ジェームスは2ばんめ

Last-modified: 2019-02-02 (土) 21:47:39

ジェームスは2ばんめ

日本版タイトルジェームスは2ばんめ
英語版タイトルJames the Second Best
脚本ポール・ラーソン?
放送日・2006年9月17日(英国)
・2006年12月3日(米国)
・2007年6月19日(ドイツ)
・2009年10月21日(日本)*1
・2010年4月17日(ハンガリー)
話数261
この話の主役ジェームスエドワード
登場キャラクターAトーマスエドワードヘンリージェームスパーシー
登場キャラクターB無し
登場キャラクターCエミリー
登場キャラクターDゴードン(言及のみ)
登場キャラクターEローリー3(顔無し)
登場人物Aトップハム・ハット卿子供達
登場人物Bトップハム・ハット卿の付き人カメラマン
登場人物Cジェームスの機関士ジェームスの機関助手エミリーの機関士エミリーの機関助手洗車場の作業員ナップフォード駅の作業員キルデイン駅の作業員?ブラフズ・コーブ駅長ブラフズ・コーブ駅の駅員?
登場スポットナップフォード駅
修理工場
ティッドマス機関庫(言及のみ)
マロン駅
キルデイン駅
ソドー学校
ブラフズ・コーブ駅
クロスビートンネル
あらすじ・ノース・ウェスタン鉄道のポスターを作成する為、カメラマンがソドー島にやって来た。選ばれるのは自分だと確信していたジェームスだったが、ポスターのモデルに選ばれたのはエドワードジェームスはその事に絶望し、意地でもポスターのモデルになろうと奮闘するが…!?
メモ・日本版ではこの話はテレビでは放送されておらず、きかんしゃトーマスDVD「たのしくうたおう♪きかんしゃトーマス ソング&ストーリー?」の特典映像として収録されている。
トップハム・ハット卿、『エミリーととくべつなきゃくしゃ』に続いてエミリーに乗車する。
エミリーカメラマンは今回は台詞無し。
・看板のエドワードの顔に穴が空き、ぴったりそこにジェームスの顔がすっぽり嵌る。
ゴードンは言及のみの登場となる。
トビーが一切カメオ出演しない回でもある。
クロスビートンネル、登場はこの話以降第20シーズンサンタクロースへのてがみ』までお預けとなる。
台詞ナレータージェームスエドワードは同じ大きさの機関車だ。同じように黒い煙突が付いていて同じように炭水車が付いている。そして、共にソドー鉄道で働く仲間だった。或る朝トップハム・ハット卿カメラマンを連れて機関庫へやって来た。」
トップハム・ハット卿「今年は、ソドー鉄道のポスターを作る事になった。ポスターに載る機関車は1台だけだ。」
ナレーター「機関車達は皆、誰が選ばれるのかとワクワクした。ジェームスは絶対に自分が選ばれると思った。」
ジェームス「ポスターに載ったら最高にカッコいいだろうな。」
トップハム・ハット卿「今年、ソドー鉄道のポスターに載る機関車は…エドワードだ!」
エドワード「やったぁ!」
ナレーターエドワードは大喜びだ。だがジェームスは納得いかなかった。彼はポスターには赤い機関車がぴったりだと思っていたのだ。カメラマンエドワードの写真を撮り始めた。だがジェームスは横で邪魔をする。」
トップハム・ハット卿ジェームス!邪魔だから機関庫から出ていきなさい!」
ナレータージェームスは悲しそうに機関庫から出て行った。出来上がったポスターは直ぐ、島中に張り出された。其れでもジェームスはポスターに載りたくて仕方がなかった。」
ジェームス「如何して僕じゃなくてエドワードが選ばれたんだろ?」
ヘンリー「それは、エドワードはいつでも貨車を丁寧に扱うからさ。」
パーシー「仕事で汚れてたって平気だしね。」
トーマス「それに、エドワードはいつも時間にピッタリだよ。」
ナレータージェームスは腹が立った。」
ジェームス「何だい!それ位僕だって出来るさ!僕だってポスターに相応しい機関車だって証明してやる!」
ナレーター「次の日、エドワードトーマスが操車場で働いていた。エドワードはスイスイと丁寧に貨車を入れ替えている。其処へやって来たジェームスも同じようにスイスイと丁寧に貨車を入れ替えた。」
ジェームス「ホラね。僕だって丁寧に貨車を扱えるだろ。エドワードと同じさ。僕もポスターに相応しいだろ。」
トーマス「でもエドワードはとっくに仕事を終わらせたよ。もう石炭を届けに行ったし、だから彼がポスターに選ばれたのさ。」
ナレータージェームスは自分もエドワードと同じことが出来ると証明するため早速自分の貨車を集めに向かった。ジェームスは午後の間ずっと汚れた石炭の貨車を運んだ。彼は全身にベタベタになり煤に塗れてしまった。何時もピカピカの赤いボディが真っ黒だった。」
ジェームス「如何だい!エドワードと同じように汚れたって平気さ!!僕だってポスターに相応しいだろ!!」
ナレーター「でも、ジェームスは余りにも汚れていて綺麗に洗車するのにとても時間が掛かってしまった。作業員達がゴシゴシと擦り、バッファーの裏側迄綺麗に洗っている。」
パーシー「貨車を丁寧に扱ったり汚れを落としたりしてすっかり遅れてしまったね。エドワードは何時だって時間に遅れないよ。だからポスターに選ばれたのさ。」
ナレーター「その時、ジェームスは良い事を思いついた。」
ジェームス「何時もの線路じゃなくてゴードン急行列車の線路を走る事にしよう。そうすればエドワードよりも先に乗客を乗せられるぞ。此れでポスターに相応しいのは僕だってみんなにわかってもらえる。」
ナレーター「こうして、ジェームスゴードンの線路へと入って行った。そして猛スピードで走り続けた。ガタガタと音を立てて橋を渡り、ゴトゴトとトンネルを抜ける。何としてもエドワードを追い越しかったのだ。漸くジェームスエドワードの線路へと合流した。」
ジェームス「やったぞ!追い越した!僕が一番だ!」
ナレーター「だが、その時、信号が赤に変わった。ジェームスは慌てて、ブレーキを掛けキーッとたてて停まった。だが、エドワードは間に合わなかった。」
エドワード「ごめんよ。あまりに急だったから間に合わなかったんだ。」
ジェームス「いいんだよエドワード…。割り込んだ僕がいけなかったんだ。」
トーマス「フフフフ、ジェームスは漸くポスターに慣れたみたいだね。そのポスターとっても似合ってるよ。」
ナレーター「だが、ジェームスは少しも嬉しくなかった。とても間抜けな気分だった。直ぐにエミリートップハム・ハット卿を乗せてやって来た。」
トップハム・ハット卿ジェームス!君が無茶をした所為で混乱と遅れが生じたぞ!」
ナレータートップハム・ハット卿が怒って言った。」
ジェームス「すみませんトップハム・ハット卿。ごめんなさい・・・。」
トップハム・ハット卿エドワードは車輪だが、壊れてしまったようだ。此れでは子供達を海に連れて行けないなぁ。」
ナレーター「駅では、待っていた子供達はガッカリしていた。」
子供ポスターになった機関車に乗りたかったのにな。」
ナレータージェームスは本当に悪い事をしたと思った。」
ジェームストップハム・ハット卿エドワードの客車に子供達を乗せて、僕が後ろから押したらどうでしょう…。」
トップハム・ハット卿「成程、それはいい考えだ!」
ナレーターエドワードと、その客車はとても重かった。しかしジェームスはゆっくりと海辺の駅に向かった。精一杯ピストンを動かし、ジェームスは前へ前へと進む。ジェームスは他の子供達を乗せる為、途中の駅で止まった。」
子供Aエドワードよ。」
ナレーター子供達が歓声を上げた。」
子供B「後ろを見て!ジェームスが押してあげてる!ジェームスは本当に優しくて立派な機関車ね!」
ナレータージェームスは嬉しくなってボイラーがブクブクと泡だった。今迄一番役に立つ機関車になった気分だった。」
エドワードジェームスはポスターに載らなくたって、本当に役に立つ機関車だね。」
ジェームス「グフフフ…。」
英国CVナレーターマイケル・アンジェリス
米国CVナレーターマイケル・ブランドン
日本CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
エドワード佐々木望
ヘンリー金丸淳一
ジェームス江原正士
パーシー神代知衣
トップハム・ハット卿納谷六朗
子供達溝邉祐子古城望
シリーズ前回(英国)かいぞくのたからものシリーズ前回(日本)パーシーはせきにんしゃ
シリーズ次回トーマスとスカーロイのえんそく

*1 ソング&ストーリーのみ。