モンゴリアンバンホール

Last-modified: 2018-07-11 (水) 21:11:47
モンゴリアンバンホール(オリフレ)_fw.jpg
名前
モンゴリアンバンホール
学名
Canis lupus familiaris: Burjat-Mongolskij volkodav
英語表記
Mongolian Four-eyed Mastiff
分類
ネコ目 イヌ科 イヌ属 タイリクオオカミ種 イエイヌ亜種
保全状況
不明 (UK)

元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)

チベタンマスティフの仲間から約14,000年前に分岐した、モンゴルからロシアの地域に掛けて生活する遊牧民と暮らして来たイヌの仲間です。
体高は雄で60cm以上、雌で55cm程であり、遊牧民やその家、家畜を守り、人為淘汰に因る品種ではなく、自然的環境要因と文化的環境要因とが複雑に影響し合って成立した在来種とされています。
垂れ耳は大きく、長毛で覆われた垂れ尾を有し、筋骨隆々な体型をしており、寒い地域に適応した重く分厚い被毛の為に暑さには弱く、胸に白いパッチを持っています。
英名で四ツ目が言及されている通り、2個で1対の水晶体眼の上部に、2個で1対のエクストラアイや千里眼と呼ばれる部位を持っており、何を感覚しているのかは不明ですが、予めオオカミやユキヒョウ等が出現する場所を特定してから待ち伏せて襲う傾向があり、未来や精神世界が見えているのではないかという伝承も古来、紡がれて来ており、厄除けや守護神としても重宝されて来た、ヒトとの長い歴史を持っています。
通常、天敵を追い駆ける事はせず、その場から即座に立ち退かれれば襲いませんが、天敵が逃げ遅れた場合には、一切の躊躇も無く襲います。
独立的な性質で縄張り意識が強く、家族や自身の認めた対象に対しての愛情や忠義心も甚だ強く、通常、業務中はヒトには一切興味を示しませんが、信頼の置ける者を同伴していない者が防衛対象に近付く事を決して許しません。
行動する前に考える時間を設ける事からも、状況判断能力は極めて高く知的であり、又、先を見通しての行動が多く、成功する事を確信してから行動する事が多いともされています。

概要

謎の眼を持つ(?)「モンゴリアンバンホール」のフレンズ。
けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。
(学名のコロン以下は品種名)

特徴

オオシシガシラチベタンマスティフの親戚の様な関係だという事もあり、稍似た外観のフレンズに成った。
千里眼(エクストラアイ)で捉えているモノ、或いは見えているモノは何なのかは、このコにしか分からない。
モンゴル語の一つで悪魔や鬼神を表す、「チョェトゴェリィン」という言葉を「セルリアン」に対する“二人称一般名詞”として当てているのは、モンゴルに在来であった事と、自らも神として崇められていた事に由来する。
そして、セルリアンを「我が半身」と位置付けるのは、本品種が在来である地域の一つにして、別名にも入っているブリヤートの人々の属するツングース系に於ける「シャマン」から派生した「シャーマン」にも由来している。
本品種が、民俗的に超自然的存在との常時の関わりを伝承として持っている事も由来ではあるのだが、(まぁその辺は措いておいて、)兎に角、このコ独自の世界観では、セルリアンは鬼神であり己が半身である、そんな感じらしい。
多世界解釈的に、或いは並行世界解釈的に、幾つもの現在と未来、或いは過去があると仮定して、その未来の部分が見えたとしても、どの意識がどの未来を観測するのかが正確には分からない、そんなもどかしさもこのコは感じているのかも(?)知れないのだそうだ。
守りたいモノを守ろうとする、迚も野生的ではありますが、自分の心に素直なコなのである。
だから、鼻血が出ようがノゾキはやめません!)(←「ノゾキ」?)

一言

「未来の読める相手に勝つ方法なんぞ簡単だよ。読み切られぬ規模の未来を用意し、回避の(あた)わぬ未来を選択すれば()い、それだけであろう?」

セリフ

「みんな、後15分で、あっちでイベントがあるぞ! この場所はスタッフオンリーだから、我々は立ち入り禁止だとさ。さあ、みんな、我は所用で遅れるから、先に場所取りをしておいてくれ! ……うむ、行ったか……。我を覗きたる時、我も亦た貴様を覗いているのだよ。我は犬のお巡りさんだから、鼻血を代償に見廻りをする、何も(やま)しい事は無い、唯だ幸せを見守っているだけなのだよ。我は“多く”の犠牲を見て来たが、決して、“全て”の災禍は防げぬのだ、(ゆる)せ……復た時間ぴったり…か……最高の花火で最高のイベントの思い出を作ってやろうではないか、我が半身、鬼神(チョェトゴェリィン)!!」