ファラオハウンド

Last-modified: 2018-12-15 (土) 11:30:15
ファラオハウンド(オリフレ).jpg
名前
ファラオハウンド
学名
Canis lupus familiaris: Pharaoh hound
英語表記
Pharaoh Hound
分類
ネコ目 イヌ科 イヌ属 タイリクオオカミ種 イエイヌ亜種 スピッツ及び原始的犬種群 原始的犬種層
保全状況
不明 (UK)
ニックネーム
ファラオちゃん

元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)

紀元前30世紀以前の古代エジプト王朝にその起源を持ち、フェニキア人に依って紀元前10世紀頃にマルタ島やゴゾ島等の島々に持ち込まれ、その後1960年代にイギリスに8頭爾【のみ】が輸出されて血統維持に用いられ、現在ではマルタ共和国の国犬に指定されています。
興奮すると鼻や耳に血流が集中して顔全体が潮紅する(=顔が赤く成る)、ブラッシングと呼ばれる状態を示し、エジプトがオリエント最大国家の一つとして栄えた、エジプト第19王朝時代の記録に依れば、“夜に成ると”“神の如く顔を光り輝かせこれから始まる狩りを思って喜びに興奮する”とあり、主にウサギ猟にて活躍して来ており、「ケルブタルフェネック(ウサギ猟犬)」の異名も持っています。
併し、2004年に行われた遺伝子解析に依り、現在、「ファラオハウンド」として血統維持されている個体は、長くとも過去数百年で成立して来た品種であるという結果が出ており、古代中東地域の遺跡より出土している遺骸や記録等との関係性に疑義が抱かれています。
エジプト神話に於ける、冥府の王にして医術を司り、死者の魂(バー)を冥府へと導き、更には、死者の魄(カー)と生者も住まう聖地を守護する神:「アヌビス」のモデルとも考えられています。

概要

古代エジプト王朝の夜の猟犬にして冥府の神“アヌビス”のモデル「ファラオハウンド」のフレンズ。
けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。
(※ 註解:学名のコロン以降は品種名。)
デュエルスタンバイ!

特徴

このコは皆から、「ファラオちゃん」と呼ばれているね。
直ぐに顔を赤らめ、鼻息や口調が荒く成るけれど、曰く、照れている訳ではない熱血漢な性格のコだよ。(女の子やぞ…)
ウサギを始め、小さな動くものに対しての関心が高く、追い駆け回す元動物の習性は、恐らく健在で、小っちゃいものが好きだと屡々自負しているんだ。(危ないよー…)
視覚獣猟犬に区分される事もあるけど、嗅覚獣猟犬としても聴覚獣猟犬としても働く元動物から、目、鼻、そして耳がとっても良く利くコだよ。
大好きな小っちゃいものを、いつでも捕捉出来るらしいよ。(こわいよ!)
魂(バー)の帰る場所として、特定の条件に合う場所を“聖地”と定めて、誰もが安らげる様にと、いつもその“聖地”の御手入れを欠かさないんだ。
独立志向性が高く、教わった事を自分の基準で判断して行動して仕舞う傾向の強い元動物の特性は、猪突猛進気味な所に影響しているかも知れないね。(そのまま真っ直ぐ行け!)
長い尻尾を興奮した時には弓形に持ち上げるけど、背中に迄巻き上げる事が無いのも、元動物と同じだよ。
又、元動物同様に、その筋肉質な体格や運動量の多さにそぐわず、食は細い為、自分で食べる事よりも、誰かに御馳走する事の方が多いよ。((じゅるり…))
その時も顔を良く赤らめるよ。(照れてるのー?)
興奮していると本人(?)は言っているけど、実は照れているのかも知れな
 
???「こ、こここ、興奮しているだけだ!! ふ、深い意味なんて無いんだぞ!!!」
 
 

(@設定上のお話)

エジプト神話にて、闇と渾沌を司るヘビの悪神:「アペプ」に対する天空とそれより齎される神罰や恵みを司るネコの神:「バステト」のモデルの一種:「エジプシャンマウ」も意識されている、との談です。
 
 
古代エジプトをモデルに、首飾りはウェセク、衣装の基本はワンピースドレスだが、現存する血統との差異(疑義)を意識し、稍現代風にアレンジされています。
又、頭巾はファラオハウンドの特徴的な大きな蝋燭耳【ろうそくみみ】(蝋燭の炎の様な形の耳)が目立つ様に、側頭部から後頭部爾【のみ】を覆う物に成ったらしいです。
古代エジプトのファラオの額に王権や神権の象徴として附された、コブラがモデルで土地を守る太陽神:「ウアジェト」を模ったウラエウス(蛇形徽章【へびがたきしょう】)は、このコの場合、自身がモデルと成った神:「アヌビス」の徽章に、との経緯があるとの事です。

一言

(われ)(いま)(こう)(ふん)しているのだ!! そこに(ふか)()()など、ありはしない!!!」

セリフ

「さあ、()りの()(かん)だ。この(せい)()こそ(われ)()(バー)(かえ)()(しょ)なれ! いつ、(だれ)(かえ)って()ても(やす)らげる(よう)に、(ぜん)(りょく)(しょく)(りょう)(そな)(つづ)けようぞ!!」