「もし僕が此処で負けたら、お客さんは怒るし、鉄道は閉鎖されてしまう…!」
日本版タイトル | ゆうかんなきかんしゃ |
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英語版タイトル | Gallant Old Engine/The Gallant Old Engine |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
対応原作 | ・第17巻『ゆうかんな機関車』第4話「ゆうかんな機関車」 |
放送日 | ・1995年11月2日(英国) ・1996年5月9日(オーストラリア) ・1996年11月4日(米国) ・1998年2月2日(ドイツ) ・2009年1月30日(ハンガリー) |
話数 | 100 |
この話の主役 | レニアス |
登場キャラクターA | スカーロイ、レニアス、ピーター・サム、ダンカン |
登場キャラクターB | エドワード (機関車紹介のみ:トーマス、ヘンリー、ゴードン、ジェームス) |
登場キャラクターC | トーマス、ヘンリー、ゴードン、ジェームス、パーシー、サー・ハンデル、デューク、スカーロイ鉄道の赤い客車?、スカーロイ鉄道の青い客車? |
登場キャラクターD | 無し |
登場人物A | レニアスの機関士、スカーロイ鉄道の少年、ジェム・コール |
登場人物B | スカーロイ駅長、スカーロイ駅の駅員、スカーロイ鉄道の乗客 |
登場人物C | トーマスの機関士、パーシーの機関士、スカーロイの機関士、レニアスの機関助手、レニアスの車掌、ピーター・サムの機関士、ダンカンの機関士、作業員 (英語版のみ:ジェム・コール) |
登場スポット | ・クロバンズ・ゲート駅 ・スカーロイ鉄道の機関庫 ・アールズデール駅 ・ハーウィン・ドーレイ ・スカーロイ駅 ・ソドー城 ・レニアス橋 ・森林の線路? ・レニアス高架橋(言及のみ) ・グレンノック駅(未公開シーンのみ) |
あらすじ | ダンカンはいつも乗客の文句ばかり。そこでスカーロイは、かつて故障してもめげずに乗客を乗せて走ったレニアスの話をする。 |
メモ | ・タイトルに「~なきかんしゃ」と入るのは3回目。 ・この話で、レニアスが修理から復帰*1。 ・レニアス、初台詞。然しこれ以降、第5シーズンの『バイバイ ジョージ!』まで喋らない。 ・レニアスが平床貨車から降ろされる場面で、何故かヘンリーが不機嫌な顔をしている。 ・乗客として登場したジェム・コール。 ・未公開シーンではレニアスを平台貨車に載せて走るエドワードや、スカーロイとダンカンが話すシーンでピーター・サムが居る所にサー・ハンデルの顔をレニアスのボディに付けた機関車が居るシーンが存在する。 ・パーシーとサー・ハンデルが何故か機関車紹介から省略されている。 ・ピーター・サムの機関車紹介時に(スチュアート)というテロップが表示されるのはこの話が最後となる。 ・レニアスの顔がスマジャーの顔になっているシーンがある*2。 |
原作との相違点 | ・原作ではスカーロイがダンカンを説得する際、「乗客は水と石炭と同じ、乗客がいないと列車は走れない」と教えている。 ・原作ではバルブが故障したレニアスは撒かれた砂で走っているが、人形劇では自力で走っている。 ・原作ではスカーロイ鉄道の機関車のみでレニアスを出迎えている。 |
台詞 | ・ナレーター「ダンカンがブツブツ不平を零している。ボディをちゃんと磨いてくれないとか、働き過ぎだとか、中でも乗客の悪口が一番多い。」 ・スカーロイ「お前が恥ずかしいよ、ダンカン。そうだ!もうすぐレニアスが帰って来る。彼なら教えてくれるだろう、分別ってものをな!」 ・ダンカン「へーっ、どんな奴だいそいつは?」 ・スカーロイ「レニアスはこの鉄道を救ったんだ!」 ・ピーター・サム「ねぇ、そのお話を聞かせてよ、スカーロイ!」 ・スカーロイ「君らが来るまで、此処は最悪だったんだ。僕とレニアスが頑張らないと、路線は閉鎖に追い込まれてしまうと言う状況だった…。」 ・ピーター・サム「うわぁ、そんな酷い所だったの?」 ・スカーロイ「僕は必死で走った、だが車輪が痛くてどうしようも無い。そんな時、レニアスは『自分の出番だ。』と言って出ていった。しょっちゅう蒸気が切れたが、彼は必死で駅に辿り着き、そこで休憩した。」 ・レニアス「絶対、途中で止まったりしちゃ駄目だ。お客さんが嫌がるからね。」(初台詞) ・ダンカン「へーん!」 ・ナレーター「ダンカンはムッとした。陸橋で、わざと止まった事があるからだ。」 ・スカーロイ「乗客は凄く怒るんだよ、変な所で止まったりすると。ところが、レニアスも1度止まった事がある。これがその時の話だよ。」 ・ナレーター「その日は雨と風の悪天候で、線路はつるつる滑った。レニアスは満員の客車?を引っ張っている。お客は、車掌車?にまで溢れていた。決して快適な旅では無い。レニアスの車輪が、スリップする。線路が急な上りになって来たのだ。滑っていた車輪が、漸くレールを掴んだ。」 ・レニアス「これで最悪な状態は抜け出したぞ。さぁ、頑張ろう…!」 ・ナレーター「ところが…!」 ・レニアス「あぁっ!?いっいっいったたたったぁ゛ぁっ…!あぁっ…!?」 ・ナレーター「そこは、人里離れた辺鄙(へんぴ)な場所だった。機関士が慎重に、点検した。」 ・レニアスの機関士「バルブ装置がいかれてるよ。うーん、次の駅まで行かなきゃいけないが…何とか走れるかい?」 ・レニアス「ええ、全力でやってみます…。」 ・ナレーター「レニアスは、力を振り絞った。」 ・レニアス「もし僕が此処で負けたら、お客さんは怒るし、鉄道は閉鎖されてしまう…!」 ・ナレーター「目の前が翳んでいる。もうへとへとで、体力が限界に来ていた。でも、彼は頑張って車輪を動かした。1回…もう1回…そして、もう1回…!遂に、駅が間近に迫った。疲労と戦いながらの勝利だ!」 ・レニアス「遂にやったぞ!はぁ…。」 ・こうざん鉄道の乗客(ジェム・コール)「有り難う、よくやったね!これで家に帰れるよ!」 ・スカーロイ鉄道の少年「この鉄道は凄いって友達に言っとくからね!」 ・ナレーター「機関士は大喜びだ。」 ・レニアスの機関士「お前は小さいけど、本当に勇敢な機関車だ!休んでいる間に修理しとくよ。それで、明日への準備も万全だ!」 ・スカーロイ「…そうなんだよ。レニアスはいつも、明日への準備を怠たらない。」 ・ダンカン「そいつの事を聞いて良かったよ。おいらが間違ってた。やっぱり、お客さんが1番大切だ!」 ・ナレーター「翌日、レニアスが帰って来た。仲間が全員で、出迎える。エドワードが貨車を止めると、レニアスが線路に下ろされた。それを合図に、大きな汽笛や小さな汽笛のコーラスが始まった。皆、喜んでいる。中でも1番嬉しそうなのは、レニアスだ。」 ・レニアス「なぁ、スカーロイ。こうやって歓迎されると、本当に我が家に帰って来た感じがするよ!」 |
英国CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス |
米国CV | ・ナレーター:ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・レニアス:置鮎龍太郎 ・スカーロイ:麻生智久 ・ダンカン:田中亮一 ・ピーター・サム:里内信夫 ・レニアスの機関士:遠藤武 ・ジェム・コール:龍田直樹*3 ・スカーロイ鉄道の少年:中友子 |
参考画像 | ・参照はゆうかんなきかんしゃ/画像? |
シリーズ前回 | ボディをみがいて |
シリーズ次回 | ブルーベルれっしゃ |
原作前回 | ふへいやダンカン |
原作次回 | ブルーベル鉄道のステップニー |