植物・菌類辞典

Last-modified: 2024-04-19 (金) 00:49:16

植物・菌類辞典

あ行  か行  さ行  た行  な行
は行  ま行  や行  ら行  わ行

あ行

名称出典備考
青カラスミアタゴオル-
青い実を持つカラスミの木。煮ても焼いてもにがくて食べられたものではないが、古代からこの世で一番甘い味と言われている。正確には食材ではなく絶放草の花粉に含まれるミカン玉を用いる事で"自分のもっとも幸せだったとき"を味わう事が出来る。
赤タンポポアタゴオル-
ゲラゲラ原に群生している毒性のあるタンポポ。このタンポポの発する匂いをしばらく嗅いでいると体が痺れて動けなくなる。更にタンポポの種に触れると体から魂が抜けて「死んだ本が貯蔵された図書館」へと行く事ができるという。ここにある本は地上から無くなっても伝えたい事がある本のみ。
アキノリの木アタゴオル-
秋ノ離という意味を持つ木。この木の落ち葉最後の一枚が落ちた時に秋は終わり冬がやってくるといわれている。
アムルネギリクゼーノ-
またの名をカーブリークとも呼ばれるネギの一種。その名の通り楕円を描くように曲がっているのが特徴的で通常のネギよりも柔らかく香味・甘味が凝縮され美味しいと言われている。
雨の尾っぽアタゴオル-
傘に選ばれた者だけが傘の種を手に入れることが出来、その種を土に植えて育てると雨の尾っぽになる。フワフワと空を移動できる傘。やがてその傘から実が誕生し中からオルゴオルが出てくる。それを鳴らすとどんなに干ばつの日でも夕立を降らせる事ができる。
石ころ草イバラード-
パッと見すると石の様にしか見えない変わった植物で、風に漂う水分を集める性質がある。主に海外から輸入されてイバラードで観葉植物として親しまれている。
イバラード観葉植物イバラード-
イバラードの市場で売っている鉢植えはホタル草やサンゴ樹などの植物などがある。暗い場所でも淡い燐光を放っている。その他、異国から輸入される石のようにしか見えない石ころ草がある。
ウソワラビアタゴオル-
ワラビは秋にしか採れないがウソワラビは秋以外にも育つ。見た目はソックリだが毒草で食べるとお腹を壊してしまう。
ウニの実草アタゴオル-
鳥の大好物と呼ばれるブドウの実のような植物。
エダオトシアタゴオル-
冬が近づくと自ら枝を落としていく変わった木。しかし落ちた枝が途中の枝にぶつかった場合、地面に落下せずにそのまま枝の上でくるくると廻る。
翁草(おきなそう)イーハトーブ-
白い綿毛のような花を咲かせ、それが老人のように見えるのでこの名が付いている。うずのしゅげ、という別名がある。イーハトーヴォではノドのクスリの材料として利用されている。
オニワサビアタゴオル-
強烈な激臭を発するドブ沼にのみ育つ珍しいワサビ。オニワサビ自体はとても美味しい。
大斑花アタゴオル-
植物界の王と言われるが普段は透明でその姿を見たものは居ない。知能が高く人語を話す。
音網花(おとあみばな)の花粉アタゴオル金貨5枚
万病に効くといわれる花粉だが、音網花は近づいてきた者に襲い掛かり徐々に岩石化させてしまう危険な花なので採取は非常に難しい。ただし、打楽器を正確に叩くと襲ってこない。
オロチビブリスリクゼーノ10m
海外(南国)産の肉食植物の一種で成長すると茎のような細長い葉が大蛇のようにうねりながら動くものに襲い掛かってくる危険な植物。
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か行

名称出典備考
貝殻草、カオリ草イバラード-
綺麗な貝殻のような葉を茂らせる貝殻草と、いい香りを漂わせるカオリ草(パリパリに乾いていく)共にイバラードで親しまれる観葉植物。
陽炎サンショアタゴオル-
山椒の一種でとても希少な香草。滅多に発見する事ができないといわれている。
火山草(かざんそう)アタゴオル30銅貨
種を植えると小さな火山が育つ。主に部屋の中で育てて暖房として使用するが、夏用の冷気を吐き出す火山草もある。種屋で販売されている。
カシナラの銀ドングリリクゼーノ-
カシナラの森の不思議な土壌のせいかこの森のドングリには自然銀が含まれている。ドングリの実自体もずっしりと重く熟してくると鈍い銀色になる。
ガモンガアタゴオル-
熱帯に生えると言われる幻のヒョウタン。独特な紋様を持つ実で、それを見るとしばらくの間の記憶が無くなり気が付いた時には無性に絵を描きたくなるという。
木意慕(きいぼ)の種アタゴオル-
その名の通り木を意のままに慕わせる事が出来る種。種を他の木に打ち込む事で神経の様に種の芽が伸びていき、木のロボットのように自在に動かせる。アタゴオルの植物技師たちが開発をしている。
黄色天上アタゴオル-
キノコの王様といわれる幻のキノコ。滅多にお目にかかれない。大変美味しいがその後別のものを食べても味を感じられなくなる。
九泉キュウリリクゼーノ-
別名冥界のキュウリと呼ばれる夏野菜。やや過度に体温を下げる効果があり、食べると背中に氷のつららを差し込まれたように感じる程。
境界杉リクゼーノ-
ザオーモントの南部、龍骨山脈の背をなぞる様に立ち並ぶ大杉林。均一の大きさ、規則的な間隔で並んでいるのでまるで宮殿の柱の様にも見える。年間通して記憶を混濁させる花粉が発生するので滅多に近づく者も居ない。
擬態カヅラリクゼーノ2m~3m
迷い森の奥に自生している巨大な食肉植物。箱のような形をしており、近づいてきたものを飲み込んで消化してしまう。ゲンワクソウが近くに自生していると宝箱や食料庫に見えてしまうので特に危険である。
キバキブ草アタゴオル-
人語を理解する知能の高い草。悪口を言ったりすると葉っぱで体当たりしてくるので注意。
キホアタゴオル-
非常に臭い植物、無理に切り倒そうとすれば余計に臭いが酷くなる。この激臭の花弁の中で一晩過ごす事が出来れば一夜にして臭いは消え去り透明な植物がその人の足と体に芽生える。それこそがキホ(木歩)の由来で手足に透明植物が生えたその人が森の中を歩くとそれに触れた所から春が入ってくる。
黄まだら火山草アタゴオル銀貨10枚
特殊なタイプの火山草で植えてしばらくすると自動車型の火山となる。
桐王の木ヨネザアド-
鳥霧山脈の向こう側に自生していた植物だが、環境汚染が悪化して枯れ始めてきたところを植物大移動をしてアタゴオルへと移住してきた。
銀色クルミアタゴオル-
森の宝石と呼ばれる希少なクルミ。銀が含まれた20cmほどの大きさの実で銀色に輝いている。今では殆ど採り尽くされ、発見するのは難しいと言われている。
金糸花(きんしか)リクゼーノ-
ぐるぐると渦を巻いたような花弁が特徴のキンカモントに自生している薬草。磨り潰して塗り薬にしたり、煎じてお茶にしたり、料理の香草としても使用する。リンゴのような香味がする。
銀ブドウアタゴオル-
強い毒性のあるブドウ。稀に食べても死なない者がいるが、食べた後に自分の好きな食べ物に化けて暴れてしまう。そして元に戻ったときには化けた時の記憶は失っている。
月光草(げっこうそう)アタゴオル-
秋頃になってくると三日月型の実が光り増していく光草の一種。
月光タケアタゴオル-
月光草の根元などに生えるキノコ。光る輪っかが付いているのが特徴だが、似たもので月光モドキという毒キノコも存在する。
幻燈草アタゴオル-
風鈴森に咲くスズランの様な植物。風に揺れるとリリリンと鈴の音のような響きが聞こえる。
幻惑草(げんわくそう)リクゼーノ、仙丹森体長70cm~1.3m
仙丹森奥に自生している植物。強力な幻覚作用を持つ花粉を飛散させる。この花粉は薬の材料にもなる為、薬局で買い取ってくれる場合がある。
光種(こうしゅ)アタゴオル-
アタゴオルの星街で手に入る光の種。星座の光を集めたもので高く売る事ができる。この種を育てると、育てた本人の心に反応した旗が生まれる。
黒曜松露フランセイズ金貨1~2枚
とても香ばしいキノコ。フラン王国のとある地域に存在するが非常に数が少ないため"幻の茸""黒いダイヤ""宝石キノコ"などと呼ばれ重宝されている。
骨々草(コツコツソウ)アタゴオル-
動物の骨のような形状の植物で、磨り潰したものは神経痛に効く薬になる。しかし、吸い込む或いは群生地に長くいるとしばらくの間、恐竜の幻覚を見るようになる。
コンペイトウ草古代アタゴオル-
一万年前のアタゴオルで自生していた植物。花びらが風に散って大地に触れる時に水晶のキラメキのような音を出すといわれている。しかし悪種でゴエッという音を立てるものもある。
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さ行

名称出典備考
逆立ちバナナアタゴオル-
アタゴオルに自生するバナナでその名の通りバナナの房が逆立ちしているように上向きに実る。
サギヅルリクゼーノ、仙丹森体長1.5m~1.8m
仙丹森の奥に自生している植物。言葉を話し森に入り込んだ旅人を言葉巧みに誘い迷わせる。その大きさから霧が濃くなると人と間違えるほどである。直接的な攻撃はしてこない。
ザザミルアタゴオル、ギルドマ-
ギルドマジャングルの森の主と云われる神聖樹。傷を付けてしまうと森中が混乱してしまうと言われている。
砂漠切りのヒョウタンアタゴオル-
古代譜面王朝が残した砂漠を止めるヒョウタン。歌を聞かせる事でヒョウタンの口から木の実が成り大地に実が落ちると砂漠の土が甦り木が生長するといわれている。
サンゴ樹イバラード-
陸地で育つ不思議なサンゴの樹。ほのかに燐光を放っており観葉植物として人気。アタゴオルやリクゼーノでも特定の場所で自生している。
シオザクラ(塩桜)リクゼーノ-
シオーモにのみ存在する美しく珍しいサクラ。潮風を良く吸い込んだ花びらはあまじょっぱく、舞い散る花びらをそのまま料理と一緒に食べるのが食通である。
シャイコナアタゴオル、ヨネザアド30cm
水辺に棲み青い姿をしている植物と鉱物の中間生物。日の光に弱く繁殖力が低い為アタゴオルでは絶滅していると思われていた。このシャイコナを食べてから本を作ると本の内容が立体化し、まるで小さな劇を見ているように楽しめる。しかし、本を紐で縛らないまま放置していると、本の中の登場人物が勝手に外に出てイタズラしてしまう。
シャボン草アタゴオル-
アタゴオルに群生する植物で茎を切り取りそこから息を吹くと花弁からシャボン玉が溢れ出す。同種の植物に洗弁花などがある。
針透草ヨネザアド-
古代黒髪王朝の宝のひとつ。自身の体を液体化させてこの植物に吸収される事で針透草の葉っぱと同化できる。黒髪王朝の財宝とは植物と一体化し光の陶酔感を得る事であった。
水仙ラッパアタゴオル-
水仙の仲間だが花弁がラッパの様にくの字に曲がっていて、茎の部分を切ってそこから息を吸い込むとラッパのような音が鳴る。
頭脳キノコ(ずのうきのこ)アタゴオル体長15m~30m
世界中の知識や情報を収集するキノコで、この胞子を吸うとあらゆる情報が頭の中に入り込んでくる。そのまま吸ってしまうと頭が破裂しそうなほど苦しくなるが、金色のグミの実を食べると要らない情報を解き放ってくれる。
世界樹リクゼーノ-
センダード王宮城(青葉城)としても知られるリクゼーノで唯一の超巨大な樹木。人の手が加わり城郭(じょうかく)となっているが今でも樹そのものは生きている。
説舌バナナ(せつぜつばなな)アタゴオル-
食べると動物でも言葉を話せるバナナ。青みがかかった色をしており味は非常に苦くまずい。絶滅したと思われていたがアタゴオルにはわずかに自生している。
絶放草アタゴオル-
春に咲くユリの花のような植物。その花粉はものすごい激臭を放つという。
仙丹豆アタゴオル-
世界最大と言われる豆。この豆で醸造した「仙丹酒」を飲んだ後に仙丹豆に触れると、仙丹豆を通して360度視界のプラネタリウムを体験することが出来る。
ゼンマイタケリクゼーノ-
ゼンマイの様な形状をした舞茸の一種。生の状態だと幻覚性の毒を持つが加熱すれば食用として食べられるようになる。味はマイタケと殆ど同じで鍋料理、炒め料理、天ぷらなどが代表的。ゼンマイタケを根から切り離し数日間乾燥させるとガチガチに硬くなる。
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た行

名称出典備考
滝梅(たきうめ)アタゴオル-
アタゴオルの森に咲く巨大な梅の、特に香りの良い変種。滝梅の名は、溢れ出る香りが滝の様だという所からついたと思われる。その香りは、「かすかに甘い」上品な香り。
抱々草(だきだきそう)アタゴオル-
中々手に入らない貴重な薬草。
千鳥木アタゴオル-
ヤシのような木の実がなる木。木の実の中にはお酒が入っていて飲みすぎた人が千鳥足になることからこう呼ばれる。
血ダラ草アタゴオル-
真っ赤な葉っぱや茎にトゲトゲがついた毒草。
ちょっかい蔓(づる)アタゴオル-
近くを通る猫や人に、だれでもかまわずうるさく悪口を言ってくるというイヤ~な植物。目新しいものを見つけると生えてきて、それにあきると別の場所に移動していく。すぐにだまらせる方法は、風鈴森の鉱物服屋で売っている<鏡でできた服>を着ること。
ツン・マリモアタゴオル-
光合成でどんどん大きくなる藻の一種。ポッカラポのマリモという民話によると近くで寝る者が夢を見るほど大きくなり、ある一定の大きさになると引力を持ちはじめ小惑星のように宙をフワフワと浮かぶ。
鉄風草アタゴオル-
非常に硬く海水にも強い植物。80年周期で成長と種への収縮を繰り返す性質を持っている。桃色リンゴ丸の素材になっている。
テバネフラッペリクゼーノ-
別名ヒョウタンカズラ、ウリ科の植物だが同名の実在植物よりも遥かに大きい。十分に成長すると3~4mほどの巨大な果実を実らせる。その実を割ると中からハングライダーの様な形状の羽種(ハダネ)が50枚ほど入っている。一枚一枚の横幅は2m程もあり山脈付近では昔からこの羽を使ったスカイスポーツが楽しまれている。
伝々花(でんでんばな)アタゴオル-
ヨネザアド全域に自生している、茎を通して音を伝える花。マイクの様なタイプとスピーカーの様なタイプがある。同種に音を録音して再生できるモスモスッ葉がある。
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な行

名称出典備考
鳴月草(なきづきそう)アタゴオル-
音楽を聞かせる事で三日月型の花弁が育ち自らも音を奏でる植物。月祭りの夜に蛇腹沼に浮かべる風習があり、最後まで沈まなかった鳴月だけが月に吸い寄せられて月光ギターを作り出すと言われている。
波底花の実ヨネザアド金貨1枚
非常に良い香りを放つ花の実。珍しい植物らしく香り屋で金貨1枚で買い取ってくれる。
根無矢草(ねなしやそう)アタゴオル-
パンプ草の系統の植物だが旅人がこの植物の下を通ると透明な矢が刺さり姿が見えなくなってしまう。
眠り花粉アタゴオル-
強力な催眠効果を持つ花粉。この花粉を吸い込むといやおう無しに眠ってしまう。
ノーブルブランリクゼーノ-
蠱惑の森の中でも不純物や汚染の少ない綺麗な水場でのみ咲く水仙に似た植物。酒精樹と同じ性質を持つ酒精花の一種だが非常に数が少ない為、高貴な花と呼ばれるようになった。
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は行

名称出典備考
灰色をしたふしぎなものイーハトーブ-
国境の砂漠に長期間居ると全身に纏わり付いてくるふしぎなもの。草の生える余地のない砂漠なので人の体を土壌にして繁茂するらしい。これをずっと放置していると全身が硬直し、例えば椅子にずっと座っていると椅子に張り付いて動けなくなってしまう。植物医者に診てもらって治す事ができる。
パウゲンヴィルの花イバラード-
タカツングの砂地に自生する赤紫色の植物。花タバコの原料として用いられる。
爆願草アタゴオル、ギルドマ-
幻覚胞子を周囲に撒き、その者がもっとも望むものを幻覚で見せる。
バケチュバの空スイカアタゴオル-
スイカの栽培技術が発達していたバケチュバ文明が遺した中身が空っぽのスイカ。中には遠い昔の映像が残っており、いわゆるタイムカプセルの役割をしているらしい。
ハコネアタゴオル-
根っこの部分が四角い箱のような形になる樹木。これに蓋を被せてお酒を貯蔵したりできる。
発眼草(はつがんそう)アタゴオル-
花弁の部分がペッタリと貼りつく変わった植物。想念の力を持つものが額に貼り付けると通常では見えないものも見えてくるという。
パナ豆アタゴオル-
巨大な豆で、二つに割ったサヤは強烈な揚力を発揮し、風に乗って空を飛ぶことが出来る。最近ではアタゴオルでもめっきり少なくなった植物。
バラニル草アタゴオル-
音に合わせて姿を自在に変えるといわれる変形植物の一種。
バラッゴ・ヅルアタゴオル、音千森-
バラッゴ・ヅルの群生している音千森に持ち物を落としてしまうと蔓が絡みつき所有物にしてしまう。落し物を取り戻そうとすると棘のあるツルが襲い掛かる為非常に危険である。弱点はフメンタという変形菌。
パリスパの実アタゴオル-
灼熱の土地でしか育たない植物で古代の熱帯アタゴオルで自生していた。その葉っぱは工具の"カンナ"のような形状をしており、その葉っぱで月光を削ると月光カキ氷が出来る。それを食べると使用者の影と体が入れ替わり、影は使用者に代わって勤勉に働き影になった本人は海の底に居るような涼しさを体感できる。
ぱるぱらんアタゴオル-
真実を写す花。巨大な花弁を水に浮かべて現像し、この世にたった一枚の写真を撮ることができる。
ハリガネ草ヨネザアド、波待ち岬-
波待ち岬に生息。三日月のような葉っぱが特徴。それを手にすると、持った人の心に反応して揺れる。
パルカシオンの実イバラード-
イバラードのとある地方に自生する植物の実。花タバコの原料として用いられる。
風鱗キノコアタゴオル-
別名テントダケ。かさに薄青いだ円のもようがある。このキノコをていねいに分解して抽出した液をのむと、水の中でも息をしたりしゃべったりできる。
フミの木銀しぶき海、青猫島-
青猫島の仙貝沼の周辺にしか育たない不思議な木。普段は茶色い幹だが7年に一度の床屋祭りの夜には水色に変化する。
フロフロ茸(だけ)アタゴオル-
竜首草の根元に育つ珍しいキノコ。食用ではなく入浴剤として用いると、しばらくの間雨粒に濡れず余計な音や声が聞こえなくなる。(代わりにザーザーと雨音で聞こえる)
紅尾びれ花アタゴオル-
赤くツルツルとした花びらと鼻が曲がるほどのすっぱい激臭が特徴の花。死者の声を聞くといわれている。
ぽえぽえぱん草アタゴオル-
リンゴ丸の船内に自生していた草。この草の前でぽえぽえぱんと叫ぶと明日の天候や船員の行動を把握する事ができる。
ホッカ芋リクゼーノ-
冬に山脈付近の寒冷地に育つジャガイモの一種。地中深くにまで根を伸ばし地熱を吸収して溜め込む性質がある。掘り出すと3日程はそのままの高温を保ち続けるので温野菜として重宝されている。
星ミカンアタゴオル-
ふつうのミカンとよく似ているが、星ミカンの表面にはうすく星形のつぶが見える。この星に反発する成分がふくまれているため、食べると体が浮くようになる。でも、食べ過ぎると<ヒトデ病>になってしまうので注意。
ホタル草イバラード-
その名の通りホタルの様にほんわりと光る植物。鉢植えにして部屋に飾ると夜には優しく光る。
ポンポン草アタゴオル-
ラベルを印刷する性質を持つ草。猫政宗の瓶のラベルもこれから作られており、味の秘密もこのラベルにある。
ポンポ・エンテアタゴオル、ピンプル樹国-
数百mはあろうかという巨大な大木。別名銀河を載せた天秤と呼ばれ原住民からは聖木と崇められている。天秤のような枝振りをしており、世界中で起こる争いの勝利と敗北を司っている。
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ま行

名称出典備考
マームガーヤーンリクゼーノ-
オーサァドの停留ポイントの目印となっているガジュマルに良く似た巨大樹で宝弦草原に数か所存在する。幹から害獣・害虫除けの芳香を放つので少数の遊牧民族だった頃から安全地帯として停留地となっていた。
マダラ・ショクダイヨネザアド、ピンプル樹国-
うっすら悪臭が立ち込める巨大な花。別名死体花とも呼ばれている。
水イチゴアタゴオル-
幻燈草の近くでしか育たない大きなイチゴ。リンゴと同じ位のサイズだがしっかりと甘い。沢山食べ過ぎると幻燈草と同じ様に風が吹くたびにお腹がリリリンと鳴る。
晦日(みそか)の実アタゴオル30銅貨
一般に金の実と呼ばれる金色のドングリに青い点々模様のあるような実。植物なのだが洞窟の岩肌などに直接実る事が多い。年越しの晩に雪で作ったかまくらにこの実を埋め込むとかまくらがフワフワと浮かび一年の思い出を回想できる。鉱物の金が含まれているわけではない。
ミハル苺アタゴオル-
青い色の苺で、大陸の隅々まで根を延ばすが地上に出て苺となるのは非常に珍しい。地中深くにブヨブヨの青い水晶のような状態で活動しており、食べると陽炎のように春を直視で見ることが出来る。
脈感木(みゃくかんぼく)アタゴオル-
この木の洞に頭を入れると葉っぱからその人の精神の香りが出てくる特殊な樹木。主に医師が診察のために使用している。
耳鳴りの実アタゴオル、ギルドマ-
ジャングルに自生している大き目の植物。その実は薬として用いられる。
ミミユイの花ヨネザアド、ピンプル樹国-
マダラ・ショクダイに似ているがその数倍もの大きさに育つ。そして嗅いだ本人の心に入り込んで染みるという匂いは心が正しい者には清い香りだが心根の腐った者には耐えられない激臭となる。
胸底晩花(むなぞこばんか)アタゴオル-
クサヤ谷の奥深くに咲く悪臭を放つ花。あまりに臭いが強過ぎて近づけるものではないがこの花に触れると胞子が噴出される。そこから出る微粒子を吸引してしまうと最初に触れた人そっくりの姿になってしまう。但しそうなってしまうのは触れた者に対して好意を持つ者だけである。
ムネルの木古代リクゼーノ-
現在のムニエル砂漠周辺にのみ自生していた万能薬樹。葉、木の皮、根、木の実、全てが薬の特効薬として重宝されていた。かつて森林地帯を築くほど繁栄していたが大戦による影響で絶滅している。
ムラサキ毛針アタゴオル-
サボテンのような植物だがその針は神経系の猛毒を持っている。針に触れてしまうと体の神経が切れて死んでしまう。
ムラサキゴケリクゼーノ-
花の紫鷺苔(ムラサキゴケ)ではなくジメジ湿原に自生している名前の通りの紫色の苔。区別するために学名では紫蘇苔(シソゴケ)というが見た目のインパクトからムラサキゴケで呼ばれる事が多い。
ムラサキ・ホタル草アタゴオル
宇宙的な植物と言われている。独特な臭い臭いを発するが根を引き抜いてしまうと臭いが途端になくなる。植物よりも鉱物に近い組織で出来ている。
冥蘭(めいらん)アタゴオル-
アタゴオルの森冥蘭谷に自生している巨大な花。雄しべに死者の魂が宿っていると言われている。この花粉は貴重な漢方薬の材料になるといわれている。
メビスきゅうりアタゴオル-
メビスきゅうりの原液は宇宙の星々と繋がっており、絞り原液を服や帽子などに塗るとそこから銀河の星座が生えてくる。
モスデフリクゼーノ、ジメジ湿原体長1m~3m
生物を襲い摂食し、催奇性の(生物を変化させる)毒の胞子を撒き散らして繁殖していくキノコ。地表に出たキノコ部分が本体と思われがちだがあくまで器官の一つであり、本体は根の部分であり、その大きさは推定500m~2kmの範囲まで及ぶ。
モンワラ草アタゴオル-
柔らかいクッションのようにスベスベで気持ちいい葉が特徴的な植物。
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や行

名称出典備考
雪待ち草アタゴオル-
中々見つける事が難しい白い花で銀色の煙のような花粉を持つ。この花を酒に浸けて満月の光を浴びせたものが酒の中で一番美味い酒だと言われている。
ユラギリ草アタゴオル-
蛇腹沼の底に自生している水草。音に反応し、大きい音を聞かせると元気になる。そのまま音を聞かせ続けると新たに万華鏡の苗が育つ。
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ら行

名称出典備考
ラガの木リクゼーノ-
ブルワリの木とも呼ばれる酒精樹の一種。大麦の周辺で育ち麦芽の養分を吸収しながら苦く発泡性のある果汁が詰まった実が育つ。この果実と綺麗な水を一緒に樽の中に入れて発酵させるとビールが完成する。
ランプ草アタゴオル-
チューリップのような植物だが、花弁の中がランプの様に明るく光る。占い師が占いに用いる事がある。
竜首草(りゅうかべそう)アタゴオル、竜首森体長8m
アタゴオルの立ち入り禁止の森、竜首森に自生する植物。動く者に反応して襲い掛かってくる。
連知樹ヨネザアド-
アンジリアにある神聖な賢者の木。木の内部には植物の英知が宿っているといわれている。
ロゼッタフルーツリクゼーノ-
イシノムキヤの蛇の目沼近辺に自生するイチジク属の一種。果皮には不思議な言語の様な羅列模様があり、この果実を食べると一時的にあらゆる言語を理解できるどころか野生動物の声も聞き分けられるようになる。
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わ行

名称出典備考
惑星の木イバラード-
イバラードで売られている星の植物。育てていくと手毬くらいの大きさの惑星が実り観賞用として親しまれているが、巨木になる惑星の木も存在する。
ワタリンゴリクゼーノ-
ワタ属とリンゴ属の両特性を持つ果実樹。枝先に実った果実が熟してくると破裂して中から白い綿塊が姿を現す。綿塊はまるでリンゴ味の綿菓子といった具合でフワフワで柔らかく口の中に入れると溶けて無くなる。
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