フラガラッハ【ふらがらっは】
神剣フラガラッハ
- 光の騎士が魔族との戦争で使ったという神剣。またこれが転じた特性。
- G3ではルエリの手に渡る
- ケルト神話ではクラウ・ソラスと同じく超高性能な剣とされている。
しかし、マビノギでは持ち主の腕が悪いのかその辺の両手剣と何も変わらない。 - 本来は持ち主の手から離れて敵を斬りつける能力がある。
「(剣を)抜こうと思っただけで鞘から抜き放たれ、敵に投げつければ決して避けられず、この刃でついた傷は治癒することがない」という代物。マビノギのシステムに落とし込むなら武器を装備する必要がなく、デュアルガンのような遠隔必中の属性を持ち、さらに負傷ダメージも与えられるといったところか。 - 回答者の異名を持っているため、精霊武器の類かもしれない。
G16で帰還したルーラバダの持っていた剣は王国の記録に残っていたフラガラッハの記述と一致していたが、闘いの最中行方不明になってしまったため彼が倒された今となっては本物かどうか確認できないとのこと。(G16クリア後にエレモンと「近所の噂」で会話した際に聞ける)
- G16で帯びているルーラバダの剣はG3でルエリに渡されたフラガラッハとは似ても似つかない。あるいはフラガラッハではない可能性もある。原典におけるルーは多くの武器を扱っており、(どれも槍ではあるが)そのいずれかである可能性もある。
- というのも、最初期に確認できるグラフィックであるフラガラッハはルエリの手に渡っているが、表舞台ではそれは明らかになっていない。そのため、「ルーラバダの持っている剣=フラガラッハ」と勘違いしているという説もある。
- そもそもルエリが使っていたフラガラッハはG3のエンディングで折れていることが確認できる。やはり別物なのか、それとも修復したのか。ルエリには偽物を渡したと言う後付け設定なのだろうか?このあたりは作中でも明言されておらず、はっきりしない。
- G9の第二次モイトゥラ戦争RPでパラディン時代のルーラバダが登場するが、この時持っているフラガラッハはダークロードが使っていた剣と同じデザインであり、G16のフラガラッハとは異なる。この点も辻褄が合わない。
- また、The Drama IRIA第二章のPVをはじめ、タイトル画面などでも幾度かG3準拠の造形のフラガラッハ(と思われる剣)が登場している。この剣がフラガラッハなのか、あるいはフラガラッハではない何かなのかは判然とはしないが、少なくともG16のルーラバダの剣とルエリに渡した剣とは同一の「フラガラッハ」ではないことは間違いない。
- 剣に浮かぶ文様はどちらのグラフィックでも似ているため、何らかの関係はありそうだが……。
- 変わったところでは「フラガラッハは精霊武器なので「入れ物」を変えているだけで中身は同じ」というのもある。確かに以前の仕様であれば武器の耐久が減ってしまったのでやむを得ず依代を交換する……ということはありうる。現在の仕様では精霊武器修理は100%になっているのでルーラバダも喜んでいるかもしれない。
- ちなみにルーがシェイクスピアを刺すときにはフラガラッハではなくただのロングソードを使っている。モーションの都合だろうか。
- 持ち主であるルーラバダの手を離れて行方がわからなくなってしまったとのことだが、同じように持ち主の手を離れて行方不明になったウロボロスの剣がカラドボルグとして復活しているので、フラガラッハも何らかの形で復活する可能性もありうる。
- G22でベインはミレシアンに特性の開花の切っ掛けを与えたが理由の一つの面白い事が起こるかもしれないと言う事の例にこの行方不明になっているフラガラッハの発見をあげていた。
- 。G16のラストシーンでルーラバダの敗北の際の混乱に紛れて行方がわからなくなったとされていたが、この混乱の中でライミラク神の啓示を受けたエンヤが所持していた。ただエンヤはフラガラッハを所持する資格がない為に所持している間もどんどん小さくなり世界のどこかに隠れてしまったようでフラガラッハはG25第二部の展開を経るまで行方不明になる。G25のストーリー進行で時間遡行を行ったミレシアンはエンヤからフラガラッハを受け取り、帰還したことで現在の時間軸に現れることになった。
そこでのフラガラッハはあらゆる破滅を受け入れず、それに伴うあらゆる運命をも断ち切るという力を持った存在で、その力は三柱神といえど干渉することはできず絶大であるが、資格を持たないものにはなんの加護ももたらさず、そのものにふさわしい形へと姿を変えてしまうという。物語中でミレシアンが手にした際に「これまでフラガラッハを手にしたすべての者達は最後には高潔の誓いを違えた」としながらも「最後に結実することを望む」と、その手に収まった。- 主神たちの加護を一か所に集めて大洋から生まれた存在。精霊武器とは一線を画すもので、武器そのものに自我がある。世界を支える高潔な継承者の意思にのみ従うとのこと。その為にG16のルーは既にフラガラッハから自分を所有する資格なしと判断されていた。ただハイミラクに取引で捧げた事が理由なのか一度は正式な所持者になった事が理由なのか不明だがルーが死亡するまでは力を発揮はせずとも剣の形でルーと共にあった。カリバーンと同じで一定の形が有る訳ではなく、ただ剣の形で使われた事で剣として知られている。
- 廃棄された時間を認識できたりアドゥニエルの存在などの事も知っている辺り三主神とほぼ同程度の存在のようだ。
特性 『刻印:フラガラッハ』
- 特性としてフラガラッハは『刻印:フラガラッハ』の名称となり、「発動中の攻撃に対象の魔法防御、保護をダウンさせる」効果を持つ。習得条件はG25を進行し、「白夜」のミッション「クィーニング」の攻略。
魔法版ブリューナク。効かない相手や2割制限対象などもブリューナクと同じである。特性として発動させる為に武器は自由だがブリューナクのようにスパークで活性化させていたような設定が無い為に半神化状態のみで発動できる。
また、武器に縛られないためデュアルガンや魔法などにも対応しており、危険を犯して接近せずともサンダーなどの多段攻撃で使うとあっという間に減衰の下限まで持っていける点はブリューナクにはないアドバンテージ。- 中でもバレットストームは発射弾数分だけ減少カウントが入るので、単体モンスターの保護を素早く減らす事が可能(2022年6月のアップデートによる仕様変更)
なお他のデュアルガンスキルは1打分しかカウントされない。バレットストームのみ特別仕様。
- 中でもバレットストームは発射弾数分だけ減少カウントが入るので、単体モンスターの保護を素早く減らす事が可能(2022年6月のアップデートによる仕様変更)
- 難点はやはり10分と長いCTと、半神化を必要とする発動条件だろう。全体的にブリューナクより発動が厳しく必要な場面も選ぶかわりに発動中の取り回しが良いという味付け。
- ブリューナクに比べると状況を選ぶという意味ではいまいちパッとしない性能だが、魔法カテゴリが強化された昨今、瞬間火力が要求される場面ではメテオストライクなどのダメージが飛躍的に伸びるということもあり、ピンポイントでは非常に有効な特性となっている。
刻印:フラガラッハを取り巻く最近の状況
- 超高難易度コンテンツのファメス遺跡やクロムバスが登場してからは地位が大きく向上した。
- クロムバスの
解析闇のエルグ100%進行の場合*2、刻印:フラガラッハを使わなければ後半のザコモンスターにほとんど1ダメージしか通らない。上記の通り再使用時間が10分もあるため、可能な限り、なんなら全員が刻印:フラガラッハを習得・強化していないと攻略は難しい。 - ゲーム的な強さと設定上の強さは別とはいえ、ゾロゾロ出てくる雑魚モブすら神の力がなければ太刀打ちできないレベルという事に。
これまででも使徒はそういう扱いだったが、雑魚までそのレベルとはドラゴンボールも真っ青のインフレである。- ゲーム内の仕様や設定から推察する限りは単純なゲームバランス問題ではなくガッツリ意識して作られている可能性が高い。例えば「神の加護」と呼ばれていたカーリーの防護シールド展開スキルを破る手段はフラガラッハとブリューナク以外には存在しておらず「神のバリアを破る方法は神の力のみ」という基本設定に仕様が合致している。*3つまり異様に強い理由は何の捻りもなしで異世界の神パワーだろう。
- G3でキホールがルエリに斬りつけられて傷を負ったのもフラガラッハの神特効性能故かもしれない。
- クロムバスの
- ブリューナクに比べると「パッシブディフェンスに攻撃を止められない*4」「攻撃手段を問わず有効なのでノックバックしない範囲スキルや手数が多い範囲スキルと組み合わせられる」「敵が何匹いようがまとめて保護を削れる」等々あらゆる性能が圧倒的に優れている。その代わりクールタイムが長いので複数人の連携が欠かせない。
- テフドゥインミッションのベリーハード難易度やファメス遺跡でも有効。
とはいえ刻印:フラガラッハの効果が実感できるようになるのは、敵のライフが10万とか20万以上のレベルになってからの話。そうしたエンドコンテンツを触らないプレイヤー視点であんまり使えないという認識に変わりないだろう。大抵の相手は保護を削る暇があったら普通に攻撃すれば倒せてしまう。
- 刻印:フラガラッハの保護削り性能が高難易度帯の戦闘の環境に完全に一致しており、敵を集めてフレイマーで炙る戦法が非常に有効だったため、戦術を著しく狭めてしまったのではないか、といった意見が少なからずあった。これはそもそもザコのライフ、防御、保護がインフレしすぎて他の方法では到底倒せないほどのタフネスをもたせすぎたことが主な原因。それを受けてか、最新の高難易度コンテンツ・グレンベルナのザコは火力偏重傾向で耐久は低めになっており、グレンベルナにおいてはフラガラッハはほぼ使われない。
外部リンク:WikiPedia.ja:フラガラッハ