両手剣【りょうてけん】
概要
- 身の丈ほどもある長大な刀身と、その見た目に違わぬ高い攻撃力を持つ剣。
具体的にはソードマスタリが適用される、両手持ちの武器のこと。
特異性・独自色が濃すぎてあまり注目されないが、一応システム的にはブリューナクもここに含まれる。 - 刀剣類のページで「両手装備」と分類されているものが一覧となる。
- なお、両手武器と明記されていないが、内部設定で両手剣扱いになっているものもある。
- ロイヤルパンプキンレイピア、ロミオのレイピアなど。
備考
- 攻撃時に敵を大きくのけぞらせることが特徴で、巻き込みの広さを含めその扱いやすさには定評がある。
歴史の古い武器であることもあり、愛用者も多い。
また、精霊武器にした両手剣は火力が非常に伸びるため重宝する。
ノックバックやダウン時間が大きく取ることで、相手が行動を起こすまでの「思考時間」が長く取れるため、非常に安定した戦闘を提供する。
- 一方、攻撃力は高いものの、人間だと両手が塞がるため盾が持てないという欠点がある。
その攻撃力も、二刀流の実装によってお株を奪われる形となってしまった。- ただし、二刀流は一般攻撃による打数を倍にすることでダメージを稼いでおり、それはそのままヘビースタンダーの発動率の実質的上昇に直結する。
- なにより大きな面は両手剣はスマッシュボーナスやその硬直の長さを活かしたスキルの連携により時間あたりのダメージは二刀流に勝ることが多い。
多タゲが半ば当たり前となる影ミッション以降では手早い殲滅は大きなアドバンテージとなる。 - 二刀流と同時にスプラッシュに着目した特殊改造が追加されるも、直接的な攻撃力が(4・5回目を普通に改造したものに比べ)犠牲となるうえ、使いどころが限定されるため、結局影の薄い存在に。
- と、かつては色々といいとこなしの両手剣だったが、C3あたりから「一撃の攻撃力」を重視する風潮が強まっていき、現在では二刀流との立場はほぼ逆転している。
- ただ、より強力な両手武器であるランスの台頭によってお株を奪われている感もなきにしもあらず。両手剣の夜明けは微妙に遠い。
- その後のFHの強化や、新たなる両手剣の登場、バッシュはランス非対応などでだんだんランスの風向きが悪くなり、逆に両手剣のほうが優位に。
しかしながらランスは細工を工夫すればランスチャージが圧倒的火力を誇る事による大器晩成型と変貌。
G19実装後はそのピアシングを生かしてジャッジメントブレイドの火力底上げに貢献した。 - だが、その両手剣とランスの微妙なバランスをアルカナ実装が大きく揺るがすことになった。
両手剣で気軽に高ダメージを出せるようになり、またアルカナリンクの最大ダメージ+200は
ジャッジメントブレイドでのランスの優位性を揺るがした。*1
このことにより、現在では近接武器は人間なら両手剣が優勢である。 - ジャイアントはGFSの関係があるので両手鈍器と覇権を争っている。好みで決めても良し、場面で切り替えても良し。
- その後のFHの強化や、新たなる両手剣の登場、バッシュはランス非対応などでだんだんランスの風向きが悪くなり、逆に両手剣のほうが優位に。
- ただ、より強力な両手武器であるランスの台頭によってお株を奪われている感もなきにしもあらず。両手剣の夜明けは微妙に遠い。
- 最も安いものでも2万はするという高価な武器であり、その分修理費用も(金額的には)高額である。
- しかし、2012年末現在では、他に高額な武器・高額な修理費用を要する武器は多数実装されており、両手剣はむしろ安価な部類に入る。
- 現在は鍛冶やランダムボックス品を中心に武器市場は供給過剰気味。なかでも両手剣は入手手段の豊富さと、使用者の多さから入手は容易な部類に入る。
- 余談だが、両手武器は磨耗速度が遅いとされている。二刀流はじめ、アタック主体の武器と比較するとランニングコストは実際は安くなると言われているが、これは、両手剣がアタック打撃回数が少なく、スキル主体の戦い方が多く用いられているため、その分武器の磨耗が遅くなるからとされている(当然、熟練度の蓄積も遅くなる)。
- そのため、特に両手剣やランスといった武器は値段が高くてもいいものを選ぶ傾向にある。あれこれ買い換えるよりは、使いこむ手間も考えれば結局はそのほうが安上がりになるからである。
- ジャイアントは片手で両手剣を持つことが可能。ジャイアントの二刀流は鈍器限定のため両手剣2本装備はできないが、両手剣+盾はできる。
両手剣+盾のスタイルはジャイアント最大の特権。両手剣が持つスマッシュのダメージ、クリティカルのボーナスと盾によるダメージ軽減の恩威を同時に得られるという、攻守共に強化される、まさにジャイアントの為のスタイルとも言える。
更に、後の更新でバレスシールドに大型盾のプロパティが付与。これによりあらゆるダメージを100%カット*2される。
両手剣は盾を装備できることによって無敵状態を構築可能な武器となった。もはや、鬼に金棒である。
その後の更新で増えた武器はいずれもジャイアントにとっても両手武器となったこともこの両手剣の強さを際立たせている。
- 一方、エルフは原則として両手剣が装備できない。これは非力な種族としての特性とされているが、弓に適正があるエルフにとっては(習得できるスキルのボーナスから)バランスが低くなりがちな両手剣を使いこなす素養はあるのに勿体無い、と嘆く声が後を絶たない。今日も近接エルフは両手剣を背負う夢を見て片手武器を振るうのだという。
- 人間の場合両手武器専用のエンチャントで大きなダメージ増加が狙える強力なものが多いが
デメリットとして防御もしくは保護を低下させるものも目立つ。
盾が持てない以上、防御能力が低いというデメリットがさらに明るみになる。
しかし、両手剣は二刀流とは違い相手の硬直が長いので、安定性は十分に確保されている。
どちらを好むかはプレイヤー次第。戦闘スタイルは己で見出すものである。
なおジャイアントなら盾と一緒に装備出来るのでデメリットは小さい。
- 余談だが、ウルラ大陸での近接戦闘は片手武器と盾を用いた攻守のバランスが取れたものか、両手剣を用いた一撃のダメージを重視したものが主流となっている。
Category:刀剣