マガツイカルガ

原作小説版に登場した、イカルガの更に先の形態。

パイロット

• エルネスティ＝エチェバルリア(エル)
  ＳＰ：加速, 1, 心眼, 6, 集中, 12, 痛撃, 16, 激闘, 22, 夢, 31
• アデルトルート＝オルター(アディ)
  ＳＰ：ひらめき, 1, 集中, 4, 熱血, 8, 加速, 14, 祝福, 28, 愛, 34

アップグレード

運用

エルとアディを揃えた上で合計3回のアップグレードを経て、まさかの合体機に変貌。
とはいえ武器構成や機体性能の傾向など、基本的にはイカルガ時代とあまり変わらず。
ただマガツ及びニシキへのアップグレードは様々な事情からイカルガ時代の弱点の改善になっているという形のアップグレードになっている。

マガツイカルガでの弱点の改善点は「二人乗りになった事でエルのＳＰの弱点が改善される」といったところ。
アディの習得ＳＰはエル習得の物と3個被りがあるので、エル側のＳＰは夢用に節約できる。
……と言いたいが、被っていない残り3個のＳＰの需要や消費が非常に大きいため、被っているＳＰでエルのＳＰ消費カバーは高レベル帯でなければ厳しい。
他にも火力低めだがその分低燃費の２Ｐ武器と、接近してきた敵を殲滅できる全方位ＭＡＰ兵器が追加。
ＭＡＰ兵器に関しては本機の燃費的には少し使いづらいが、熱血+痛撃両立から威力数値やEN消費量以上のダメージ量を出せる。
積極的に敵陣に突っ込み、自分の周囲に敵を集めてから熱血+痛撃+祝福で稼ぎするのも面白い。
バリアも追加されるが、本機が回避型ユニットである事と、発動する属性の範囲が狭すぎる事から忘れていい。

更にその先の最終アップグレードとしてマガツイカルガニシキが存在する。
こちらでの弱点改善点は「弾数武器追加による継戦能力の向上」といったところ。
これにより継戦能力が低いのが弱点だったのがむしろ上位レベルの継戦能力に変貌した。
ただイカルガの項に記載したが、エルの魔力(射撃)値は主役格として低めなので、小型連装投槍器の方は数値以上にダメージが出づらい。
他には射程1に当てられる必殺技も追加されている。Ｑ属性なので少々使いづらいが、夢経由かアディの愛なら間接的に突撃を貰えるので、他の機体のＱ武器と比べると使いやすいか。
他にも面白い点としてアップグレード前のアディ機にあった牽引索が復活した上に合体した状態で撃てるようになってる事。
エルの高技量値を活かしてデバフをかける事ができる。スーパー系の必中用のＳＰ節約になるので狙えるのであれば使うのも手。

マガツイカルガニシキまでアップグレードした後の分離形態は普通に強い。手数が欲しい時に分離戦法を使ってみるのも手だろう。
そちらでの運用についてはエル単機項目及びアディ単機項目にて。
なお、マガツイカルガ時点の分離形態はアップグレード前の単機運用時点より弱体化点があり、特にエル機に至っては一般的な分離機相応なので注意。
両者共に回避力だけはあるので囮くらいはできるが、アップグレードが終わる前はほぼ合体したままで運用する事になるだろう。

最終的な結論としては二人乗りリアル機として見れば最高峰のスペック。
エルとアディを揃えた後、階層制限を乗り越えつつ複数回のアップグレードを行ってからようやく本領発揮とかなり大器晩成だが、完成すればリアル系エースになれる優秀なユニットと言えるだろう。

しいて注意する点としては、マガツイカルガ以降で追加される空中・宇宙で運動性と移動力が上がる特殊能力「開放型源素浮揚器」の存在がある。
この特殊能力自体はメリットではあるものの、逆に言えば陸地に降ろしづらいという事でもあるので地形適応を他ユニットよりも受けづらい。
特に本機は射撃寄り機体、つまり待ちの姿勢で戦えるタイプのユニットなので、同効果特殊能力持ちのエウレカセブン勢やオーラバトラーよりも地形適応を得たい状況が多少ある。
地上マップ攻略時は頭の片隅にでも入れておいた方がいいだろう。

パーツ

スロットは2個。
やはり王道のＥＮや運動性。マガツイカルガニシキになると継戦能力も高くなりＥＮの優先度が下がるので、2枠とも運動性でも悪くない。
イカルガの項にも記載したが、エル君の格闘・射撃(魔力)の値は主人公としては若干低めなので、それのフォローでＣＴ率を上げるのもあり。

マガツイカルガ以降のパーツ共有については少し特殊な形になっている。分離戦法を使う場合は以下を参照。

備考

• アップグレードはマガツイカルガニシキ止まり。トイボックスＭｋ．２やイカルガ・カギリ等は未実装。
  というかアップグレードの回数が多くなるし、純粋強化でもないのでゲーム的にも実装は難しそうではある。
• リアル系最高峰の修理費なので撃墜されないように気を付けよう。具体的に言うとエヴァ初号機よりはマシだが他のエヴァよりは高額の16000(マガツ)or18000(マガツニシキ)。