日本版タイトル | わがままなきかんしゃ |
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英語版タイトル | A Bad Day for Sir Handel |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
対応原作 | ・第10巻『四だいの小さな機関車』 (第2話『機関車サー・ハンドル/機関車サー・ハンデル』 |
話数 | 92 |
放送日 | ・1995年10月23日(英国) ・1996年4月29日(オーストラリア) ・1996年10月26日(米国) ・1998年6月17日(ドイツ) ・2009年7月26日(ハンガリー) ・ |
この話の主役 | サー・ハンデル |
登場キャラクターA | サー・ハンデル、ピーター・サム、ゴードン、スカーロイ鉄道の赤い客車?&スカーロイ鉄道の青い客車?(原作ではアグネス、ルース、ルーシー、ジェマイマ、ビアトリス) |
登場キャラクターB | スカーロイ、レニアス、スカーロイ鉄道の緑の客車? |
登場キャラクターC | トーマス、パーシー |
登場人物A | トップハム・ハット卿、スカーロイの機関士、スカーロイの機関助手、サー・ハンデルの機関士、サー・ハンデルの機関助手 (原作のみ:ミスター・ピーター・サム) |
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、スカーロイ駅長、レニアスの機関士 |
登場人物C | クロバンズ・ゲート駅長、スカーロイ鉄道の乗客、ゴードンの機関士、サー・ハンデルの車掌、作業員 |
登場人物D | スカーロイ鉄道の支配人 |
登場スポット | ・レイクサイド分岐点 ・レイクサイド橋 ・スカーロイ橋 ・ソドー城 ・レイクサイド駅 ・スカーロイ鉄道の機関庫 ・クロバンズ・ゲート駅 ・崖淵の線路? ・スカーロイ駅 |
あらすじ | ・スカーロイとレニアスの元に2台の助っ人の機関車のピーター・サムとサー・ハンデルがやってきます。しかし、不平不満なサー・ハンデルは貨車を牽くのを嫌がって態と脱線します。 |
メモ | ・タイトルに『~なきかんしゃ』と入るのは第3シーズン『ゴードンとゆうめいなきかんしゃ』に続いて2回目である。 ・ピーター・サムとサー・ハンデルがスカーロイ鉄道に来て間もない頃の出来事だが、2台が今回スカーロイとは初対面で描かれている事と、前回修理に出された筈のスカーロイが機関庫に留まっている事は時系列上矛盾になっている。 ・風間信彦さんがボイスキャストに参加する最終の話でもある。 ・スカーロイを「ゴミ」呼ばわりするサー・ハンデルを咎めながらも、スカーロイに「本当はいい奴」と話すピーター・サム*1。 ・サー・ハンデル、初めてゴードンと会話する*2。 ・ゴードン、第3シーズン『やったねビルとベン』に続いて赤い急行客車を牽引している。 ・ゴードンの牽引する赤い急行客車を「かっこいい」と褒めるサー・ハンデル。 ・今回、スカーロイとレニアスは台詞なし。 ・サー・ハンデルを「あんた」と呼ぶゴードン。 ・サー・ハンデルの話に、呆気に取られるゴードン。 ・この話は次回の『からかわれたピーター・サム』に続く。 |
台詞 | ・ナレーター「スカーロイとレニアスの居る鉄道は、山は湖を縫う様に走っている。客車は観光客で一杯、二台の機関車は雨の日や晴れの日も誇りを持って働いてる。彼らは乗客を大切にしたが、年の所為か疲れ易くなっていた。機関士はそれさ知って労わる様に声を掛けた。」 ・スカーロイの機関助手「こんなに仕事が多くちゃ、お前達もさぞ辛かったろう。」(初台詞) ・スカーロイの機関士「支配人が、助っ人の機関車を二台寄越すそうだ。」 ・ナレーター「それを聞いて、スカーロイとレニアスは喜んだ、そして新入りを大歓迎すると約束した。サー・ハンデルとピーター・サム到着するやら機関庫を見て驚いた。」 ・サー・ハンデル「何だこりゃぁ!?ちっぽけな機関庫だなぁ~、お話にならないよ!こんな掘っ建て小屋、僕には住めないね!」(サー・ハンデルとしての初台詞) ・ピーター・サム「どうして?僕は良いと思うけどなぁ。」(ピーター・サムとしての初台詞) ・サー・ハンデル「はっ、寝ぼけた事を!あのゴミは何だい?」 ・ピーター・サム「シーッ、失礼だよ!あれがスカーロイだ、有名だよ。」 ・ナレーター「ピーター・サムが、謝った。」 ・ピーター・サム「すいませんスカーロイ、彼、機嫌が悪いもんで。でも、本当はいい奴なんです。」 ・ナレーター「スカーロイはピーター・サムを同情した。」 ・サー・ハンデルの機関助手「サー・ハンデル、ぼつぼつ仕事に取り掛かるぞ。」(初台詞) ・サー・ハンデル「僕は疲れてるからピーター・サムにして下さい。喜んで行きますよ。」 ・サー・ハンデルの機関助手「ダメだ、お前さんが先だよ。」(最後の台詞) ・ナレーター「サー・ハンデルはしぶしぶ客車を取りに行った。彼は客車も気に入らなかった。」 ・サー・ハンデル「何てこった。これじゃまるで家畜用の貨車じゃないか・・・!!」 ・赤客車?「そんな!!なんて失礼な事を・・・!!」(最後の台詞) ・青客車?「嫌味な野郎・・・!」(初台詞) ・サー・ハンデル「こんなの初めてだよ。全くイモなんだから!」 ・ナレーター「彼がホームに入ると、丁度ゴードンが到着した。」 ・サー・ハンデル「やあ、君は誰だい?」 ・ゴードン「俺はゴードンだ。そう言うあんたは誰だ?」 ・サー・ハンデル「僕はサー・ハンデル。君の事は聞いてるよ、君も急行を牽いてるんだろ?僕も前はかっこいい客車を牽いてたんだけどね。君のはどう?・・・まあ、かっこいいじゃない。おっと、お喋りどころじゃない。時間厳守!時間厳守!」 ・ナレーター「ゴードンは、呆気に取られた。・・・派手に蒸気を撒き散らしながら、客車はプンプン怒って走っていく。・・・頂上に着いても、彼はまだ怒っている。休憩したかったが、機関士がこう言った。」 ・サー・ハンデルの機関士「客車?を置いて、石切場へ貨車を取りに行こう。」 ・サー・ハンデル「貨車だって!?僕は嫌だね!誰が貨車なんか引っ張るもんか!!」 ・ナレーター「サー・ハンデルは、わざと事故を起こす事にした・・・!」 ・サー・ハンデル「言ったろ?嫌な物は嫌なのさ!!」 ・ナレーター「作業員が到着する頃には、流石のサー・ハンデルでも少し恥ずかしくなっていた。悪い所には、トップハム・ハット卿も一緒にいる。彼はぶっきらぼうにこう言った。」 ・トップハム・ハット卿「後で話がある!」 ・ナレーター「そしてトップハム・ハット卿は帰っていた。サー・ハンデルはいたためない。」 ・サー・ハンデルの機関士「さあ動いた!動いた!お前を線路に戻さなきゃ。」(最後の台詞) ・ナレーター「サー・ハンデルが機関庫に戻って来ると、トップハム・ハット卿が待っていた。」 ・トップハム・ハット卿「全くお前はわがままな奴だ、今度外へ出る時はもっとお行儀よくしたまえ!」 ・ナレーター「お小言を言われて、サー・ハンデルも少しは大人しくなるんじゃないかな?」 |
原作との相違点 | ・スカーロイ鉄道の客車は原作絵本では女性だが、人形劇では男性である。また、原作絵本では青い客車?のみの登場だったが、人形劇では赤い客車?と緑の客車?も登場している。 ・原作ではアグネスとルースとルーシーとジェマイマとビアトリスが復讐としてサー・ハンデルが走るのを妨害し、機関士と助手が砂を巻いてようやく走れる場面が存在する。 ・貨車を牽かされそうになったサー・ハンデルがわざと脱線するのは、原作では数日後の出来事である。 ・原作ではサー・ハンデルは二度もほっそり重役に怒鳴られる。 |
英国CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス |
米国CV | ・ナレーター:ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・サー・ハンデル:龍田直樹 ・ピーター・サム:里内信夫 ・ゴードン:内海賢二 ・スカーロイ鉄道の赤い客車?:高戸靖広 ・スカーロイ鉄道の青い客車?:石川英郎 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・スカーロイの機関士/スカーロイの機関助手/サー・ハンデルの機関士:風間信彦 ・サー・ハンデルの機関助手:田中亮一 |
シリーズ前回 | がんばりやのスカーロイ |
シリーズ次回 | からかわれたピーター・サム |
原作前回 | スカーロイのおもいで |
原作次回 | ピーター・サムのしっぱい |
参照画像 | 参照はわがままなきかんしゃ/画像? |