わがままなきかんしゃ

Last-modified: 2019-01-28 (月) 21:34:08

「俺はゴードンだ。そういうあんたは誰だ?」
わがままなきかんしゃ

日本版タイトルわがままなきかんしゃ
英語版タイトルA Bad Day for Sir Handel
脚本ウィルバート・オードリー
対応原作・第10巻『四だいの小さな機関車
(第2話『機関車サー・ハンドル/機関車サー・ハンデル』
話数92
放送日・1995年10月23日(英国)
・1996年4月29日(オーストラリア)
・1996年10月26日(米国)
・1998年6月17日(ドイツ)
・2009年7月26日(ハンガリー)
この話の主役サー・ハンデル
登場キャラクターAサー・ハンデルピーター・サムゴードンスカーロイ鉄道の赤い客車?スカーロイ鉄道の青い客車?(原作ではアグネスルースルーシージェマイマビアトリス
登場キャラクターBスカーロイレニアススカーロイ鉄道の緑の客車?
登場キャラクターCトーマスパーシー
登場人物Aトップハム・ハット卿スカーロイの機関士スカーロイの機関助手サー・ハンデルの機関士サー・ハンデルの機関助手
(原作のみ:ミスター・ピーター・サム
登場人物Bトップハム・ハット卿の付き人スカーロイ駅長レニアスの機関士
登場人物Cクロバンズ・ゲート駅長スカーロイ鉄道の乗客ゴードンの機関士サー・ハンデルの車掌作業員
登場人物Dスカーロイ鉄道の支配人
登場スポットレイクサイド分岐点
レイクサイド橋
スカーロイ橋
ソドー城
レイクサイド駅
スカーロイ鉄道の機関庫
クロバンズ・ゲート駅
崖淵の線路?
スカーロイ駅
あらすじスカーロイレニアスの元に2台の助っ人の機関車のピーター・サムサー・ハンデルがやってきます。しかし、不平不満なサー・ハンデル貨車を牽くのを嫌がって態と脱線します。
メモ・タイトルに『~なきかんしゃ』と入るのは第3シーズンゴードンとゆうめいなきかんしゃ』に続いて2回目である。
ピーター・サムサー・ハンデルスカーロイ鉄道に来て間もない頃の出来事だが、2台が今回スカーロイとは初対面で描かれている事と、前回修理に出された筈のスカーロイが機関庫に留まっている事は時系列上矛盾になっている。
風間信彦さんがボイスキャストに参加する最終の話でもある。
スカーロイを「ゴミ」呼ばわりするサー・ハンデルを咎めながらも、スカーロイに「本当はいい奴」と話すピーター・サム*1
サー・ハンデル、初めてゴードンと会話する*2
ゴードン第3シーズンやったねビルとベン』に続いて赤い急行客車を牽引している。
ゴードンの牽引する赤い急行客車を「かっこいい」と褒めるサー・ハンデル
・今回、スカーロイレニアスは台詞なし。
サー・ハンデルを「あんた」と呼ぶゴードン
サー・ハンデルの話に、呆気に取られるゴードン
・この話は次回の『からかわれたピーター・サム』に続く。
台詞ナレータースカーロイレニアスの居る鉄道は、山は湖を縫う様に走っている。客車は観光客で一杯、二台の機関車は雨の日や晴れの日も誇りを持って働いてる。彼らは乗客を大切にしたが、年の所為か疲れ易くなっていた。機関士はそれさ知って労わる様に声を掛けた。」
スカーロイの機関助手「こんなに仕事が多くちゃ、お前もさぞ辛かったろう。」(初台詞)
スカーロイの機関士支配人が、助っ人の機関車を寄越すそうだ。」
ナレーター「それを聞いて、スカーロイレニアスは喜んだ、そして新入りを大歓迎すると約束した。サー・ハンデルピーター・サム到着するやら機関庫を見て驚いた。」
サー・ハンデル「何だこりゃぁ!?ちっぽけな機関庫だなぁ~、お話にならないよ!こんな掘っ建て小屋、僕には住めないね!」(サー・ハンデルとしての初台詞)
ピーター・サム「どうして?僕は良いと思うけどなぁ。」(ピーター・サムとしての初台詞)
サー・ハンデル「はっ、寝ぼけた事を!あのゴミは何だい?」
ピーター・サム「シーッ、失礼だよ!あれがスカーロイだ、有名だよ。」
ナレーターピーター・サムが、謝った。」
ピーター・サム「すいませんスカーロイ、機嫌が悪いもんで。でも、本当はいい奴なんです。」
ナレータースカーロイピーター・サムを同情した。」
サー・ハンデルの機関助手サー・ハンデル、ぼつぼつ仕事に取り掛かるぞ。」(初台詞)
サー・ハンデル「僕は疲れてるからピーター・サムにして下さい。喜んで行きますよ。」
サー・ハンデルの機関助手「ダメだ、お前さんが先だよ。」(最後の台詞)
ナレーターサー・ハンデルはしぶしぶ客車を取りに行った。彼は客車も気に入らなかった。」
サー・ハンデル「何てこった。これじゃまるで家畜用の貨車じゃないか・・・!!」
赤客車?「そんな!!なんて失礼な事を・・・!!」(最後の台詞)
青客車?「嫌味な野郎・・・!」(初台詞)
サー・ハンデル「こんなの初めてだよ。全くイモなんだから!」
ナレーターがホームに入ると、丁度ゴードンが到着した。」
サー・ハンデル「やあ、は誰だい?」
ゴードン「俺はゴードンだ。そう言うあんたは誰だ?」
サー・ハンデル「僕はサー・ハンデルの事は聞いてるよ、急行を牽いてるんだろ?僕も前はかっこいい客車を牽いてたんだけどね。のはどう?・・・まあ、かっこいいじゃない。おっと、お喋りどころじゃない。時間厳守!時間厳守!」
ナレーターゴードンは、呆気に取られた。・・・派手に蒸気を撒き散らしながら、客車はプンプン怒って走っていく。・・・頂上に着いても、はまだ怒っている。休憩したかったが、機関士がこう言った。」
サー・ハンデルの機関士客車?を置いて、石切場貨車を取りに行こう。」
サー・ハンデル貨車だって!?僕は嫌だね!誰が貨車なんか引っ張るもんか!!」
ナレーターサー・ハンデルは、わざと事故を起こす事にした・・・!」
サー・ハンデル「言ったろ?嫌な物は嫌なのさ!!」
ナレーター作業員が到着する頃には、流石のサー・ハンデルでも少し恥ずかしくなっていた。悪い所には、トップハム・ハット卿も一緒にいる。彼はぶっきらぼうにこう言った。」
トップハム・ハット卿「後で話がある!」
ナレーター「そしてトップハム・ハット卿は帰っていた。サー・ハンデルはいたためない。」
サー・ハンデルの機関士「さあ動いた!動いた!お前を線路に戻さなきゃ。」(最後の台詞)
ナレーターサー・ハンデル機関庫に戻って来ると、トップハム・ハット卿が待っていた。」
トップハム・ハット卿「全くお前はわがままな奴だ、今度外へ出る時はもっとお行儀よくしたまえ!」
ナレーター「お小言を言われて、サー・ハンデルも少しは大人しくなるんじゃないかな?」
原作との相違点・スカーロイ鉄道の客車は原作絵本では女性だが、人形劇では男性である。また、原作絵本では青い客車?のみの登場だったが、人形劇では赤い客車?の客車?も登場している。
・原作ではアグネスルースルーシージェマイマビアトリスが復讐としてサー・ハンデルが走るのを妨害し、機関士と助手が砂を巻いてようやく走れる場面が存在する。
・貨車を牽かされそうになったサー・ハンデルがわざと脱線するのは、原作では数日後の出来事である。
・原作ではサー・ハンデルは二度もほっそり重役に怒鳴られる。
英国CVナレーターマイケル・アンジェリス
米国CVナレータージョージ・カーリン
日本CVナレーター森本レオ
サー・ハンデル龍田直樹
ピーター・サム里内信夫
ゴードン内海賢二
スカーロイ鉄道の赤い客車?高戸靖広
スカーロイ鉄道の青い客車?石川英郎
トップハム・ハット卿宮内幸平
スカーロイの機関士/スカーロイの機関助手/サー・ハンデルの機関士風間信彦
サー・ハンデルの機関助手田中亮一
シリーズ前回がんばりやのスカーロイ
シリーズ次回からかわれたピーター・サム
原作前回スカーロイのおもいで
原作次回ピーター・サムのしっぱい
参照画像参照はわがままなきかんしゃ/画像?

*1 また、その時のシーンをよく見るとカメオ出演のパーシーがバック走行しているのがわかる。
*2 お互いの名前をこの話で覚えたらしい。