かつて夕刊フジが誇っていた糞記事製造機。
名前こそ「良文」だが書くのは「悪文・駄文・妄文」。
愛称は「エジリン」。横浜市生まれ、早稲田大学法学部中退。
概要
ある意味報知新聞の記者たちよりも渡邉恒雄シンパであり、読売巨人軍・ON賛美*1に明け暮れる一方、セ・リーグ他球団への執拗な批判*2、明らかに偏向した記事の内容に、意味不明な記事の乱立など、日々なんJに香ばしいネタを提供していた。その悪行ぶりは、かの嘘八百科辞典のアンサイクロペディアにすらマジメな記事が存在する程。
夕刊フジでは最晩年まで「江尻良文の快説・怪説」と言うコーナーを持ち、挑発的な内容の野球記事の多くは彼が執筆している事から、彼の記事をソースにしたスレでは「スレタイだけで江尻余裕」とコメントされるのがお約束*3。
なお、彼の記事は原則として署名記事(文末に「(夕刊フジ編集委員・江尻良文)」もしくは単に「(江尻良文)」と記名される)なので、本当に江尻かどうか確認できる仕様になっている。「江尻の名前が記事のオチになっている」とも。
ちなみに彼が記者生活のキャリアをスタートさせたのは東京スポーツである。
彼は東スポを円満退社したと経歴に書いているが、ソースがなく、彼の芸風が東スポとソリが合うか疑問なことから東スポを追い出されたとしても何ら不思議ではない。東スポ後はサンケイスポーツ勤務の後夕刊フジに移籍している。記者としては東映フライヤーズ*4の身売り問題から活躍してたらしい。
2021年9月11日夜、膿胸により72歳で死去。亡くなる当日も前日の試合での柳田悠岐の死球を元に生前最後の記事を執筆しており、記事内では球団会長である王の賛美に終始。文字通り最期までスタイルを崩すことはなかった。
なお逝去の際には王・長嶋両名は追悼コメントを出しており、王に至ってはONの生き証人みたいな人だったと賛辞を贈った。
江尻の良文
同姓の野球指導者で元投手の江尻慎太郎は道具を粗末にした黒歴史はあるが所属したいずれの球団でもファンからは仲間想いの性格*5で知られ故郷・宮城の復興支援も行っておりぐう聖認定する者も多い。
そんな江尻がamebaで綴っていたブログは彼の人柄が現れファンに愛読されたため、“「江尻の記事www」などとスレが立ち、貼られたリンクを踏んだら江尻良文のネタ記事ではなく江尻慎太郎のブログだった”、という釣りも見られた。
また、「えじりん」という愛称や、早稲田大学出身(但し冒頭の通り良文は中退)であるという点においても良文と同じであり、ある意味風評被害を受けてしまっている一人とも言える。