グロース湖に生息するカワマスのこと。 凶悪な性格で、餌が少なくなると共食いも辞さない。
小型の船だと集団で襲って転覆させ、乗っていた領主に襲い掛かる肉食の魔魚である。
冬の間は凍っていない湖の中心に集まる。 そして春とともに活発に動き出し、縄張り争いを始めるため、暴れる彼らで波打つ湖面は周囲の春の訪れを告げる風景である。
通常の個体で2メートルほど。
一時期20メートルを超える個体が目撃されていたが、一掃されて以来目撃情報がない。