかな空気に乗ってお馴染みの音が響いてきた。観光客で賑わう山や湖をヘリコプターハロルドがパトロールしているのだ。」
ハロルド「全て異常なし!此れから基地に戻る!」
ナレーター「その時ハロルドは或る物に気づいた。ガッシリしたディーゼルが山の斜面を走っているのだ。彼はもっと良く調べようと低空飛行をした。」
ハロルド「僕はハロルドの名前は?」
ラスティー「僕はラスティーって言うんだ。」(初台詞)
ハロルド「見慣れない顔だね、ここに来た目的は?」
ラスティートップハム・ハット卿が「此処を手伝う様に」って、僕をよこしたんだ。」
ナレーターにはヘリコプターとお喋りしている暇は無かった。」
ハロルド「よろしい!これからも良い仕事をしたまえ!」
ラスティー「ふん・・・!お高く止まったヘリだ・・・!」
ラスティーの機関士「我慢しろよ。後ちょっとだから。・・・もうすぐ頂上の駅だ。」(初台詞)
ナレーターピーター・サムサー・ハンデルは、ラスティーが来るのを楽しみにしていたが、それでも、サー・ハンデルは文句ばっかり言っている。貨車サー・ハンデルが嫌いだ。悪戯しい程ウズウズしている。」
ゴードン「誰も俺達の苦労を解っちゃくれない。なあ、病気になっちまえば、貨車の移動もしなくて済むぜぇ。」
サー・ハンデル「そりゃグッドアイディアだね!やってみるよ!」
ナレーター「翌朝は仮病を使った。」
サー・ハンデル「うーん、気持ちが悪いよ~・・・。」
ナレーター「時間が無いので、彼の貨車は急いでピーター・サム客車?に連結された。残りの貨車は、ラスティーが引き受ける。ピーター・サムは仕事が増えても平気だ。客車?を駅に置くと、楽しそうに貨車を石切場へと押した。まもなく、貨車を使っている石切場に到着した。スロープの下の空っぽの貨車にロープが引っ掛けられる。ロープは、石を積んだ貨車に繋がっている。上の貨車が降始めると、その重みで空っぽの貨車が引き上げられる仕組みだ。ピーター・サムはスロープの下で石を積んだ貨車を待っていた。貨車が暴走しなければ、衝突しない。だが、石を積んだ貨車ピーター・サムサー・ハンデルだと勘違いした。」
貨車「悪戯するチャンスだ・・・!・・・早く!早く登れよ!」(初台詞)
貨車「だめだ、だめだってば!下にいるのは、ピーター・サムだ!!」(初台詞)
ナレーター「だが、もう遅かった。」
貨車「それ行けっ!」(最後の台詞)
ナレーターピーター・サムは、目をつぶった。」
ピーター・サム「うーっ!痛いよぉ、助けてよぉ!」
ナレーター「近くで働いていたラスティーが後片付けにやって来た。」
ラスティー「うわぁ~、酷いや・・・!!めちゃめちゃじゃ無いか・・・!!・・・待ってろよピーター・サム、今、助けてやるからな!」
ナレーターピーター・サムは、ぼろぼろだ。煙突は曲がり、ボイラーも経込んでいる。」
ピーター・サム「ありがとうラスティー・・・!うぅっ・・・!」
ナレーターは、溜め息をつくとのろのろと帰って行った。」
サー・ハンデル「大変な事故だったなぁ。僕はいつも後ろで待ってるんだ。貨車に嫌われてるからね。」
ピーター・サム「どうして注意してくれなかったの!」
サー・ハンデル「考えなかった~。」
トップハム・ハット卿お前はいつもそうだ!!此れからピーター・サムの分まで働いてじっくり考えたまえ!此れは仮病を使ったお仕置きだ!」
ナレーター「とりあえずは、ゴードンの事を思い出した。・・・残骸を綺麗に片付けると、ラスティーは、石切場を出発した。」
ハロルド「やあか!また会えて嬉しいよ!夕方のパトロールを終える所なんだ。」
ラスティー「宜しい。此れからも良い仕事をしたまえ。」
ナレーター小さなディーゼルは、家路を急いだ。」
原作との相違点・原作にはハロルドの出番が無く、ゴードンサー・ハンデルの会話から物語が始まる。
・事故に遭ったピーター・サムの壊れ具合が、原作絵本より相当酷くなっている。
・原作では、サー・ハンデルゴードンに文句を言おうとしていたが、TV版ではゴードンの事を思い出しただけである。
・原作では、サー・ハンデル重役から説教を受けた後に、ゴードンの事を思い出している場面で物語が終わっている。
英国CVナレーターマイケル・アンジェリス
米国CVナレータージョージ・カーリン
日本CVナレーター森本レオ
ゴードン内海賢二
サー・ハンデル龍田直樹
ピーター・サム里内信夫
ラスティー石川英郎
狭軌のスレート貨車(タイプ1)A(石材を積んだスレート貨車):中島千里
狭軌のスレート貨車(タイプ1)B:高戸靖広
ハロルド佐藤浩之
トップハムハット卿宮内幸平
ラスティーの機関士小林俊夫
シリーズ前回からかわれたピーター・サム
シリーズ次回なつかしのわがや
原作前回あっ、貨車が!
原作次回かえってきたスカーロイ
参照画像・参照はサー・ハンデルのけびょう/画像?

*1 この矛盾は後に発生する。
*2 一部のシーンは楽曲『そらのヒーロー ハロルド』と『じこはおこるさ』で使われている。
*3 トーマスの汽笛に近い音。