ラウの国、ナの国の二国共同開発による量産型オーラバトラー。マーベルが赤い機体色の先行生産機をフォイゾン王から直々に与えられ、それまで愛機としていたボゾン(これもまたフォイゾン王から下賜された物だった)から乗り換えた。
ロボダンでは設定上は存在しないが劇中使用描写のあるフレイボムやガッシュがデータ化されている。
パイロット
- マーベル=フローズン
SP:忍耐, 1, 努力, 10, 熱血, 12, 激励, 24, 絆, 31, 気合, 36
アップグレード
ボチューン
↓
ダンバイン(マーベル用)
※アップグレード条件としてダンバインをビルバインにアップグレードする事が必要
運用
ユニットステータス的にはダンバインよりやや装甲で上回り、運動性で劣る。武装はバルカンとフレイボムの二つの2Pを持つので、同じ移動力4のダンバインよりも攻める分には取り回しは良い。
というのは単機のカタログデータのみを比較した場合の話。
この機体はパーツスロット4である。
ダンバインと同程度の性能でスロット4というのは極めて強力な要素であり、スロット数が多いほど強化値が増えるV-UP系との親和性が極めて高い。
仮にダンバインの最大装備数3と同数装備の場合、V-UP(W)なら攻撃力上昇値は300上回り、V-UP(U)なら上昇値は装甲150、運動性15のアドバンテージがある。
最大改造時、マーベルがLV66(オーラ力lv7)でW4積みなら、ハイパーオーラ斬りの威力は5300。
U4積みならHP7200、装甲2400+350、運動性215+14にも達する。
ここにW-UPなど混ぜようものなら、ハイパー化でもしそうなステータスの超ユニットと化すのである。
マーベルがもう一踏ん張り坐禅を頑張ってオーラ力lv8になってくれればボチューンの高い限界オーラ力を活かせるのだが・・・と言っては高望みが過ぎるだろうか。
一方で移動力4というのは、切り込んで行く運用を行うには少々物足りないため、幾らかはブースター系に回した方が実用性は向上するだろう。ちなみに4個全てをオーラコンバーターにした場合の移動力は12、運動性は最大で175+14。
もう単機でオーラロードを開いてしまいそうなスピードである。
パイロットのマーベルは、格闘が高く熱血持ちなので攻撃力については優秀なのだが、必中も集中も持たないため、運動性頼みの戦闘をしていると命中率に不安を感じるケースもしばしば生じる。
加えて気合習得が遅く、自前で気力を上げようとすると割高な激励で無理をする事になる。
ダンバイン系妖精キャラが加入している場合は乗り換え画面よりサブパイロットにできるので、誰かを借りると負担が軽減される。
特にオススメはグラン・ガランからエルを借りる事。集中を覚えるため命中と回避が安定しやすく、気合習得レベルがマーベルより早いので非常に噛み合ってる組み合わせとなる。
なお、ボチューンには特殊なアップグレードが用意されており、ダンバイン→ビルバインのアップグレードが完了すると、ボチューンに対してダンバイン(マーベル用)へのアップグレード項目が追加される。
ダンバイン(マーベル用)の性能はビルバインとの合体攻撃が増えたこと以外はノーマルのダンバインと同性能で、ユニットパワー的にはボチューンより少し落ちる形になる。合体攻撃の威力はハイパーオーラ斬りと同じで、これはこれで優秀なのだが、ダンバインはビルバインとは少々足並みを揃えにくい機体である事や、オーラバトラーが遊撃向きのユニットである事を考えると、扱い易さ、分かりやすい強さという点ではボチューンに軍配が上がるだろう。
現行バージョンではマーベルダンバインが上方修正されており、ボチューンがマーベルダンバインに勝つには汎用性を捨ててV-UP系パーツを複数積みする必要がある。
そのため、V-UPが余りまくってる人でなければそのままアップグレードしてもいいだろう。
換装などと異なり、機体変化のアップグレードなので、ボチューンとダンバインを使い分けるということはできない。
自軍の陣容やパーツの揃い具合などと相談し、事前にセーブしておいてよく検討する事をお勧めしたい。
パーツ
何しろパーツスロット4、SPアイテム3。
ぜひ好き放題に魔改造を施して、湯水の様にアイテムを使って遊んでみてほしい。某PSダンバインの重装甲ボチューンの様にも、親衛隊のボテューンの様にも、いくらでも弄れる正にカスタマイズ遊びの為のオーラバトラーである。