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Last-modified: 2025-11-15 (土) 00:46:14

阪神タイガースを表す顔文字


由来

2014年シーズンにリーグ2位ながらCSで巨人を破り、2005年以来9年ぶりの日本シリーズ出場を果たした阪神。
日本シリーズはパ・リーグ優勝、そしてCSで3位日本ハムとの激闘を制したソフトバンクとの対戦となった。阪神は第1戦で勝利し勢いに乗ろうとしたが、第2戦から3連敗を喫して王手を掛けられ、そのまま第5戦において逆転のラストチャンスを西岡剛の守備妨害で潰すという前代未聞の幕切れで日本一を逃した。
阪神がCSで倒した巨人と似た状況でソフトバンクに倒されたことや、更にはパ・リーグCSファイナルが稀に見る激闘であり、最後はこのシーズン限りで引退した日本ハムの稲葉篤紀金子誠を両チームで胴上げするなど暖かい雰囲気で終わったことから「パ・リーグのCSが本当の日本シリーズだったのでは」と揶揄され、なんJはしばらくこのネタで持ち切りとなった。


2025年に再来

2025年シーズンは阪神が交流戦以降リーグを独走し、NPB史上最速記録でリーグ優勝を果たすと、CSもスイープで突破。一方のソフトバンクはリーグで日本ハムとのデッドヒートを制してリーグ連覇を達成し、CSも最終戦までもつれる死闘の末に勝利し日本シリーズに辿り着いた。
満を持してソフトバンクを迎え撃った阪神だが、福岡で迎えた第1戦は勝利したものの、第2戦に先発のデュプランティエが2回途中でKOされ、最終的に2桁失点で大敗。舞台を甲子園に移して迎えた3連戦は第3戦才木浩人第4戦に高橋遥人を投入するも、チャンスでの一打に欠けた阪神がジリジリ押され2連敗。あっという間に王手をかけられた第5戦は阪神先発の大竹耕太郎が好投し、前半に2点をリードして折り返した。しかし8回に209日間無失点だったセットアッパーの石井大智が柳田悠岐に同点2ランを被弾し試合は延長戦へ。そして延長11回に後続の村上頌樹が野村勇に打たれたソロが決勝点になり、そのままソフトバンクの日本一が決定*1した。阪神は初戦勝利からの4連敗を喫し、奇しくも11年前と全く同じ展開で甲子園での胴上げを許した。

なお、2014年と2025年の阪神は共にシリーズ0本塁打で終了となった。シリーズ0本塁打フィニッシュは2005年の阪神も合わせてNPBでは過去3回のみだが、全て阪神が記録したものである*2


関連項目



Tag: 阪神 ソフトバンク AA ポストシーズン


*1 ソフトバンクの小久保裕紀監督は前年の雪辱を果たし、初の日本一監督となった。またシリーズMVPとなった山川穂高も初の日本一を経験した。
*2 6試合以上のシリーズでは本塁打0本記録は存在しない。なお7試合での最少記録も2023年に阪神(2本、全てシェルドン・ノイジーによるもの)が記録しているが、この時は阪神が日本一となっている。