工藤健策

Last-modified: 2021-02-25 (木) 00:20:41

日刊ゲンダイが誇るクソ記事量産ライター。本業はスポーツライター・作家。


概要

1942年生まれで明治大学卒業後、ラジオ関東*1入社。スポーツライターとして取材にあたる。後、1989年に日経新聞/TV東京主催の「ビジネスストーリー大賞」、1992年度NHK「演芸台本コンクール」佳作入賞など受賞歴がある。

プロ野球関連の著書に「プロ野球 誤審の真相―球界をダメにするおかしな構造」(2006)がある。また「(織田)信長は本当に天才だったのか」と言う歴史考察本も出しており、批判もある中アンチ信長に絶賛されている。

これだけ見ればある意味普通の作家・コラムニストに見えるが、実態は実録ものを除き、芸スポ民やニュー速民の知識レベルによる知ったかぶりの記事で構成しており、そのスタイルは大抵「○○と違い素晴らしい△△」「○○に比べ△△ときたら」などの対立煽りが非常に多い。おまけに野球以外は徹底的に叩く傾向があり、殊サッカーに関しては宛ら焼き豚の様相を呈している。中でも横浜フリューゲルスが横浜マリノスに合併され横浜F・マリノスになった1999年に出した「Jリーグ崩壊―どうなる日本サッカー」と言う著書はサッカーの躍動の逆パターンであり悪名高い。故に、サッカーファンのみならず叩き記事に耐性のないマイナースポーツのファンからは本気で嫌われている。

しかし、野球を全面的に賞賛しているのかと言えばそうではなく、時々肯定記事も書く野球においても落合博満野村克也*2野村謙二郎あたりを批判対象として叩いており、基本的には有利そうな方に加担する便乗商法スタイルである*3

ただ、その対立を煽る構成・論調が一部の人間にウケたのか、芸スポ速報板界隈などでは地味に工藤の記事ソースのスレ立てが増え、それにより知名度も上昇している。もちろん悪い意味であるが。

なおライバルに夕刊フジ江尻良文がいるが、江尻の記事が傍から見て(まだ)笑えるのに対し、工藤の記事はネタにすらならない不快な罵倒しかないため、悪質度ではこちらの方に軍配が上がる。

発言の一例

  • 「オランダ戦(0-1)は、とても互角と言えるような試合内容ではありません。『惜敗』ではなく『完敗』です」「負けても戦術ミスを批判することもなく、『がんばれニッポン』という論調ばかり。 大マスコミの大本営発表的な報道姿勢がレベル低下を招いている。こんなデタラメ報道を続けていたら、いつまでたっても日本サッカーは強くなりませんよ」(W杯一次リーグオランダ戦)
  • 「長谷部や長友の本が売れているのは、タレント本としての要素もあるでしょう。若くて、世界を相手に活躍していてイメージがいい。対して野村落合監督の本は野球ファンにはともかく、説教くさいというか、爺さんがエラソーなことを言ってると思われ、長谷部の本のような広がりがないのではないか」
  • 「違和感というか、あざとさを感じます。何億、何千万円もの年俸をもらっているプロ野球選手でも、プレー中はカネのことなど考えていない。藤原の場合は走りながら計算をしているように思えてしまう」(BMWとスポンサー契約したマラソンランナーの藤原新について)
  • 「各球団とも選手の価値を正当に評価しているとは思えません。明らかな過大評価、FAバブルですよ」
    「エースや4番打者が争奪戦になり、結果としてマネーゲームになるというならまだしも、鈴木美馬福田もそこまでの選手ではない。なのに相場以上のカネを積んで争奪戦を展開している現状はバカげているとしか言いようがありません。その選手の価値を純粋に評価するのではなく、獲得することに目の色を変えている。だから法外なカネを積むのです。しかも鈴木と美馬はBランクの選手ですから、人的補償が発生する。プロテクトし切れない若手成長株を1人失ううえ、彼らを獲得することで若手が1人出番を失う。つまりFAで鈴木や美馬を獲得すれば、2人分のマイナスが生じる計算になるのです。エースや4番ならメリットもあるかもしれませんけど、そうでない選手に相場以上のカネを払って獲得することは、むしろダメージになりかねません」
    「(“体力”のある金満チームはどんなカネの使い方をしようと構わないのか。と言う問いに対して)それは違う。プロ球団の最も大きな収入は入場料です。ファンが支払っている入場料収入を抜きにプロ野球は成り立ちません。ファンだってFA選手を過大評価して法外なカネを使うなら、活躍した選手の給料をもっと上げてやるとか、選手のトレーニング施設をより充実させる方がよほど効果的だと思っているに違いありません。球団がいい加減なカネの使い方をすれば、ファンも声を上げる権利があるし、上げてもムダだと思えば離れていくだけです。こういうカネの使い方が当たり前になるようだと、いよいよファンは見放すでしょうし、プロ野球界は先細りだと思いますね」(2019年オフのFA戦線について)

関連項目


*1 現在のRFラジオ日本。放蕩経営の末読売グループに救済された経緯を持つ。
*2 楽天監督退任後「野村克也は本当に名将か」という批判的な内容の本を出している。
*3 ただし星野仙一だけは例外であり、「プロ野球史上最高の名優」「球界全体を見渡した発言ができるのはONと星野だけ」と敬意を払った態度を示すことが多い。ただし、2009年WBC監督選定の際には2008年北京五輪時のお友達内閣ぶりには苦言を呈しており、2018年1月に星野が逝去した際にも追悼コメントは出されず、2019年7月27日付で日刊ゲンダイに寄稿した当時広島監督だった緒方孝市による鉄拳制裁問題では暗に鉄拳制裁を非難している節が見られ、必ずしも星野を絶対視しているというわけではない