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ポーション
ファンタジー的とんでもアイテム。
薬草を魔力で精製して生み出すもので、飲んでよし、患部にかけてよし。ただし欠損が治ることはない。勇利が作る傷薬は薬師の薬と言うよりはポーションに性質は近い。
エリクサー
深いダンジョンでたまに手に入る伝説の薬。欠損部位すら再生させ、あらゆる病が治るという。
聖薬が再現した際の材料が公開されたが、あまりの高難易度に心が折れた錬金術師は多い。
聖薬が再現した際の素材は次の通り。
- ラカイックのダンジョン最下層に自生するユドグラシルの葉。
- ドラゴンの血。
- オリエンシア大陸にある三百階クラスのダンジョンの地下二百階以降の宝箱にたまに入っているという聖油。
- 帝国最凶の魔獣、『ギガント・マーダー・クロウ・ベア』の肝。
- カリディア大陸の標高1万ヤードクラスの山脈に住む『キリング・エンジェル・ハーピー』の羽。
- それから他のいくつかの鉱石や薬草が山盛り。
リゲーンダ
エルフの古い言葉で伝説を意味する。『七色の実』だけで作った非常に濃厚なワイン。
王太子の婚約祝いに作られ、献上された。以降二千年間誰にも作られないまま、その逸話だけが独り歩きしていた。
今回再現されたことにより、いろいろと動き出すだろう。
金属
ミスリル
魔法金属。魔力導電率がよく、強化エンチャントがしやすく、また魔術の力を増大させることが出来る。薄くても防御力が高いことで知られる。
冒険者はまずはミスリルの防具や武器をそろえることが一人前の証でもある。
オリハルコン(ヒヒイロガネ)
ダンジョンからごくたまに少量産出される希少金属。あとは伝説級の武具の形をとって宝箱などで手に入る。
ダンジョン鋼
特殊な金属。ダンジョン内ではミスリルよりも強力な武器や防具になる。
ダンジョンにいる魔獣からドロップする武器を鋳溶かして人間用の武器に仕立て直すのが普通。
錬金術関連
導きの緑石
大樹のダンジョンにて各層のボスからドロップする魔道具。
ダンジョンの移動用魔法陣を起動させるためのアイテム。帰るだけでなく、行くことも可能。
使い捨てではないが、ランダムで壊れる。
オートマタ
工学系錬金術師の悲願ともいわれている魔導生物。二万年前には普通に稼働していたらしいが、そのコストの悪さゆえに淘汰された。
一部でオートマタに魂を宿そうという試みが行われ、やがて非人道的な実験が行われるようになったらしいが、現在ではそれらも含めてオートマタに関する資料は散逸してしまっている
ゴーレム
工学系錬金術師が作り出す魔導生物。魔石によって単純な命令をこなすことができる。主に土木作業や簡単な生産の助手、タンク役などに利用されているが、とある東洋の島国ではとてもに滑らかに動くからくり人形が存在するという。
ゾーラタ
エルフの古い言葉で黄金を意味する。クレートの町で冒険者の間で流行っていた薬。
飲むといつも以上の力を発揮でき、疲れ知らずになるという。その正体は特殊な処理をした触手の粉末と麻薬が混ぜられている。
強い依存性があるうえ、薬を飲めば飲む程体内で触手が濃くなり、やがて生命力を奪い取られていくことになる。
売っていた薬師ギルドが町長によって摘発されたため、以降は売りに出されておらず、また残った薬も効果が失われていたという。
ターイナ
エルフの古い言葉で秘密を意味する。クレートの町の富裕層の女性の間で人気になっていたお香。
早い話が麻薬であり、摂取した人間の思考力を奪い、暗示にかかりやすくなる。また摂取し続ければ当然廃人一直線である。
販売していた薬師ギルドの摘発により、販売中止となった。
植物
バシ
スワラ北部でよくみられる穀物。
実はずんぐりしているトウモロコシを想像してもらえればいい。使い方もほぼ一緒である。
ポト
早い話が新ジャガのような根菜。
メルク・グミ
メルクのダンジョンに生息するビッグ・グレイ・スターリングからドロップする。
生の特性はコーヒー、処理した後はナタ・デ・ココだと思ってもらうと近い。
グール草
スワラ王都の森の奥で発見された草。赤い花に小さな実がついている。食べると強い幻覚を見る。
クレート・フルーツ
クレートの町にあるダンジョンでドロップする植物。鬼灯に似た形をしており、避妊薬の材料になる。
ドラゴン・ブレス
登場:毒ダンジョンと南国果実。ドーン女王国東部(セイラディアに近い)か、スモアの毒ダンジョンのボスドロップ。
取扱注意。素手で触ると手がただれる。
煙にしたそれを吸い込むだけ喉がやられ、目が痛むというとんでもない代物。
その分効果は絶大で、ドラゴンの名前に遜色ない威力だった。
トキシの花
子供の手のひらくらいの小さい花。香りはいいがたんぱく質に特効を持つ強力な酸毒を持つため、魔物も近寄らない。燃やすと毒素が空気中にばら撒かれ、吸い込んだだけで内臓が焼けただれるので注意。
この度、花びらと花粉に甘味成分を含むことが判明したが、抽出には非常に繊細な作業が要求されるため、活用される日が来るかは不明。
七色の実
大樹のダンジョンの五階で採取できるブドウに似た実をつける植物。名前の通り、その粒一つ一つが色が異なる。味は同じ。
濃厚な甘さとさらりとしたくちどけの美味しいブドウ。『パープルレッド・スネイク』の縄張りに生成されるいわばダンジョントラップの一種。採取の難しさからAランク素材に分類される。
この実だけで作ったワインはかつてスワラ王家に献上された。
カンナビス
大麻のことである。錬金術師が成分を精製すると麻酔薬になるのだが、多くは麻薬として精製された。
ユドグラシル
ラカイックのダンジョンの最下層に生えている大樹。
その実や葉は錬金術の貴重な素材になる。