RTW3 中国生存記 1903年

Last-modified: 2024-02-23 (金) 13:32:25

前回:RTW3 中国生存記 1902年
一覧:RTW3 中国生存記
次回:RTW3 中国生存記 1905年

1903年

今回は日本による威海衛泊地への奇襲攻撃が始まったところからスタートです。

11月

0.png
威海衛に停泊していた艦の一覧はこのようになっています。主力の戦艦と装甲巡洋艦がそろっています。
1.png
午前4時に日本駆逐隊による水雷襲撃で戦闘開始です。東側から侵入してきた駆逐隊は、装甲巡洋艦の最後尾にいたTao Chiangに魚雷を発射した後に北上していきます。魚雷は1発が命中、1発がすぐそばを通りすぎました。速度は少し落ちますが被害は軽微だったのでTao Chiangは戦闘準備を急ぎます。被害を受けたからか装甲巡洋艦の中では最初に動き始めました。その後、北側に回り込んだ駆逐隊は一番外側に居た駆逐艦Ching poに魚雷を命中させ撃沈します。以降は魚雷を使い果たしたのかうろうろしているだけでした。
襲撃開始から約1時間後、明るくなってくる中で艦隊は戦艦Shi Ningを中心に行動を始めました。
2.png
しかし装甲巡戦隊の役割がスカウトになっており旗艦から離れていきます。そして、信号の齟齬が発生した結果、駆逐艦も離脱し旗艦は孤立してしまいます。さらに戦艦4隻、装甲巡洋艦4隻に囲まれる展開に。
3.png
戦艦は日本側も最新の戦艦である香取型が1隻就役しておりこちらより主砲が強力です。残り3隻は前戦争時の艦なので物の数ではありません。どちらのクラスに対してもこちらが2ノット早いので可能な限り追い回します。
4.png
敵の戦艦隊はなぜか2・1・1に分かれていたので1隻戦隊になっている初瀬級に対して一気に距離を詰めて撃破します。最初は相手の副砲が届かない距離で戦おうかと思いましたが、時間がない為とにかく早く沈めることにしました。3次砲の5inも有効打を与えられるぐらいに近寄ります。随伴する装甲巡洋艦が装備している片舷9門の6inが頼もしいです。
そして戦艦2隻を撃破し、次は近くに居る装甲巡洋艦3隻を屠るか…と思ったところで戦闘終了。
5.png
小型艦が数隻撃沈されましたが、戦艦2隻撃沈ならば奇襲を受けた側としては大戦果ではないでしょうか。奇襲攻撃は基本が240ターン、つまり4時間しかありません。今回は延長して8時間ありましたが最初の3時間ぐらいは機関が動いていないので実質5時間ぐらいしかありませんでした。あと3時間あればさらに戦艦2隻、もしくは装甲巡3隻ぐらいは沈められたのに…。2隻の戦艦は8inと6inが大量に命中したことにより発生した火災が原因で放棄されています。こちらの戦艦は10inを数発被弾しましたが品質-3砲では大したダメージにならず小破ですみました。
6.png
面白いログを1枚。砲台にクリティカルヒット!BEを貫通した弾は舵を破壊!砲台の…舵…?旋回装置かな?

12月

7.png
5月にKEを解体してしまった為、駆逐艦をTPに割り当てるしかありませんでした。
8.png
これによって、襟裳岬沖で発生した海戦では巡洋艦を護衛する駆逐艦が足りず、こちらが格上巡洋艦でも押し切ることができませんでした。相手に駆逐艦が多いとどうしても攻めにくくなります。こちらにも駆逐艦が多ければ襲撃で隊列が崩れたところを攻めることができたのですが…。
この時に上海で戦っていた陸軍が敗北し占領されています。
9.png
イギリスさん!早く参戦してください!と言っておきましたが断られました。関係が悪化しましたがまだまだ問題ないのでごり押しします。戦艦数の差が響いて海上封鎖を受けているので早い所参戦してもらって戦艦を沈めてほしいです。

1904年

1月

10.png
沿岸襲撃を行い、少ない損害で装甲巡洋艦1隻・駆逐艦3隻と小型船数隻を撃沈しました。大勝利というほどではない堅実な勝利でしたが、こちらの損害がほぼ無かったためか威信が上昇しました。正直なところ1隻だけ就役している香取級戦艦以外に脅威はありません。巡洋艦戦では前戦争と同様にこちらが圧倒します。

2月

12.png11.png
上海の次は威海衛に上陸を仕掛けてきました。こちらは戦艦1隻と駆逐艦3隻で迎撃します。
13.png
相手は香取級と初瀬級の戦艦2隻が出撃してきたので強気に攻めます。交戦開始から10分程度で初瀬級に8in砲弾を30発ほど命中させ大炎上させます。離脱していった初瀬級は放置して香取級を狙います。夕方になり日が沈み始めた頃に香取級に駆逐艦をけしかけましたが、機関が健在だった為か魚雷をギリギリで躱され逃げられてしまいました。追撃したいところでしたが香取級の6in副砲によって浸水が発生し最大速力が11ノットになっており、浸水の拡大によって艦を失うのは避けたかったため撤退しました。
14.png
戦艦が敗北したのを見たからか、船団もあきらめて帰還したようで勝利しました。しかしこちらも香取級の12in主砲と6in副砲をかなり被弾し、浸水と火災により大破しており、全治3か月となり厳しい戦いになりそうです。
そして、改装に出していたKEが帰ってき始めたのでその分駆逐艦をAFに回し始めています。

3月

15.png
中立国を通じて白紙和平が打診されています。現時点で不満度が3まで上がっており、戦艦を沈める自信はあるものの即座に封鎖を解除できるわけでもなく、イギリスも参戦してくれないのでここは白紙和平でもいいか―と思いOKを出します。しかしタカ派により阻止されました。タカ派を英語でhawk partyって書くと少し愉快な感じな気がします。
16.png
唐突にスペインがこちら側で参戦してきました。イギリスとスペインは清と特に仲が良かったのですが、同盟していなかったスペインが、同盟しているイギリスより先に参戦してくれました。
17.png
イギリスはなんか数字がバグってるかと思うぐらい差があるので置いといて、この時代のスペインはなかなかの海軍力です。技術は遅れていますが数はしっかりそろっているので頼りになる仲間が参戦してくれました。東南アジアの植民地守備隊はCA2隻しかいませんが本国から送ってくれると信じましょう。
18.png
この月の戦闘ではこちらの装甲巡4隻・防護巡2隻と日本の装甲巡6隻・防護巡2隻での海戦が発生しました。夜戦でこちらの装甲巡が魚雷を受けてヒヤリとしましたが防護巡を1隻撃沈し勝利を得ました。同時にスペインも戦闘を行っています。東南アジア海域で戦ってくれているので日本の戦力が少し分散しています。

4月

4月16日に装甲巡洋艦5隻、防護巡洋艦2隻、駆逐艦5隻で船団襲撃に出撃します。しかし、目的地が沖縄付近だったため駆逐艦4隻が脱落し、駆逐艦は1隻のみ参戦となりました。
19.png
船団を発見した際に護衛艦は陣形を広げて離れていたのでそのまま突撃します。輸送船を薙ぎ払った後に1~2隻単位で近寄ってくる巡洋艦を順番に沈めていきました。この戦いで輸送船の大半と装甲巡5隻を撃沈する大戦果となりました。大戦果に船員たちの士気も上がります!敵装甲巡洋艦のうち4隻は6in砲弾による火災で放棄され、1隻は8in砲弾が主砲装甲を貫き爆沈しています。
目に見えて命中弾が増えており、前年の3月に開始した砲術訓練の成果が発揮され始めたのを非常によく感じられました。この時点でVPは13,528対5,825で優勢です。

5月

21.png
とうとうイギリスが参戦しました。5隻の装甲巡洋艦が撃沈された時点で日本の海上優勢は崩壊し、封鎖は解けました。そこにイギリス海軍も参戦となればこちらが封鎖することもできるでしょう。
20.png
再度沖縄付近へ船団襲撃に出撃します。今回は修理が完了した戦艦も出撃します。船団に突撃したところ戦艦5隻の部隊を発見しました。しかし香取級以外は旧式艦ばかりで、10年前の前戦争でも戦った艦達です。まぁ10年を旧式とは言いすぎかもしれませんがこの時代の10年は非常に大きいです。装甲巡は偵察陣形だったのか広く散らばっているので適当にあしらいつつ戦艦を狙います。こちらの戦艦が全敵艦からの集中砲火を受けたので速度が9ノットまで落ちてしまい、旧式戦艦2隻を撃沈することしかできませんでした。装甲巡洋艦は火力的に戦艦と十分に渡り合えるので、個人的には装甲巡洋艦5隻で出撃させて欲しいところですがこればかりは仕方ありません。速度は9ノットまで落ちましたが損害はそれほどでもなく、中破で済みました。
22.png
こちら損害としてはHeng Hai級の1番艦が撃沈されてしまいました。被弾は非常に少なかったのですが戦艦の7in副砲1発から発生した火災を消し止めることが出来ず放棄されています。この時代の火災は非常に怖い…。

6月

24.png
上海沖でさらに2隻の装甲巡洋艦を撃沈しました。1隻は9in主砲を搭載した11,000トンの最新艦でした。6inが大量に命中して足が止まったところに巡洋艦の魚雷でとどめを刺しています。

7月

23.png
我が国の優秀なセールスマンが徹甲弾技術をドイツから無料で輸入することに成功しました。なんかドイツさんが怒っている気がしますが気のせいでしょう。SSCは毎月1隻就役しており、月1隻程度の商船を沈めています。わかってはいましたが初期の沿岸潜水艦は費用対効果が低めです。
25.png
戦闘は巡洋艦による夜戦でした。こちらは4隻、相手は3隻だったので余裕だと思いましたが、しんがりの駆逐艦を慎重に処理している間に闇の中に逃げられてしまいました。少しでも数を減らしたいですがそれよりもこちらの巡洋艦が沈められるのが怖いので慎重になってしまいます。もう少し駆逐艦の数を減らしていけば大型艦を沈めるチャンスが増えてくると思います。

8月

26.png
損傷艦が出ても海上封鎖されなくなってきました。SSCの戦果は少ないですが相手にKEの量産を強いているのでそういう意味では効果は上がっているようです。
戦闘は船団襲撃でこちらは戦艦1装甲巡洋艦3に対して戦艦4が出撃してきました。戦艦の数を減らすチャンスだと思い最大速度を指示して突っ込み…15ノットしか出ない?
27.png
悲しいことに戦闘開始時に戦艦のエンジントラブルで最高速度が-3ノットとなっていました。戦場に到着するために機関を全速で回していたのでしょうか…。夜になり輸送船を撃滅しましたが戦艦とは遭遇できませんでした。そしてこのあたりから日本側が戦闘回避をするようになってきました。

9月

28.png
気が付いたら金庫から100万無くなっていたらしい…mysteriouslyじゃないよ!どういうことだよ!威信が減りますが会計監査を入れます。
29.png
戦闘は日本が沿岸襲撃を仕掛けてきました。しかし、巡洋艦不足からまともな戦隊が編成できなくなってきているようです。出会い頭に防護巡洋艦を爆沈させ勝利です。なぜかめちゃくちゃ出撃率が高い第4装甲巡戦隊は全艦がエリートになっており、砲撃訓練も完了しているので薄暗い中でもかなりの命中率が期待できるようになっています。なぜか第4装甲巡戦隊の4隻+1隻という編成が多いです。海域指揮官の趣味かもしれません。

10月

30.png
現在の主力の練度はこんな感じです。第4装甲巡戦隊の出撃頻度が高いのは最新艦だからでしょうか。古い艦ばかり出撃するという事もありますが最新艦をどんどん出撃させてくれるのはありがたいです。ちなみに第4装甲巡戦隊の司令官は無能な音楽愛好家で魚雷専門家でした。
31.png
SSCが戦艦を雷撃し損傷を与えたようです。今回の戦争で潜水艦一番の戦果かもしれません。予約分も入れるとSSCが35隻になったので毎月の発注を停止します。完成しているのは18隻です。
32.png
またまた日本軍による威海衛への上陸作戦です。夕闇に紛れて接近してきた日本艦隊と乱戦になります。ほぼ接敵した状態から始まったので即座に襲撃命令を出します。夕暮れ時で戦艦、輸送船、駆逐艦が入り乱れた乱戦の結果、駆逐艦の衝突が2件発生しましたが輸送船は全滅させました。夜に入ったのでいったん港付近に戻り損傷した駆逐艦をドックに入れます。
33.png
そして夜が明けてから船団撃沈地点へ戻り生存者の救助を行いました。そこで一晩耐えきった生存者たちを第2駆逐隊が救助し、合計960名の生存者を救出しました。生存者の救出は戦闘結果のポイントに加算され1人につき1ポイント入ります。船団を全滅させたので上陸作戦を阻止できました。

11月

上海に逆上陸を計画します。もう海上封鎖は無いのでしばらくすれば実行されるでしょう。
34.png
戦闘は日本による沿岸襲撃が発生しました。戦艦3隻、装甲巡洋艦2隻、駆逐艦3隻の小規模艦隊です。ほぼ損害無しで戦艦2隻と装甲巡洋艦1隻を撃沈しました。開戦初頭からずっと狙っている香取級がなかなかとらえられず無傷で逃げられています。


1904年が終わりましたのでいったん区切ります。
35.png
巡洋艦戦が安定しているのでかなり余裕を持った戦闘を展開できています。問題は戦艦との封鎖値の差で海上封鎖されがちだったという所ですが、常時封鎖されているわけではないのと不安度が上がりだす前にいったん封鎖を解除できたので3から上がっていません。最初の方に白紙和平の提案があった以降は一度も交渉が無いので、こちらの不安度が大丈夫そうなら通商破壊を始めて革命勝利を狙ってもよさそうです。あとイギリスとスペインは全然戦闘に参加していませんね…。どちらも東南アジアに装甲巡を2~4隻配置しているだけです。たまに日本艦が東南アジアに行ってるので戦力を分散させて支援してくれてはいるようですが…。極東の小国同士の小競り合いに興味が無いだけかもしれませんが…。
いずれは超大型戦艦かスーパーキャリアを1隻は自国で建造したいので戦争中ですがドックの拡張は継続しています。装甲や艦船設計の技術は捨てているので空母を作りたい気はしています。今のところ戦艦が居なくても巡洋艦でまともに戦えていますが、ディレクターが出てきて精度が上がり、主砲の口径と門数が増えてくると昼戦で巡洋艦が戦艦を沈めるのは難しくなってきます。そこまでに駆逐艦や空母など戦艦に対抗できる手段を揃えつつ、10in搭載の大型巡洋艦を整備していきたいです。
今回はここまで。


前回:RTW3 中国生存記 1902年
一覧:RTW3 中国生存記
次回:RTW3 中国生存記 1905年