概要
イミテーション・ピジョン、およびジュエリー・ピジョンの本来の呼び名。
五十年以上生きたレッドアイ・ピジョンの血が鉄化症の材料になるところから、名前が変わったようだ。
勇利の持つミナコの薬師書にはこちらの名前で記載されている。
ジュエリー・ピジョン
初出:短編集5巻「血の宝石」
宝石の鳩と呼ばれる。イミテーション・ピジョンとの違いは、胸のところの羽が赤く染まっているかどうか。
血が宝石になるという幻の鳥と言われているが、実際にはその血が錬金術の素材になるのが、時代と共に伝承が歪んだ結果、間違って伝わってしまった。
見た目はくすんだ灰色の羽のみすぼらしい外見で、肉はまずい。
この付近では、「ジュエリー・ピジョンを探すようなものだ」なんてありもしないおとぎ話を信じてる人を揶揄する慣用句として使われている。
イミテーション・ピジョン
灰色の羽のみすぼらしい外見の鳥でジュエリー・ピジョンによく似ている。
血は石にはならず、肉は美味しいのでいつしかイミテーション、偽物って呼ばれるようになった。
肉が食材になるほか、羽や骨は矢の素材になる。