リクゼーノ・辺境

Last-modified: 2019-06-08 (土) 04:04:47

龍骨山脈 周辺地域

王の龍骨略してオウ山脈と呼ぶ事もある。リクゼーノ西部にまるで神話に登場する龍王の背骨のように縦に連なり世界を分かつ巨大な壁の様な大山脈。ザオーモントを越え更に西側の山脈には鳥霧山。北側の山脈の果てにはイーハトーブ山へと続いている。
ナルゴー高原リクゼーノ北西の龍骨山脈に広がる標高1800メートルの高原。山脈からの雪解け水が流れて花を咲かせ、独自の生態系や遺跡を遺し、雲の上を歩いているようなその風望はナルゴーの空中庭園と言われている。
ナルゴ温泉郷ナルゴー高原の何処かにある木造建築の迷宮旅館群。商店街のアーケードの様な廊下が何処までも続き部屋が幾つも並んでいる。行こうと思って探しても見つからず高原で迷っていると辿り着く事があり、その性質はどちらかといえばイーハトーブのマヨイガに近い。
花の泡温泉リクゼーノの北西、ナルゴー高原のふもとにある温泉。特殊な磁鉱物が溶け込んでおり湯治にくる動物たちも多い。岩肌にはシャボン草が咲き乱れ体の疲れを泡とともに洗い落とす。
                

ザオーモント 周辺地域

ザオーモントリクゼーノとヨネザアドに跨り分かつ巨大な霊峰。龍骨山脈に連なり、一年中雪が降り積もる美しい樹氷の森が拡がる。しかし活火山でもある為、火山局によって噴火の監視・研究されている。
磊々峡(らいらいきょう)ザオーモントの麓にある奇岩が並ぶ峡谷。変則的に曲がりくねり緩流、急流、浅淵、深淵が入り組んでいる。また、近くでは温泉も湧いている。
                

モノリ断層 周辺地域

モノリ断層リクゼーノ北部に走る巨大な断層でイーハトーブとの往来を困難にしている。ここでは考古学者が発掘作業を行っており、学者村と呼ばれる集落がある。
龍の化石モノリ断層の奥地で発見された龍の化石。半身がまだ断層に埋まっているが現在も学者達による地道な発掘作業が行われている。
モノリの大孔(おおあな)モノリ断層にある巨大な亀裂から出来た孔。底が見えず何処まで深いのか解っていないが、研究家の記録によると深度7000メートルまで降りてもまだ底が見えなかったらしい。現在も調査が行われている。
トヨム学者村学者達のテントが多く集まった集落。学者達はほとんど研究にしか興味がないので非常に殺風景である。
考古博物館発掘された化石や土器などを展示している博物館。ここに展示される程のものを発掘するのが学者達の夢でもありステータスでもある。
レコード鉱脈大量のレコードが眠っている鉱脈。ここで掘り出された古い名曲たちがレコードショップの店頭に並ぶ。
                

セヌム 周辺地域

仙貝沼オナガムアの更に北にある仙人たちの地と言われる山奥。俗世を離れた仙人たちは人に干渉せず、ここまで訪れる者も滅多にいないと言われている。
迷い森仙貝沼の周囲に拡がる森。ヤマワラビや水ノビル、星枝豆などの食用になる植物が多く自生しているが霧が深く森に入ってきた者を惑わす植物もあるので注意が必要である。
蓬莱村 完全なる仙人としての秘法に成功し、神の領域へと至った者が辿り着く桃源郷。水平線の向こうにあるとされる。
          

ジメジ湿原 周辺地域

ジメジ湿原カシムダードの北東に広がる湿原地帯。湿気の多い所を好む爬人たちの住む地として知られ、常に薄暗いがヒカリ苔が多く自生しており薄ぼんやりと大地を照らしている。
幻燈河幻燈草という明かりを灯す水草が多く群生しており、遠くから見ると光る川のように見える。
クークリルククリ、クバラとも呼ばれる爬人たちの都市だが詳しい場所は不明。
ン・ガドゥの古船ジメジ湿原に半ば埋まりつつも存在する全長320メートルの巨大な黒い船。海から離れたこの地になぜあるのか、いつの時代のものなのか未だ解明されていない。甲板には上がれるが船室への扉は硬く閉ざされている。爬人の長老なら何か知っているのかもしれないが…。
             

爬人の文化

常に薄暗く、ジメジメとしたこの湿原には爬人類たちが生活している。性格上、他の亜人や人間達と滅多に関わらない彼らはそれぞれ独自の文化生態系を持っており一部の知恵者を除きリクゼーノ標準言語ではなく、爬人類だけの爬鱗語を話す。

代表

シッカ(トカゲ)、ララントゥカ(ヘビ)、ガ・ロテ(カメ)の3酋長

主食

キノコ、魚