宮城の方が断然いい

Last-modified: 2024-11-30 (土) 00:02:57

福岡ソフトバンクホークス・村上隆行打撃コーチの、2024年10月29日の日本シリーズ第3戦・対横浜DeNAベイスターズ(みずほPayPayドーム福岡)の試合前の発言。


概要

ソフトバンクが敵地・横浜スタジアムで連勝して迎えた第3戦、DeNAの先発はこの年のペナント13勝・140奪三振(共にセ・リーグ2位)を誇る絶対的エースの東克樹*1。しかし東はCSでのケガ*2から復帰したばかりであり、さらにシーズン終盤はやや打たれ気味だった*3こともあってか、村上コーチは試合前コメントで東について「宮城(大弥)の方が断然いい」と発言。
しかし、終わってみれば打線は東に対して7回で10安打を浴びせたものの、得点は初回の近藤健介のタイムリーの1点のみと粘りの投球で抑えられ1-4で敗戦日本シリーズの連勝記録が14でストップしたうえ、13年前の2011年日本シリーズ第7戦から続いていた本拠地(PayPayドーム)での連勝記録も16でストップ(試合結果)。試合後にはこの発言がフラグとして晒される羽目になった。

この試合を皮切りとしてソフトバンクは4連敗を喫し、日本シリーズ優勝を逃したことでこの発言が再燃。フラグが回収されたとして注目を浴び、Xでも「村上コーチ」がトレンド入りする事態となった。

日本シリーズ敗戦後、村上コーチは自身の発言について

「……。(報道を)見ました。(受け止めは)それはもう答えられない。(顔の前で手を横に振りながら)話が全然違う方向になってしまっているんで。まあでも、それをいろいろ言っても仕方がないので。言い訳みたいになっちゃうので」

コメントしている。

初出

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経験者の忠告

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村上打撃コーチの発言を受けて、1学年上の加藤哲郎氏は自身のXで「いらんこと言わんでええねん」と苦言を呈している。ちなみに、今回の発言をした村上打撃コーチは「巨人はロッテより弱い」事件が起こった1989年に近鉄に所属していただけでなく、巨人に逆転で日本一を決められた試合の最後のバッターであった

その後

その後は4連敗横浜DeNAに26年ぶり3回目の日本一を献上する形となり、日本一を逃した。これでダイエー時代から続いた日本シリーズの連覇が8でストップ。「福岡ソフトバンクホークス」に名称が変わってからは初となる日本シリーズ敗退となった。

関連項目



Tag: ソフトバンク 横浜 フラグ・ジンクス 絶許 ポストシーズン


*1 この年は交流戦でもソフトバンク戦に先発、勝ち負けはつかずも7回3失点にまとめている(試合はソフトバンクの勝利)。
*2 CS1st第1戦の阪神戦に先発するも、左足の違和感で緊急降板。その後左太もも裏肉離れと診断され、CSのファイナルステージでは登板が無かった。
*3 シーズン開始~22試合連続でQS達成も、シーズン最後の4試合はいずれもQSを逃していた。